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KODAMA'S (NEW) WORLD

男でなくなる方法はいくつかあります。 第一には、ペニスをつけないで生まれてくること。 第二には、ペニスを切り取られる、あるいは噛み切られること。 第三には、ペニスによって貫通されることです。 レイプされた多くの男たちは、彼らの男らしさ、 したがって彼らの人間らしさを奪われたと思いこみます。 自分の祖先にユダヤ人や黒人がいたことを知った人種差別主義者のように、 極度の羞恥から自殺を図る場合すらあります。 人間の部類に入る羽のない二足動物ではなくなってしまったという恥辱から。

---リチャード・ローティ「人権、理性、感情」


昨日 / 明日 / 2016年10月 / 最新 / はてな

この日の出来事


07/Oct/2016 (Friday)

某講義、某演習、某飲み会など

真夜中

昨晩は娘が咳をして少し戻し、また恐い夢を見たとかで早朝に起きたため、 一緒に起きる。少し某予習。

朝、朝食、朝刊、娘とシャワー。朝、娘を保育園に送り、そのまま自転車で 大学へ。

午前中は少し某予習をしてから某講義。シンガーの「倫理と直観」論文。

お昼、某コレクションで昼食。進化論の本を読んでいると、痛いくらいに面白いが、 なぜなんだろうか。これも進化の過程で得られた傾向性なのか(違うだろう)。

昼下がり、雑用。主にメールの返事。それから某演習。消費者や企業や政府の責任。

夕方、某事務局作業を学生らに手伝ってもらう。感謝。終了後、 しばらく雑用。某相談業務も二件ほどあり。

夜、娘を自宅に送ったあと、某君の帰国記念の飲み会に参加。 歓談。夜中まで。

夜中、帰宅。メールの返事。 もう寝るべし。


07/Oct/2013 (Monday/lundi/Montag)

某講義など

昨晩は喉が痛くてよく寝られず。定時起床。シャワー、ゴミ出し、朝食、朝刊。 まだ暑い。

朝、診療所に行って喉の腫れがひどいことを伝えると、点滴を打つことに。ロ キソニンも追加でもらう。それから自宅で講義の準備。余った時間で少し寝る。 お昼も適当に食べる。

昼下がりに大学へ。某講義初回。救命ボート(ハーディンではない)。終了後、 しばらく雑用。

夜、帰宅してから娘を保育園に迎えに行く。それから夕食。

夜中、食器を洗ってシャワーを浴びて布団に入るが、娘が邪魔をしてなかなか 寝られず。


07/Oct/2012 (Sunday/dimanche/Sonntag)

博多から京都へ、オンライン研究会

早起き。ホテルのビュッフェで朝食。午前中は部屋で雑用。

お昼、チェックアウト後に天神に行き、百貨店で紺のジャケットを購入。お土 産も買う。

昼下がり、博多駅に戻ってきてラーメン。それなり。

夕方、ホテルに荷物を回収に行ってから、新幹線に乗って京都に戻ってくる。 車内では少し寝てから勉強。

夜、京都に戻ってくる。三条で讃岐うどん。使っているイヤフォンが断線した ので(使用10ヶ月ぐらい)、少し探しに行ったが、よいものは見付からず。

夜中、某オンライン研究会。明日の研究会のために予習が必要だが、もう寝な いと死ぬ。


07/Oct/2011 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

定時起床。シャワー、シリアル。

娘の調子がまだ悪いので、午前中は休むことにして、病院に連れて行く。病院 が始まった後すぐに行くとものすごい混んでたので、一度帰宅してから一時間 ほどしてまた病院に行く。風邪だろうということ。飲み薬をもらう。

