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KODAMA'S (NEW) WORLD

善きひとになるのは、一部のひとびとの考えによれば本性に、 他の一部のひとびとによれば習慣づけに、 また他の一部のひとびとによれば教えによる。 ところで、もし本性に属するのだとすれば、 明らかにこれはわれわれのいかんともしがたいところなのであって、 何らかの神的な原因によって真の意味における「好運な」 ひとびとに与えられたものなのだとするほかはない--。 また、理説とか教えとかも、 おそらくは必ずしもあらゆるひとびとにおいて力があるわけではなく、 それが有効であるためには、「うるわしき仕方において悦びや憎しみを感ずる」 よう、あらかじめ聴き手の魂がもろもろの習慣づけによって工作されてあることを 要するのであって、これはいわば、種子を育むべき土壌に似ている。 というのは、情念のままに生きるひとは、忠告的な言説に耳をかさないであろうし、 耳をかしてもこれを理解しないであろう。 こうした状態にあるひとを、いかにして説得翻意せしめることができよう。 総じて、情念は理説に譲らず、 その譲るのは強要に対してのみであると考えられるのである。 してみれば、そこには、徳の完成に固有な倫理的性状(エートス) --すなわち、うるわしきを愛し醜悪なるを厭うという--が、 何らかの仕方で、すでに見出されることが必要となる。

---アリストテレス『ニコマコス倫理学』


昨日 / 明日 / 2016年10月 / 最新 / はてな

この日の出来事


03/Oct/2016 (Monday)

夜中

定時起床。朝食、朝刊、娘とシャワー。

朝、娘を送り、それから歩いて大学へ。午前中はメールの返事と 某氏と研究打ち合わせ。

お昼は家から持ってきた弁当。お昼すぎから明日の某講義の準備。

夕方、某教養のリレー講義の初回に顔を出す。 そのあと、歩いて丸太町に行き、某氏と研究打ち合わせ。 いろいろやるべきことが。

夜、帰宅して夕食。そのあと、娘と散歩しながらポケモンGO。

夜中、娘とシャワー。ちょっと早いが、もう寝て明日がんばろう。


03/Oct/2013 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

某相談、某入門講義聴講、某体調不良

昨晩はよく寝る。定時起床。髭剃り、朝食、朝刊。午前中は曇り空。まだ不調。

娘を保育園に送ったあと、午前中は研究室で仕事。

お昼、医学部の某先生とランチを食べながら某相談。某先生も紹介してもらう。

昼下がり、少し雑用とセンの勉強。体調が落ちてくる。

夕方、某応用倫理学入門講義。初回は某先生。ひさしぶりに人の話を1時間以上 にわたって聞いた気がする。夜、カンフォーラで某師匠と某相談。食欲なし。

夜、帰宅して簡単に夕食をとって薬。発熱。明日は病院に行こう。

さっさと寝るべし。


03/Oct/2012 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

某区役所、京都新聞など

定時起床。娘とFaceTimeしながらシリアル。シャワー、朝刊。

朝、地下鉄で二条に移動し、某区役所で転入届の手続など。児童手当の手続も 途中まで。それから地下鉄でバスを乗り継いで大学へ。しばらく雑用。

お昼、某氏と昼食。いろいろ教えてもらう。吉田泉殿についても教えてもらう。

昼下がり、某翻訳の作業。そのあと、しばらく雑用。京都新聞を研究室で購読 する手続もする。さっそく配達に来てくれる。

夜、出町柳のあたりで某師匠と夕食。ビールと日本酒。夜中、百万遍の某所に 移動してウィスキー。いろいろ。

真夜中、買い物をしてから歩いて帰宅(バスが終わっていた)。シャワー。もう 寝よう。


03/Oct/2011 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

定時起床。眠い。シャワー、シリアル。

朝、某娘を保育園に送る。それから本三の喫茶店でメールの返事など。研究室 に着いてから鍵を忘れてきたことに気づく。なんとかなったが。

お昼はランチョン・セミナー。先日の英国のMCSの患者の治療中止を認めなかっ た判決について。勉強になった。

お昼過ぎから夕方まで、某氏に手伝ってもらい、某書類作成作業。

夜、某オンライン研究会。勉強になる。それから某所でコピー用紙を買ってか ら帰宅。夕食。

夜中、某娘を風呂に入れる。食器を洗う。今日は早めに寝るか。

君は必要十分条件

君は僕を問いつめる
あなたにとってわたしは何なの?
必要条件?十分条件?
それともどっちでもないの?

