ここアテナイでは、各個人は自分自身の事柄に関心を持つだけではなく、 国家の事柄にも同様に関心を持っている。 大方はみずからの事業に忙殺されている者でさえ、 政治全般にきわめて通暁している。 ----これこそが私たちアテナイ人の特性なのだ。 私たちは、政治に関心を持たない者のことを、 自分のことで頭がいっぱいになっている、とは言わない。 そういう者はここアテナイでは役立たずだ、と言うのである。
---ペリクレス
わが同胞のアメリカ人たちよ、 国家は自分のために何をしてくれるのかと尋ねるな。 自分は国家のために何をできるのかと尋ねるがよい。
わが同胞の世界の市民たちよ、 アメリカは自分のために何をしてくれるのかと尋ねるな。 われわれは人類の自由のために一緒に何をできるのかと尋ねるがよい。---ジョン・F・ケネディ
「僕は民主的だよ。物事を決めるときには必ず人に相談することにしている。」
---渡辺恒雄、朝日新聞2011年11月28日朝刊より
少しだけ早めに起床。少し某翻訳。朝食、朝刊、髭剃り。師走。
朝、娘は某妻に任せて、大学へ。朝から某会議。
研究室に戻ってきてから某相談。それから雑用。
お昼すぎ、某コレクションで昼食。昼下がりまで少し某予習。
夕方、某医学部の某先生たちと週末の某学会の相談。勉強になる。
夜、娘を保育園に迎えに行き、帰宅して夕食。 たまっていたメールを片付ける作業。
夜中、娘と風呂。もう寝ないと。
定時起床。シャワー、朝食。
朝、しばらく用事をしてから某学会へ。午前中のセッションを聞く。某名誉教 授の講演も久しぶりに聞く。
お昼は某氏らと酸辣麺。
お昼すぎ、総会に出席。以前指導していた某君が若手奨励賞を受賞。めでたい。
昼下がり、ホテルに戻って某講義の準備。かなりやばいことに気付き、結局そ のまま学会には戻らず。後で送ってもらったスーツケースが届いていた。
夜、某氏らと本三駅前で少し夕食。夜中にホテルに戻ってきて、深夜まで某講 義の準備。加湿器を借りたおかげで快適になった。
少し遅めに起床。ゴミ出し、朝食、朝刊、シャワー。
午前中は娘を連れて公園へ。途中、小雨が降ってきたので帰宅。その後、本格 的な雨になる。
昼食後、ひさしぶりに整体へ。そのあと、娘と一緒に昼寝。
夕方、娘の相手。
夜、夕食。その後、娘を風呂に入れ、食器を洗う。
夜中、娘を寝かしつけるのに手こずる。もうすぐ寝よう。
定時起床。ゴミ出し、髭剃り、朝食。小雨 。
娘を保育園まで送って、地下鉄で本郷三丁目。まっすぐ研究室へ行き、昼下が りまで雑用と授業の準備。
ラーメン屋で遅めの昼食。それから事務室でしばらく雑用。
夕方、某ミーティングに出席。某国際会議の準備。
夜、プールで30分弱泳ぐ。それから地下鉄で帰宅し、夕食。
妻が新しくソニーのVAIO Zを買ったので、そのセットアップ。その途中、液 晶に問題があることに気づき、初期不良で交換になることが予想されたため、 そこでセットアップを中止する。時間の無駄。
夜中、これから娘と風呂に入り、食器を洗って寝る予定。今日は良くもなく悪 くもない普通の一日だった。
12月。定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食。
朝、調子が今ひとつだったので、少し遅めに出勤。午前中は雑用。
お昼から某会議に出席。遅めに昼食。ウィルコムで「誰とでも定額」が 全国的に始まったことを知る。
昼下がり、某雑用。少し読書。夕方まで。
夜、帰宅して夕食。新聞。少し読書。
夜中、眠くてソファに寝転がりながら雑用。
真夜中、食器を洗う。帰宅したら中々勉強できない。 早めに寝よう。
今自宅で使っているLet's Noteを買ってから丸4年のようだ。 XPでそれほど速度に不満はないし、よく使えている。
今日は『自由論』を少し読んでいたが、 2001年にも同じ箇所を読んでいるな。 すっかり忘れていた。1998年には 学振の面接に行ってるな。がんばれ、昔のオレ(と、応援してみる)。
