キャンディス 「いいこと、どんな関係にだって、 ときどきは仔猫のひっかき傷みたいなものが必要だわ。 あたしはあなたのことをいつでも手にできる仔犬みたいに思いはじめているけれど、 よくないことよ」 (『ブラッド・ミュージック』、60頁)
ちょっと朝型化計画を建ててみたところ、 昨日の真夜中から今日の昼下がりまで爆睡してしまった。ううむ。
昨日は、夕方に古本屋(コミックショック今出川河原町店)に寄って、 ついでにイズミヤにも寄って野菜を仕入れ、下宿に戻って仮眠。
夕ごはんは、厚揚げのステーキ、もろきゅう、 なすのバター炒め、など。
んで、今日は昼下がりに起きて、そうめんを食べて研究室へ。
倫理学入門読書会の担当分を訳してから、喫茶店で一息。 これからベンタムの勉強。
上の引用(『ブラッド・ミュージック』)に関してメイルをいただく。 「よくないことよ」っていうのはいつの時代の言葉なのかを尋ねるメイルだ。
おそらく、 「よくないことよ」に見られる「〜ことよ」や「〜ってよ」というのは、 明治の終わりごろから出てきた女学生言葉なのではないだろうか。 たしか漱石の『三四郎』か『こころ』なんかにも これと同じような言い回しがあったような気がする。 個人的には古風な感じがして好きだが…。
昨夜は下宿に真夜中ごろに戻ったが、 同居者が友人をぞろぞろ連れてきて2階で宴会を始めたので、 悲惨なことに。 なぜだか知らないがびょんびょん飛び跳ねている奴がいて、 1階にいて怖かった。死ね、酔っぱらい。
ラーメンと4回生の某S君からもらったトマトなどを食べてから さっさとふとんに入ったが、 本を読んだりして、結局寝たのは早朝だった。 朝方化計画はあきらめて昼型化計画に移行しよう。
お昼に起きて入浴。 喫茶店で少年誌を読んで生協(ルネ)に寄って研究室。
昨日はとっとと下宿に戻って本を読んでいた。 玄関の電球が切れていたので、 帰る途中ディスカウント・ストアで電球を買っていったら、 みごと違うサイズのものを購入してしまった。つかん。
夕ごはんはそうめん、なすのバター炒めなど。 ワンパターンな食生活。 某先輩に新しいレシピを教えていただいたので、 そろそろまた別の料理も覚えなくては。
それで夜中に寝たが、結局起きたのはお昼。 ちょっと勉強して下宿を出て、喫茶店に寄ってから研究室へ。
先日の夜、寝れなかったので腕立て伏せやら腹筋やらスクワットやらをしたのだが、 それ以来、ふとももと腕と胸が筋肉痛。 腕が特にひどくて、次の日に腕立て伏せをすると、上半身全体が痛くて、 連続して5回とできない身体になっている。悲惨。ちょっと鍛えないと。
今日の朝日新聞によると、 イギリスではすでに妊婦の3人に2人が出生前診断をしているらしい。 韓国では2人に1人とか。 また、京都新聞によると、 ハワイ大でマウスの体細胞クローンが成功しているらしい。 う〜ん、SFというか生命倫理というか。 こういうこともよく勉強しないとなあ。
それと、先日の新聞では、 パプアニューギニアで津波が起こってすでに1500人以上も人が死んでるらしい。 ものすごい惨事だと思うけど、倫理学研究室ではそれほど問題になっていないし、 新聞でもその後はそれほど取りざたされていない。 そんなもんなのか?