帰宅して、娘にミルクをやり、娘が寝たのと一緒にしばらく寝る。

お昼過ぎ、娘の世話を妻と交代し、大学へ。本郷の某ラーメン屋で酸辣麺。

昼下がり、研究室で色々雑用。授業の準備。

夕方、某講義が今週から開始。少し講義をする。それなり。久しぶりで疲れた。

夜、四ツ谷に移動して、某研究会に途中から出席。それから飲み屋に移動して、 色々議論。夜中まで。

真夜中に電車に乗って帰宅。娘の調子は良いようだ。


07/Oct/2010 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

定時起床。何か異様に眠かったが、ゴミ出し、シャワー、朝食。

洗濯をしていた関係で、少し遅めに出勤。 大学内の某スタバでしばらく勉強したあと、お昼すぎまで研究室で雑用。 主に明日の講義の下準備。

お昼すぎ、某コモン・ルームでおにぎり。それからまた雑用。

夕方、某大学の研究者の方々と某オンライン研究会。今回はテスト。

それから夜中まで明日の講義の準備。なぜかKeynoteでスライドを作り直している…。

夜中、本三の某ラーメン屋で夕食をとってから帰宅。新聞を読んだら寝よう。

諸事情により先ほどの件はなかったことに。


07/Oct/2009 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

朝、ゴミを出して布団に戻る。少し遅めに起きる。いかん、夜更かしが多くなっている。 速達で起こされる。あまり良くない知らせ。

雨。髭剃り、朝食。

地下鉄で定時出勤(少し遅め)。午前中は雑用。

お昼、某会議。お昼すぎ、別の某会議。書記を務める。その次の会議はキャンセル。

昼下がり、某先生らと某相談。今日は短かめ。

夕方、某氏と一緒に某院生の指導。そのあと、少し寝袋。

夜、しばらく功利主義アワー。それから地下鉄で帰宅。

夕食後、新聞。ソファで寝ずに、食器を洗ってから二階の勉強部屋に行き、 また功利主義アワー。あまり捗らず。

真夜中、Wiiを少しして汗をかき、シャワー。外は大雨になる。もう寝なければ。


07/Oct/2008 (Tuesday/mardi/Dienstag)

定時起床。シャワー。体重は2年前と同じぐらい。1年前と比べると1.5キロほど減っており、 3年前と比べると、これまた1.5キロほど増えている。 体重をほぼ毎朝4年間、記録し続ける男。

お昼前

朝、朝食と朝刊。それから定時出勤(少し早目。生まれ変わった)。

午前中、某卒論生の指導とコーヒーメーカーの掃除など。

昼下がり

お昼は某ランチョン・セミナー。『生命倫理』最新号の論文を読む。

お昼すぎ、某業者が来て某相談。そのあと、某先生とも相談。

昼下がり、研究室でしばらく目を休ませる。交差法も少しできるようなった。

日経平均が一時1万円を割ったそうだ。あれまあ。

真夜中

夕方、また某業者が来て某相談。そのあと1時間ぐらい読書してから帰宅。

夜、夕食、夕刊。そのあとソファで死んだように仮眠。 生活がルーチン化してるな…。

夜中、しばらく二階の勉強部屋で勉強。何もすることがないので文章を書く作業。


07/Oct/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

昨晩はDVDでモンティ・パイソンを一話ほど見てから、 早目に就寝。朝遅くまでよく寝る。

真夜中

お昼前に家を出て、クリーニング屋にスーツなどを預けたあと、 巣鴨のマンガ喫茶へ。3時間ほど。

昼下がり、秋晴れで気持ち良かったので自転車で散歩。 駒込、千駄木、谷中、根津と行き、喫茶店で軽食をとったあと、 上野の不忍池で一服(「一服」と言っても、喫煙していたわけではない)。

夕方、研究室へ。しばらく非常勤のための読書。 資料のコピーなどがあるので、次々回の講義の準備もしておく必要があり、面倒。

夜、白山の某スーパーで買物してから帰宅。 夕食は某妻のシチュー(ちょっと焼酎を飲む)。 風邪はだいぶ良くなったそうだ。 非常勤で学生に公民権運動のあたりの映像を見せるにはどうしたらいいかと 相談して、NHKの『映像の世紀』を買うことになる。

夕食後、モンティ・パイソンを一話見る。昨日から第二シリーズ。

それから少し仮眠をとって、ジョギング。白山通りを春日まで下りたあと、 旧白山通りの方から戻ってくる。30分ほどで5.3キロ。それからシャワー。


07/Oct/2006 (Saturday/samedi/Sonnabend)

