より困難なものを、より美しきものと見ること、 これが人類の通弊である。
---デカルト先生
ともかくも、事物の真理を探ねるのに、方法なしでやるくらいなら、 それを全く企てない方が遥かにましなのである。 というのは、そういう無秩序な研究や不明瞭な省察によって自然的 光明が曇らされ精神が盲にされるにきまっているからである。
---デカルト先生
定時起床。娘も起きてきたが、少しだけ翻訳。朝食、朝刊、シャワー。
本日は休日だが某妻の大学はやっているので、終日娘の世話。 娘の風邪がほぼ治ったようなので、某外国人夫妻と一緒に嵐山に行くことへ。
午前中、嵐電に揺られて嵐山へ。そこからモンキーパークへ。 初めて行ったが、なかなかおもしろいところだった。途中の登り道が大変で、 行きも帰りも娘をおぶることに。
お昼すぎ、うどん屋で昼食。一服してから昼下がりに市内に戻ってきて、 タクシーで夕方に帰宅。
夜、某妻と娘の世話を交替して、某御池のあたりで某外国人と食事。 歓談。少しバーにも行って話す。 夜中に帰宅。
定時起床。シャワー、シリアル、朝刊。
朝、クリーニング屋に寄ってから、パンを買い、タクシーで衣笠へ。午前中真 面目に報告を聞く。
お昼は某委員会。
午後講演とシンポジウム。二日間真面目に聞いていたら体調が悪くなる。夜の 予定をキャンセルする。雨の中タクシーで帰宅。
夜、夕食。その後巨人と楽天の試合を見ながら食器を洗ったり、風呂に入った り。楽天が3対0で勝ち、日本シリーズ優勝。
少し遅めに起床。シャワー。
朝から松本城へ行き、天守閣まで登る。それから喫茶店でモーニング。それか ら某先生と一緒にタクシーで某信州大学へ。午前中は司会など。
お昼、某氏らとカレー。
お昼すぎ、某妻と近所を散策。
夕方、某総会。その後、某懇親会。
夜中、駅前に移動して二次会。いろいろ。
真夜中に帰宅。もう寝よう。
祝日だがゴミだしのために起床し、そのまま起きる。
午前中はしばらく娘の相手をしてから、少し雑用。
お昼、身支度をしてから神保町へ。某本屋の喫茶店で昼食。
お昼すぎから夕方まで、某出版社で某研究会。勉強になった。それから如水会 館で懇親会。ビールとワインで酔っぱらう。
夜、帰宅してソファでしばらく死んだように寝る。夜中、娘を風呂に入れる。 今日初めて娘を肩車してみる。たいへん喜んでいたので肩車をして家中を歩い ていたら、某妻が心配していたとおり、壁(というか、扉の上枠)に頭をゴン とぶつけてしまい、娘を大泣きさせてしまう。次から気をつけよう。
真夜中、『いとこのビニー』を一人で観る。米国らしいコメディ裁判映画。南 部で殺人罪に問われた若者二人を、弁護士資格を取り立てのいとこのビニーが 弁護するという話。途中からいきなり敏腕弁護士になったのはあれだが、米国 の裁判の勉強にもなっておもしろかった。しかし、2時間は長い。C+
昨晩は某妻と『スーパーマリオブラザーズ3』を少ししてから寝た。
朝、ゴミを出してから二度寝。シャワー、シリアル。
お昼前に家を出て、クリーニング屋に服を預けてから、大学へ。 平日は雑用、休日は研究、というのも変な話だが、 とにかく研究のようなことをする。昼下がりにカレー屋で昼食。 そのあと、喫茶店で少し読書。
夕方、少し寝袋に入ってから、週末の報告の準備。きりのいいところまで。
夜、白山の某喫茶店で夕食。少し読書。夜中に帰宅して新聞。 もう少し本を読もう。
文化の日。午前中に起きてシリアル、朝刊。午前中はゆっくり過ごす。 寒くなったのでガスファンヒーターを付ける。
メモ。ロールズ。81歳まで生きて、子供4人、献身的な奥さん、立派なキャリア、 生前から古典と認められる本を書き、たくさんの優れた弟子を育てる。 小さいころに兄弟を失くしていたり、 戦争の辛い体験があるとはいえ、いかにも幸福な人生だよなあ。