僕は急いで考える
必要だけど十分じゃない
十分だけど必要じゃない
どっちも怖くて言えるわけがない コーラス:
君は必要十分条件
君さえいれば何もいらない
他の誰が何と言おうと
僕にとっては必要十分
僕にとっては必要十分

(誰か曲を作ってください)


03/Oct/2010 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

昨晩、イーサン・ホーク主演の『生きてこそ』を観てから寝た。 1970年代に冬のアンデス山脈に不時着して生き残った乗客が、 奇跡的に二ヶ月以上生き残ったという実話に基づく映画。 極限状況において人間の死肉を食べるという話があり、 いつか講義で使うかもしれない。ちょっと長いが、よくできた映画。B+

朝、遅めに起きる。シリアル、新聞、シャワー。

お昼、天気も良いので、某妻と一緒に六義園に散歩に行く。 亀をたくさん見る。

それから本郷へ。某妻に財布を預けたままであることにラーメン屋に入ってから 気付き、冷や汗をかく。なんとか解決。こういうことが多いので、 いつか無銭飲食でつかまるな…。

昼下がりから夕方まで研究室で雑用。たいしたことはできず。

夜、帰宅して夕食。

夜中、また巣鴨の漫画喫茶に行ってしまう。スーパーで買い物をしてから 真夜中に帰宅。少し雨が降り始める。

日経の「私の履歴書」の木田元の回を読んだら寝よう。

1998年の日記に電子書籍の話が書いてあるが、 またそのブームなんだよな。キンドルもiPadも出て、 スキャナで自炊とかも始まったし、今度こそペーパーレス社会が到来するだろうか。


03/Oct/2009 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

朝、ゴミを出してから二度寝。割と早めに起きる。 午前中に散髪に行こうと思ったが、予約が一杯で行けず。

お昼前に地下鉄で大学へ。しばらく某査読の作業。

お昼すぎ、荷物をまとめて地下鉄で東京駅に。 弁当を買って新幹線に乗る。

夕方に京都へ。ホテルにチェックインしてから、しばらく明日の報告の準備。

夜、七条のあたりで某師匠と飲む。酔っぱらい。

夜中、コンビニで買い物をしてから帰宅。歩いて帰るにはちょうど良い気温。

ホテルの同じフロアに修学旅行生が泊まっているそうなので、 明日の朝、大浴場に行くことにしよう。


03/Oct/2008 (Friday/vendredi/Freitag)

定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食。

某喫茶店でコーヒーミルを購入してから大学へ。定時出勤(今日も少し早目)。

昼下がり

お昼まで雑用。お昼は遅目に弁当を買って某事務室で某氏らと。 某氏に不要になったケーブル類をダンボール一箱いただく。

真夜中

夕方まで少しHTMLをいじっていたが、 ファイルが消えたりコーディングシステムがわからなくなったり、 いろいろうまく行かなくて断念。 タクシーで秋葉原へ移動。

秋葉原で某妻と合流して筑波へ。実は上野御徒町からも行けたことが後で判明。

駅からバスに乗り、筑波大学へ。筑波大は初めて。ひたすら広い。 夜、某ワークショップに参加。いろいろ勉強になる。

そのあと、おいしい寿司屋で夕食。ビールをジョッキで二杯。歓談。

夜中、タクシーで駅に戻ってきて、一駅戻ってホテルへ。少し勉強しよう。


03/Oct/2007 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

今日も忙しかった。

某○ゴ事件

食事後、ちょっとトイレに入ろうと思ったら、台所からネコのような鋭い叫び声が。 何かと思って見ると、某妻が○ゴ(ハリーポッターと同様、 恐しくて名前を書けない)が出たと錯乱している。引越して一年弱にして、 ついに恐しい生き物が。