倫理学入門読書会(「主観主義」その3)終わり。 腹減った。
読書会の後、久しぶりに皆でお好み焼きを食べに行く。 出生前診断の話などで盛り上がる。
ベンタム読書会終わり。
生協で修論用にルーズリーフ用ファイルを購入。勉強せねば。 ついでに、ゴキブリ対策用に、ほう酸ダンゴなども購入。
昨日は真夜中に下宿に戻り、 そうめんを食べシャワーを浴びてからふとんに入ったが、 結局早朝まで眠れなかった。ううむ。
これからロック読書会。忙しい。
そういえば、下宿のそばの喫茶店(夜にはスナックになるらしい)の表に、 「お昼のランチ」という看板が出ているが、 この店は、「朝のランチ」とか「夜のランチ」とかも出しているのだろうか。
ロック読書会終わり。
昨日は、ロック読書会の後、とっとと下宿に戻る。
それから夕ごはん。 また厚揚げのステーキ(おいしい)、そうめん、なすのバター炒めなど。 昨夜は少し寒かったせいか、お腹を壊してしまう。
少しベンタムの勉強して、寝る。またお昼過ぎまで寝てしまう。 毎日10時間ぐらい寝ている。それでいいのかっ。
それで起きてからまたベンタムの勉強をして、 夕方からロック読書会があったので研究室に。 この読書会、明日もやるらしい。ううむ。
読書会の後、 加藤先生に頼まれたので、 「 卵子提供と倫理問題」という論文をHTML化して、 それから急いでバンドの練習に。
ときどき下宿に寝泊りしている能楽師な人に、 「丹羽」と「丹後」の違いを教えてもらう。 合宿で行ったのは丹後半島の丹後で、 丹羽というのは兵庫県にあるらしい。 ううむ、無知。
某定食屋で夕食。 自転車がパンクしていることに気付く。つかん。 ついでに某古本屋に寄る。
いつだったかずいぶん前に、 論文は対話的なものがおもしろいんじゃないか、 などと書いた気がするが、 最近は、論文は裁判とよく似ていると思うようになった。
というのは、ぼくが思うにちゃんとした論文っていうのは、 先行する(有名な)論文の中のある主張に対し異議申立てをして、 自分の主張が最終的に勝利するように、 相手の再反論も予想しながら、 手を変え品を変え、 議論を上手に組み立てていくものだからだ。 とすれば、これは、 ちょうど(アメリカやイギリスの映画に出てくるような) 法廷弁護士のやることようではないか、と思ったんだけど、どうかなあ。
ベンタムのお勉強。
昨夜は真夜中に下宿に戻って、 古典論理学の勉強を少しして、 明け方に就寝。お昼過ぎに起きる。 そうめんを食べてから研究室に。
ロック読書会終わり。 某餃子屋でしそ餃子定食を食べてくる。 ますます非ベジタリアン化してるな。
もうすぐ東京で開かれる研究会で某氏の書評をするために、 せっせとベンタムの勉強。
うわ、「丹羽」じゃなくて「丹波」か。
許してください、悪いのはぼくじゃなくてskkです。
skkのやつがやったんです。
(注: skk=UNIX上の日本語変換ソフト)
♪SKK took my baby away〜♪
ぼくと同様に今年修論を書く予定の 某君 が山で還らぬ人となってくれれば…などとひそかに考えたりするおれは、 やはり邪まなんだろうか。うひひひひ。 き、気をつけていってらっしゃいませ。
夜明け過ぎから寝て、昼下がりに起きる。 研究室に来るまえに自転車屋さんに寄ってパンクの修理をしてもらう。
そうです。あなたのおっしゃるとおり、『某・某・某』は、 某大学の某氏の本のことです。 でも買ってしまったものは仕方がないので、 もし読まれる場合は、 最近出た岩波の『哲学・思想辞典』の項目と同様、 従来の(そして現在の英米研究者の)ベンタム解釈とはかなり異なるものですので、 その点に留意してお読み下さい。 そして、内容が理解できたらぼくに教えてください。
ベンタムの勉強。
昨日はスーパーに寄ってから下宿に戻り、 夕ごはん。 厚揚げのステーキ、(豆腐、じゃがいも入り)野菜炒めなど。 作りすぎて残ってしまう。 食後はわらびもち。
それから論理学の勉強をして、 いろいろしていると、結局寝たのは早朝。 お昼前になると二階は屋根に当たる太陽光のせいでかなり暑くなるので、 ふとんを1階に降ろして昼下がりまで寝てしまった。
起きてからまた論理学の勉強をして、 シャワーを浴びて下宿を出る。 この時点でもう宵。
研究室に来る前に喫茶店に寄ってジャンプを読んできた。
研究室に来てから、倫理学入門読書会の担当分の翻訳など。 すっかり忘れてた。さあ、これからベンタムの勉強をしないと。
延々とベンタムの勉強。
