第32回 Dysmorphologyの夕べ

テーマ 「Dysmorphology Advanced

 Dysmorphology は、詳細な表現型の把握をもとに個々の奇形の成り立ちと複数の奇形の結びつきを臨床的に認識可能な表現型へと導く診療技術が根幹にあると考えられます。一方で近年の技術革新とともに大量に産出される遺伝子変異やAI 技術がもたらす画像認識の進歩により本分野の診療体系のアップデートも行われつつあります。

 上記背景のもと、今回のプログラムでは、前半にこの分野をリードする小崎健次郎先生より、genomics を強力なパートナーとしてこれからも重要な役割を担うdysmorphology の未来にむけて魅力たっぷりの講演をいただきます。

 後半では、逆行するように見えますが、わが国のdysmorphology の歴史につき、過去の資料や事前に行ったアンケート調査から、皆様と一緒に先人の先生方がいかにこの分野の方向づけを行ってきたのかを少しでも俯瞰できればと思います。巨人の肩の上に立つ、という言葉がありますが改めてこの分野の肩にいたる道のりを共有するという企画です。

今回の夕べに初めて触れる参加者の皆様にも魅力を感じていただければと思っております。

開催概要

日 時 2019年 1月 12日(土) 17:30~18:55
会 場 ウインクあいち 5 階 講演会場(小ホール1)
主 催 日本小児遺伝学会・Dysmorphology の夕べ実行委員会 共催
取得単位 臨床遺伝専門医制度3単位
当番世話人 水野 誠司(愛知県心身障害者コロニー中央病院 小児内科)
実行委員長 清水 健司(埼玉県立小児医療センター 遺伝科)
参加費 無料

プログラム

1 講 演 17:30~18:10

  座長:吉橋 博史(東京都立小児総合医療センター)
  • Dysmorphology の未来:
    変わらぬartの重要性と進化し続けるgenomicsを両輪として
    演者:小崎 健次郎(慶應義塾大学 医学部 臨床遺伝学センター)

2 セッション 18:10~18:55

  進行役:清水 健司  Dysmorphology の夕べ実行委員会合同
  • Dysmorphology の歴史:
    過去の道のりから見えてくること ~資料やアンケート調査を通じて~

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