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KODAMA'S (NEW) WORLD

星の友情--われわれは友人であった。それから疎遠になった。 しかし、それは当然である。われわれはそれを恥じなければならないかのように、 お互いに隠したり、曖昧にしたりはしたくない。 われわれはおのおのがその目標と進路をもつ二艘の船である。 なるほど、われわれはすれちがい、われわれが実際したように、 互いに祝祭を催すこともある--そのばあい、けなげな船どもは、 同一の港に同一の太陽をうけて静かに横たわり、 そのためにすでに目標に達しており、 目標は一つであったかのようにみえたほどであった。 しかし、そののち、われわれは自分たちの課題の全能の威力に追いたてられ、 ふたたび異なる海と区域に別れていった。おそらく、 われわれが出会うことはあるまい。--なるほど、 もしかして、われわれがふたたび出会うこともあるかもしれない。 しかし、われわれは互いに相手がわからないだろう。 いろいろな海と太陽がわれわれを変えたのだ! われわれが互いに疎遠にならざるをえないということは、 われわれを支配する法則である。 だからこそ、われわれは互いにいっそう尊敬すべきものになるべきだ! だからこそ、われわれの昔日の友情を思う心はいっそう神聖なものとなるべきだ!

---ニーチェ


昨日 / 明日 / 2013年1月 / 最新 / はてな

この日の出来事


04/Jan/2013 (Friday/vendredi/Freitag)

本郷で仕事

(いつも「定時起床」から書くのはやめて、一日で一番印象深かったことから書 き始めることにする。)

今日は本郷での飲み会が楽しかった。夜までに疲れ果てていたが、気のおけな い人たちとビールを飲んでいたらリラックスできた。

朝起きてお雑煮をいただき、荷物をまとめて妻の実家をお暇する。

新宿でしばらく某ビックカメラをうろついたあと、本郷へ。某氏らと昼食(イン ドカレー)後、いろいろ仕事。

夜、講義の手伝い。新型インフル。そのあと本郷で飲み会。日付が変わるころ まで飲んで、タクシーで帰宅。


04/Jan/2012 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

本日からbusiness as usual

定時起床(少し遅め)。大量のゴミ出し、シリアル、シャワー。それから急いで 大学へ。今日からBusiness as usual.

午前中は卒論生の指導。いろいろ。お昼は弁当。

お昼すぎから昼下がりまで教室の勉強会。修論生の発表予行演習。まあまあ。 院生が米国から帰ってきた。吉報一件。それからしばらく院生の指導。

夕方から研究室。夜中までいろいろ雑用。ちょっと一月前半は業務目白押しで 大変そうだ。

夜中、コンビニで買い物をしてから帰宅。院生が送ってきた論文に目を通しな がら、もそもそと夕食。

真夜中、寒いので風呂。湯冷めをしないうちに寝床に入ろう。


04/Jan/2011 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

少し遅めに起床。シャワー、朝食。

定時出勤。某コンビニで買い物をしてから研究室に行き、少し雑用。

午前中から某院生の指導。昼下がりにしばらく研究室に戻り、雑用。

夕方、また某院生の指導。夜まで。時間が…。

夜、帰宅して夕食。食器を洗い、新聞を読む。

夜中、ソファで死んだように寝る。本当にどれだけ寝るんだ。

真夜中、少し勉強をする予定。

オーストラリアのクイーンズランドの洪水、 フランスとドイツを合わせた規模らしい。どういう大きさだ…。

『ブラス!』のピート・ポスルスウェイトが亡くなったそうだ。合掌。


04/Jan/2010 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

朝、なんとか起きる。シャワー、朝食。

定時出勤(少し遅刻)。午前中は雑用。

お昼は某氏と蕎麦。

お昼すぎ、某打ち合わせ。

昼下がり、いろいろ雑用。一瞬寝袋。

夕方、少し早めに帰宅。

夜、某氏夫妻を自宅に招いて夕食。おいしくワインを飲んだり、 Wiiで楽しく遊んだり。真夜中まで。

今日は0.7LTLDぐらい。楽しかった。


04/Jan/2009 (Sunday/dimanche/Sonntag)