台所に行くと、どこかに隠れたらしくすでに見当らないが、某妻はまだ興奮している。 「なんとかホイホイでも買いましょうか」、「あれは○ゴが見えるからイヤよ」、 「放っておいたらいいじゃないですか」、「台所に長くいるのは誰だと思ってるの」 などと話しながらデザートの柿を食べていると、そのうち、 某妻が何か音が聞こえると言い出したので、見ると確かに再び姿を現している。

こないだリコールがかかった氷殺ジェットをまきちらすが、 あまり効かないらしく、洗濯機の下に入ってしまった。 某妻は興奮して、「もっとすぐに一瞬で殺せるのじゃないとだめよ」 と繰り返している。しばらく収まったので、皿を洗っていると、 また洗濯機の下あたりに○ゴの姿が。

皿を洗い終わってから氷殺ジェットを取り出し、 洗濯機を片側持ち上げながらしばらく吹き付けていると、 弱ってようやく動かなくなる。 某妻がトイレに流せというので、古紙ですくってトイレへ。 南無阿弥陀仏。

パニックが収まったあと、反省会をして、「○ゴ対策行動計画」を 以下のように作成する。

  1. ○ゴが出ないように
  2. ○ゴが出たら…

今度からうまく行けばいいが…。


03/Oct/2006 (Tuesday/mardi/Dienstag)

季節がよくなったのか、よく眠れる。少し早起き。

図書館で真面目に勉強するようになったせいか、腰がちょっと痛い。 姿勢に気をつけること。

夜中

今日のこと。

真夜中

明日の非常勤の準備をもう少しだけ。

水がうまい。いくらでも飲めてしまう。最近はVittel。

今日のニュース


03/Oct/2005 (Monday/lundi/Montag)

昨夜は夢ばかり見て浅い眠りだった気がする。 精神的に追いつめられているからか、あるいは昨日寝すぎたせいか。

さて、今日も一日がんばろう。

朝から某ベンタム勉強会。 国際関係における経済の話と、人間の安全保障の話と、 ベンタムとペイリーの話。 勉強になる。

お昼は某13階の某イタメシ屋。 勉強会のあとは、 喫茶店で少し相談。 今後のベンタム研究について。 科研もあるし、個人的には今後どういう方向で研究すればいいかなあ。

96年の日記にもあるように、 元々はニーチェについて勉強したくて 京大文学部を目指したように覚えている。 最近また読んでるが、 やはり高校生のときに『ツァラトゥストラ』に衝撃を受けたようだ。 某駅前の本屋さんに岩波文庫のこの本がなかったり、 あるいは岩波ではなく世界の名著の訳を手にしていたりしたら、 京大には来なかったかもしれない。 それでベンタム研究者(兼、生命倫理学研究者)になってるんだから、 不思議なものだ。

1997年の日記に、「平和学なんてないのに、 なぜノーベル平和賞なんてあるんだ」と書いてあるが、 平和学というのはちゃんとあるようだ(Wikipedia: 平和学)。追記。

1998年の日記に電子書籍について記述があるが、 これも今どうなってるのか、調べてみないとなあ。 ホテルや飛行機などでも無料で貸し出したりしているそうだから、 きっとずいぶん便利になったんだろう。 目が痛いときや寝る前など、目で読むのが面倒なときがあるので、 音読機能が充実してたら買うけど、どうなんだろう。