朝、少し遅めに起床。シャワー、朝食。
大学へ。研究室に行く前に、情報学環で過去の新聞を調べてコピーする作業。
それから午前中は雑用。
お昼、某ランチョンセミナー。新聞データベースを使って「体外受精」や 「和田心臓移植」の記事を調べて発表。
お昼すぎから昼下がりまで、某先生と某相談。
昼下がりから夕方まで、某ミーティング。
夕方、一瞬寝袋。それからいろいろ雑用をして、少し功利主義アワー。
夜、書籍部で週刊アスキーを買って帰宅。夕食。新聞。
夜中、少しソファで寝てから皿洗い。
真夜中、二階の勉強部屋で功利主義アワー。もう12月に入ってしまった。 がんばれ。
朝、早起き。シャワー、朝食。 午前中は某妻に付き合って所用で出かける。電車の車内で朝刊を読む。
お昼に大学へ。某氏と蕎麦を食べたあと、お昼すぎから夕方まで某講義の予行演習。
夕方、テープ起こしの編集作業を終えてメールで発送。 そのあと、夜まで某先生らと某打ち合わせ。
夜、プールに行こうと思ったが、メールなどを書いていると時間切れ。地下鉄で帰宅。
少し遅目に夕食。そのあと、夕刊を読んでからソファで少し寝る。
夜中、食器を洗ったあと、二階の勉強部屋で経済学について少し勉強。もう寝ないと。
朝、ゴミ出ししたあと、二度寝。お昼前に起きる。シャワーを浴びて、 お昼はパスタ。『現代用語の基礎知識2008』の見本が届く。
「学部の壁をぶっこわせ」。小さな研究所を作ることでも、 一定の学際的空間を作ることはできる。 しかし、総合大学における学際性を言うなら、 学部の壁を壊す必要がある。現在の「総合大学」は、 学部同士の緩い連合体というか連邦国家のようなものだから、 本当の学際的な空間にするには、どうにかして学部制度を改変する必要がある。 のかもしれない。メモ。
昼下がりに自宅を出て、神保町に移動。 喫茶店に籠もって合評会の本を急いで読む。 考えさせられることが多く、たいへんおもしろい。
夕方、某研究会に出席。少しコメント。たいへん勉強になる。
飲み会には出ないつもりだったが、遠方から某氏が来ていたこともあり、 付き合うことに。ビールを飲みながらいろいろ話を伺う。
一次会終了後、帰宅。昨日、某新聞社に送ったファイルが全然違うもの だったことがわかり、急いで正しい方のファイルを送る。先日も同じ誤ちを 犯したところだったので、深く反省すべし。 ファイル名を工夫するなど、重々気をつけること。
金のかかる教育を何年も受け
本と希望は車一台分にもなった
シェークスピアの専門家ってのはちょっとしたもんさ
けど、世の中は思ってたほど学者を必要としてないんだ---Jamie Cullum, Twentysomething
日本のポスドク問題にも当てはまる歌詞だな…。
新聞。
先月は黒字だったので、日本赤十字社に少し寄付(日赤に寄付するのは初めて。 ネットでクレジットカード決済できるようになっていたので)。
高田馬場に行くためのタクシー代がバカにならない(往復で4000円弱)。 なるべく電車かバスで行くこと。
寝不足。早起きして非常勤の準備。 なんとかぎりぎりに準備を終え、飯田橋へ。 授業はつつがなく終わる。生活習慣病。
飯田橋でカレーを食べてから大学へ。 住所変更届を出してから、 夕方まで某テキストの相談。
そのあと、 新しいノートパソコン(Panasonic CF-R5KWPAXC)のセッティング。 全体的に小さい分、キーボードのピッチが少し狭いため、 慣れるまで打ち間違いそうだ。
夜は鍋。寒くなってきた。
寝不足なので今日は早く寝よう。
今日のニュース
早起きするつもりがたっぷり寝てしまう。
ポストに不在届が入っていたので、郵便局に取りに行く。 Jonathan Baron, Judgment Misguided (1998). 道徳心理学関係の本だが、一見すると倫理学の本と変わらない。 おもしろそうなので読んでみよう。
お昼は同僚の某氏と蕎麦。ふろふき大根も食べる。
昼下がり、某教授と某論文について相談。