夜中

今朝は年初めのゴミ出しをしたあと、二度寝。朝遅くに起きる。 シリアル、朝刊、シャワー。

遅目のお昼をとってから、某妻と一緒に自転車に乗って大学へ。 夜までがんばって、いくつか仕事をする。白山で買物をしてから帰宅。

夕食をとりながら、年末にもらった『2007年学生生活実態調査の結果』を読む。 今年もそれなりにおもしろい。「こんな調査をしても無意味だ」 という意見が散見されたが、すでに57回目で、やはり継続していると データの蓄積ができ、ある程度トレンドがわかるようになるだろう。

夜、疲れてソファで少し寝る。 そういえば、年末にソファの位置を変えたら非常に快適になった (買ってすぐのときと同じで、窓側に戻した)。

真夜中

某頼まれ仕事をほぼ終わらせる。明日見直したら郵送しよう。 他に原稿校正の〆切が二件。さっさとやらねば。


04/Jan/2008 (Friday/vendredi/Freitag)

定時に起きる。今年は無事に燃えないゴミを出す。 シャワー、朝食、朝刊。

定時出勤。今日から通常営業。とりあえず雑用から。

お昼前

雑用にまみれる。

予定表を見ていると、一件、ダブルブッキングが発覚して心臓が口から飛び出る。 しかし、なんとか調整できそうだ。気をつけよう。

夜中

お昼は某氏と蕎麦。蕎麦屋のおばさんに七味唐辛子をいただく。

お昼すぎに書籍部に行き、1月号の『世界』と『思想』を買う。 しかし、なぜ『思想』は『世界』より薄いのに値段は倍もするのだろう。

お昼すぎから夕方まで、某相談。

夕方、某氏らと本三の某喫茶店で漫談。 「今年の抱負は、『鋭い批判を上手にする』です」と言うと、 某氏に即座に「こだまさんには無理です」と断言され、 「もう一つの抱負は、『一日一ジョーク』です」と言うと、 別の某氏に苦い顔をされた。お、おのれ、今に見ておれっ。

夜、研究室で某仕事。少し遅目に帰宅して、夕食。眠い。

ヒラリー、アイオワ党員集会でオバマに負ける。 ヒラリーが負けるのを見るのはつらい。

東京株式市場、いきなり大幅な株安。日経平均終値14691.41(-616.37)円。 前年末の株価を下回るのは7年ぶり。これも困った。

真夜中

夜中、脳死の勉強はせずに、終末期医療の勉強。 以前の講演の内容をまとめて某所にメール。 ようやく喉に刺さった小骨が一本減った。

あと、メールで某院生の指導。昨晩は別の院生の指導をメールで。 学生の指導に関しては、なるべく早く優先的に対応することにしている。


04/Jan/2007 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

普通に起きる。今年最初の資源ゴミの日だが、 ダンボールをくくっていたらさっさと回収車が来てしまい、 ビンや缶を出しそびれる。ここは一丁目のせいか、 ゴミの回収がやたらと早いのでたいへんだ。

お昼前

定時出勤(少し遅刻)。

メモ。問題になっているのはプロセス。射水市民病院事件、宇和島徳州会事件、 東大論文不正疑惑事件に共通する問題。

夜中

お昼はおにぎり。某妻(仮)に作ってもらったもの。そういえば、 先日出した婚姻届は今日手続に回されているはず。 書類に不備があれば電話してくると受付の職員が言っていたから、 何も連絡がないということは無事に手続が済んだということだろうか。 もうしばらく「(仮)」を付けておこう。

お昼すぎから、某テキストの相談。某氏の1章を残してほぼ完成。 夕方、その1章のコメントを作成するために某スタバへ。 コンピュータのバッテリがなくなっていたので、手書きでコメント。

夜、コメントの仕事が終わらず、帰宅してその続き。 夕食。また某妻(仮)に作ってもらう。さんくす。 食器を洗ったあと、電気カーペットの上で少し寝る。

左肩が痛いと思ったら、どうやら筋肉痛のようだ。 昨日荷物を少し持ったのが原因らしい。水泳に行って鍛えよう。

真夜中

某テキストのコメントを付ける作業。終わらん。

今年の抱負に、「食事は腹八分まで」を加えることにしよう。 「腹八分」という表現は「村八分」という表現と似ていておもしろいな。 「某妻(仮)に腹八分の刑に処される」とか(架空の事例です、念のため)。

