第31回 Dysmorphologyの夕べ

テーマ 「顔貌所見からの診断アプローチ ~AI vs dysmorphology?~

 小児遺伝学会のバックアップイベントであるDysmorhpologyの夕べですが、本学会のサテライトセミナーとして2006年より10年以上に渡りほぼ毎年開催させていただいております。リピーターの参加者には、恒例のイベントとして認識されている一方で初参加の方も毎年一定の割合を占めており、先天異常症候群における診断実践でもあるDysmorphologyを学ぶ需要は変わらずあるのではと感じております。また近年における人工知能(AI)の医療への参入に伴い、dysmorphologyの分野もAIの利用が欧米を中心に広がってきており、新たな時代における診断技法にも注目する必要があります。
 今回のセミナーでは、実際の診療に役立つという視点で、話題提供をしたいと思います。
 また公開での症例応募はしませんが、教育的な症例を実践的に考えていくセッションを設けます。いつもながら“夕べ”の開催になりますが、軽食を用意しますので、気軽にご参加いただけたら嬉しく思います。

開催概要

日 時 2018年11月23日(金・祝)18:00~20:00
会 場 都市センターホテル 6F「606」(シアター122席)
主 催 日本小児遺伝学会・Dysmorphologyの夕べ実行委員会
参加費 無料
取得単位 臨床遺伝専門医制度3単位
実行委員長 清水 健司(埼玉県立小児医療センター 遺伝科)
代表世話人 吉橋 博史(東京都立小児総合医療センター 臨床遺伝科)

プログラム

総論  座長 二宮 伸介(倉敷中央病院 遺伝子診療部)

  1. 顔貌所見の診かたと考え方  清水 健司(埼玉県立小児医療センター 遺伝科)
  2. 表情からみた診断アプローチ 吉橋 博史(東京都立小児総合医療センター 臨床遺伝科)

各論  座長 小崎 里華(国立成育医療センター 遺伝診療科)

  1. 顔貌の特徴からの診断アプローチ -比較的頻度の高い疾患について-
    二宮 伸介(倉敷中央病院 遺伝子診療部)
  2. 顔貌の特徴からの診断アプローチ -稀な疾患について-
    森貞 直哉(兵庫県立こども病院 臨床遺伝科)

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