メモ2。最近、WiiFitPlusのおかげでヨガに目覚めた。 今は「立ち木のポーズ」に凝っている。 某妻博士に、「授業中ずっと立ち木のポーズで講義すればいいんじゃないか」 と提案される。ははははは。
昼下がり、某妻博士と白山まで歩き、そこで別れてから大学へ。 夜まで某研究会。本三で夕食をとってから帰宅。
夜中に帰宅。二階の椅子に座って少し寝たあと、 真夜中に少しだけ功利主義アワー。ロールズ。
文化の日で休日。
昨晩は以前録画しておいた『ドーン・オブ・ザ・デッド』 (リメイク)と、 DVDで購入したまま見てなかった『Iron Jawed Angels』 を観る。
おそらくオレにはゾンビを怖がる遺伝子があるようで(某妻にはないようだ)、 前者の映画は途中からバカらしくなってきたものの、やはり怖かった。 ゾンビ物はもう見ないようにしよう(去年はバイオハザード1を観たようだ)。C
後者は、米国の女性参政権についての歴史物。権利は闘って勝ち取るもの、 というメッセージが伝わってくる。ちょっと長い。B-。
お昼前までよく寝る。起きてからシリアル、朝刊、トイレと風呂の掃除。シャワー。 とにかく、何もしなくても爪や髪は伸びるし、部屋にホコリはたまるし、 風呂はカビやキノコが生えてくるしで、生きるというのはそれだけでも大変だ。
二階の勉強部屋で雑用。
そういえば昨日、帰りのフェリーの中でハンカチを落としてしまった。 寝起きでボーっとしていたのがいけなかった。 物を失くすのは、どんなものであれ、いつも残念だ。
昼下がり、少し遅目に昼食をとってから、某妻と歩いて春日へ。 某所で少し買物。それから大学に来て少し思想史の勉強。 思想史は時間がかかるのだが、とにかく時間に余裕がないな。 毎日少しずつコツコツやるしかないか。
夜、研究室でコーヒーを飲みながら野田又夫の『西洋哲学史』を読んでいたら、 某名誉教授から「プリンタの紙が詰まって取れない」とのSOSが入ったので、 帰宅途中に立ち寄ることに。
西片のあたりの坂を上っているときに自転車のチェーンが外れてしまい、 直していると両手が油でギトギトになる。 仕方がないので、近くの店のトイレに駆けこんで手を洗う。 ついでにちょっと買物をしてから白山の某御殿へ。 15分ほど苦戦したあと、無事に問題解決。お礼におみやげをいただいてしまう。 それから帰宅。
夕食をとったあと、扇風機を掃除して片付けたり、簡単な衣更えをやったり。 猫と少し戯れる。
夜中、二階の勉強部屋で明日の某ランチョン・セミナーの準備。尊厳。
今日のこと。
夕食後、ようやく勉強を始めると、お腹の調子が悪くなる。 寒いのでガスストーブを押し入れから出して使う。 室温15度以下になると、風邪に注意しないといけない。
真夜中まで勉強。しかし、一向に進まん。このままでは間に合わない。
昨日は本棚を片付けていて見つけてしまった『トリフィド時代』 にはまってしまい、つい夜更しをしてしまった。トリフィド、恐るべし。 しかし、ロンドンに少し住んだあとに読むと、「リーゼント・ストリート」とか、 「ソホ」とか、地名の表記の仕方が若干気になるな。
朝、某宅急便が『現代用語の基礎知識2007』を持ってくる。 書店には昨日出たようだ。今年から図表を使うようになった。 付録は「マナーと常識事典」。なるほど、こういうのを必要としているのは オレだけではないということか。 あ、12頁にいきなり大きく「拡差社会」という誤字が。
図書館にて。
お昼を某サブウェイで食べようとしたら、祝日で休みだったため、 某購買部で弁当を買って安田講堂前のベンチで新聞を読みながら食べる。 それから総合図書館へ。