真夜中

夜、プールで2キロ少し泳いでから、某カレー屋でカキフライカレー。 駅前で少し買物をしたあと、飛んで火に入るマンガ喫茶。 ストレス解消というかガス抜き。

夜中に外に出ると小雨。研究室に水泳具一式を置いてきたので、 取りあえず取りに来る。明日こそ科研の書類を完成させねば。

真夜中2

帰宅。

真夜中3

岩波文庫の『ツァラトゥストラ』から。

劇務や、スピードや、新奇なものや、異常なものをこのむあなたがた全部--- あなたがたは自分自身の始末に困っているのだ。あなたがたの勤勉は逃避であり、 自分自身を忘れようとする意志なのだ。
あなたがたが、もっと人生を信じていたら、これほど瞬間に身をまかせる ことはあるまい。だが、あなたがたは、待つことができるだけ充実した内容を、 自己のなかに持ちあわせていないのだ、---それで、怠惰にさえもなれない! (74頁)

人間の存在はぶきみであり、依然として意味がない。(28頁)

今日のニュース


03/Oct/2004 (Sunday/dimanche/Sonntag)

昨日から泊まり込みで予防接種について勉強。伝染病の歴史とか、 読むと勉強になる。

メモ。小グループディスカッションでは、四原則とか功利主義や義務論とか、 そういったものを用いて思考する訓練をしてもらうよう注意すること。 そうでなければディスカッションの意義が半減する。


03/Oct/2003 (Friday/vendredi/Freitag)

早朝

早寝早起き。昨夜もほとんど勉強できず。

昼下がり

というわけで、電車の中で予習をしつつ、南大沢へ。 ひさしぶりにフリーデン。保守主義の話。 リバタリアニズムがリベラリズムよりも保守主義と親和性が高いのは、 リバタリアニズムにも保守主義にもartificialを嫌い、 natural (extra-human)なものを志向する傾向があるからだそうだ。 それに対してベンタム・ミル以降のリベラリズムと社会主義は 人為的介入に一定の正当性を認める。とかなんとか。

また、オークショットのパティキュラリズム(経験尊重、理論軽視)の話もおもしろい。 `Oakeshott's approach rejected the distinction between the political thinking of a member of a society and the external observer or scholar's theorizing on the postulates and substances of that participatory political thinking.' (p. 321)なんて話は、 内的視点から外的視点かという議論の一ヴァージョンであり、 ブラックバーンでも問題になった外在的視点と内在的視点の対立と つながるところがある。このテーマはいつかちゃんとまとめるべきだな。

発表者が一人逃げたので、午後は休講になる。 時間ができたので京急新宿→市ケ谷(丸の内線に乗り損ねた)→後楽園 →本郷三丁目と乗り継いで大学へ。 あいかわらずうまい乗り換えができない。

経理に連絡。「年金手帳はここ十年ほど見ていない」と言うと、 代わりに年金の払込みの書類をコピーして出してくれと言われる。助かった。

夕方、事務に書類を提出してから神田へ。 ウィギンズの続き。 《人生の意味を与えない科学的世界観》 プラス実存主義的(or非認知主義的)コミットメントという1970年代主流(?)の 見方に対し、 事実と価値の峻厳な区別を批判することを通じてより客観的な人生の意味を 見つけだそうとかいう話。ここでもinner (participatory) viewと outer (objective) viewの区別がでてきて気になる。

授業のあと、 喫茶店に行き、しばらく歓談。それから帰宅。 都立の駅前で買物を済ませてから帰ってくる。 都立は急行も停まらないのか。

帰ってから、栗ごはん、いわしハンバーグ、めかぶ、もずくなど。


03/Oct/2002 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

あれ、まだ準備が終わらない。しかし、寝ないと。

真夜中2 (午前)

やっと終わった。たいへん。

しかし、働く女性ってほんとに大変で、 とても子供を産める環境にあるようには思えない。 政府は早急に「二人っ子政策」を打ち出すべきだ。 子供を一人産んだ女性には年金生活している女性を一人つけ、 二人産んだら三人つけるとか。育児休暇を取る男性には、 同様の職種での経験のある老人が代わりを勤める。 老人は給料の半分を夫に渡すかわりに、生活の面倒を見てもらう。 しばらく仕事を勤めているとそのうちくたばるだろうから、 そしたら夫がしぶしぶ職に戻る。だめか。

