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KODAMA'S (NEW) WORLD

「人類は利他的な種ではない。 そもそも利他的な種などいたためしがなく、 それが重要な点なのだ。 ダーウィンはまったく正しかった。 われわれは相互援助によって他人と付き合うのだ」

---Edward O Wilson

完全な人格の特徴は、毎日をあたかもそれが自分の最後の日であるかのごとくすごし、 動揺もなく麻痺もなく偽善もないことにある。

---マルクス・アウレーリウス『自省録』

I don't wanna die asking for another chance.

---Georgia Satellites, `Another Chance'


昨日 / 明日 / 2013年5月 / 最新 / はてな

この日の出来事


20/May/2013 (Tuesday/mardi/Dienstag)

某講義など

定時起床。ゴミ出し、髭剃り、朝食、朝刊。朝、家の用事を済ませてから大学へ。

午前中は雑用と某講義の準備。昼下がり、百万遍のカレー屋で遅めの昼食。午 後はかなり蒸し暑かった。

夕方、某講義。シジウィック。終了後、研究室で雑用。お腹の調子が悪くなる。

夜、保育園に娘を迎えに行き、帰宅。新聞、夕食。 夜中、食器を洗い、風呂に入る。娘の寝かしつけをしていたら、寝落ちする。 娘は今日はテンションがやたらに高かった。トイレ成功。


20/May/2012 (Sunday/dimanche/Sonntag)

服などの買い物、整体など

少し遅めに起床。よく寝汗をかいたのでシャワー、シリアル、朝刊。

午前中、後楽園の某所に行き、靴や服を購入。今度の週末に登山をする可能性 があるので、トレッキングシューズやウィンドブレーカーなども買って散財。

お昼すぎに帰宅し、昼食。そのあと、クリーニング屋と駅前のドラッグストアに用事。

昼下がり、娘の世話をしながら家の掃除など。娘は三日前からお腹の調子が悪 いらしい。

夕方、某整体に行き、肩から背中にかけてマッサージしてもらう。体の歪みを 指摘される。気を付けよう。それから帰宅して、娘を散歩に連れていく。

夜、夕食。夜中、少し早めに娘を風呂に入れ、食器を洗う。時間があれば映画 を見よう。

それにしても週末は平日以上に心の余裕がないな。落ち着こう。


20/May/2011 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

昨夜は早朝まで三船敏郎主演の『赤ひげ』を見ていた。 家の近所にある小石川養生所(現小石川植物園)を舞台に繰り広げられる人情劇。 「無知や貧困が病気の真の原因」であると知りつつ、貧しく病める者を治療する 無愛想な赤ひげと、最初はそれに反発していたがその志に魅かれるようになる 若い医者(加山雄三)を中心とする話。ちょっと長いがおもしろい。B。

朝、少し遅めに起きて朝食、朝刊、洗濯、シャワー。 それから遅めに大学へ。某講義の最後の部分だけ出席。 節電対策で夏学期が短縮したために、実は次回ではなく今回が最終回であることを 学生に知らされる。ショック。

お昼は某コンビニで買った弁当など。昼下がりまで研究室でいろいろ雑用。 病名告知の勉強も少しする。

夕方、いったん帰宅して洗濯物を取り込み、それから電車を乗り継いで駒場へ。 某ゼミに出席する。つつがなく終了。

夜、某妻の実家へ。夕食をいただき、某娘をあやしているとあっという間に真夜中に。 もう眠い。イタリアの国際学会、大丈夫かな…。


20/May/2010 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

朝、早起き。シャワー、朝食。

今日も雨。早めに出勤。終日雑用。

いったん晴れるが、夜また降る。某氏と白山まで一緒に帰宅。

夜、夕食。新聞。食器。そのあと、二階の勉強部屋でシジウィックの勉強。 つい夜更かししてしまう。もっと勉強しないと。


20/May/2009 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

朝、定時起床。ゴミ出し、髭そり(暑いので昨晩シャワーを浴びた)、朝食。

定時出勤(少し早目)。終日雑用。

夜、某ガイダンスに出る予定だったが、別件で遅くなったため、 都合で欠席することに。

千石駅前にできた新しい店でたい焼を買って帰宅。うまい。

夜中

夕食。朝刊、夕刊。

日倫の『倫理学年報』がようやく届く。

まだubuntuにはまっている。いろいろインストールしようとやってみるが、 うまく行かない。とりあえず、4GBのUSBメモリを買おう。

真夜中

少し寝てからまたubuntu。PuTTyの設定がうまく行かず。 日本語は出ないっぽい。う〜ん、時間の無駄。


20/May/2008 (Tuesday/mardi/Dienstag)