真夜中2

風呂。

今日のニュース


04/Jan/2006 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

公約通りに早起き。

毎日早起きするためには、電動ひげそりが必要な気がする。

朝2

洗濯物を終えたあと、10分ほど遅刻して大学へ。明日は時間通りに出勤しよう。

右足が痛い。新しい革靴で10キロ以上歩いたせいだ。 次回から長時間歩くときはもっと快適な靴を履くように気をつけよう。

お昼前

午前中は調子上がらず。しかし、 これからは仕事を一つ片付けられるぐらいになろう。

そういえば、昨日外国人と銀座を歩いていると、 たまたまカフェーパウリスタという老舗の喫茶店を見つけた。 店にあるパンフレットを読むと、 どうも知らなかったのが恥ずかしいぐらい有名な店のようだが、 なんでも、大正時代に「鬼の如く黒く恋の如く甘く地獄の如く熱きコーヒー」 という有名なキャッチコピーをひっさげ、 安くて本格的なブラジルコーヒーを売りにして各地でチェーン展開したんだそうだ。 1978年にはジョン・レノンとオノ・ヨーコが三日三晩来店してコーヒーを飲んだ とのことで、入口にはレノンとヨーコの写真が飾られている。

なんてことを書いてないで、仕事をしよう。

昼下がり

お昼は同僚の某氏と生協で。

眠い。

うとうとしながら翻訳。 自分の机に座って仕事をするとどうにも生産性が低い。 机を片付ければよいのだろうか。

早起きすると眠いというのは、 きっと時差ボケのようなもんなんだよな。 なんとか早起き体質になるように努力しよう。

今週の躁鬱予報

「さて、それでは最後に躁鬱予報です。 最近はすっかり自我が拡大傾向にあるようですが、 それでは気性予報士の半井(なからい)さん、今週の躁鬱予報をお願いします」

「はい、年が明けてからしばらく自我が拡大傾向にあり、 昨年暮れにかけて精神全体を覆っていた鬱状態はかなりその規模が縮小しました。 この自我の拡大傾向は今週も続くものと思われますが、 週半ばから週末にかけては某論文の〆切の圧力に押されて 鬱が次第に支配的になる可能性がありますので注意が必要です。 抗うつ薬はなるべくお早めに服用ください」

「半井(なからい)さん、ありがとうございました」

夜2

予報で思い出したが、将来を予見する能力がまったく育っていないので、 これを鍛える必要を感じる。どうやって鍛えるのかについては これから考えることにして、とりあえずこれも今年の抱負の一つにしよう (五ヶ年計画ぐらいで鍛えよう)。 そう考えると、天気予報というのは先のことを考えて偉いな。 目先のことだけでなく、何が起こるかを予見し、 必要ならそれに介入していく力を身に付けたい。

目の前の火消しだけに没頭していたら、誰がどこで火を付けているのか わからなくなる(We didn't start the fire..., but then who did it anyway?)。 big pictureが見通せるようになりたい。

真夜中

夜、翻訳をようやく終える。明日見直しをすることにして、 春日に行きラーメン。それからまた大学に戻ってきて、年賀状を書く。 ネットで落とした犬の画像を使ったのだが、「20006年 元旦」 となっていて、印刷を終えた後で気付き、笑う。まあ仕方ない。

それから帰宅。眠いので早く寝て、明日も早く起きよう。

今日のニュース


04/Jan/2005 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

ボーン・アイデンティティ』を観る。 あんまり期待していなかったが、スリルがあっておもしろかった。 ちょっと主人公(マット・デーモン)が強すぎる嫌いがあったが、 ヒロインがいつ殺されるかがサスペンスの要素になっていたと思う。 話にもう一つぐらいヒネリがあったらよかった気がする。 しかし、映像がきれいだし、アクションシーンもかっこいいので、B。

真夜中2 (午前)

今年は生命倫理についてもっとよく勉強しないと。 Encyclopedia of Bioethicsを全部読むつもりでがんばれ。

真夜中3 (午前)

お、今年はKatie Meluaがアジアに来るみたいだ。 大物になる前にぜひ見に行こう。

うそ、Scissor Sistersって新しいバンドだったのか。 `Take Your Mama'があまりに完成されているので、 てっきり70年代かそこらのバンドだと思っていた。 デビューアルバムが昨年英国の売上1位になったそうだ。