早朝

起きる。眠くて死にそうになるが、とにかくシャワーを浴びる。シリアル。

なんとか到着。眠い。大学のトイレの鏡で見ると、シャツがヨレヨレ。 なぜ夜にアイロンをかけなかったのかと激しく後悔する。

昼下がり

授業終わり。バスで大学へ。

ちょっと休息。眠い。

夕方

ひさしぶりに中央食堂で食事をしたあと、 ちょっと爆睡する。 つかれているときはよく寝れる(いつもよく寝ているが)。

某先生の寛容論の授業に出席する。疲労が激しく、首が痛い。

某英語の授業の先週の宿題を、メールで添削。つかれる。

真夜中

夜、ちょっと人を迎えにバスでJR京都駅へ。 だいぶ早く着いたので、石焼きビビンバを食べたり、 大階段の暗がりでウィリアムズを読んだり。

帰りは地下鉄とタクシーで帰宅。 今日は一日つかれた。

世界一おもしろいジョークが決まったらしい。 もちろん、笑いすぎて死ぬほどおもしろいものではないが。

机に向かっている時間…10.75hr
今日の勉強時間…9.75hr
マルクス係数…0


03/Oct/2001 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

昨日は第二演習に出た。夜、腹をこわす。

早寝したので今朝は早朝に起きる。

学校に行こうと思ったら自転車の前輪がパンクしていたので 途中まで押して行き、通り道の自転車屋で修理してもらう。 パンク修理に1600円というのは高いなあ。 原付バイクを見ていると乗りたくなったが、 危険だし環境にも悪いし今はやめておこう。 (いや、そもそも免許がないのだが)

今週末に下宿に電話が入る予定。来週にはADSLも入る予定。 わが家にもついに文明の光が。 (某君の住む一階はすでに啓蒙されている)

お昼前

某学会に顔を出すために、山形行きの航空券と駅前のホテルを予約。 二日滞在する予定だが、ホテルは満杯のところが多く、 まだ一日目しか予約できていない。 某君は24時間マンガ図書館にでも行ったらどうだと言う。 山形にそういうものはあるのだろうか。

日本の古本屋の検索で調べると、 山形市にある古本屋は三軒あるようだ。 (24時間営業ではないと思う。念のため)


03/Oct/2000 (Tuesday/mardi/Dienstag)

At last classes started. Yesterday I attended two classes; one deals with political ideas in the enlightenment period, and the other with political obligation and distributive justice. Actually the latter class is for the undergrads of Philosophy Department, to which I don't belong. But it is always pleasant to listen to a lecturer talking favourably about reflective equilibrium and rejecting utilitarianism quickly with a so-called counterintuitive instance in which a Christian gets eaten by a lion in front of one million people in a colosseum.

Anyway. Now I hafta study a bit about history too. The Seven Year War, The Seven Year Itch, etc etc...

The telephone company apparently lost my registration card. So I sent another one today. Loooong way to go before I can read Japanese on the Net...


10/03/99 (Sunday/dimanche/Sonntag)

昼下がり

ひい。もう3日。

昨夜は8時に軽音のコマ取りに行ったのだが、 ジャンケンに負けてコマを取れなかった。 最近、ジャンケンに勝ったためしがないな。

それから某所でお好み焼きを食べる。 すごい混んでた。 『サラリーマン 金太郎』15巻、16巻を読む。

下宿に戻ってからしばらくムーアの勉強。 「善いとは、〜である」という文は分析判断ではありえないから、 定義しようとする試みは誤りになるんだ、とか。

それからまた半日近く寝てしまう。あ〜、ばがっ。 起きてから論文に少し手を入れる。

昨夜雨が降ったせいか、ずいぶん気温が下がったようだ。 そろそろ寒くなるのだろうか。


古本屋を覗いてから大学に来る。勉強できんなあ。いかんいかん。


そういえば、今月はお金がない。 家賃を払い、飛行機のチケット代を払い、 東京に行く切符を払ったあと、 いったいいくらの金が残るのか (いや、ほとんど残りません)。 どうすればいいのか (いや、わかりません)。