よく寝る。昨夜はライオンに校庭で追いかけられる夢を見た。

朝2

晴天の様子。

メモ。「役割を果たす」という感覚の陶冶。 私的な領域には介入しないという自由主義を貫きながらも、 共同体の一員としては共同体のためにできることを全うすることを 各人に要求する社会。

昼下がり

お昼前に総合図書館へ。昨日から風が強いせいで、 銀杏がたくさん落ちていた。 しばらく昨日のメタ倫理の文章の書き直し。

お昼は少し遅目にサブウェイで。 食べながら数独の問題を一問解く。難問だった。

それから書籍部へ。2006年の『国民衛生の動向』が欲しかったのだが、 すでに在庫切れ。代わりにニューズウィーク(日本版)や 今井道夫『生命倫理学入門(第二版)』などを買う。

夜中

昼下がり、ちょっと本三付近で某用事。

夕方、総合図書館に戻って少しだけ某翻訳。そのあと、 プールで30分ほど泳ぐ。

夜、やはり総合図書館をアジトにしている某氏と某定食屋で夕御飯。 カキフライ定食。お腹が一杯になる。 そのあと某スタバに行き、ニューズウィークの大学ランキングを一緒に見たり。

帰宅。科研費の申請について考える。

メモ。時間の長さは限られている。できるのはただ、 時間の密度を高めることだけだ。時間の密度を高めるには、 無駄なことはせず、勉強するときは集中力を高めなければならない。 集中力を高めるには…。

メモ2。「寸暇を惜しむ」というのは良い表現だ。 しかし、一方でケチケチしているような気もする。 お金に関しては気前良く、時間に関しては節制すべきなのだろうか。 時間に関してmiserになるのもいやな気がする。 おそらく中庸が大事なのだろう。お金も時間も浪費せず、 かといってmiserになることもなく、その中庸が徳というわけか。 時間を浪費しないように注意しよう。

真夜中

しばらくレスリー・スティーヴンのScience of Ethicsや アーネスト・アルビーのA History of English Utilitarianismを読む。 とくに後者が楽しい。歴史が好きなんだろう。

真夜中2

そろそろ寝よう。

左側の首の凝りと左上の親不知の因果関係について考える。 よくわからないので、とりあえず歯医者に行って抜いてもらおう。

今日のニュース


07/Oct/2005 (Friday/vendredi/Freitag)

お昼前

なんとか起きる。さて、行かねば。

夕方

新幹線の中で。お昼に家を出たが、 インターネットで予約した新幹線に 数分遅れで間に合わないことがわかったため、 東京駅で電話してぎりぎりで予約変更。 さんくすJR東日本。

というわけで、30分ほど遅れて出発。 車内では三日分の新聞を読み、 駅弁を食べる。駅弁は競争が激しいせいか、 どれを食べてもそこそこうまい。 持ってきたiPod miniは1時間ほどでバッテリーが切れる。 これでは使えない。 東京に戻ったら銀座に行って交換してもらおう。 今は昔買ったRavemetalのモノを使っている。 こっちの方がリチウム電池が持ってよい。 予備の電池もあるし。

新幹線に乗ってから、 データを入れたフラッシュメモリを自宅に忘れてきたことに気付く。 まあ、念のために自分宛てにデータをメールしていたので、 ホテルに行けばなんとかなるのだが。 しかし、もうちょっと気をつけないといかん。

名古屋から京都まで寝る。 京都から大阪までは外を眺めていた。 なつかしいというか、見なれた風景というか。 夕暮れ時で、小雨も降っていたので、 なんだか感傷的になった。

『自省録』でも持ってくればよかったな。 哲学は精神の健康を保つための薬でもある。 いや、まあ、こういう風に書くことも癒しなんだろうけど。 頭の中に考えが混沌としているのは良くないことで、 精神の健康を保つためにはできるだけ文章にしてみるべきだ。 日記セラピー。とかなんとか。

夕方2

岡山着。駅の構内で迷う。どうも岡山には初めて来たらしい。 繁華街のある東口とは逆の西口の、少なからずさびれたホテルヘ。 安いので岡山のホテルの相場はこのくらいかと思ったら、 やっぱりちょっと質の落ちるホテルだった。まあ、 LANが入っていればどこでも生きていけるが。

