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KODAMA'S (NEW) WORLD

Living is easy with eyes closed, misunderstanding all you see...

---The Beatles

I said, "Who put all those things in your head? Things that make me feel that I'm mad. And you're making me feel like I've never been born."

---The Beatles


昨日 / 明日 / 2016年10月 / 最新 / はてな

この日の出来事


16/Oct/2016 (Sunday)

地域の某運動会など

夜中

定時起床。シリアル、朝刊、髭剃り。

朝から近所の小学校で地域の町内会対抗運動会があったので、 家族で出てくる。すでに運動嫌いの娘は棄権。某妻は一つの競技(滑って転んでいた)、 私は二つの競技に駆り出される。残念ながら一つも入賞できず。

お昼の弁当をいただいたあたりで失礼して、帰宅。 と思ったが、今ごろ娘が運動したいと言い出したので公園へ。 アイスを買って帰宅。

少し昼寝してから、娘を連れて岡崎へ(某妻は明日の講義の準備)。 某外国人とも合流して南禅寺のあたりまで歩く。娘は背中でよく寝ていた。 喫茶店で一服して夕方に帰宅。ちょうど通り雨。

夜、少しだけメールの返事。それから夕食。カレー。 カレーは食べすぎてしまう。新聞。

夜中、今日はカレーだけでなく三回アイスクリームを食べてしまったので、 少しだけ走る。娘が一緒に行きたいというので、電動自転車の後ろに乗せて、 私は自転車を押して走る。2キロだけ。帰ってからシャワー。 今日は早めに寝よう。

Apple Watchは予想していた以上にバッテリーの持ちが気になる。 寝るときに外すのが正解かもしれないが、それだと睡眠の測定や 目覚ましが使えず困るし、どうしたものか。


16/Oct/2013 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

某講義、某講演

定時起床。昨夜は台風の影響で大雨だったが、朝は小雨が降る程度。関東がひ どいようだ。髭剃り、ゴミ出し、朝食、朝刊。

午前中は某君に手伝ってもらって雑用と某講義の準備など。お昼はおにぎりを 食べながら某翻訳作業。

お昼すぎ、某講読。マッキー批判。昼下がり、しばらく某科研費の書類を見る作業。

夕方、今出川大学に行き、某外国人の講演を聞く。グローバル生命倫理学にお ける相対主義の話で、こういうメタな話がまだ必要であることを実感する。

夜、木屋町二条での懇親会に参加。ビール。夜中に帰宅して早々に寝る。


16/Oct/2012 (Tuesday/mardi/Dienstag)

某演習など

定時起床。娘とFaceTimeしながら朝食。シャワー、朝刊。

早めに大学へ。午前中は某論文を読んだり、いろいろ雑用をしたり。名刺等の 校正もする。お昼は生協の弁当。

お昼すぎ、某翻訳作業。それから某氏に手伝ってもらって某作業。昼下がり、 ようやく保険証ができたので事務でいただく。感謝。

昼下がり、某演習。中絶の議論。

夕方、いろいろ雑用。

夜、眠くて作業が捗らず。バスで四条まで行き、某本屋で週アスを買おうとし たらすでに売り切れ。歩いて帰宅途中に回転寿司で夕食。

夜中、自宅でいろいろ作業。真夜中過ぎまで。体調もいま一つだし、さっさと 寝なければ。


16/Oct/2011 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

朝、なんとか起床。シリアル、シャワー。

今日もバスに乗って高田馬場へ。某学会に出る。

午前中は某院生の報告などを聞く。お昼は某氏らと蕎麦屋で天丼。

午後、総会と講演を寝ながら傍聴。階段式の大きな会場では起きていられない。

昼下がり、某シンポジウムの手伝い。まじめに聞く。今日は比較的まじめに勉強した。

夜、大会閉会後、慰労会に少しだけ参加する。今回は代表理事が交代し、評議 会のメンバーもだいぶ新旧交代が進んだそうだ。毎年同じようなことをしてい るように見えても、少しずつテーマもメンバーも変わっていくものだ。先を読 んで行動すべし。来年は京都の某大学で開催予定。ひさしぶりに報告しようか な。