あ、某学会の発表の準備をしていたら、 かなりおもしろい話ができてきた。 これはそのうち英文のジャーナルに投稿できそうだな。
研究をしていて楽しい瞬間の一つは、 気にしていたいろいろな話がつながるときだ。 「つながる」といっても、単に家系図のようなつながりではなく、 一つ上のレベルから眺めたときに構造上の同一性が見つかるときがおもしろいと思う。 たとえば、生殖の議論におけるパーソン論と、死の議論における脳死の論争に 同じような構造が見つかるとき(「脳生」の話とか)。また、臓器移植制度を 分配的正義の観点から見るなど。
ベンタム研究の大御所の某先生は、 思想史研究の醍醐味は、誰かと誰かが御近所さんだったとか、 実は遠い親戚だったとかがわかったときだというようなことをどこかで 書いていたが、まあ、それと近いと言えば近い。 個人的には、そのような「思想史的」なつながりを見つけることに研究人生を 費そうとは思わないが。 しかしまあ、どちらも、一見バラバラの知識が統一されるという共通点がある。
しかし、なぜそれが楽しいんだろうか。頭が整理されるからだろうか。 あるいは、数独で答えがひらめいたときに快楽を覚えるのと同じで、 ある種の発見には何か内在的な快楽が伴うのだろうか。
図書館でしばらく某発表の準備をしたあと、 夕方に本三のドラッグストアで買物をして、喫茶店で一服。 iPod miniのバッテリーが切れそうだったので、 それからいったん帰宅。今さらだが、日が落ちるのが早くなった。
夜、再び図書館に行き、少しだけ勉強。 図書館で某氏に会ったので、某定食屋で夕食を一緒する。お腹一杯になる。
そのあと、荷物を取りに研究室に行くと、 某氏がいたので食事に付き合う。日本酒一合。
本棚は「棹」で数えないというご指摘をいただく。 たしかに、いくつか調べてみると、 「架」とか「本」で数えるのが正しいようだ。 勉強になりました。
某申請書類を作成中。
Sticky Fingersのミック・テイラーはかっこいいなあ。 ソロ・アルバムも買ってみるかな。
急にサザンロックが聞きたくなり、アマゾンでいろいろ注文してしまう。いかん。
しばらく某申請書類を作成したあと、部屋の片付け。とりあえずダンボール2箱。 週末に何もできないことを考えると、もう少し働いておいた方がよさそうだが、 体調を崩しても困るので、とりあえず寝よう。
今日のニュース
早起き。早く起きるという覚悟をして寝ると、 時間が短くてもよく寝た気になる。 とはいえ、あとで反動が来るわけだが。
それはともかく、さっさと行かないと遅刻する。
昨日初めて知ったが、 Mapionの待ち合わせ地図の作成機能は便利だ。
急いで大学に来て原稿をプリントアウトし、コピー。 遅刻するとまずい。
車内で。
朝、大学で発表の準備を済ませたあと、
急いで東京駅へ。
切符売場が混んでいで危うく予定の新幹線に
乗り遅れそうになったが、ぎりぎりで間に合う。
しかし、駅弁も買えないくらいぎりぎりだった。
いつまで経っても学ばないなあ。
When will they I ever learn?
そういえば、アラバマ州モントゴメリーで白人にバスの座席を 譲るのを拒み、 公民権運動のきっかけとなったローザ・パークスが 92歳か何歳かで亡くなったそうだ。合掌。 しかし、 マーチン・ルーサー・キングとかJFKとかも暗殺されていなければ まだ生きているかもしれないんだよな。 オーティス・レディングとか、 サム・クックとか、 ジミヘンとか、ジャニス・ジョップリンとか、 ジョン・レノンとか、 みんな生きてたら、どんな世界だろう?