駅前でも少し迷ったせいで、かなり汗をかいてしまった。 つかれたし、もう寝たい気分だが、 せっかく来たので初日(というか前夜祭)の学会に顔を出してこよう。

真夜中

夕方、バスで岡山大学へ。 てっきり高台にあるのかと思っていたが、平地にあった。 なんだかK大の旧教養の建物を思わせる薄汚れた建物の中で (悪口ではありません、念のため。医学部3号館もこんな感じです)、 二時間ほどワークショップを拝聴する。 某名誉教授もビジネス倫理の話をされていた。

その後、インフォーマルな懇親会。焼き鳥ばかり出てきて困った。 さらに、某助教授について駅前で二次会。 ワークショップに出たのは2時間、飲んだのは4時間…。 帰り、人通りの少ない岡山駅の地下商店街と西口への通路を通ってホテルへ。 なんか、いかにも犯罪が起きそうなんだけど…。

さて、寝ないと。


07/Oct/2004 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

昨日のこと。

夕方

昨晩は『ムーラン・ルージュ』を途中まで (DVDにキズが入っていて最後まで見れなかった)と、 『エビータ』(あまり印象に残らない映画。C+) を観てから寝る。

昼下がりに起きてから大学へ。特論の授業説明とか、雑用。

リレー講義におけるindividualismとcommunitarianismについて考えることあり。 一致協力して良い(tight-knitな)講義を作ろうとする人々と、 オレはオレ、アナタはアナタで独立独歩でやろうとする人々。

真夜中

夜、某校正を適当に終えてからジムに行く。時間がなかったので 2キロちょっと走ってから筋トレを少しだけ。

そのあと、某氏らと某飲み屋でおでん。お腹いっぱいになり、眠くなる。


07/Oct/2003 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

なんかまだエネルギーが残っている気がするが、 明日に備えて寝ることにする。

早寝早起き。が、寝たりない。カーテンをきちんと閉めてなかったせいか。

朝食、洗濯。

朝2

大学へ。最近またビリー・ホリデーを聴いているが、 ようやく歌詞を味わうようになってきた。 とくに`Don't Explain'はかなり胸に来るものがある。 ちょっと訳してみた。

Don't Explain

もういいの、何も言わないで
どこにも行かないとだけ言って
うれしいの、戻ってきてくれただけで
何も言わないで

もういいから、何も言わないで
何にもなりはしないから
もういいの、口紅のことは
何も言わないで

知ってるでしょう、愛してること
愛のために耐えてることも
ずっとあなたのことを考えてたわ
あたしはあなたのものだから

うわさを聞いては泣いてたの
浮気してるって知ってるわ
でも善いも悪いも関係ないの
あなたがいれば、それだけで

もういいの、何も言わないで
あなたはあたしの喜びと苦しみ
あたしの人生はあなたのもの
何も言わないで

---Billy Holiday, Arthur Herzog Jr.

あ、仕事仕事。

お昼前

工事の音がすごい。

お昼すぎ

医療倫理のテキストをいろいろ読む。法律のお勉強をしなきゃな。

昼下がり

生協のカメラ屋で証明写真を撮ってもらう。 今日も購買部で弁当を買い、コモンルームで食事。

秘書さんに予定表に書きこみをするように言われるが、 ぜんぜん書き込むべき予定がなくて恥ずかしい思いをする。

夕方

医療倫理の勉強。ちょっと賢くなった…かも。


07/Oct/2002 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (午前)

やばすぎる。寝れない。

早朝

起きる。とりあえずシャワーを浴びてから数時間ほど寝た。眠い。

う、行かねば。

昼下がり

某所で生命倫理の授業。脳死と臓器移植。C。 けっこう関心が高いようだ。

昼は某イタリア料理屋でパスタ。 客にあまり注意を払わない中国人らしきウェイトレスが給仕していた。

下宿に戻ってきて、洗濯、シャワー。 ちょっとシエスタしよう。

夕方

爆睡する。起きて洗濯物を干すと蚊に刺される。まだいたか。

夕方、大学に来る。明日の準備をしに来たが、今夜は時間切れ。 また明日の朝来よう。

真夜中

夜、買物を済ませて下宿に戻ってくる。 アイロンをかけたり新聞を読んでいたりしてたら あっという間に一日が終わってしまう。

机に向かっている時間…10.0hr
今日の勉強時間…9.5hr
マルクス係数…0


07/Oct/2001 (Sunday/dimanche/Sonntag)