夜、バスで帰宅。しばらく妻の実家に預かってもらっていた某娘が戻ってきて いたので、簡単に食事してから娘を風呂に入れる。

夜中、某オンライン研究会。真夜中近くまで。もう寝るか。


16/Oct/2010 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

朝、ゴミを出してから二度寝。シリアル、朝刊、シャワー。

お昼に家を出て、ジャケットを修繕に出し、大学へ。 昼下がりまでたまっていた雑用。

夕方、某喫茶店で遅い昼食。そのあと、作ってもらっていた眼鏡を受け取る。 今使っているものとほとんど同じなので、誰にも気付かれないだろう。

夜、少し校正作業をしてから帰宅。夕食。

夜中、ubuntuを10.10にアップグレードする作業をしながら、いろいろ雑用。

真夜中、某妻と一緒に 『モーターサイクル・ダイアリーズ』を観る。 若き日のチェ・ゲバラが友人と南米を旅するロード・ムービー。 ハンセン病の話もあって段々シリアスになって行くが、 最後まで映像も美しく、あきさせない。旅に出たくなる映画。B+

なかのひと

え〜、業務連絡。某妻のお腹に「なかのひと」がいるそうです。 もうすぐ、五ヶ月だそうです。幸い、 ロバート・エドワーズ博士の手を煩わすことなく、 気が付いたらいたそうです。

最近、イクメンの番組を見ろとか、 こういうテストを やれとか、なかのひとがいる上に学会報告で気が立っていたりして、 お互いにいろいろストレスが増えてきたので、カミングアウトすることにしました (某妻事前承諾済)。

先日は「漫画喫茶に行ってないで家事をもっとやってよ。きい」と言われました。 たしかに、最近(正確には以前から)家事の負担が不公平だったかなと反省して、 「じゃあ、無知のベールをかぶって公平な家事の負担を決めましょう」と提案したら、 「そういう正義の話じゃないのよ。思いやりの話よ。ケアよ。きい」と言われました。 やっぱりロールズは憲法の文脈以外ではダメなようです。

まあ、これから立派な夫兼父親になれるようにがんばります。 せめて60点台はキープして落第しないようにします。


16/Oct/2009 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

朝、定時起床(少し遅め)。髭剃り、シャワー。

定時出勤(ぎりぎり)。今日も終日雑用。

夜、あまりに疲れていたのでスタバで一服してから、某講義に遅れて参加。 SGDだけ手伝う。

それから某氏と東京駅へ。某妻と合流し、三人で名古屋へ。 新幹線に乗って弁当とビール。途中、同じ座席の乗車券を持っている という人がいて困ったが、向こうの勘違いだったようだ。

夜中に無事に名古屋に到着。駅そばのホテルにチェックイン。 シャワーを浴びたあと、新聞を読んだりして一服する。もう寝るべし。


16/Oct/2008 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

朝、ゴミ出し、シャワー、朝食。

今日も終日雑用。仮眠もできず疲れる。

少し早目に帰宅。新聞を読んで一服してからクリーニング屋にズボンを取りに行ったり、 少し買物をしたり。

夜、夕食。そのあとソファで昏睡。起きてから食器を洗い、新聞を切り抜く。

夜中、二階の勉強部屋でしばらく読書。疲れているのかあまり集中できず。 なんだか焦燥感が募る。

日経平均が再び8000円台に。今日の朝日朝刊の麻生首相の「なんとなく」が口ぐせという 記事と、金融危機に関するスウォッチグループ会長のコメントがおもしろかった。メモ。


16/Oct/2007 (Tuesday/mardi/Dienstag)

定時出勤(proudly on time)。

今朝は朝食後、 某妻の力作論文を読んでコメントを書いていたら遅くなったので、 そのまま大学へ。寒かったので押し入れからマフラーを出してくる。 寒がりなので、20度以下になると気をつけないと風邪を引く気がする。

真夜中

今日のこと。

今日はやはり少し寒かったそうだ。マフラーを出してきてよかった。


16/Oct/2006 (Monday/lundi/Montag)

お昼前

早起きするはずが、普通の時間に起きてしまう。 近くの不動産屋の人と話し込んでいると 出勤が30分ほど遅くなる。午前中はいろいろ雑用。 これから科研費の書類作成の続き。