昨日は下宿に戻ったあと、 ラーメンやらもろきゅうやらを食べて、 ふとんに入ったが、 論理学の本を最後まで読んだり、 オーウェルの『1984』を真ん中あたりまで読み進めたりして(おもしろくなってきた)、 結局早朝まで起きていたが、 なんとか午前中に起きて(喫茶店に寄ってから)研究室に。
学割申請。明日午後に取りに行くこと。
おじさん「しかし、「青酸カレー」っていうのは、なんですな、その、 愉快犯ならユーモアのセンスがあるというか、その」
わかもの「もうネタが古いっすよ」
おじさん「いや、すまんです。 そういえば、その、サンデーの『ゲイン』が打ち切られてしまいましたな。 けっこう好きだったんですけどな。」
わかもの「だれも知らないっすよ」
おじさん「いや、すまんです」
ベンタムの勉強。
おじさん「うう。ダブルプラス眠たいですナ」
わかもの「お、オーウェルのニュースピークっすネ。 ダブルシンクダブルシンク」
おじさん「あの、ほら、ソレ、今日は土用の丑の日ですナ」
わかもの「ぼくうなぎ丼食べちゃいましたヨ。プラスグッドプラスグッド」
おじさん「あれ、君は、ベジタリアンだったんじゃア」
わかもの「ダブルシンクダブルシンク」
わかもの「おじさんおじさん」
おじさん「はっ。ちょっとうたたねしてました。 それにしても「うたた」ってのはなんなんですかネ?」
わかもの「う〜うたたっ。 う〜、うたたたたたたぁってやつじゃないスか? 『北斗の拳』思いだしたっス」
おじさん「そういえば、ほら、ソレ、今日は土用の丑の日ですナ」
わかもの「その話はさっきしたっすヨ」
おじさん「ダブルシンクダブルシンク」
これから倫理学入門読書会。
倫理学入門読書会(「相対主義」その1)終わり。 来週は6時から延々とやるらしい(第9段落から最後まで)。
昨日は、夜に下宿に戻って、夕ごはん。 また野菜炒め。食後にローソンで買ったアイス。
それからシャワーを浴びて寝た。 かなり早くに寝たが、 疲れていたのか、起きたのは結局昼下がり。 ばかばかばか。
シリアルを食べつつ『モラル・アポリア』なんかを読んでから、 喫茶店に寄った後、研究室へ。
某古本屋に寄ってから、 某スパゲティ屋で夕ごはん。 その後ついゲーセンに行ってしまう。 格闘物に手を出してみるが、 技を覚えられない。 ゲーセンに足繁く通うつもりじゃない限り、 ああいうのをやっても無駄だな。
これから某レジメを作るつもり。
ちょっと気分が悪い。昨夜扇風機をつけっぱなしで寝たせいか。
レジメを書き始める。 これまでで最も痛烈なものを書くつもりだが、 ひょっとすると東京から無事に帰ってこれないかも知れない。 以下はその冒頭。
最初に結論を言ってしまえば、この本はトンデモ本である。念のため「トンデ モ本」を知らない方のために説明しておくと、「トンデモ本」とは、「著者が 意図したものとは異なる視点から読んで楽しめるもの」であり、すなわち「著 者の大ボケや、無知、カン違い、妄想などにより、常識とはかけ離れたおかし な内容になってしまった本のこと」である(と学会編、『トンデモ本の世界』、 洋泉社、1995年、2頁)。たしかに、この本を読んで楽しめるかどうかは読む人 次第のところがあるが、しかしながら「大ボケ、無知、カン違い」は間違いな く多々存在する。
そこでこの主張を裏づけるために、本稿ではこの本の「序」および第一章を検 討してみたいと思う。そして本稿を読んだ方がわたしの意見に納得しないので あれば、学問的関心を持ってこの本を最後まで読んでいただけば良いし、また わたしの主張に納得して、この本が「トンデモ本」であることを認めた場合で も、学問的関心以外の関心を持ってこの本を最後まで読んでいただけば良い。
うう。頭痛がする。疲れた。
あ〜、よく寝た(ソファで)。
喫茶店でモーニングを食べてから、再びベンタムの勉強。
わかもの「ほら、おじさん、出番っすヨ」
おじさん「ん、ああ、あの、ソノ、なんですナ。 今日なんかもう梅雨が明けた感じがしますが、 あの、なンとか宣言っていうのはまだ出てないンですかナ」
わかもの「…ポツダム?」
おじさん「ダブルシンクダブルシンク」
(注: オンラインの新聞で見ると、 やはり気象庁は今日、東海・近畿・中国地方の梅雨明けを発表していた)
銀行に家賃を振り込みに行く。 そのついでに今出川河原町のコミックショックに。 ミスタードーナツでお昼を買って研究室に戻る。
研究室に戻ってくると、 当局の手によってレジメを検閲される。 といっても、パターナリスティックな検閲 (すなわち、ぼくの身の上を案じてのこと)だけど。