山形訪問その3

朝、専称寺を訪れてから、学会へ。 午前中は「教育の倫理・倫理の教育」という題のシンポジウムを聞く。

昼、某先輩と某出版社の方と某君と一緒に某有名蕎麦屋へ。 味はそこそこ。おごってもらう。感謝。

午後の学会は不登校を決め込み、某君と一緒にすこし観光する。 フランス近代美術が充実している山形美術館、霞城公園、 郷土館(旧済生館)を順に訪れる。

それから駅でお土産を買ったりして時間をつぶしたあと、 バスで空港へ行き、飛行機に乗って関空に戻る。 関空から電車を乗り継いで京都に戻り、無事帰宅。


07/Oct/2000 (Saturday/samedi/Sonnabend)

寝坊。終日雨。

なんか一日中ネットにつないでいる気がする。 部屋から出なくなってしまいそうで恐い。

近くの古本屋で買った本。

勉強勉強。


プラトンの「クリトン」(Crito)を英語で読む。 インターネットもソクラテスに負けず劣らず多くの若者 (研究者および学生)を堕落させている気がする。

今日明日中にハートの『法の概念』を英語で読み、 啓蒙期フランスの歴史を勉強しなければならない。 やばい。


10/07/99 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

ちょっと風邪ぎみ。薬を飲む。

先日のムーア先生の「善いとは何か?」じゃないけど、 道徳的権利に関するおれの根本的な問題意識は「権利とは何か?」 ということになるようだ。

そういえば、4回生のときに、 権利論を勉強しようかと思って某教授に参考文献を訊ねたところ、 権利についての良い本があれば自分が知りたいくらいだ、 と言っていたのを思い出す。

あのころから権利が気になっており、 やっぱり同じ問いに戻ってきてしまったのだ。 というか、そもそも倫理学を志した原因は、 「権利ってなんやねん?」ということを疑問に思ったからではなかろうか。 あれ、これは前にも書いたっけ。

あ〜、準備が。やばい。

わ。あ。反応。が。おそ。い。


朝起きてシャワーを浴びる。 久しぶりに体重を計ったら**キロだった。

英語でブツブツ独りごとを言ってみる。ブツブツ。ブツブツ。


京都に戻ってきた。

朝、GREに電話。10月16日の午前中にもテストを受けることになる。 兄の家で朝食を食べさせてもらったあと、スーツ姿に変身し、 車で駅まで送ってもらう。

先に新宿に行く。新しい方の某紀伊國屋で洋書を物色。 何冊か科研費で注文する。

それから赤坂見附へ。都営線の地下鉄の駅員に尋ねると、 新宿三丁目で乗り換えろと言われる。愛想が悪い。

やってきた電車に乗ると、どうやら急行だったらしく、 新宿三丁目を通り越して市ケ谷まで連れて行かれる。 泣きながら反対方向の電車に乗り、新宿三丁目へ。

教訓: 東京の地下鉄は急行が走ってます

時間を気にしながら、丸の内線に乗り換え、赤坂見附へ。 汗をかきながら山王グランドビルヂングの2階にある 日米教育委員会に駆けこむ。時間ぴったり。

面接を終えたばかりの人と少し話してから、いざ面接へ。 面接官の中に知った顔の人がいたのでびっくりした。 詳細は後で書く(かもしれない)が、 まあ、力の限りやったんじゃないかと思う。 面接の結果は12月の半ばまでわからないから、 一応合格するという想定で、 テストを受けたり願書をもらって書いたりしなければならない。

面接のあと、トイレで普段着に変身する。 トイレから出ると某先輩に出会う。 某先輩はおれの一時間後に面接だったのだ。 いろいろ面接での情報を伝えてから別れる。

丸の内線で東京に行き、 東京駅で特急券を買って新幹線に乗る。 ホームを間違えていて、 あやうく指定席がフイになるところだった。 今日は電車運がない。

電車でモーニングを読み、少し寝て、 日米教育委員会でもらった米国大学・大学院留学のパンフレットに目を通す。 これを読むと、 おれの目的意識(「何のために留学するのか」)の甘さがよくわかる。 もっと準備すべきだった。