今朝は大雨と強風。少し寝坊する。シャワー、朝食、朝刊。

成田空港が開港して今日で30年目だそうだ。 また、来月SPA!が20周年を迎えるとのこと。

真夜中

今日のこと。


20/May/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

週末にしては早目に起床。シャワー、朝食、洗濯など。

町内会のおばあさんがやってきて、 日本赤十字社の寄付を払ってくださいと言うので、 少し寄付する。町内会費はこれから払うことになるそうだ。 おばあさんはこの仕事を40年以上やっているそうだ。

真夜中

お昼は某妻と某東洋大学前にあるイタメシ屋で。うまい。

昼下がり、某小学校の運動場で開かれていたフリーマーケットを少し覗く (覗くと言っても、「ペド」ではない。念のため)。 某区立図書館で『新潮45』6月号の文学者の色恋話を読んでから自宅に戻ってくる。

夕方、少し眠ったあと、ダンボールの片付け。 昔のアルバムを見せたら、某妻が大受けしていた。

夕御飯のあと、しばらく新聞を読み、それから勉強。 いろいろ仕事が溜まりつつある…。 これ以上仕事を引き受けないこと。

哲学研究におけるプロテスタンティズム

一部の哲学研究者の悪癖というか特徴として、 『二次文献は時間の無駄だから読む必要はない。 原典さえしっかり読めば良い』という姿勢があるのかもしれない。 二次文献などというのは、いわば教会のようなもので、 そのようなものにかかずらわっていたら道を誤る可能性があるため、 聖書と同様、原典に向き合いさえすれば研究によって義とされて就職できる、 というわけだ。

まあ、実際のところ、古典研究において新しい研究成果を出すためには、 しっかり原典を読む必要がある。しかし、 やはりこれまでの研究の蓄積を無視するわけにはいかないだろう。 先人を批判的に乗り越えていく必要がある。 以上、自戒を込めつつメモ。


20/May/2006 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中 (午前)

そろそろ寝よう。

メモ。 それ自体でよいもの(内在的価値を持つもの)は快だけだとする。 次に、行為を行なっている最中に、その行為によって快が引き起こされる場合、 その行為は「固有のよさ」を持つとみなす。 さらに、行為そのものは固有の良さを持たないが、その行為を通じて、 結果的に快が得られる場合、その行為は「手段的なよさ」を持つとみなす (ここまではフランケナの『倫理学』を参考にした)。

さて、他人を助ける行為(利他的行為)は、 その行為そのものが喜びを与えてくれる場合には、 「固有のよさ」を持っているし、 その行為を通じて、名誉や報酬などの形で喜びを与えてくれる場合には、 「手段的なよさ」を持っていると言える。 いずれにせよ、快が得られるが、 前者ではその行為そのものが目的となっている点で、利他的行為と言える。

「その行為そのものではなく、自分の快を目的としているのではないのですか」

「それはおかしな物言いだろう。水泳それ自体を楽しんで泳いでいるとき、 快を追求していると言うだろうか。 われわれは水泳から得られる快を楽しんでいるのではなく、 水泳を楽しんでいるのだ」

「では、利他的行為が『固有のよさ』を持つことがあるとおっしゃりますが、 守銭奴が手段を目的と考えるに至り、お金そのものが目的と化すのと同じで、 『固有のよさ』とは、報酬や賞賛を得るというもともとの目的が忘れられて、 『手段的なよさ』が変化したものに過ぎないのではないですか」

「そうかもしれないし、そうではないかもしれない。 歯医者に行くことは『手段的なよさ』を持つが、 だからと言って歯医者に行くことが『固有のよさ』を持つこと、 つまりそれ自体が快をもたらすことはまずないだろう。 しかるに、利他的行為が『固有のよさ』を持つことがあるというのは、 それは何か守銭奴の場合における錯覚があるというのとは違い、 感性が磨かれたために高級な快を感じられるようになったという ことではないだろうか。すなわち、利他的行為そのものに 喜びを覚えられるというのは、感受性が洗練されたと言えないか」