うう、お腹の調子が悪い。 賞味期限の切れた牛乳をコーヒーに入れたせいだろうか。

夜中

帰宅。今日のこと。

真夜中

科研費の申請書類の作成の続き。あと少し。

非常勤の準備その他もあるので、 ちょっとやばいことになりつつある。しかし、がんばれ。


16/Oct/2005 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼すぎ

よく寝る。低反発枕というのはなかなかいいかもしれない。

夜中

昼下がりから田町で生命倫理の研究会。 夕方から近くの飲み屋で宴会。歓談。 そのあと、一部の人と喫茶店に行き、さらに歓談。

さきほど帰宅。湿度が高いのか、今日はよく汗をかいた。 そういえば、昼下がりに起きた地震は結構大きくてびっくりした。

真夜中

散歩がてら白山通りを千石のそばまで歩いていき、 ラーメン屋で夜食。不健康。

今日のニュース


16/Oct/2004 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中 (午前)

雑務をしていたらすっかり遅くなってしまった。 BMJのメールを読みながら、一昨日の講義のDVDを焼く。

忘れないうちにメモっておくが、 ここの生命・医療倫理人材養成ユニットの強味は、 ほとんど意義のない公開シンポジウムを重ねて業績を作ったことにしないこと、 有名研究者に相互に関連のない講義をリレーでやらせて「コースを作った」 ことにしないことだと思う。 若い人たちが中心にやるというのは知識や経験や威厳:)の点で劣るところはあるが、 大物(そのほとんどが年寄り)とは違って時間も柔軟性もあるから、 みなで頭を寄せ合って連携した講義案を作成することができる。 この長所をどれだけ生かせるかがここのユニットの今後の発展を 左右するだろうと思う。

そういえば、すっかり忘れていたが、 この大学に勤め出して10月で1年になるんだった。 振り返ってみると、かなり長い一年だったように思う。 ずいぶん勉強した気がするが(D論は書けてないが)、 少しは賢くなっただろうか。初心に戻って研究に打込むべし。べし。

ひさしぶりに差し迫った〆切のない期間に入った(といっても、 二つ〆切を破っており、20日後にはシンポジウムで、 その準備はまだほとんどやっていないわけだが。あ、冷汗が出てきた)。 時間があればマンガ喫茶に行こうと思っていたが、 どうやらもう帰って寝た方がよさそうだ。 そのうち日記の整理もしなければ。

なんか、論文を書いたあとは日記も説明調になっておもしろいな。

早朝

帰宅途中、コンビニで『BECK』の最新刊(第20巻)が出ているのを見て、 つい誘惑に負けてしまい(いつも負けてる)、マンガ喫茶に行ってしまう。 しかし、最新刊はまだ置いてなかった…。 (仕方ないので)『ONE PIECE』の続きを読む。はまる。 3時間経ったところでなんとか店から出てくる。 もうすこしであと3時間いるところだった。危なかった。

歌を歌うように軽やかに論文が書けるといいと思う。 「軽やかさ」を当面のテーマにするか。

「しかし、軽やかさっていうのは傍目からそう見えるということで、 本人はたいてい並々ならぬ努力をしてるんじゃないのかね」

「なんか、泉のように溢れてくるってことはないですかね、書きたいことが」

「無理無理。世の中は努力によって築かれてるんだよ。 天才も凡人も等しく努力するもんだ。イチローを見たまえ」

「う〜ん、なんか楽してできませんかね、それでも」

There's such a lot of good ways to be bad
And so many bad ways to be good
Haven't paid my rent yet
I hate to tell them sorry but I haven't got the money anymore...
--- The Small Faces, `The Universal'


16/Oct/2003 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

ひさしぶりに某原稿のために勉強。書かねば。

早寝早起き。よく寝た。

お昼

午前中は、近くにある改装工事のため、コモンルームの荷物の移動を手伝う。

昼下がり

お昼はみなでイタメシ。

眠い。

夕方から、医学部の研究倫理セミナーに出席。 ちょっと寝てしまったが、勉強になった。

倫理的にはどうなの?

「(この行為は)法的にはどうなの?」というのと同じ調子で 「倫理的にはどうなの?」という質問が来る場合は、 「倫理指針(ガイドライン)からするとどうなの?」 という意味であることが多いと言えそうだ。 決して、「功利主義的にはどうなの?」という意味ではないし、 「実在論的にはどうなの?」という意味でもない。 関心に相対的な仕方で答えるためには、 ガイドラインを熟知している必要がありそうだ。 しかしこれって、quasi-lawyerだよなあ。 訴訟対策というか。