京都駅から、いつもどおり地下鉄で今出川まで行き、 バスで百万遍へ。 移動中、GREのパンフレットを読む。 今度はこれの勉強をしないとな。


今日やったこと


10/07/98(Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

昨日。 夕方、 某E研から下宿へ移動。

下宿に戻る途中、修論の構成に若干の手を加えるべきことを悟り、 現在の草稿を放棄して草稿その5を書く決意をする。

『天声人語2』をちょっと読んでから真夜中まで爆睡。 起きてから条件反射的に学校へ。習慣とはおそろしい。


随分遅めの晩ごはん。 某定食屋のおばさんに、ずいぶんやせたねえ、と言われた。 そうなのだろうか。 自分ではわからないが、 知らぬ間に厚みのない二次元の世界へと移行しつつあるのかも知れない。

ちなみに、 某師匠の読んでるWEB日記(10月7日現在)の中で、
39.は、 最近ついに日記も書き出して立派な成虫へと変態 した某後輩のページ、
40.は、アメリカでご活躍中の某先輩のページ、
41.は、ぼく同様(たぶんそれ以上)修論で忙しい某同輩のページ
である。 もちろん、
13.は、 昨日修論の中間発表をして現在は安眠してるであろう某同輩のページ
である。 某師匠とおれも含め、同じ研究室に日記書きが実に6人もいるというのは、 ギネスに申請すべき事柄なんじゃなかろうか。


夜明け前

レジメ書き。ようやく調子が乗ってきたが、眠くもなってきた。うう。


早朝

気持ちの良い朝。散歩でもしてくるか。


某師匠が働かれている。 ぼくはなぜか机の上にあったデジカメ を持って、東館を探索。 いくつか写真を取ってみた。 時間のある人はどうぞ。

なかなかデジカメってはまるなあ。


10/07/97(Tuesday/mardi/Dienstag)

・真夜中・

・わあああっ。火曜日になっちゃった。あっ、そこっ。そこの時計、スピード 違反です。今すぐ止まりなさい。ついでにバックしなさい。(「一日を30時間 にしよう運動」署名募集中)


・やっぱりベンタムって天才だなあ、と思う。少なくとも普通ではない。

・7才でウェストミンスター校(イギリスの名門パブリックスクールの一つ) に 入学して、12才でオックスフォード大学入学、16才で学士号取得。21才で弁護 士資格取得。

・それ以降は84才で死ぬまで恐ろしいほどの量の原稿を書いている。どのぐら いの大きさか知らないが、ロンドン・ユニヴァーシティ・カレッジにはフォリ オページ6万枚分の未行刊の草稿が残っている。

・しかもそれが「だれかの論文を読んでまとめた文章」ではなく、有名なパノ プティコン(機能的な刑務所の計画)を含め、ほとんど全部が立法や政府に関す る彼自身の独創的なアイディアなのだ。ほとんど基地外の領域である。ベンタ ム一番おそるべし。

(ぼくが今から毎日彼の草稿を読んでも死ぬまでに読み切れないのではないか、 と思う)


・ふう、やっと読書会の担当部分の要約(あまり要約にならなかったが)が終わっ た。さて、これから下宿に戻って寝よう。科哲とロック読書会の予習は朝起き てから。え、やりますよ。やりますってば。信じてくださいよ。もお。くどい なあ。やりますっ。やりますったらやりますっ。


・朝・

・くもり。急いで科哲の予習。♪急〜げっ、ベ〜ィビッ、走〜れっ、ベ〜ィビッ♪


・お昼・

・「サイバー…」って、きっともう古くさい言葉なんだ ろうけど、なかなかわけのわからないながらもかっこいいイメージがある。と くに「サイバーパンク」。これは強力。いかす。

・辞書で調べると、1948年にNorbert Wienerが使った「サイバネティックス cybernetics」という言葉が「サイバー…」の起源のようだ。「サイバネティッ クス」とは、「人工頭脳研究。人間の制御機能と、それに代わる機械的・電子 工学的組織の研究」とある(小学館ランダムハウス)。そいえば、工学部の航空 工学にいる知合いがコンピュータを使ってそんなことをやってる、と聞いたよ うな気がする。