ちょっと遅目に起きる。 ちゃんとあたかも最後の日であるかのように過ごさないといかん。

だんだん暑くなってきた。そろそろ衣更えをしないと。

あ、スイカとパスネットを洗濯してしまった。大丈夫かな…。

お昼前

大学へ。

夕方

お昼すぎから、某授業の手伝いを少し。

それから時間ぎりぎりに東京駅に行き、仙台行きの新幹線に乗る。 二階建て車両の二階。 地下鉄の駅まで走ったうえ、雨にも降られて疲れていたが、 車内で駅弁を食べてから少し寝たら回復。

問題は、急いでいて以前に予約したホテルの名前を調べるのを忘れてきたこと。 仙台に着いたらネットにつなぐか何かして、ホテルの名前を調べないといけない。 so imprudent.

仙台着。同僚の某氏のおかげでホテルの名がわかり、なんとかチェックインする。 部屋でLANが使えて便利。

真夜中

夜、某学会の懇親会に参加したあとの某氏らと合流して飲み屋へ。 いろいろおいしい食べものを食べ、日本酒を飲む。

そのあと、某教授らも合流し、別のバーで閉店時間まで飲む。 名物のモスコーミュールを三杯飲み、酔っぱらってホテルに戻る。


20/May/2005 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

日記の整理。あ、今日は学振成金の日か。 全国の学振成金様、おめでとうございます。

眠いが早起き。

朝2

研究室へ。ひさしぶりにThe Rutlesを聴き、ご機嫌になる。

お昼すぎ

学部向け某授業。医療資源の配分。 すでに三回やった授業なので、 徐々に内容もよくなりつつあるが、時間の配分も含め、反省すべき点が多い。 なんとかおもしろくかつコンパクトにまとまるように努力しないと。

某氏と昼食。財布を家に忘れてきたので、一旦帰宅。

そういえば、万歩計は昨日無事東京を一周し、 現在はホノルル。ワイキキ・ビーチから出発し、アラワイ・ヨットハーバー、 アラモアナ・パークへ。次はアロハ・パーク。 もちろん、行ったことないのでまったく実感が湧かないわけだが。

昼下がり

帰宅して昼寝。ほんとに良く寝た。

3時間大声でしゃべったせいで喉が枯れて、少し痛い。

昼下がり2

医図書にコピーを頼んでいた文献を引き取りに行く。

夕方

やるべきことをやらずに、脳死の勉強。 これもサーベイをやるべきだなあと改めて思う。

ところで、「鯛の活け造り」の、お皿に乗っている鯛というのは、 生きていると考えられているんだろうか、 それとも死んでいると考えられているんだろうか。 「活け造り」というからには、生きているんとみなされるのだろうか。

プール。 平泳ぎ、クロールともにまた不調になる。一進一退。

某丼屋で鰹丼。

某書類を書かねばならないのだが、疲れて動けない。週末でやるか。


20/May/2004 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

お昼前

昨晩は、夜中にすこしシュニーウィンドのグロティウスとプーフェンドルフの ところを読んでから帰宅。カレー屋が閉まっていたので、 某自然法の息子屋(Natural Lawsonともいう)で適当に晩ごはんを買ってから帰宅。 大雨。

昨日もつかれていたのでさっさと寝る。なんか疲れがたまっているな。

朝なかなか起きられなかったが、なんとか起きて大学へ。途中、 自然法の息子屋で読売新聞を買ってみるが、記事は載っておらず、 がっかり。どうも北海道版にしか載っていないそうだ。 記事の内容はもうすぐこっちに転載される模様。

お昼すぎ

上の件、すでに転載された模様。すばやい仕事に感謝。

昼下がり

台風が近付いているそうだが、今日は涼しくてよい。 「サロン☆倫理・法」で、みなと一緒に弁当を食べる。

真夜中

昼下がり、卒論指導の手伝い。 夕方から某ミーティング。 倫理委員会、医療倫理の四原則について勉強。

夜、ジムに行って汗をかく。トレッドミルは時速13キロぐらいがいいようだ (ウォームアップなので10分ぐらいしか走らないが)。 そのあと、某氏らと居酒屋で楽しく飲む。

現在は研究室。台風のせいで雨がひどい。どうするか。


20/May/2003 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

カレーの食べすぎでまだ気分が悪い。

先日送られてきた某千葉大資料集を飛ばし読みする。 この資料集は今回で終了とのこと。おつかれさまでした。 一緒に送られてきたヨーロッパの生命倫理事情についての資料集も勉強になりそうだ。 とくにフランスの生命倫理法についてはよく検討すること。

