資格更新制度Updating system
2024年1月に資格更新制度の一部改正を行いました。
「資格更新の方法」をよくご確認の上、申請書類を作成してください。
資格取得・資格更新を受けてから5年後が更新年になります。
個別のご案内はしておりませんので
申請期間及び手続きについては
ホームページをご確認ください。 (更新年をお忘れの方が多いのでご注意ください。)
目次 contents
資格更新の方法
- 血管診療技師(CVT)認定資格は機構規則にもとづき5年で失効するが、資格更新申請者について、
機構において審査を行い、適格と判定したものに更新認定証を交付する。
- 資格更新の条件は下記の4項目を満たす必要がある。
なお、CVTの資格更新であるため、脈管に関する単位申請が必須であり、それ以外の単位は認めない。
【1】日本国における、臨床検査技師・看護師・臨床工学技士・診療放射線技師・准看護師・理学療法士の
いずれかの資格を有していること。
【2】CVT資格取得後、病院・診療所・保健所等において脈管専門医の指示のもと血管診療に
従事していることが望ましい(必須ではない)。
【3】CVTの認定または前回の資格更新を受けてから5年間に、次に定める単位を50単位以上
取得していること。
【4】CVTの認定または前回の資格更新を受けてから5年間に、構成4学会(日本血管外科学会・
日本脈管学会・日本静脈学会・日本動脈硬化学会)のうちいずれかの学会の総会に
1回以上出席していること。
5年毎のクレジット制(50単位以上)となります。
以下の単位数を参考にして更新までに50単位以上を取得してください。
■ 出席について
1)、6)~ 20)に関しては、出席したことを証明する書類(参加証、領収証)の原本またはコピーを添付する。(ただし、返却は行わない)
■ 発表及び論文について
2)~ 5)、21)に関しては、それらを確認できる別刷またはコピーを添える。(ただし、返却は行わない)
1) 構成4学会総会への参加 10単位 【必須】詳細は上記 2.【4】参照 2) 構成4学会総会での発表(筆頭演者) 10単位 3) 構成4学会雑誌への論文掲載(筆頭者) 30単位 4) 構成4学会雑誌への論文掲載(共著者) 5単位 5) 構成4学会雑誌への論文掲載(謝辞) 1単位 6) CVT認定講習会への参加 7単位 ※座学のみ 3単位、実技のみ 4単位 7) 日本血管外科学会地方会への参加 5単位 8) 日本静脈学会支部会への参加 5単位 9) 日本動脈硬化学会教育フォーラムへの参加 4単位 10) 日本動脈硬化学会 診断技術向上セミナーへの参加 4単位 ※2024年1月1日以降の会より適用
※CVT認定講習会と共催の場合は7単位11) 脈管に関する日本医学会分科会総会(地方会は含まない)への参加 3単位 ※2023年12月31日までの会のみ適用
※2024年1月1日以降については更新単位としては認めない。ただし学会が申請した場合に限り20)の扱いとする。12) 脈管に関する国際学会への参加 3単位 13) 弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター講習会への参加 4単位 ※5年間で2回まで更新単位として認める 14) 日本フットケア・足病医学会年次学術集会への参加 5単位 15) 日本フットケア・足病医学会地方会への参加 3単位 16) 日本血管不全学会学術集会への参加 5単位 ※1
※2020年1月1日以降の会より適用17) 日本リンパ浮腫治療学会学術総会への参加 5単位 ※1
※2020年1月1日以降の会より適用18) CVIT(日本心血管インターベンション治療学会学術集会)
JET(Japan Endovascular Treatment Conference)
J-Rescue
への参加3単位 ※2024年1月1日以降の会より適用 19) CVTの会への参加 4単位 ※2 20) 脈管に関連した更新用講習会への参加 2単位 ※1 ※3 ※4
※2023年12月31日までの会は3~5単位
単位数の明記された参加証を要提出21) 6)~20)での血管に関する発表や講師 2単位 ※5
※1 各学会の地方会の参加については 7)8)15)を除きすべて単位申請を認めない。
※2 CVT認定機構が認めた会に限る。1回2時間以上、年(1月~12月の間)2回の開催まで単位付与を認める。
更新はどのCVTの会の参加でもよいが、年2回までを申請可能とする。Web開催可
※3 学会に併設した講習会は単位申請を認めない。ただし、学会に参加しなくても受講できる講習会は
その限りではない。
※4 脈管に関連した内容が講習会の中に1.5時間以上組み込まれていることで認定する
(実質時間で受付時間・休憩時間等は含まない)Web開催可。
※5 発表の単位は、出席の単位に加算される。(一つの会で複数発表しても認定は2単位まで)
- 資格更新を受けようとする者は、申請期間中(資格有効期限の約6カ月前に詳細公示)に下記の書類を提出し、
資格更新審査・認定料を納付しなければならない。
【1】資格更新申請書
【2】業績単位表
【3】業績単位を証明するもの(上記2-【3】参照)
【4】更新審査手数料(5千円)の納付
※【1】と【2】は郵送と電子メール、【3】は郵送のみでの提出を行う。 - 特別な事情(下記参照)の場合には、証明書を添付して更新保留申請をすることができる。保留期間はどのような理由でも1回の申請では1年間の保留まで、数年にわたる場合には毎年保留申請を行う。保留を受けるのは原則2回まで(最長2年)とする。なお、更新保留期間中は血管診療技師(CVT)を呼称することができない。
更新保留申請を受けようとする者は同様の申請期間中に下記を提出しなければならない。
【1】更新保留申請書
【2】更新保留を証明する公的書類(留学証明、出産証明、部署移動証明等)
【3】保留申請手数料3,000円
※「特別な事情」に関する規定
海外留学・在留、長期病気療養、産休、育児休業、家族の介護、大規模災害、血管診療に関わらない業務への異動、進学等、左記のいずれにも該当しない場合には個別に判断される。
- 「血管診療技師(CVT)」の認定をすでに受けている者は、認定期間中の再受験はできない。従って,認定更新条件が満たせないため5年毎の再受験を行い、資格を継続することはできない。
但し、認定期間満了資格失効後,翌年度以降であれば認定試験が受験できる。
(2010年6月18日改正)
(2013年7月1日改正)
(2014年4月18日改正)
(2018年1月5日改正)
(2021年6月2日改正)
(2024年1月9日改正)
更新用講習会・CVTの会
血管診療技師認定試験に合格された方には、5年毎の更新手続きをお願いしています。更新手続きには50単位以上の取得が必要です。下記講習会を受講していただくことにより、所定の単位を取得できます。 このページでは開催予定の講習会をご紹介しています。各講習会の詳細は主催者までお問い合わせください。
