ごあいさつ

名古屋市立大学病院では2015年3月より形成外科が新設されました。一言ご挨拶申し上げます。形成外科は、国民がまず受診して治療を受ける基本診療領域の一つです。ただし、他の科と異なり、からだのどこの部分を治療しているか理解しにくいところがあります。

具体的には、大きな柱が4つあり、先天異常、外傷、腫瘍とその再建、美容です。先天異常は、生まれつきの体表面の異常で、唇裂・口蓋裂、副耳・埋没耳、漏斗胸、母指多指症、多合趾症などがあります。外傷は、顔面擦過創、顔面骨折(鼻骨骨折、頬骨骨折、眼窩底骨折など)、手足の切創、下腿の打撲後の血腫、肥厚性瘢痕、真性ケロイドなどを取り扱います。腫瘍とその後再建は、皮膚腫瘍や皮下腫瘍では切除して縫合します。一方で、頭頚部がんや食道がんや乳がんなどでは、機能や形態を回復する再建手術を行います。
さらに、美容外科では、加齢に伴う変化に対して、アンチ・エイジングを目指して手術を行っております。

当科の使命は、皮膚縫合の技術からマイクロサージャリー(顕微鏡下の手術)の技術を応用した専門的な手術を行い、患者さんのQOL(生活の質)を改善する診療に邁進して参ります。

名古屋市立大学形成外科
形成外科 教授

とりやま かずひろ

鳥山 和宏

研修医・学生の皆様へ

当医局へ興味を持ってくれた方向けに医局説明会へのご案内などのお知らせをお送りしております。ご希望の方は以下のフォームよりメッセージをお待ちしております。

名古屋市立大学 形成外科
〒467-8602
愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町川澄1
電話番号:052-858-7514
FAX番号:052-858-7514

※こちらの連絡先は医療相談には対応していません。

研修医・学生の皆様へ

研修医・学生の皆様へ

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