最近、ようやく「価値」についても関心が出始める。 とくに、どうやって価値が生まれるのかについて。

お昼前

遅寝遅起き。よく寝た。

くもり。

お昼

家賃を振り込む。

京都で泊まるホテルも予約。もっと早くに予約すべきだった。

SARSに感染していた台湾の医師の問題で、 台北の勤務病院で会見があったそうだが、 そこで朝日新聞の記者が、 医師を加害者扱いしたうえ、 医師が日本で買春したとしたら相手に感染した可能性が高い、 という趣旨のことを言ったそうだ。 これがメディアで報道され、 「台湾で買春してるのは誰だ」 と怒った病院関係者の発言も報道されたとのこと(産経本日付3面)。

まあ朝日記者も言い方が悪かったと思うが、 しかし、医師が買春したかどうかという問いに対して、 「日本人も台湾で買春しているだろう」 と批判するのはちょっと筋が違うように思う。 特定の台湾人医師の行動に言及したのに対して、 日本人一般(といっても、買春しているのは一部の日本人だが) の行動を批判するのはおかしいし、 また、 台湾人医師が買春したこと自体を非難しているわけではおそらくないだろう。 朝日の記者が「医師が日本で温泉に入っていたら他の人に感染した可能性が高い」 と言っていればこういう批判は受けなかったのだろうけど…。

これが逆の立場だったらどうか。SARS患者と接触があった日本人医師が 無責任にも台湾に行き、ウイルスをばらまいた可能性があったとしたら? 台湾の記者が京大病院かどこかの記者会見で、 その医師が買春したかどうかを尋ねたとしたら? …まあ、日本人観光客の風評を考えてみれば、 問われても当然という気もするな。

お昼すぎ

焼きそば。

ツェッペリンのライブDVDが もうすぐ出るそうだ。すごいらしい。 ライブアルバムも出るそうだ。 これもすごいらしい。

昼下がり

大学に行くつもりだったが、つい行きそびれる。

少し草抜きをする。乾いたらゴミに出そうと思っていた草が、 このところ続いた雨のせいで腐りはじめている。 ひどいことになる前にゴミに出すべし。

足を蚊に刺される。

ちょっと寝てしまう。

外は犬猫雨。

夜2

ようやく勉強する気になってくる。カレー。

今週水曜日、BBCラジオ2で`Chuck Berry Story'があるそうだ。

そういえば、産経を読んでいると、先日から朝青龍へのバッシングが強いようだ。 外国人力士だからか、あるいは単に朝青龍の性格がひどく悪いからか。


20/May/2002 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (午前)

ちょっと寝てしまう。夜中にムクリと起きだして、夜食。 納豆、豆腐、その他。う〜ん、勉強しなければ。

お昼前

ちょっと寝坊してしまう。

今日はめでたい日なので一つ短歌でも作ってみよう。

今日やっとお金を入れてくれたから
5月20日は
学振記念日。

あ、また盗作してしまった。

お昼前2

朝食。パン。

英国は立法府である上院(貴族院)が最高裁としても機能するという、 三権分立の原則と合致しないような制度を持つわけだが、 米国流の最高裁を作ろうという動きがあるようだ。 まあ、この問題にしろ、共和制移行の問題にしろ、 当分何も起こらないんじゃなかと思うが。

英国の郵便局(the Post Office)は、 たしか昨年からConsigniaに名前を変更したが、 わかりにくくなって混乱が絶えないため、 結局二年以内に元の名前に戻すんだそうだ。 名前を変えるのに2億近くかかっているそうだから、 税金の無駄遣いである。

お昼すぎ

銀行によって通帳記入をし、幸せになってから大学へ。

(新)マルクス係数

某君に、 マルクス係数の定式化について助言を受ける。 このままだと一日1時間みっちり勉強した人と、 8時間みっちり勉強した人は同じ勉強効率ということになるので、 (マルクスが当時勉強してたころの大英博物館は9時〜5時で開いていたとして) 一日の勉強時間の上限を8時間にしてみようと思う。 すなわち、一日8時間みっちり勉強したら勉強効率が100になるようにする。