とはいえ、
チャック・ベリーやリトル・リチャードもまだ生きている
というのは
シーラカンスが生きているのと同じくらい
何だかすごい。
エルヴィスは死者の長者番付で数年間連続して1位だそうだ。
ところで、 いつも書く「某所で某氏と某密談」 というのは別に大したことを話しているわけではなく、 せいぜい世界征服とか火星旅行とかそのぐらいなので、 あまり気にしないでください。
電車の中でパソコンを使って発表の準備。 最近、使い回しが多い。 しかし、正確に言えば、 これは使い回しというのではなく、 シングルレコードを作ったので地方巡業するという感じなんだろう。 ちゃんと自分の仕事を知らせる活動なので、 胸を張ってよい(と思う)。 地方巡業するためには、 少なくとも毎年一本か二本は新しい論文を書かないといけない。 次はdead donor ruleか尊厳でサーベイ論文を 書いてみたいと思っている。
ホテルのフロントの、 「セキュリティのないネットワーク接続」から。 あんまりよくないが、背に腹は変えられない。
時間通りに乗り継いで、ホテルへ。
夕方、一応発表。誰にも理解されなかったような…。 部会が4つもあり、少人数だったが、総合討論はけっこうおもしろかった。 ぜんぜん内容が違う発表でも、努力すればなんとなく議論になるもんだ。
夜、みなで顔合わせを兼ねた食事。 そのあと、露天ブロ。満喫する。 部屋からバスタオルを持っていくのを忘れ、 風呂から出たあとに気付いたので、 あやうくたいへんなことになるところだった。 さいわい清掃のおばさんがいたので、 バスタオルを借りることができた。
朝起きてシャワーを浴びたが、二度寝してお昼すぎに起きてしまう。 シンポジウムの準備をしないとやばいので、某講演会はスキップ。 昼下がりに大学に来て勉強を始めるが、 大統領選挙の結果が気になってなかなか集中できない。
ちょっと困っているのだが、関西倫理学会も、生命倫理学会も発表プログラム などが自宅に届かなかった。目黒に住んでいたときの住所からの転送がうまく 行っていないようだ。まだ一年経っていないので、届いてしかるべきなのだが。 困るなあ。
わ、今週末は京都にホテルを取ろうと思ったら、ホテルはすでにどこも一杯で (which I should have known)、結局岸辺に泊まることになった。 そんなとこ、行ったことない…。
やはり、出張でホテルを取るときは、一ヶ月前までに済まさねば。 Procrastination kills.
ちょっと寝てた。 大勢はブッシュ勝利に決まったようだが、 まだ最終的な結論は出ていないようだ。
夜は某韓国料理屋で。まだ胃もたれがする。 店員のおばさんが経済学部で社会保障を勉強していたとかで、 オレが読んでいる資料を見ていろいろ話を聞かせてくれる。 店を出るときに「未来の先生、がんばってね」と言われる。
いつまで経っても発表の準備が終わらない。どうしよう。
朝7時半に起きてシャワーを浴び、朝食。 予習をする間もなく、授業が始まる。 午前中は、クーゼさんの「道徳的な考慮について」、 ニール氏の「功利主義と義務論」。 一応どれも一度は発言した気がする。
昼ごはんをみなで食べたあと、少し仮眠を取り、 午後の授業に参加。 コクラン氏の「絶対的に不正なことや正しいことはあるか」と、 オークリー氏の「徳倫理」。 前者はカトリック色が強かったせいか、 けっこう聴講者からの批判が強かった。 授業というよりは説教を聞かされているようだった。
授業のあと、少し散歩してから夕食。 今日もおいしい料理をワインと一緒にゆっくり食べ、 歓談。ようやく英語も話せるようになってきた。 授業でつかれていたせいか、かなり酔いが回った。
やっぱりこういう授業を受けて学生として過ごすのは楽しいなあ。
夜、某氏と今日の授業の復習。そのあと、パワーポイントファイルの作成。 他の勉強をする時間を作ることはとてもできそうにない。たいへんだ。
早朝に起きる。ホテルを出てコンビニでパンを買い、会場へ。