夜2

腹が減って倒れそうだったが、なんとか帰宅。キャベツとトマトのサラダ、 塩鮭、もずく、梅干し、ふりかけ。ちょっと塩分を取りすぎたようだ。 気をつけよう。

真夜中

『白い巨塔』見る。 中途半端に善人の財前助教授が苦労する話。 自分ならどうするか。

風呂に入って考える。里見助教授は人命救助の義務と、嘘をつかない義務のあいだ で葛藤しているが、財前助教授は昇進したいという欲求と 膵臓ガンの手術を行なってみたいという欲求のあいだで葛藤している。 前者は義務の葛藤で、後者は自分の欲求の衝突と言えるか。


16/Oct/2002 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中 (午前)

火曜サスペンス劇場、途中までおもしろく見ていたが、 長いので最後まで見れず。どうなったんだろう。

夜食。キャベツとモヤシを炒める。ご飯1.5合。納豆。その他。

今日はいろいろしないといけなさそうなので、早起きすること。

お昼すぎ

NTTマイラインからの勧誘電話で起こされる。やんわり断る。 悪い夢を三本立てくらいで見ていたので、起こしてくれてよかったが。

シリアル。ヨーグルト。

勉強せねば。

お昼すぎ2

札幌で開かれている障害者インターナショナル(DPI=Disabled People's International) の世界会議についての テレビ番組(再放送だと思う)からメモ。

1990年ADA(Americans with Disability Act)。 交通アクセスの保障、建物の利用の保障、 雇用の保障、電話サービスの保障。 以上の四点を通して障害者の社会参加を促進する。 今日までに雇用される障害者が三倍に増える。 その後、国連加盟国190ヶ国中、45ヶ国が障害者の権利保障に関する法を制定した。 そのうち10ヶ国では憲法の中に障害者差別禁止条項を追加。

日本。 1993年、障害者基本法(障害者は施設ではなく地域で暮らせるようにする)。 1994年、ハートビル法(建築物のバリアフリー化)、 2000年、交通バリアフリー法。

昼下がり

眠い。

昼下がり2

イラクで行なわれたフセインの大統領信任投票は、 100%の投票率で100%の信任票が得られたとのこと。 さすがイラクは投票率が高い。

アンケートから。 「授業で使っているPowerPointの内容を写すのがたいへんなので、 レジュメで配ってほしい。先生はクリックするだけですが、 学生は書き写さないといけないのです」。

ク、クク、クリックするだけだとっ。 てっ、てめえらは授業に来るだけだが(しかも遅刻してっ)、 オレは前日から必死こいて用意してるんだっ。 そんな甘えたこと言ってるんじゃねえッ。

と言いたいところですが、学生のニーズに応えないと不幸になりそうなので、 なるべく意向に沿うようにします。

夕方

そろそろ勉強せねば…。

明後日の読書会の準備。途中までしたので、残りは明日やろう。

真夜中

夜、天ぷら屋で天丼と冷奴。

やばい、プリンタのインクがなくなってしまった。 朝大学に行くしかないか。死ぬ。

机に向かっている時間…4.5hr
今日の勉強時間…4.0hr
マルクス係数…0


16/Oct/2001 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

ちょっと寝てしまう。いまから編集作業。

う〜ん、ネットおそすぎ。 ADSLモデムをアダプタ類から離すようにとの助言をいただいたが(感謝)、 今はこんな風になっている(汚ない)。

あ、なんか写真をサーバに送ってたら遅すぎて腹が立ってきた。 なんでだっ。

真夜中2

先月20日に買った5キロのお米を使い切ってしまった。 毎日だいたい1合半食べると、15日ほどで5キロ食べることになるようだ。 まあ1日100円だな。

実哲研の編集をしてロックの勉強をするはずが、まだ何もやっていない。 どうしてこうなんだろうか。いやになる。

早朝

なぜかまだ起きている。

Vectorで、webbench, winhand, NetTime, Copernic2001, ffftp, donutなどを入手する。 ffftpとdonutを試用してみている。

この時間帯になると通信速度が速くなる。 やっぱり時間的なものが大きいのか。 どの設定をいじってしまったのか、 いまだに読売や産経といったサイトにつながらない。 Virgin Radioにもつながらなくて難儀している。

Windows 2000を入れたと思ったら、11月にWindows XPが出るんだそうな。 しまった。ちゃんと情報を仕入れておくんだった。まあ、 しばらくはこのままで行くつもりだけど。

朝4時間ほど寝てお昼に起きる。しんどい。

実哲研の編集作業をしばらくしたあと、 大学に行き、授業を受ける。ロックの所有論。

そのあとまた編集作業。


16/Oct/2000 (Monday/lundi/Montag)

雨。金曜日にキングズコレッジに行ったときに書類を忘れてきたので、 朝から取りに行く。ゆううつ。


授業に二つ出るが両方ともつまらない。 時間と労力の無駄なので一つは出るのをやめよう。

夕方、お腹の調子が悪くなり、夕食を食べずに寝こむ。 数時間寝たら回復した模様。 ベルトのしめすぎが原因か?