(新)マルクス係数=(実質的に勉強した時間/机に向かっている時間)* (実質的に勉強した時間/8時間)*100

言いかえると、実質的に勉強した時間を二乗したものを、 机に向かっている時間に8をかけたもので割って、 最後に100をかけるとマルクス係数が出てくる。

たとえば、朝から図書館に行って一日8時間机に座り、 1時間は机にうつぶせで寝て、2時間はネットで遊んで、 1時間はメイルの読み書きをし、 あとの4時間はしっかり勉強したとすると、 (4/8)*(4/8)*100で25。

他方、一日2時間机に座り、1時間はメイルを読み書きし、 あとの1時間はみっちり勉強したとすると、 (1/2)*(1/8)*100=6.25

同じ調子で、一日2時間机に座り、2時間みっちり勉強した人は、 (2/2)*(2/8)*100=25。一日3時間机に座って、 2時間勉強した人のマルクス係数は、(2/3)*(2/8)*100=16.7。

論文などの〆切が近く、20時間机に座っていて、 そのうち18時間までは勉強したという人は、 (18/20)*(18/8)*100=202.5という驚異的なマルクス係数を得ることになる。

ためしに研究者資質を計る目安を作るとすると (一ヶ月平均を取ったときのマルクス係数):

しかし、まあ勉強時間が長いからといってかならずしも 研究者として成功するとは限らないだろうけど。 しかも、何を「実質的に勉強した時間」とするかは自己申告になってしまうので、 正確な数値を計ることは難しい。

あ、こんなことを書いてるとマルクス係数が25未満になってしまう。 勉強しよう、勉強。

昼下がり

新聞を読んでいた。やばい。

昼下がり2

中央生協(仮店舗)に行き、ちょっと買物。シャンプーなど。

そのあと、中央食堂で遅い昼ごはん。

食事をしながら、5月号のライフステージをパラパラと読む (そのせいかあまり食事の味を覚えていない)。 長尾京大総長のインタビューがなかなか良い。 京大(生)の特質って何なんだろう。 オレは少しでもそれを身に付けたんだろうか。

夕方

お菓子をバクバク食べながら、勉強中。ふとる。

マルクス係数26.6。

某書類作成中。ようやくほぼできた。 火曜日の夜に完成させて、 水曜日の朝に書留速達で送ること。

さて、次は明日の授業の準備だな。

ようやくマルクス係数が25を上回った。 しかし、もっと実のある勉強をしないとあかん。 頭を使う、頭が良うなる勉強せえへんと。

夜2

マルクス係数27。

間食をしていたせいであまりお腹が減っていなかったが、 中央食堂が閉まる時間が近づいたので、食堂に行って食べる。 お腹いっぱい。

「机に向かっている時間」だと計るのが面倒なので、 明日からは「大学にいる時間」にしよう。 あ、明日は大学に来ない可能性があるか。

夜3

マルクス係数29.7。

明日の授業の準備中。 某本、おもしろい。

真夜中

マルクス係数36.9。

眠い。

真夜中2

マルクス係数33.6。

今日は一日中、 某さんに借りたKylie MinogueのGreatest Hitsを聴いていた。 聞き流せるので勉強するときのBGMとしてはなかなか良い。 `Tears on my pillow'でときどき手が止まってしまうが。

机に向かっている時間…11.25hr
今日の勉強時間…5.5hr
マルクス係数(5.5/11.25)*(5.5/8)*100=33.6


20/May/2001 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

http://www.panlogic.co.uk/games/splat/splat_the_MP.html

テリーギリアムのアニメーション風の、国会議員に卵を投げつけるゲーム。

真夜中2

難民、シンガー、夏合宿

日本ではほとんど議論されないが、英国では難民問題が選挙の争点の一つである。 現在でも英国は(日本と比べれば)かなり寛容にパキスタンやイラク等々からの 難民を受けいれているために、 今後どういう政策を取るべきかが熱心に議論されている。 たとえばガーディアンやインディペンデントなどでは不寛容な保守党の 政策に批判がなされ、タブロイド紙では犯罪の増加は難民のせいだといって 労働党の政策に批判がなされたりする。 難民問題と関係して人種差別問題もよく議論になる。

そういうわけでシンガーの『実践の倫理』の難民問題の章を読んでいたら、 そういえば昔ハーディンの議論を勉強したときにこの部分を読んだなあと思って、 救命ボートの倫理の要約を 読み返してみる。ほぼ4年前の作文だが、まあまともに書けている (もっとも、肝心の批判がなされていないが)。