今日から新しい同僚の方が教室に着任。
夕方、某院生の指導を少ししたあと、 某授業に参加。インフォームド・コンセント。いつも勉強になる。
そのあと、同僚や院生の方とお好み焼きともんじゃ焼きを食べる。 焼酎一杯。
家計簿をじっと眺める。 なかなかお金が貯まらないなあと思っていたら、 ボーナス月以外はほとんど収支が赤になっている。 いかん。ネットで古本やCDを買うのを控えよう。 とりあえず、来月は黒を目指そう (今月はすでにカードの支払いが多いので、もう無理そう)。 あ、「毎月の収支を黒にする」を来年の抱負の一つにしよう。
しばらくうだうだと逃避したあと、 ようやくメタ倫理学の勉強。 相対主義。 よくわからんから、うまくまとめられていない。 相対主義に対する批判はminuteなのでなかなか捕みにくく、 また一度捕まえたと思っても、手をするりと抜けてしまうようだ。 そういう意味では、心理的快楽説とよく似ている。
今日のニュース
ひっ、12月。
君のように急いでいたときもあった
私も君のようだった
自分の意見を主張しなければならなかったときもあった
私も君のようだった
君に嫌な思いをさせたいわけじゃない
ただ気楽になってほしいだけ
ねえ、穏やかな気持ちになったことはないかい?
心からの慰めを見つけようとしたことは?
自分の歌を聞くだけで幸せになったことは?
他の人に道を譲ったことは?
君のように頭は雲の上で走り回っていたこともあった
私も君のようだった
ゆったり寝そべり、靴を脱ぎ捨て、目を閉じる…なんて時間はなかった
私も君のようだった
君を理解するのは難しいことじゃない
君には誰か手を握ってくれる人が必要なんだ
ねえ、穏やかな気持ちになったことはないかい?
心からの慰めを見つけようとしたことは?
自分の歌を聞くだけで幸せになったことは?
他の人に道を譲ったことは?
Sung by Olivia Newton-John
リベラリズム。デモクラシー。世論。コモンモラリティ。
朝起きてちょっと勉強したあと、大学へ。朝の勉強会。
師走。長かった一年も、あと一ヶ月。
ひさしぶりに風呂に入る。 いや、毎日シャワーは浴びてますが。
日記の整理。明らかに逃避している。 がんばれ、プロメテウス。
う〜ん、ぜんぜん書けてない…。やばい。
なんとか起きる。今日も雨模様の空。
朝食。パンとコーヒーとブロッコリ。 洗濯もしたので干してから大学に行こう。 大学では午前中に雑用を終わらせて、 徹夜してでも論文を書かねば。
バスと電車を乗り継いで、お昼前に大学に来る。 やっと雑用が終わったので、お昼を食べたら論文を書こう。
お昼は、今日から値上りした某弁当屋の鮭弁当。 米不作と牛肉の値上がりのせいだそうだ。
関西圏に続き、 東京でもビッグイシューが販売されることになったそうだ。 まず新宿西口のあたりで試験的に販売されるらしい。定価200円で、 110円は販売員のホームレスの人のものになるという仕組み。 新宿にはあんまり行かないが、見かけたら買うことにしよう。
「どうもまだイラクは戦争状態のようだな。 ブシュが戦争終結を宣言していたが、 あれは間違いだろう」
「テロが散発的に起きていることになってますけど、 たしかに平和な状況とは言えなさそうですね。 自衛隊はどうすべきなんでしょう」
「そりゃ、国際社会の手前もあるし、送らないわけにはいかないだろう。 国益か自衛隊員の命かどちらが大切か、 なんて議論がメディアでなされているようだが、 もっと大きな視野で見れば、 イタリア人やアメリカ人の兵士の命を犠牲にして自衛隊員の命を守るのが 正しいのかどうか、という問題だろう」
「しかし、この戦争には大義はないから、 自衛隊を送る必要はないという人もいるんじゃないですか」
「しかし、もう日本はこの戦争に片足以上突っこんでるわけだから、 ここでお金は払うけど日本人が犠牲になると困るので送りませんというわけには いかんだろう。外務省の役人も行ってるのに、 それを守る人間が行かないというのはおかしい」