今夜からBBCの夜のニュースが10時からになった。 今までは9時からだったが、 他のテレビ局との視聴率争いで時間を変更したようだ。

夜中、功利原理について勉強する。水曜日に発表予定。 明日中にOHPの準備をすること。


Nowhere Man

By John Lennon, Paul McCartney

あいつはほんとにダメなやつ
ひとりぼっちで座りこみ
ものにならない計画を立ててる

自分の見解ってものがない
何がしたいのかわかってない
…あいつ、おれたちとちょっと似てないかい?

おい、おまえさん、まあ話をききなよ
どうすりゃいいのかわかんないのかい?
おまえさん、世の中あんたの思いのままなんだぜ

あいつは何にも見えちゃいない
見たいものしか見れてない
おまえさん、おれがちゃんと見えてるかい?

おまえさん、心配すんなよ
時間はあるから、いそがなくたっていい
ほっておきなよ、そのうち誰かが助けてくれるさ

自分の見解ってものがない
何がしたいのかわかってない
…あいつ、おれたちとちょっと似てないかい?

おい、おまえさん、まあ話をききなよ
どうすりゃいいのかわかんないのかい?
おまえさん、世の中あんたの思いのままなんだぜ

あいつはほんとにダメなやつ
ひとりぼっちで座りこみ
ものにならない計画を立ててる

誰の役にも立たない計画を
誰の役にも立たない計画を


10/16/99 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

GREの数学の問題は簡単である (ときどき間違えるが)。 たとえば。

ある年に米国で産出された鉄鉱の総量のうち、ミネソタ州はその3分の2、 ミシガン州はその6分の1を産出しました。残りの州を合わせたとき、 それらの州でその年に18万トン産出したとすると、 その年ミネソタ州は何万トン産出しましたか。


や、やばい。 統計の基礎知識がない。

「n個の測定値の分布において、 (算術)平均とは測定値の総和をnで割ったもののことである」。 ふむふむ。

中央値 (メジアン)とは、 nが奇数の場合は、 測定値を大きさに従って順序づけたあとに中央にくる測定値のことであり、 nが偶数の場合は、二つの中央の測定値の平均のことである」。 ふむふむ。そうだったのか。

範囲とは、最大の測定値と最小の測定値の差である」。 な、なるほど。すばらしい定義だ。

「そこで、70、72、72、76、78、82という測定値に対して、 平均は450÷6=75、中央値は(72+76)÷2=74、 そして範囲は12である。 平均と中央値は、 最小の測定値と最大の測定値の間になければならないことに注意せよ」。

ああ、そうか。そうなんだ。いやはや。すばらしい。 数学ってなんて明快なんだろう。 450÷6=75。 この式は、まったく疑いえない真理のように思われる。 すばらしすぎる。

う。こんなことを書いていると、「統計ができない大学院生」 とか言われてしまいそうだ。 でっ、できますっ。たった今できるようになりましたっ。


ああ。めっちゃしんどい。

今日は、下宿で3時間ほど寝たあと、早朝に下宿を出発。 地下鉄で烏丸まで行き、阪急で梅田に。

梅田で御堂筋線に乗り換えて、おとなりの中津駅へ。 何も食べないと脳が正しく機能しないかもしれないと思い、 コンビニでカロリーメイトと野菜ジュースを購入。 時間ギリギリでGREの会場に着く。

会場で宣誓書(「テストを受けたら秘密はもらしません」とか何とか) を書かされたあと、 パスポートだけを持って小さなコンピュータルームへ。 11月は会場がすぐ埋まると聞いていたが、 この小ささでは無理もない。 なるべく早めに予約することが重要。

それから3時間強かけてコンピュータでテストを受ける。 一応、事前に参考書を一通り読んだのだが、 なにせセクションごとの時間がやたらに短かいので、 初めにゆっくりやっていると 最後の方にツケがたまり、 最後は適当に回答して終わり、 ということになる。