しかしそれよりもおもしろかったのが京北町に 合宿に行ったときの記録で、 ちゃんと時間をかけて書いてあるので、 自分で言うのもなんだが、 読みはじめるとついつい最後まで読ませてしまう傑作だと思う。

「だから、自分で言うなってば」

「いや、すいません。 しかしほんとに、くだらなかったり未熟な文章もあるものの、 自分で読んでもニヤリとさせられるところが随所にあって、 そのですね、このころに倫理学者になることは見切って、 小説家を目指していた方がよかったんじゃないかと」

「むりむり。きみ人生経験ないから。 せいぜい、 清水なんとかを水で割ってさらに軽薄にしたような短編小説を二、三本書いて、 それで終わりだって」

「またまた厳しいことを」

「それに、どっちにしろ本気で小説家になるつもりなんかないんだろ、きみ」

「いや、まあそう言われるとそうなんですが」

「だったらそんな夢物語を語るのはやめて、 さっさと法哲学のエッセイを書いた方がいいんじゃないの。 ちょっとでもまともな研究者になることを目指したまえよ」

夜明け前

難民に投票権を

う。シンガーの難民問題の議論を読んで、 かなりラディカルな批判を思いついた。

簡単に言うと、 シンガーの議論は、 フェアヘイヴンにおける国民投票の寓話に端的に示されているように、 難民(外部にいる人々)に決定権を分け与えず、 あくまで内部にいる人間で話を決めようとしているところに欠点がある、 という批判。 すなわちシンガーの視点は慈悲深い専制君主的功利主義 (benevolent-despot utilitarianism)のそれであり、 民主主義的功利主義(democratic utilitarianism)のそれではない。

おれが理解するベンタム流の民主主義的功利主義によれば、 利害関係者のこのような「内部・外部」の不平等な力関係は許されず、 したがって政策決定において各人は平等な決定権を分け与えられる必要がある。

この立場に立てば、 たとえば日本で難民を受けいれるかどうかという議論をするさいには、 難民の利益を代弁する(おそらくは膨大な数の)議員を 日本の国会に参加させなければならないことになる。

何を馬鹿な、と言う人もいるかもしれないが、 普通選挙に至るまでの道のりはまさにこれと同様の過程だったわけであり、 難民に選挙権を与えると過激な富の再配分が行なわれるという懸念は、 まさにミルが恐れていた多数者の専制の問題なのである。

たとえ実際に多数者の専制が起きる可能性があるにしても、 「各人の利益の最善の判断者は当人である」 という原則と「だれでも一人として数え、だれも一人以上に数えてはならない」 という原則、そして「みなが政治権力を持つ民主政体でないかぎり、 支配者は市民の利益を犠牲にして自己利益を追求する」 という仮定を認めるかぎり、 「われわれは難民を受けいれる義務がある」というような 慈悲深い専制君主的発言をするのではなく、 「われわれは難民にも投票権を与えなければならない」と主張し、 この目標をかかげてデモをしなければならない。

眠いのでこれ以上ちゃんと書く気力がない。 とにかくディサテーションに取り入れよう。

お昼

わ。またお昼まで寝てしまった。いかん。

またciceroに入れなくなる。

夕暮れ

ジャパン・フェスティバル

夕方からスペイン人の友人と、 ハイドパークで開かれているジャパン・フェスティバルに行ってきた。

土日二日続いたこの祭は、 流鏑馬(やぶさめ)やら太鼓やら阿波踊りやらリンケンバンドやら いろいろある大規模なイベント。 屋台もたくさんあり、日本食もいろいろ食べれる (めっちゃ高いけど。 小さなたこやき5個で5ポンド(約900円)って。 ヤーさんの方がもうすこしリーズナブルな値段付けるってば)。 かなり金がかかっていると思うが、入場料は無料。

ちょっと遅くに行ったのであまりたいしたものは見れなかったが、 リンケンバンドの演奏を見れたのはよかった。雰囲気の良い祭だった。

写真をすこし撮ったので、 ひまな人はどうぞ

ちなみに、英国では今年はJapan 2001と名打たれており、 今後も日本文化を紹介するイベントがいろいろと続くんだそうだ。 (see: www.japan2001.org.uk)

あ、某スペイン人にサラマンカのティーシャツをもらった。感謝。


20/May/2000 (Saturday/samedi/Sonnabend)