今日も産経を買う。シンガポールの生命倫理。 2000年にバイオ倫理諮問議会(BAC)というのができてヒトES細胞の研究に 関するガイドラインを作ったそうだ。 また、日本の住民投票についての連載が続いている。
ネバダ州がマリファナ合法化をめぐる住民投票を行なうそうだ。
一つ目。臓器移植問題の展望の話。子供の代理決定による臓器移植は、 臓器移植法のリベラリズムの精神に合わないという話。
それから人体利用・商品化のワークショップに移ってくる。 一つ目の発表は、日本の臓器法案を改正して、臓器自給自足の原則を確立しないと、 外国での臓器売買犯罪を増やすことになる、というような話。 おもしろい。 ドイツでは年間約4000件の臓器移植が実施されており、 そのうちドナーカードによる意思表示があるのは4%で、 9割が本人の意思の忖度だそうだ。
次の発表も今ひとつなので、また別の会場に移る。 イギリスにおける医療情報の保護について。 1998年にデータ保護法が制定され、個人の医療情報は センシティヴな個人データとして厳重に保護されている (当該者の明示的な同意が必要、雇用に関する権利と義務、等)。 薬剤師が処方箋の情報を匿名化して製薬会社に提供することは許されるか、 という件を争った判例が紹介されているが、結論が今ひとつわからず。
また人体利用のワークショップへ。人体の利用に関する民事法的な考察。 これも一般的すぎてよくわからなかった。ワークショップ全体の議論も不発。 どうもこの学会のワークショップは全体的にうまくいっていないようだ。 どこの学会も似たり寄ったりだろうけど。
フェミニストのワークショップに出る。フェミニスト神学について。 フェミニスト神学では、 不正を前にしての不作為はすべて罪になるとのこと。 こわい。
それから自己決定権と人間の尊厳のワークショップにも顔を出す。 刑法的な話を聞く。法の整合的解釈としては、 「自殺は違法」と理解すべきだ、とのこと。
そういえば、今年の共通テーマは 「人間の尊厳と生命倫理」だったのに、 誰もカントを正面から取り上げなかったな。
お昼はお好み村でお好み焼き。 本当は某氏おすすめのところに行きたかったのだが、 混んでいたのでそこらへんの店に入ってしまった。
お昼からのシンポジウム、科学技術と人間の尊厳について。 発表時間はぐうぐう寝てしまう。不覚。
某名誉教授の名司会で、シンポジウムの質疑応答はけっこうおもしろかった。
市電で広島駅へ。 駅ビルで某氏お勧めのお好み焼き屋で食事。 それからおみやげを買い、しばらく喫茶店で時間をつぶしたあと、 新幹線に乗る。
帰宅。新幹線ではしばらく寝たあと、たまっている新聞を読んだ。 帰ったあと、おみやげのお菓子を食べながら、某君としばらく歓談。
サーバが落ちている。そういえば明日停電とか言ってたな。
ネットで産経新聞の講読手続をする。
机に向かっている時間…6.5hr
今日の勉強時間…4.5hr
マルクス係数…0
昨夜、某友人が大阪から車で泊まりにくる。スタジオに行ったが、 かなり悲惨であることが判明。やばい。 明日朝から河原で練習する予定。
昨日も勉強できなかった。
朝起きる。雨が降っていたが、橋の下でギターと歌の練習。 たいへんなことになりそうだ。
これから結婚式。雨で気の毒。
ビートルズの公式ウェブサイトが11月13日に誕生するらしい。
www.thebeatles.com
ひさしぶりに本を買った。ロールズの『正義論』は二冊目。 日本から持ってくるんだった。
ドゥオーキンの勉強をする前にハートの勉強。 一次的ルールと二次的ルールの区別は納得できるが、 obligedとobligatedの区別とそれ以降のacceptanceとvalidityの話は納得できない。 もっとよく考えるべし。
明日はドゥオーキンの理論を勉強する予定。
今日のガーディアンによれば、 イラクでは政府の手によって次のような残虐な行為が行なわれているらしい。
これが事実だとしたら、 理屈ぬきで道徳的に不正であり間違っていると思うのだが、 あえて理屈をつけるとすると、どうやって非難したらいいのだろうか。 以下、イラクの代弁者と対話してみよう。
こだま「イラク政府の行為は人権を侵害しているっ」