問題によく慣れていれば、 もう少し速く解くことができただろう。 しかし、自分の思考の速度の遅さに嫌になってしまった。 なんとかもう少し速く考えることができるようにならねばならない。

語彙力は悲惨。勉強不足。時間も足らずに泣く。

数学は、標準偏差(standard deviation)の概念を知らないので困った (あ、秘密をもらしてはいけないんだった)。 くそ。統計の勉強が不十分だった。

分析力のところの時間配分はとくにひどく、 後半の問題はほとんど適当。 ここまであてずっぽうでやったのは初めて。 猛烈な自己嫌悪に襲われた。

しかし、なぜか点数は460、720、740 (合計1920点/2400点) とマトモなので驚いた (←コンピュータでやってるので点数が当日のうちにわかる)。 TOEFLと言い、GREと言い、 どうやら神さまが味方してくれているらしい。

しかし、分析力が740点というのは謎だ。 コンピュータのミスか、おれの記憶ちがいかもしれない (←「記憶ちがい」というのは、 コンピュータルームからはパスポート以外何も持って出れないので、 点数も頭で記憶しなければならず、 そのため間違えて覚えている可能性があるのだ)。

GRE終了後、某阪大でやっている日本倫理学会に出るために、 急いで御堂筋線で千里中央へ。 北急の千里中央に来たのは初めてだが、 ここの駅ビルは不思議なところで、 自分が何階にいるのかわからなくなる。 バスもたくさんあってどれに乗れば阪大に行けるのかわからない (これはおれも悪いのだが。 しかし、バスの案内が不十分のような気もする)。 しかたないのでタクシーで行くことにした。

タクシーが大学の入口までしか入れなかったので、 500メートルほどゼエゼエ走ることになる。 途中で力つきそうになったが、 無事に学会会場に到着。 某君が発表する勇姿を見ることができた (ただし質疑応答のみ…)。

それから某先輩の発表も聴く。 道徳的実在論の話。たいへん勉強になった。 ただ、レジメをもらい損ねたため、 早口についていけなかったのが残念。 早口にもついていける思考速度を身につけねば。 (ま、思考速度の問題というよりは知識量の問題の気もするが)

しばらく休憩したのち、 阪大の某先生方による 「臨床哲学というプロジェクト」 という臨床哲学のマニフェスト (自分の立場の表明、宣言のこと) を拝聴する。 臨床哲学は、 阪大を中心に数年前から主張されている哲学的態度のことであるが、 要するに、 「日本の哲学者、倫理学者は研究室に籠ってばかりでけしからん。 書を捨てて(社会問題の発生している)現場に出よ」 というアカデミズム批判であるらしい。 つまり、市井の哲学者たれ、ということだ。 阪大の先生方はこの運動を、 言語論的転回(ないしコペルニクス的転回)をもじって、 「臨床的転回」と呼んでいるようだ。

ま、某先輩や某先生が反論していたように、 これを新しい哲学というには多少僭越の感があるにせよ --とくに「臨床的転回」というのは大袈裟な気がする--、 「哲学のお勉強」に対比される 「哲学的に考え、そして行動すること」の強調、 「モノローグ(一人での思考)」に対比される 「ダイアローグ(他者との対話)」の強調、 というのは共感できるし、 自分でも努力しなければならないと思う。

これで今日の発表がすべて終わったので、 懇親会などはパスして帰ることにした。 帰りぎわ、某氏に会うことができ、自己紹介をしておいた。 ついでに『実践哲学研究』の原稿も渡しておいた。

帰りは某先輩とご一緒し、 モノレールと阪急を使って河原町まで行く。 留学その他の話を聞けておもしろかった。

河原町で某洋書屋に行き、科研費で数冊本を購入。

ちょっと某百貨店に行き服を買おうとするが、 高いのであきらめる。高いよう。 しかし、旅行前にカバンと服を買わねばならない。 やっぱおれには某所のような庶民的なとこがお似合いか。 あ、服はイギリスで買うという手もあるな。 サイズが問題だが。