「しかし、法律が…」
「ええい、そんな悪法はさっさと改正して、ちゃんと部隊を派遣できるようにしろ」
「たしかにそうですね。 今回の外務省の役人の死によって、慎重論も出ているようですが、 日本の世論を変えるきっかけになるかもしれません」
「ひょっとするともう何人か死なないと世論は動きださんかもしれんがな」
「話は変わりますが、言葉の問題というのは本当に戦争において顕著になりますね。 『占領軍』か『解放軍』かというのはもうあまり取りざたされませんが、 『テロ活動』か『解放運動』かというのはまだ問題になっていますね」
「そうだな。テロリストと言えば、問答無用に悪で、 ゴキブリのように徹底的に殲滅されるべき人々ということになるが、 解放運動と言えば圧政に対する正当な反抗ということになるからな」
「心配なのは、テロリストというレッテルに慣れることによって、 人々が『なぜ一部のイラク人は「解放軍」に対して反抗しているのだろう』 という疑問を抱かなくなることです。何かゴキブリのような悪しき存在が、 無目的に人々を殺戮しているという風に理解すると、本当にマニ教か何かの 善悪二元論になってしまいますからね」
「そう。しかも、『「解放軍」に抵抗している人々にもそれなりの理由があるはずだ』 と言うと、『きっ、きみはテロリストに味方する気か。け、けしからん、 非国民だ。アカだ、KGBのまわし者だろうっ』と決めつけられて抑圧されることに なりかねん。『テロリスト』のように道徳的にoverloadされた言葉は できれば使うべきではないだろう」
食後で眠いので、散歩がてら雨のなか傘を差して総合図書館に行く。 が、図書館カードの入った財布を忘れて来たことに気付き、すごすご戻ってくる。 歩いている途中、 《「財布を忘れて、愉快なサザエさん」というのがあるが、 もちろんサザエさんは不愉快なわけで、 愉快なのはそのまわりの人間だけだ》などと考えていたら不思議と愉快になる。
暗くなるのが早い。
目が疲れている。早く大きなモニタを使うようにせねば。
ちょっと仮眠する。
勉強中。
再び図書館へ。総合図書館をまともに利用するのは今回が初めて。 本がたくさんあって感激する。 とくに、堅い表紙の岩波文庫が並んでいるところがいい。 バーコードが付いている本に関しては自分で借りられるのもいい。 もっと図書館を利用するようにしようと誓ってから退館する。
徹夜することを考えて閉店まぎわの購買部で買い込みをする。 なんだか学生時代に 戻ったみたいだな。
メモ。某弁当屋のフライ物を食べると、油がよほど悪いのか、 食べたあと6時間ほど経ってもまだ気持ちが悪い。 今後はあそこのフライ物はかならず残すようにしよう。
勉強勉強。
一休み。購買部で買ってきた弁当をレンジで温めて食べる。
勉強。まだ終わっていないが、やっぱり帰ることにした。 早く近くに引越してこないと。
やっと帰宅。夜中の電車はよっぱらいが多くてかなわん。
台風が来ているらしく、風が強い。少し飛ばされる。
さっき東京から帰ってきた。
金曜日、東京着。土曜日、某大学で開かれた分配的正義の研究会に出席、 夜『ハリーポッターと秘密の部屋』を観る(B-)。 日曜日、同じ研究会に出席。夜、新横浜から京都へ。
明日の授業の準備をせねばやばい。あ、今日は世界エイズデーか。
そういえば、金曜日には懸案の年金(去年貯めてた分)の支払いもした。 あらゆる傾向性(Neigung)は払わないことを欲していたが、 義務に対する尊敬から支払っておいた。 いや、カントに対する尊敬と言うべきか。
机に向かっている時間…7.0hr
今日の勉強時間…7.0hr
マルクス係数…0
ドロのように眠る。
あ、研究室の連中もウイルスにやられた模様。 某師匠も書かれていたように先日からやたらとウイルスメイルがやってくるが、 Al-mailを使っているので大丈夫。Al-mail万歳。
ひさしぶりにUNIXをいじり、メイリングリストを作ってみる。 使い方をすっかり忘れていたのでやたらと時間がかかった。