真夜中

ああ。もうこんな時間。

夕方、某所で食事。キムチ鍋定食。『ドカベン プロ野球編』11巻、12巻。

それからバンドの練習。久しぶりにギターソロ(のようなもの)を弾く。

練習の後、某所で食事。 さっき食ったばかりだったが、カキフライ定食を食べる。 お腹一杯になってめまいがした。 しばらくいろいろ話す。 NF (京大の11月祭) に出ようかどうしようかという話になり、 結局今年も出ることになった。 よかったら観に来てね。今年は一曲ぐらい歌う予定。

ドラムのやつが酔いさましにゲーセンに行こうというので、 久しぶりに某ゲーセンに行く。 二人で50円玉を大量に投入して、 「なんとか2」というゲームを最終面までやり終える。

それからドラムのやつと別れて大学へ。早く下宿に戻って勉強せねば。

あ、書き忘れてたけど、3周年記念ということで、 いろんな人からメイルをいただきました。 これまで知らない人からもたくさんのメイルをいただき、 たいへん感謝しております。 今後もサービスの向上に努めますので、 一層のご愛顧をよろしくお願いします。


今日やったこと


10/03/98(Saturday/samedi/Sonnabend)

夜明け

昨日は夜に下宿に戻ってから、 まず入浴。夕ごはん。 それからしばらく寝て、真夜中に目覚めて勉強開始。

明け方になったので研究室へ。 明け方はずいぶん冷えこむようになった。


電子書籍

インターネットで新聞を見ると(最近は過激なニュースが少ない)、 どうやら電子書籍が本格化する様子。 本屋やコンビニでデータの入ったディスクを購入して、 その情報を新書サイズの端末に取りこむことによって読むという形態になるらしい。 端末には、見開きの両面に液晶ディスプレイが付いていて、 ちょうど本のような体裁になるらしい。

自称コンピュータ嫌いの某師匠は、 電子書籍も音声(による文字)入力もどちらもロクなものができるわけがない、 まともなものができるにはまだまだ時間がかかる、 というようなことを言われていた気がするが、 おれは(あまり技術的なことに詳しくないから)もう少し楽観的である。 あと10年もすれば、 大学からも図書館からもわが下宿からも紙の本はすがたを消し、 部屋の空間をより有効利用できるようになるのではないだろうか。 (いや、10年じゃそこまでは無理か)

以下は、電子書籍の端末に期待すること。

語句検索や書き込み機能などが可能であるためには、 (音声入力にならないかぎり) コンピュータと接続可能であるか、 キーボードが接続可能であるかしなければならないだろう。 しかし、どちらかというと、キーボードがなくても、 付属の鉛筆みたいな装置で直接ディスプレイに書き込んだものが認識される、 というシステムが標準的に装備されていることが望ましい(無理か)。

う〜ん、こんなのが小学1年生の進学祝いのプレゼントになったりする日は まだまだ先だろうか。


お昼

3つの椅子で爆睡。正午の鐘で目覚める。 が、よほど眠かったらしく、 コンピュータに向かいつつ再びしばらくの間意識を失なう。


昼下がり

某喫茶店でヒュームの『人性論』を読みながらミックスサンドのセット。

ディレンマ

ところで、 「金がないので奨学金が入る日が一刻も早く来てほしい」という欲求と、 「発表の準備がまだなので、レジメ提出日および発表の日が ちょっとでも遅くなってほしい」という欲求が、 つまり早く時間が経ってほしいという欲求と遅く経ってほしいという欲求が、 耐えがたいディレンマを構成している。

ディレンマ(両刀論法)とは、平たく言うと、 三段論法の一種で、 ある事態に対処する二つの選択肢があって、 そのいずれかが選ばれなくてはならない、 という形式の推論である。ちっとも平たくないか。 普通、選択肢は二つともロクでもないもので、 どっちに転んでも不幸な結果になる場合が多い。