夜明け前

まだ起きてる。

去年買ったCDで、はまったのを三つ挙げると、

  1. Katie Melua, Call off the Search
  2. Maroon 5, Songs about Jane

あれ、二つしかないか。 Jamie Cullumもそれなりにはまった。

お昼すぎ

早朝に寝て、なんとかお昼すぎに起きる。大学に行かねば。

昼下がり

生協で買物をしてから研究室へ。

大学で翻訳。

あたりまえだが、「子ども」には、(1)未成年という意味と、 (2)ある親の扶養に入っている人、という意味がある。 「まだまだ子どもだな」というのは(1)の意味で、 「おまえはやっぱりわしの子どもだ」という表現を老人が40才の男性に向かって言う 場合は(2)の意味で用いられている。 それゆえ、「未成年の子ども」や「成年に達した子ども」も、 誤った表現ではない。

(できれば)今日やること


04/Jan/2004 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼すぎ

遅寝遅起き。今日はゆっくりすることにする。

昼下がりから明治神宮に行ってくる。 群衆に混ざって一応お参りしてくる。 明治天皇のありがたいお言葉によると、 今年は「忍の一字」だそうだ。

渋谷まで歩いてから帰宅。つかれた。

夜2

晩ごはんは適当に作って食べた。眠い。


04/Jan/2003 (Saturday/samedi/Sonnabend)

昼下がり

お昼、ちょっとJR京都駅へ。 ひさしぶりにマクドでジャンク・フードを食べてしまう。

正月終わり。たまった新聞を読まねば。月曜の授業の準備もせねば。

夕暮れ

某氏の論文草稿を少し読み、コタツで寝る。 ピザ・トーストを作って食べる。

年賀状を少し書き足す。

夜2

うどん。紅茶を入れるのに使っている牛乳の賞味期限が12月31日なのだが、 大丈夫だろうか…。


04/Jan/2002 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

「最近撮った写真をまとめてみた。 残念ながらあまりいい写真はない」

「それがきみの実力でしょう」

「外国で撮った写真は被写体が良かったから」

「や、やかましっ」

真夜中2 (午前)

「あ、(setq html-helper-do-write-file-hooks t)ってやればMeadowでも タイムスタンプを更新できるんだ」

「きみはまだそういう小学生レベルのことを言ってるのか」

「いや、できないことはあきらめるという主義で…」

「それじゃ全然だめだ。Unixの世界ではought implies canではなく、 want implies can、つまり、 やりたいことはできるという信念で行動せねばならんのだ。もっと勉強せい」

「了解しました」

真夜中3 (午前)

「NHKで宇宙開発のシリーズ(宇宙 未知への大紀行)が再放送されている。 今、火星のテラフォーミング(地球化)について説明している。 おもしろいなあ」

「火星人のきみも今のうちに火星倫理についてウェブサイトで論文を発表しといたら? 先駆的な作品として50年後ぐらいに評価されるかもよ」

「いや、ほんとに、こういう番組を見ると、 倫理学やるよりも科学者になってノーベル賞もらった方がよかったなあと思いますよ」

「だれがノーベル賞もらえるんだ、だれが」

「やっぱり、子供にはNHKしか見せちゃだめですよね。 民放見せると、 大きくなったらアイドルかコメディアンになりたいと言いだすだけでしょ」

「大食い競争に出るとかな」

「野依氏とか江崎氏とかが子供が自然科学よりも人文科学を選ぶ傾向にあると 嘆いていたが (ここ参照)、 やっぱり月旅行とか原爆とかエキサイティングな科学の発展がないとな」

「あと、SF作家ががんばるとかも重要ですよね」

「しかし、医学の発展は目覚ましいですが、医学研究者は増えているんでしょうか? かならずしもある分野の発展がその後の研究人口の増加を保証するとは 限らないんじゃないですか? むしろ自然科学の研究人口を増やすためには教育界が学生の思考を操り、 NHKが科学偏重の放送をし、 民放は科学者が電子顕微鏡を覗く姿を水着姿の女性がうっとりと 見つめているCMを流し…」