うどん。
寒くてキーボードを打つ手がかじかむ。
寒い。
そういえば、昨日某育英会に就職免除届を書留で送っておいた。
ある27才男性の独り言: 「ジョージ・ハリソンがビートルズを脱退したとき、27才。 一郎、27才。 おれ、27才。 …。……。………。 いいんだ、おれ、大器晩成型だから」
少し寝る。 起きてからニュースやビデオクリップを見ていると、 ジョージ・ハリソンの死が徐々に身に染みて感じられてくる。 再度合掌。
ポール・マッカートニーは一緒に曲を作ったジョン・レノンを失くし、 愛妻のリンダ・マッカートニーも亡くなり、 さらに親友のジョージ・ハリソンまで失なってしまった。 まあ60年も生きていればそういうことになるんだろうけど、 悲しいだろうなあ。 ハリエット・テイラーを失ったミルも晩年は辛かったにちがいない。 「好きな人が生きているというのはすばらしいことだ」 という言葉をしみじみと理解。え、誰がそんなこと言ったんだって? いや、今作ってみたんだけど…。
第二回自由主義読書会。『自由論』第四章、第五章。 現行の反感・共感の原理ではなく、 危害という基準で個人が自由にやっていいことと悪いことの境界線を定めるべきだ、 という話と、その適用例として、酒や毒の販売、 結婚や親の子に対する教育義務などについての議論。 次からはしばらく『ミル「自由論」再読』を読み進める予定。
死ぬ者あれば生まれる者あり。 どこかで女子が生まれたらしい。
読書会後、爆睡。買物に行けず。
危うく銭湯にも行きそこねるが、 なんとか間に合う。 今回は水風呂にも足を入れてみた(ヒザまで)。
風邪気味。やばい。
西洋の民主主義理論の展開について半日勉強。
民主主義を正当化する理論はいろいろあるようだが、 まあ今のところ、 「なんで民主主義が他の政体より望ましいんですか」 と訊かれたら、 「布施院みたいなバカ殿に支配されるのはかなわんから」 と答えると思う。
けど、日本も今バカ殿に支配されているではないか、 と反論する人があるかもしれない。 ほんとかどうか知らないが、たとえそうだとしても、 日本はすばらしい民主主義国家なので、 そのうちちゃんと交代してくれるだろう。 とはいえ、次の殿様がより賢明だという保証はどこにもないが。
某所に行き、『静かなるドン』第2巻、 第11〜20巻を購入してしまう。う。いいのかこんなことしてて。 マンガの単行本を買うなんてすごい久しぶりだぞ。いいのか。 ま、とにかく読むべし。
も買う。
11冊のマンガを4時間半ほどかかって読み終わる。バカだバカ。
某電話によって起こされる。 3時間半寝たで起きることができたのは幸いだが、 午後に眠くなりそうだ。
午前中は某作業に従事。
某喫茶店でミックスサンドのセット。サンデー、マガジン。
3コマ目の応用倫理学の授業は出ずに、BMORの予習。すいません。 読書会はさっき終わった。ようやくWollaston終了。 次回からハチソン。
それから某教授のところに行って某論文集の話を進める。
現在もちょっと某臨時バイトをしているのだが、 それとは別に某バイトをすることになりそうな気配だ。
某学振成金予定者の手伝いを少しする。
某所で夕食。白身魚タルタルフライ定食。まずい。スペリオール。
それから研究室に戻り、眠かったがBMORのまとめをする。 ちょっと風邪ぎみ。養生せねば。
しかし、今日明日中に科哲のレポートを書かねばならないのであった。 一寸先は地獄。つぎぃ。
今日やったこと
今日は何の日面接の日。
はい。東京のこだまです。
現在、わたくしは麹町のとある喫茶店におります。 麹町といえば、あの腐敗の進んでいる永田町の近くであります。 いえ、ここまでは臭ってきませんです。はい。
現在、わたくしは就職活動1日目のような格好をしております。 白のワイシャツに紺のスーツ、黒の革靴といういでたちであります。はい。
先日、スーツという概念にもさらに、 三つボタンや、ダブルなどという下位概念があることを学びましたが、 そうした分類に基づくと、 これは二つボタンのシングルということになるかと思われます。はい。
