遷延性悲嘆症のための心理療法(PGT)
プログラムの実施方法
このプログラムは、1~2週間に1回、12~16回の面接で終了できるようにプログラムが組まれています。 1回の面接は50~60分間で、次回の面接までの間に宿題をしていただく必要があります。
プログラムの内容
① 悲嘆について理解する
悲嘆と遷延性悲嘆について理解を深めるとともに、治療の流れを把握していただきます。
② 悲嘆を観察する
毎日の悲嘆の強さを0から10のレベルで測り、自分が悲嘆を感じるのはどんなときなのかを観察し記録します。
③ 人生の目標に取り組む
これまでやりたかったのにできなかったことについて考えていただき、 その目標に向かって、時には誰かに助けてもらいながら段階的に挑戦します。
④ 避けていることや活動に取り組む
大切な人の死を思い出してしまうために避けていたもの、状況などの項目を挙げ、 困難な度合いが低いものからに順に取り組みます。
⑤ 死の状況を見直す
死を知った時を思い出し話していただくことで、亡くなったことを受け入れ、 考えられなかった死の状況を考えられるようになります。
⑥ 思い出を大切にし、共有する
思い出の品や写真を持ってきて、シートに従って思い出を話していただき、 その方のそのままの姿をセラピストと共有していくことで、思い出に自由にアクセスできるようになっていきます。
⑦ その方と想像上で会話する
大切な人に聞きたいこと、伝えたいことを伝え、その方がどのように答えるかを想像しながら会話をすることで、 その方とつながっている感覚を感じることができるようになります。
このように、悲嘆と新しい生活に向き合うことを、プログラムを通じてバランスよく取り組んでいくことで、 滞っていた悲嘆が少しずつ進み始めます。
時々悲嘆を脇に置くことができるようになり、生活がしやすくなったと感じられるようになります。
そして、大切な人が遠くに行ってしまったのではなく、 むしろこれまでとは違ったかたちで身近に感じられるようになっていきます。
→研究の終了に伴い、しばらくの間募集を停止させていただいております。
研究の再開につきましては、ホームページ上でお知らせいたします。
参加を希望されている方々にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。
cgtcenter@gmail.com