夜明け前

「テレビを見つつ、ボーっと生命倫理のシラバスをネットで探してみたり」

「あれっ、某大学の書類提出の〆切が今月6日になってるけど、 これって日曜じゃん。いったい何を考えてるのか」

「今日までに出せってことじゃないの、それは」

昼下がり

「昨夜は風呂に入ってから寝た」

「韓国に電車で旅行する夢で目が覚める。 日韓トンネルを掘れという神のおつげか。 起きたらお昼すぎだった。 とりあえずうどんを作って食べる」

「さて、某非常勤の書類を完成させねば」

昼下がり2

「クローン羊のドリーが関節炎(arthritis)を患っているそうよ」
(see BBC NEWS: Cloned sheep Dolly has arthritis)

「もう5才半でしょ、そのぐらい当然じゃないの」

「そうよね、 この病気の原因がドリーがクローンであることと関係があるのかどうかは ちょっと難しいとこだと思うけど、 動物愛護論者はしてやったりと騒ぎたててるらしいわよ」

「なに、ドリーが関節炎? ふん、 どうせヒマな研究者がドリー相手に関節技でも試してたんじゃないのか」

「夕方、某非常勤先の書類を適当に書きあげ、速達で送る」

「どうもこの手の書類はうまく書けない。修業が必要だ」

「それから、デジカメを探しに四条へ。 先月30日に行った店二軒に寄ってみるが、 そんなものはないと言われる」

「い、陰謀だ、ビンラディンの仕業に違いない」

「失くしたのはあなたの責任でしょ。 なんでもあの人のせいにしないの」

「するといったいどこで失くしたのか。 先斗町を歩いているときに盗られた?」

「部屋のどっかに転がってるんじゃないの、どうせ」

「いや、何度も探してみたけど、今回は出てこなかった。 仕方ないから明日市バスの落し物相談所に訊いてみて、 なかったら新しいのを買おう」

「まあ、そろそろ買い換えどきだったからね。 ちょっとイカれかけてたし」

「またまた、くやしいくせにむりやり合理化して。 新品同然の充電池も入ってたのに」

「そ、そうだった…。やっぱりビンラディンの陰謀だ」

「だから、人のせいにしないの」

「それから喧噪の四条をあとにし、 下宿近くの某スタバで今日のDaily Yomiuriを読む。 講読しようかな、この新聞」

「ついでに買物を済ませ、下宿に戻って夕食を作る。 トマトとガーリックのスパゲティ、トマトとモッツァレラのチーズ、 ブロッコリ。ブロッコリは煮すぎてボロボロになった。難しい」

「ちょっと予算をオーバーしてない?」

「野菜が高いから、ほんとに。 ブロッコリ一つ200円というのはいったいどーいうことだ。 責任者出せ」

「こ、これこそ陰謀だ」

「日本の農家には悪いけど、ちゃんと自由化してほしいわよね、 農産物。日本も早くASEANと自由貿易協定結んでちょうだい。 AFTA加盟賛成。自由競争万歳」

「けど、ヨーロッパやアメリカやアジアにおけるこの地域協力の動きと、 かつてのブロック経済ってどう違うの?」

「そりゃあ違うでしょう。違うよ。ぜんぜん違う」

「だからどう違うの」

「違うったら違う。おれじゃない。おれじゃない。おれは無実だ」

「い、陰謀だ」

「陰謀じゃなくて、ごまかしじゃないの」

真夜中

「2000年に結婚したのは約80万組。離婚はほぼ29万組」

「もうちょっとがんばれば半分だな。たしか米国はそのくらいだったろう」

「生まれた子供の数は120万弱。どんどん減ってるようだ。 あれ、おれの世代(1993年から1995年に成人した第二ベビーブーマー世代)は 学生数がまだ多かったので、 この世代が繁殖期に入ったらすこしは増えるはずなんだけど」

「もう繁殖し終えたんじゃないの、あなたの世代は。 もう生物としての役目を終えたんじゃないの」

「いや、おれはまだこれから…」

「もう遅い遅い。今ごろみんな産卵のために川を遡っているころよ」

「死亡者数は100万人弱。暗記のためにくりかえすと、 結婚数は80万、離婚数は30万弱、子供は120万弱、死亡者は100万弱」

「ついでに、ガンの死亡者は30万だそうよ」


04/Jan/2001 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

今日の勉強

某君の修論の草稿を読ませてもらう。 他の人もふくめ、最後までがんばってください。 草稿を送ってくれれば適当にコメントします。 法学部でも理学部でも医学部でもなんでも読みますのでどしどし送ってください。