後30分もすれば受付に行かなければいけません。はい。 質疑応答の準備があまりできてませんが、 勇気という徳を中庸程度に発揮して、 がんばろうと思っています。はい。 早口にならないように注意したいと思います。はい。
東京のこだまでした。はい。
・夕方から家で電気羊を読みつつ寝る。夜中に起きてまた電気羊を読む。
・めでたく読了してから、近く の定食屋に行く。夜の12時までやっている所で、いつも混んでいるようなので 敬遠していたが、閉店まぎわで割と空いていたので入ってみる。
・テレビの載っている棚には「棚に頭をぶつけないで下さい」という貼り 紙がしてある。どうやら客の頭よりも棚の方が大事なようだ。客の頭よりもテ レビを置くための棚の方が。
・モーニングがあったので久しぶりに読む。『えの素』の第一巻がすでに 出ているらしい。明日一番に買うべし。
・反-死刑廃止論を少々勉強。「誤判可能性を根拠とする死刑廃止論(団藤 氏のタイプ)」の論駁に関しては大体議論の筋道が立ったのだが、まだ書き出 せないでいる。といっても、実際に書き出すと色々と粗が出て来るかもしれな い。
・もうそろそろ夜が明けるので、日の出前に下宿に戻ることにする。
・あっ、たった今コップを一つ割っちゃいました。ごめんなさい。…っていっ ても、一体誰にあやまるべきなんだろう?
・寝坊。会議に出なくてごめんなさい(→○しむらさん)。しかし、こうい う研究室の仕事をだれがやるのか、というのは問題だよな。
・もしかしたら「助手」という人種(倫理学研究室ではすでに絶滅)が本来 この手の仕事を天職とする人々なのかも知れない(あるいはそうではないのか も知れない)が、あいにく倫理学研究室にはいない。
・そこで、いきおい「研究室によくいる人種」がこの手の仕事をやること になる。この人種は本性的に(本能的に、と言い換えてもよい)研究室によくい るから、仕事を頼む人も(必然性はないにせよ)自然とこの人種に仕事を頼むわ けだ。また、床が汚い、置きっぱなしのコップがある、というのも(必然性は ないにせよ)自然と彼らの目に付くので、内的な衝動から掃除したり片付けた りせざるを得なくなる。
・といっても、ぼくは割とそういった内的な衝動を感じないので、めった に片付けをしないし、仕事を頼まれてもそれほど難儀なものでない限り、いや ではない(ただし、履行しようという内的な衝動もそれほど感じない)、という ことは明記すべきであろう。
・とはいえ、やはりこの手の仕事は「研究室によくいる人種」がやるのが 穏当なのであろう。「研究室に属する人間はみんな平等に仕事をやるべきだ」 などといって、春の新歓コンパに顔を出したっきりような人に電話をかけて仕 事を頼む、などというのも効率が悪いし、頼まれた側も不当な仕事を押しつけ られたという感情(と殺意)を抱くであろう。結局のところ、「気づいた人がや る」という原則がもっとも波風の立たないものであり、よく研究室にいる人種 がよく気づく人なのである。
・ただ、少し心配なのは、義務感と責任感に満ち溢れる人間がすべて研究 室から出て行った後のことである。すなわち、「研究室によくいる人種」がい なくなるか、あるいは、「研究室によくいる人種」が残っても、それが「責任 感をまったくもたない人種」であったりする場合である。(最近SFで想像力が 鍛えられつつある)ぼくには目をつぶると、研究室の荒廃がありありと浮かぶ。
・そこら中に満ち溢れたタバコの吸殻と灰。空になったペットボトル。つ けっぱなしのコンピュータ。カップラーメンのカップで溢れたゴミ箱。正当な 理由もなく存在するベースギター。(コーラス: 「それって、前の研究室じゃ ん」)
・こういう恐ろしい事態にならないようにするにはどうすれば良いのか。 ぼくには一つだけしか案が浮かばないが、ここには書かない。みなさんの御意 見はどうであろうか。
記載なし。