・「サイバーパンクcyberpunk」は、「コンピュータ・ネットワークが管理す る未来社会を描くサイエンス・フィクション分野」とある(同上)。

・「サイバースペースcyber-space」は、「コンピュータ・ネットワークが張 り巡らされた未来空間」とある(同上)。今はインターネットがサイバースペー スと呼ばれるみたいだから、この定義は古いのかも知れない。

・上の二つの語の共通項は「コンピュータ・ネットワーク」と「未来」である。

・「サイバーフィリアcyberphilia」は「コンピュータ狂」、「サイバーフォ ビアcyberphobia」は「コンピュータ恐怖」という意味(同上)。この「サイバー」 の意味はほとんど「コンピュータ」と同義なのであろう。「サイバネティック ス」の語源はギリシア語の「舵取りkybernet(es)」だそうなので、ずいぶん元 の意味からは変容している。「サイバー」も大変である。

・「コンピュータエシックス」は今いちインパクトがないので、これからは 「サイバーエシックスcyber-ethics」と呼ぶことにしたらどうだろうか。いか す。

・「サイバーベンタム」ってのもいかす。ベンタムMLの名前をこれに変えよっ かな(うそ)。

・「サイバー下宿」。むむ。ちょっとなあ。

・「サイバー生協」。だめ。

・「サイバージャズ」。む。よくわからん。

・というわけで、しばらく「サイバー」をいろいろな語の頭に付けて遊ぶこと にする。

(追記)

・知らなかったが、「サイボーグcyborg」は、cyb(ernetic)+org(anism)から できた言葉で、「人造(改造)人間」を意味し、「サイボットcybot」は、 cy(bernetic)+rob(ot)からできた言葉で、「(意志決定のできる)サイボット」 を意味するそうだ(同上)。ううむ。「サイバー」おそるべし(そればっか)。

・ところで、『サイボーグ009』に出て来る連中は人工頭脳じゃないから、 「サイボーグ」は必ずしも人工頭脳を持つとは限らないのだろうか。それとも 石ノ森章太郎(だっけ?)だけが違った用法で使っているのだろうか。

(追記2)

・今手元にある The Cambridge Dictionary of Philosophy によれば、cyberneticsという言葉は1947年に造語され、そ の語源のギリシア語は、英語ではhelmsman(舵手)と訳されるのだそうだ。最初 の説明は、「生物学的、物理学的、化学的動力組織体energy systemの操作と 誘導のための、情報の操作伝達に関する研究」とある(誤訳の恐れが多分にあ り)。ううむ。よくわからん。「歴史的には、サイバネティックスは情報(伝達) と計算computationに関する数学的理論と結びついていた」らしい。ううむ。 ちょっとわかって来たが、続きはまた今度(たぶん)。

・ある人から来たメイルによれば、「一般に人間に改造を加えたものをサイボー グ、純然たる機械でありながら、人間に似せたものをアンドロイド、それ以外 のものをロボットと呼んでいる」らしいので、サイボーグ009もキャシャーン も問題ないとのこと(情報感謝)。しかし、とすると義足や補聴器などはどうな るのだろうか。ま、これもまた(たぶん)。


・夜・

・新館のLANがようやく貫通した(こういう言葉使いはしないか)。関係者のみ なさま、ご苦労さまでした。やっと新研究室ですべての作業ができるようになっ た。


・kant、mill、bentham、全コンピュータが新研究室に。関倫の仕事のあと、 皆でお寿司。ごちそうさま。


・夜中・

・その後、疲れつつもいつもの三人でロック読書会。


10/7/96

朝。今日、今から茶髪論争の発表。健闘を祈る。

夕方。茶髪論争の発表が無事終わったので、後書きとして一応のまとめを掲げ ておく。ちょっと今集中力がないので、いいかげんなまとめ方になっているの で、その点はお許しいただきたい。意見くれた人、ありがと。なお、昨日書い た「一騒動」は時間がないのでなるべく明日に書く。無事に終わったとだけ記 しておく。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Sun Nov 6 22:20:09 JST 2016