今日のニュース

論文書いてます。
頂上まであと少しです。
論文書いてます。
一応、あとは「まとめ」と文献表を書くだけです。

05/20/99 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

お昼過ぎ

「あさ起きてみると学振成金になっていた。」

いや、あさ起きた時点ではサイフには3ケタしか金はなかったんだから、 この表現は不正確か。しかしなんとかバイロン風に書き出したいよな。

「あさ起きてみると(気分的に)学振成金になっていた。」

うん、こっちの方が正確だな。

「昨晩は興奮してよく眠れなかった。 そもそも今まで生きてこれたことが奇跡のようだ。 ここ数日のあいだ、学振のお金を手にする前に車にひかれるんじゃないか、 と恐れ続けてきた。 そのため、自転車に乗るときは信号を几帳面に守り、 なるべく歩道を通り、 そして夜ともなれば自転車のランプを必ず付けた。 しかし、この二三日のあいだもっとも恐れていたことは、 寝てるあいだに日本が沈没するのではないか、ということだった。」

「だが、ついに学振の日が来た。ぎ、銀行に行かねば。 ぎぎぎ、銀行銀行銀行に行か行か行か行かねば。 そしてガスガスコンロで一、一万円札をを一枚焼か焼かねばばば。」


さて。

昨晩は某所でマガジンを購入してから下宿へ。 少し勉強したあと布団に入るがなかなか寝つけないのでさらに勉強する。 3時ごろになってようやく眠る。

お昼前に起きる。あたふたと銀行へ。通帳記入。わ。6ケタ。いえい。 とりあえず久しく手にしたことのないような大金を降ろし、 財布に入れる。 某喫茶店でミックスサンドのセット。サンデー。 そのあと郵便局に行き、 さきほど降ろした大金の大半を某母への借金返済に当てる。 うう。

しかし、とりあえず赤貧生活から脱出。めでたい。


今日はBMORの復習と、生命倫理学読書会の予習と、 スクラーの予習をすべし。


夕方

BMORの復習終わり。


気分転換に古本屋めぐりをする。 途中で腹の調子が悪くなり急いで大学に戻ってくる。うう。

最近古本屋は行くが文閲からは足が遠ざかってるので、 たまには文閲にも行こう。


今日やったこと


05/20/98(Wednesday/mercredi/Mittwoch)

昼下がり

昨夜は、『エイリアン4』のウェブサイトから3Dのゲームをダウンロードして、 それでしばらく遊んだら余計に恐くなって、早々に下宿に戻って寝た。

今日はお昼過ぎまで寝てしまい(仕事はどうした?)、 3コマ目の授業に出ようと急いで下宿を出たが、 あまりに天気が良いため、 気が変わって今まで喫茶店でハートの論文を読んでいた。 いかんいかん。


トマトは90度のお湯に30秒つけてから水で冷やすと皮はむけるとのこと。 いや、一応「料理の基本」とかいう本はすでに2、3冊あるんですけどね…。 (みんな火であぶれって書いてたんで)


倫理学入門読書会の次のテキストの準備を手伝ったり、 翻訳の仕事(まだやってる)を進めたり。 昨日よく寝たはずなのになんだか眠い。


05/20/97(Tues)

・真夜中・

・真夜中まで○ら○氏が関倫の仕事をされているので、少しお手伝いをする。


・ティーシャツがなかなか乾かず、寒くて風邪を引きそうなので、落ちていた 紺のブレザーを拝借する。


・ちょっと寝ます。


・朝・

・さ、予習予習。


・う。ちょっと予習が足りてないような気がするが、とりあえず喫茶店に逃避 することにする。


・喫茶店で水をこぼし、科学哲学のテキストのコピーが水浸しになる。ば、ば がっ。

・コンピュータの調子が悪いのか、倫理学研究室のページが見れない。困る。


・夕方・

・ああ、今日も授業全部終わった。疲れた。

・ついに科哲のレポートが出る。今週中に書いてここに出すかも知れないので、 その場合、関係者は予想点数を書いてメイルしてください。

・倫理学研究室のページは復活しました。心配かけて済みませぬ。

・今日はか○う先生の還暦祝いでした。祝。

・ではでは。今日はこれにてごめん。明日も来ます。


・夜・

・と思ったが、某○○授と○ろう○さんとご飯を食べに行くことにする。寝む。


・真夜中・

・あらら。今日も泊まることになってしまった。ばがっ。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Wed Jul 31 01:14:52 JST 2013