朝からほとんど何も食べていなかったので 某コーヒー屋で軽食を食べたあと、 地下鉄で自転車が置いてある某駅へ。

それから自転車で大学へ。忙しい。しんどい。 それに交通費もいくら使ったんだ。くそ。 急いで軽音のコマを取りに行き、 今日はジャンケンに勝って無事コマを取る。

あらら。えらくたくさん日記を書いてしまったな。 こんだけ書くと、だれもちゃんと読むまい。くそ。


あっ、そろそろカウンタが7万を超えるようだ。


今日やったこと


10/16/98(Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

二つの椅子の上で数時間寝てしまう。

雨と雷はまだ収まっていないようだ。


昼下がり

夜が明ける二時間ほど前に雨が小降りになってきたので、 まだ研究室に残っていた某君と、某師匠とでラーメンを食べにいく。

それから下宿に戻ってシャワーを浴びて寝たのだが、 前日ほとんど徹夜状態だったため、 目覚しが鳴ったのも覚えていないくらい深く寝てしまい、 昼下がりにようやく起きた。若干頭痛がする。

それからパン屋で昼食を買って某E研へ。


先輩に論文指導をしてもらう。

その後、 情報倫理の紹介論文をほぼ完成させる。 これは夏合宿のときのものに若干手を加えたもの(クラリスで作った図も入れてみた)。 あとは参考文献・URL欄を完成させれば終わり。 時間がないのでこれぐらいで見逃してほしい。


10/16/97(Thursday/jeudi/Donnerstag)

・朝・

・う〜ん、またよく寝た。昨日は歯医者によって風呂・飲酒禁止令が出された ため、銭湯に行けなかった。何日間風呂入ってないかは、とても人には言えな い…。今日の夕方に必ずや行きます。


・お昼過ぎ・

・倫理学入門書読書会の準備。ちょっとお昼ごはん。

・実哲研の版下作りをしなくてはいけない人は家で寝てないで学校に来て仕事 をしなさい。


・夕方・

・ちょっと銭湯へ。


・近くの銭湯がやってなかったので、下宿から北の方にある市営の風呂屋へ。 市営は180円と安い。背中に絵が描いてある老人が多いのでびびる。


・夜・

・読書会終わり(次回から「権利」の巻)。その後、みなで夕ごはんをはむはむ と食べる。

・そろそろ本気で実哲研の版下作業をしないと。明日は一日中これに打ち込む つもり。しかし今は下宿に戻って寝る。


10/16/96

夜明け前。このページは今月すでにだいぶ書いたので、前半部を切り離す。ま さに「猿のよう」であるが、こう書くと猿に失礼 かもしれない(ポリティカル・コレクトネス)。そういえばまだ「か のように」は読んでいない。そのうち読もうっと。

今、冷凍庫開けたらアイスクリームだらけなんで、びびる。とりあえずそろそ ろ寝ないとやばい。

というわけで朝。教授が来るより早くに起きる。目覚ましもかけずに起きれる のがここで寝るときの利点である。家で目覚ましをかけないで寝たら、もしか して自分はもう二度と起きないんじゃないかという恐れがあるため、きちんと かけるようにしている、というほど寝てしまう。

「そういえば前にアンケートを取った」と以前書いた が、さらに二通、「知らなかった」の方に票が投じられた。これで知ってたが 一人、知らなかったが四人である。と以前書いたが、さらに一通、「知らなかっ た」の方に票が投じられた。これで知ってたが一人、知らなかったが五人であ る。と昨日書いたが、さらに一通、「知らなかった」の方に票が投じられた。 これで知ってたが一人、知らなかったが六人である。忘れたころにやってくる 毎日新聞のおばちゃんのような、ありがた迷惑なこのアンケートの解答者たち。 いやいや、そんなことはありませぬありませぬ。おきゃくさまはかみさまです イエスですブッダですオヤカタサマですどうぞ好きなだけアンケートにお答え 下さい。あ、ところで今、「ゴーダマ・シッダルタ」をもじった「コダマ・ブッ タロカ」あるいは「コダマ・シッテルカ」という新しいページ名を思いついた。 なんにんかの先輩その他は前者の名前を持った内容のページを所望すると思う が、いや、それなら「コダマ・シナシタロカ」の方が適切といえよう。あ、 あー、だ、だめだ、こ、こわくて失禁してしまった。こ、この話はなかったこ とにする。

もう一方のアンケートに答えてくれたお 二方にも感謝。いまだに僕のホームページは更新状況がわからない。はたして 得をしてるのか、損をしてるのか。暇ができたら勉強しまーす。