有名な例を二、三挙げる。多少脚色してある。

ある建物が火事になっている。その一室にいるある人は考える。 もしこの部屋に留まるならば、おれは火に焼かれて死ぬだろう。 一方、もしこの窓から飛び降りるならば、 おれは首の骨を折ってやはり死ぬだろう。 しかし、おれはこの部屋に留まるか、窓から飛び降りるかするしかない。 すると、おれは結局死ぬということだ」

ある受験生は考える。 「もしおれが合格する運命なら、勉強しなくても合格する。 もしおれが不合格となる運命なら、勉強しても無駄である。 ところで、おれは合格する運命になるか、 不合格となる運命にあるかのいずれかである。 そこで、おれはいずれにせよ勉強しなくてよい、ということだ」

そこで、おれの場合は、 「もし時間が早く経つならば、発表の準備ができずに困った事態になる。 一方、もし時間が遅く経つならば、奨学金が入らないので これまた困った事態になる。 ところで、おれは時間が早く経ってほしいと願うか、 遅く経ってほしいと願うかのいずれかである。 すると結局、おれは困った事態になることを願っていることになる」 と形式的に述べられるだろう。

もちろん、心を無にして、何も願わなければ問題はないのだが、 願望や心配は往々にして心に繰り返し現われてくるものである。


夕方

ベンタム読書会のまとめ。 まだ全然勉強していないのにすでに夕方。 疲れたよう。


10月におれの姉の個展 が東京は銀座の某画廊であるらしい。 時間がある人は行ってみるべし。


まず、レジメの参考文献の欄を作ろうと思って:-)、 おれのサイトにある ベンタム参考文献を久しぶりに更新したり。あほか。


腹減った。

多少恥ずかしいが、 見て楽しむ人、(他山の石として)参考にする人もいるかも知れないので、 修論の草稿 をオンラインでお届けしたい。 来週の火曜日のレジメ提出日を目前にして、 いかに進んでないかがわかるであろう。 声援求む。


10/03/97(Friday/vendredi/Freitag)

・夕方・

・今日はちゃんと朝から起きて学校に来てるんだけど、まだインターネットの 糸が新研究室に辿りついてない、というか、LANっていうのかな、あれがまだ ちゃんと機能してないせいで、いまだに(Macとベースギターと『漂流教室』し かないような)旧研究室に来ないとホームページを更新できない。

・というわけでそれが更新の頻度が少ない原因です。あしからず。


・夜・

・ベンタム読書会終わり。

しかし、なんで「ノーベル倫理学賞」ってないんでしょ うね。「ノーベル平和賞」なんていうわけのわかんないものはあるのに。物理 学や経済学や文学は学問の部門だけど、「平和」ってのはなんだ一体っ。「平 和学」なんてものがあるのかっ。ないっ。「ノーベル平和賞」なんてものは廃 止して今すぐ「ノーベル倫理学賞」を創れっ。

・そいえば、海外のSFの大きな賞としては「ガーンズバック賞」と「ネビュラ 賞」があると追弐君に聞いたが、倫理学にも(国内、国外に)そいうのあるのだ ろうか。知ってたら教えてください。



・定食屋で、ベースの友達と偶然会って、坂本竜馬の話をする。彼もその店で 『お〜い竜馬』を読んで深く感動し、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読破し、 現在も司馬にはまっているのだそうだ。武田鉄矢おそるべし。

・ところで、先週の土曜日にバンドの仲間と飲み食いしていたとき、ぼくが 『ぴあ』の背表紙に載っている女性を知らなかったので、大変馬鹿にされた。 なんでも「鶴田まゆ」とかいう芸能人らしい。あっ、いま笑ったなっ。わわわ、 わらうなっ。

(NHKどころか、最近はテレビ受信機そのものもほとんど見かけないので…)

ノーベル賞は、ダイナマイトを発明したスウェーデ ンの化学者、ノーベルさん(1833-1896)の遺志で始められた賞で、人類にもっ とも貢献した人に贈られる賞なんだって。