布施院「あいにくイラク市民は人権を持っていません」
(注: 人権主義者はここでがんばってみてください)
こだま「イラク政府の行為は正義に反しているっ」
布施院「イラクの正義と日本や米国やEU諸国の正義は異なります」
(注: 反-相対主義者はここでがんばってみてください)
こだま「イラク政府の行為は定言命法に反しているっ」
布施院「定言命法って何ですか」
(注: カント主義者はここでがんばってみてください)
こだま「イラク政府の行為はより多くの不幸を生みだしているっ」
布施院「そんなことはありません。処刑される人は多いですが、 市民は満足しています」
こだま「じゃあ市民のホンネを聞いてみようじゃないですかっ」
布施院「よろしい」
ここでほんとに市民が(強制されることなく)「しあわせだ」 と答えたらどうなるんだろう。「幸福な奴隷」の問題だな。 しかしまあ、おそらく大半が「不幸だ」と答えると思う。すると、
こだま「やっぱり市民は不幸だと言ってますっ」
布施院「それがどうかしましたか。すくなくともわたしは幸せです」
こだま「他人の立場に立って物を考えてくださいっ。 あなたが市民だったらどう思うんですかっ。いやでしょっ」
布施院「いえ、わたしが市民だったら売春婦が処刑されて喜ぶと思います」
こだま「あなたが売春婦だったらどう思うんですかっ」
布施院「わたしは男性ですから売春婦の立場には立てません」
こだま「じゃあ政府を批判したら舌を切られた市民の立場に立ってください」
布施院「うっ…」
と言うかどうかはわからないが、 他人の幸福を考慮に入れることを認めさせたうえで、 功利主義で押すというのが有力だと思うのだが、 そう単純にはいかないだろうなあ。
昨夜、某所でサンデーとマガジンを買って戻る。 紅茶を飲みながらマンガを読む。
『イエスという男』をしばらく読み、夜明け前に眠りにつく。
朝9時に起きる。 シャワーを浴びて古本まつりへ。今日が最終日。 ほんとに某書店は安いな。破格値だ。
お昼前に研究室に来て研究室関係者のweb日記を見ると、 大変なことになっている。(おおげさか)
研究室にいた某先輩や某氏にも見てもらい、少し話し合う。 某先輩は、 学部生の希望者にはカギを渡す方向で考えているようだ。 おれもそれでいいと思う。
アンケートにいくつか返事が来ており、 他の大学の様子を聞かせてもらう。 学部生と院生を分けて考えているところがある一方で、 学部生にもカギを与えているところもあるようだ。 どういう経緯でこういう違いが生じたのか、知りたいところだ。 学生運動とかも関係しているんだろうか。
院生用の部屋と、学部生用の部屋が分れているところもあるそうだ。 しかしこれだと、部屋がとなり合ってればまだいいが、 離れていたりすると院生と学部生の交流をとるのが大変だろう。 そもそも大学生と大学院生はまったく別の生物だと 考えているのかもしれないが。
昼下がり、某カレー屋で食事。 ガリレイ、少し読む。 それから下宿に戻って寝る。
9時すぎに目が覚める。 起きる寸前は悪夢を見ていた。 某所でお好み焼きを食べて研究室へ。
勉強せねば。
う。ぼーっとしてる間に次の日になってしまった。勉強勉強。
手紙を書いてみたり。 コンピュータと麻雀してみたり。 …。…。あかん。あほかおれは。
・昼下がりから、つる○さんの演習発表の予行演習。それまでに予習をし て、ごはんを食べて、さらに古本まつりに行かなくては…。
・古本市に行って来た。
「そんなに何度も古本市に行って、あほちゃうか」という人は、その同じ 口から「そんなに何度も同じ古典を読み返して、あほちゃうか」という言葉を 吐くであろう。彼には一度読んだ本をもう一度読むことの意味が全く理解でき ないのである。(ショーペンハウハウ、『古本について』)
・今までつ○たさんと○くだくんと一緒に、○るたさんのレジメを読んで いた。疲れた。なかなか人格の同一性personal identityの問題は難しい。
・昨日富田の古本屋で買った本。
・ああ、お金が…。
・すこし寝た。これから夜通し実哲研の仕事。
記載なし。