日時 |
2025年1月25日 13:00-18:20 |
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会場 | オンライン開催 |
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対象者 | 医師、臨床検査技師、看護師、臨床放射線技師、臨床工学技士 |
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認定単位 | 2単位 |
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講習会費 | 3000円 |
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代表者 | 原田 裕久 先生 |
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目的 | 血管エコーに習熟している医師や技師と、透析にかかわっている医療者の架け橋となり、両者が一同に集まって、それぞれを補完し標準的な検査法が確立できるのではないだろうかとの思いで本研究会は活動を行っています。 |
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内容 | 年1回開催される本研究会は、医師だけでなく、臨床検査技師、看護師、臨床放射線技師、臨床工学技士など多職種が集い、多くのディスカッションがなされています。また、本研究会はまだプローブを持ったことがない初心者の方へのビデオセミナーやハンズオンセミナーを行っており、VAエコーを気軽に始められるきっかけ作りにも取り組んでいます。 | 連絡先 |
〒541-0046 大阪府 大阪市中央区平野町1-8-13 |
日時 |
2025年3月1日 |
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会場 | かでる2・7 820研修室(北海道) |
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対象者 | 医師、臨床検査技師、看護師、診療放射線技師、臨床工学技士 |
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認定単位 | 4単位 |
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講習会費 | 事前登録 2,000円 当日受付 2,500円 |
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代表者 | 菊地 実 先生 |
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目的 | CVTの利点を活かした社会貢献とチーム医療構築のための交流と業務意識向上 |
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内容 | 血管診療に携わる医師ならびにコメディカルスタッフのディスカッションの場を設け、血管診療に関する知識や技術の向上を目的に開催する | 連絡先 |
愛育病院 生理検査室 |
日時 |
2025年4月5日 9:00-18:00 |
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会場 | 奈良県コンベンションセンター(奈良県) |
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対象者 | 医師、看護師、臨床検査技師など |
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認定単位 | 4単位 |
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講習会費 | 医師:6000円 コメディカル:2000円 |
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代表者 | 今井 崇裕 先生 |
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目的 | 静脈領域を専門とする医師・コメディカルを中心に静脈学領域全般に関する研究の推進と知識の普及を目的とする。 |
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内容 | 静脈疾患治療を専門とする医師およびコメディカルスタッフ(看護師、臨床検査技師など)により、静脈疾患における医療の知識と経験、国際的なエビデンスを討議、提供する。後援は「関西CVTの会」 | 連絡先 |
西の京病院 血管外科センター |
講習会主催者の方へ(更新用講習会の認定申請について)
更新用講習会認定申請制度は、血管診療技師の研修と単位取得の機会を多くするために設けたものです。
会を主催される先生は、ぜひ申請していただきますようお願いいたします。 以下の点にご留意ください。
認定単位数について
- 脈管に関連した内容が講習会の中に1.5時間以上組み込まれていることで(受付時間・休憩時間等は含まない)
「2単位」認定します。Web開催可。
認定条件について
- 認定申請には、会の代表者、座長、講師、演者のいずれかに、CVT認定機構の理事または地区担当(代表)医師、もしくは関連4学会いずれかの理事または評議員が含まれ、会の内容がCVT資格更新に相応しいと判断された場合申請可能です。会の世話人あるいは役員に当該医師が所属しているのみでは申請できません。
- 会の名称が血管に関わるものであっても、内容が血管と違った場合は申請できません。
- 当機構で言うところの「血管」とは、臓器外にあると思われる血管のことを指しています。心臓、脳、腹腔内臓器を栄養する血管(冠動脈、頭蓋内動脈、門脈、肝動脈、腎内血管など)は対象外です。
- 実質講習時間を確認するため、プログラム内容およびタイムテーブルがわかる資料を添付してください。
- 必要事項にご記入いただきませんと、審査が遅れる場合や許可できない場合もありますので、正確にご記入ください。
申請期限について
- 申請は開催の2ヶ月前までに行なって下さい。
(認定審査には1か月かかる場合もありますのでご了承下さい。)
下記の申請用フォームより必要事項を記入の上ご送信下さい。
必ずご確認いただき、内容に不備があった場合は、お手数ですがもう一度登録手続きを行ってください。
入力項目や認定について質問のある場合はCVT事務局までメールでお願いします。