朝とも昼とも言えない時間。加藤先生は先ほど「寝坊した」といって来られる。 その後高橋先生もお見えになる。そういうぼくといえば、ずっといる。起きて から今まで、哲学系のデータベースであるパストマスターズの契約同意書の抄 訳をつくっていた。プリントコピーは5頁までだとか、いろいろ厳しい制限が 課せられている。バックアップ以外の目的でコピーをとることはまったく許さ れていない。もちろん学生が悪いことすると購入者の加藤先生が縛り首八つ裂 きの刑になって倫理学者としての生命を断ち切られるので、これをコピーする ことは許されないのである。僕もまずい気がするので、家に帰ったら即刻証拠 隠滅を計るとしよう。

昼。喫茶店でモーニング+週刊誌速読。ルネで本が全部15%引きになっている ので、著作権関係の本やふぇみにずむの本を買おうかと思ったが、金も読む時 間も無さそうなので断念。筒井康隆の本も買いたかったが、やはり断念。ラジ オ英会話の11月号だけを購入。

筒井康隆の名前が出たので、ちょっとだけ書く。詳しい話はまたにする。僕が 『文学部唯野教授』を手にしたのは3/16/96のことである。それまで筒井康隆 を一度も読んだことがなかった。これにはやられた。まことにやられた。それ 以来、主に勉強の息抜きとして彼の作品をいろいろ読んだ。何を読んだかにつ いてはまた詳しく書くが、それ以来この7カ月間における彼の文体・考え方の 僕に対する影響たるや甚大なものである。もちろん、僕のはまねごとであって 筒井康隆本人のすばらしさには及ぶべくもない(ま、僕は小説を書いてるわけ ではないので、とりあえず文章力においては、と付け加えておこう。べつに彼 をかみさまとしてあがめ奉っているわけではない)。というわけで、もし筒井 康隆ファンの人が僕のホームページを見た場合、中には怒り出す人もいるかと 思うが、寛大な心でもって許して欲しいのである。人間やっぱりまねをしない とうまくなりません。なりませぬなりませぬ。僕は伝統主義者ですから、個性 は必ず模倣から出発すると信じています。ただ、その模倣した作品を人に見せ るべきかどうかは問題がありますけど。あ、しまったながくなった。ここでう ちきりっ。

そうそうそう、昨日の加藤先生の酒の席での演説でひらめいたのだが、ベンタ ムの「自分びいき」と「最大幸福原理」は企業と政府の関係において非常によ く適合するんである。一般の企業が「自社の利益追及」を目標に掲げているこ とはほとんど異論のないところである。また、企業に対し規制を行なう政府の 目標は「最大幸福原理」で問題なかろう。ありませんっ。企業--政府モデルで 考えれば、ベンタムの解釈はしやすくなるのではないか。それで、結局人間も 企業とかわらんのであるって証明すればよい。万歳。あ、そうか、よく考えた らベンタムって経済モデルで考えてたんだろうし、もともとこれが彼の理論の 原型といえるのかもしれないな。

昼過ぎ。鈴木さんがいらっしゃる。ライオンズの「支配するものは支配される ものの利益に奉仕すべきである(政府は国民のために、個人は自分および家族 のために、ということ)」という説について議論。しかしどんどん原理的な話 になってしまい、収拾がつかなくなってしまった。先生が授業からもどってこ られたので、打ち切れた。

夕方。中央生協で遅い昼御飯を食べていると、同回の深谷君と遭遇。ついつい ベンタムの話をしてしまう。M1の斎藤さんとも遭遇。いくら丼はなんだかよく わからんのだが、ばりばりしてて(のりか?)食べにくかった。480円は高い。

そろそろここでヘーゲルの授業が始まるので、退散するか。

夜。寝た寝た寝ました。一時間半。附属図書館2階のソファーで。深海魚の夢 を見るぐらい深く寝てしまった。(この表現は著作権を放棄します。ご自由に お使い下さい。え、使わん?)もどってくるとヘーゲルの授業が終わってみんな が出て行くところ。さ、ちょっと勉強して帰るか。

さらに夜。白水氏が来て、帰られる。今週土曜の関西哲学学会の準備のためご 多忙のようである。あ、そろそろよい子の帰る時間が近づいてきた。名残惜し いがいそいそと帰る準備をする。あ、あすは歯医者だっ。塾だっ。ってことで 明日はこのページは更新されないであろう。お休み。


Satoshi KODAMA
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Last modified: Mon Nov 21 16:16:35 JST 2016