ワークショップ


薬剤師は、「くすりの教育者」-小学生に対する薬教育指導者養成ワークショップ(8)-

日時 1日目(9月7日(土)) 10:00~12:00 (予定)
場所 第一薬科大学薬学部 新館4階製剤実習室

趣旨

2013年、インターネットによる一般用医薬品販売を解禁するとの政府見解に対して、日本社会薬学会は反対の立場の意見書を提出した。一般用医薬品は、需要者自らの選択により使用されるものであり、セルフメディケーションの推進には、国民のサポート体制、啓発、薬育が必要であることを表明した。 ワークショップ開催は、学会として単に意見書を提出しただけではなく、一般用医薬品販売制度実施に必須のくすり教育を推進・啓発していく意思を示したものである。 本学会では、学習指導要領に明記されない小学生の「くすり教育」を普及し推進するために、長年、指導者養成に取り組んできた。コロナ禍の中、セルフメディケーションが推進される状況にあって、くすり教育は学校薬剤師、地域連携薬局の薬剤師に留まらず、すべての薬剤師が取り組むべき課題と考える。医薬品を始めとする生命関連物質の適正使用や管理、指導、啓発が法律に明記され、社会的要請でもある。
本ワークショップが、「薬剤師は、くすりの教育者」であることを認識できる機会になることを願っている。

定員

24名 (6名1グループ)

講師

  • 浦田千裕(アイリス薬局北安東店)
  • 加地弘明(就実大学)
  • 北垣邦彦(東京薬科大学)
  • 倉田香織(東京薬科大学)
  • 齋藤百枝美(東京薬科大学)
  • 佐藤弘人(東京薬科大学)
  • 関下禅美(龍生堂薬局)
  • 戸張裕子(東京薬科大学)
  • 宮本法子(東京薬科大学)
  • 山田哲也(東京薬科大学)

内容

  1. くすり教育を取り巻く法的環境(講義)
  2. くすり教育の現状 (講義)
  3. くすり教育の必要性 (講義)
  4. 東京薬科大学のくすり教育実践例
  5. スモールグループディスカッション(SGD)
    テーマ「小学低学年のくすり教育では何を教えるのか?」
    ―45分授業の授業計画を作成してみよう。
  6. 発表
  7. 総合討議
  8. 日本社会薬学会第42年会くすり教育ワークショップ参加証授与
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