・現在、物理学・化学・生理学医学・平和・文学・経済学 の六部門で構成されているらしい。ううむ。もとからこの六つだったのだろう か。

・平和に貢献しない過激な文学は賞をもらえない、という情報をいただいた。 これからは平和な日記を目指そうっと。いつかこの日記にもノーベル賞が…。


・SFファンの人から、アメリカのSFの賞には他にもローカス賞やジョン・w・ キャンベル賞というメジャーな賞があるとメイルが来た。そいえば、追弐君も そんなことを言ってた気がします。

ところで、「よい翻訳」ってなんでしょう? 今読んでる『宇宙戦争』(創元社)は非常に読みにくい訳で、 これなんか問題外なんだけど、 そしたら「読みやすい」という他にどういう条件が満たされれば 「よい翻訳」になるんだろうか。

・ああ、これってかなり難しい問題だからまた今度書く。

・今思うところを漠然と述べる。ぼくの理想としては、「読みやすい」「翻訳 者の解釈が一貫している」が第一かな。問題は、これが「誤訳がない」とか 「原文の雰囲気が伝わって来る」とか「作者の考えが正確に示されている」と かいう一見自明の理想とどうぶつかるかです。

・もう一回言い換えておきます。ぼくが今無反省に考えるところでは、「翻訳 者があたかも透明になって原著者の意図をそのまま伝える などというのは不可能であり、必ず翻訳者の解釈が入らざるを得ない」ので、 (だいぶ飛躍があるが)「それならば翻訳者は覚悟を決めて、自分の一貫した解 釈で、時にはわかりやすくパラフレーズしてもいいから、あたかも著者になっ たつもりで訳す」というのがよいと思います。

・もちろん、翻訳する本の種類(文学、入門書、専門書)によっても訳の方針は 違うと思う。けど、基本的には上の考え方が好き。ショーペンハウエルか何か を読んでこんな考え方になったんだっけ?ま、とにかくもう少し考えてからま た書こう。

(ぼくは調子よく翻訳してるときは、「まるで著者が乗り移ったかのように」 感じて、すらすら訳ができるんですが、そういうのってありません? え、ただのうぬぼれ? そのとーり)


10/3/96

(注.これは家にて書かれたものである)

今日は葬式。祖父は享年92才で、明治37年の生まれだったそうだ。1904年であ る。たまげた。日露戦争、ススメ一億火ノ玉ダ、である。

ぼくは、なるべくなら日本仏教式の葬式をしてもらいたくない。火葬場で焼か れるのもいやだが、箸で自分の骨をつままれるのはもっといやである。何が悲 しくて自分の骨を使って喉仏の講釈をされなければならないのか。しかし焼か れないと、ゾンビになるかも知れないので、とりあえず焼いてほしいとは思う。 ベンサムのようにミイラになりたいとは、ちょっと今は思わない。そして月並 みだが、骨を海にばらまいてもらいたい。毎日魚を食べてるので、魚の栄養に なるのがよかろうと思うからである。それなら焼かずに海に放り込めば良いで はないかとか、細かく切って釣りのえさにすれば良いではないかとか言われそ うだが、法が許せばそれでもいいかもしれない。

帰ってから明日のニーチェの授業の予習。われながら殊勝である。さっぱり分 からんが。 "Der Wille zur Macht"を読んでいる。もともとぼくは「にーちゃ ん」(Nietzschean)になることを目指して哲学の門をくぐったのであるが、く ぐるときに頭をぶつけたのか、今はベンサムを学んでいる。どこに共通点があ るのであろうか。自分でも不思議である。

明日のビジネス・エシックス研究会の予習をしようと思って、フレンチの論文 を読みはじめたが、難しいので―明日やろうと心に誓って―すぐやめる。それ にしても全然卒論の準備をする時間がない。オオ神様、一日ヲ30時間ニシテク ダサイ。


Satoshi KODAMA
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Last modified: Sun Nov 6 22:12:29 JST 2016