「ボクシング廃止論」を某所に書くことになったので :-)、 ひさしぶりにUCLの中央図書館に行って文献を探す。 が、あいにく一本しか見つからず。

ちなみに`noble art'とは拳闘のこと。

ま、あとはBBCやGuardianのウェブサイトを利用してまとめよう。 きわもの的テーマだが、ひょっとするとおもしろいものになるかもしれない。

勉強勉強。今日から民主主義に関するエッセイを書くべし。


04/Jan/2000 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

昨日の記録。 夜明け前に寝て、昼下がりに起きる。

『言語学とは何か』を読み終える。 ソシュール以降の言語学の点描的な歴史の叙述。 ところどころおもしろいが全体としてのまとまりに欠ける。 もっとも、二十世紀の言語学の歴史自体、 まとまりがないのかもしれないが。

う〜む、無為な一日であった。


01/04/99 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

死ぬほど眠いので寝る。 早くに起きて、なるべく午前中に結論まで書く。書くっ。


君が来たので起きる。約4時間半寝る。眠い。


お昼前

ああっ。まだまだ終わらんっ。

ところで、 おれはごはんを食べるときと寝るとき 以外はいつもキ○リトールのガムを噛んでいるわけだが (おかしを食べながら噛んでいたり、噛みながら寝てしまうこともある)、 場合によっては、ほとんど半日間、一つのガムを噛み続けることがある。 しかし、噛み続けているとときどきガムの 「凝集力」とでも言うべきものが失なわれて、 粉のようにばらばらになってしまい(というか、「溶ける」という感じ)、 捨てざるを得なくなるときがある。

そこで、いったいどのような条件がそろうとそのようになってしまうのかが、 数年来の疑問なのだが、ガム会社にでも訊くべきか。 こんなことを書くのは、 ここしばらく、ガムが「溶ける」ことが多い気がするため。 ひょっとして、 精神状態によって唾液の構成が変わり、 それがガムに影響を与えているとか?


お昼

36500字。先に進まん。ぐつぐつ。


昼下がり

一時間半から二時間ほど寝てしまう。

さっきのガムの話だが、 ガムベースというのは脂に弱いらしく、 脂の入った食品を一緒に食べると溶けてしまうとのこと。 そうだったのか。


夕方

わっ。また火災報知器が鳴ったみたいだ。 今文学部が本当に火事になったら悲惨だよなあ。 おれどうすりゃいいんだろう。 サーバのciceroはこっちにあるから、 senとベンタム全集を持って逃げるしかないだろうなあ。

あ。やっぱりまた誤報だったみたい。やだなあ。


君が来訪。みかんやいちごを差し入れてくれる。感謝。 引き続き差し入れ大募集。

38000字。もう少しで結論に入りそう。まだ某先輩にメイルしていない。最低。

チョコレートとガムを一緒に口に入れるとガムは溶けてしまうらしい。 どうりで。最近キット○ットばかり食べてるもんなあ。


39000字。あと結論。 しかし、その前にみなで夕ごはんを食べに行くことに。 そういえば今日は昼ごはんを食べていない。


01/04/98(Sunday/dimanche/Sonntag)

日曜から塾。お昼過ぎに終わったので、帰りに古本を買 い、また鬼睡する。昨夜も知らない間に下宿に戻って鬼睡してた。


夜中

死刑廃止論の勉強中。本当にこの話題って「論争」の域に到達していな い。みんな自分の意見を言ってそれで終わりっていう感じ。たまに「廃止論者 と存置論者の議論のすれ違い」を解消するって書き出しで始める人もいるけれ ど、ほとんど他のものと変わるところがない。いったいなぜなんだろうか。

明治に起きた民法(および商法)法典化論争は相当激しいものだったと伝 え聞いているが、そのときの議論も現在の死刑廃止論争と似たり寄ったりだっ たのだろうか、それとももっと実りのあるやりとりが展開されていたのだろう か。


01/04/97(土)

・夕方・

わおっ。一週間ぶり。

行きの阪急電車で人身事故(見てないが)。ま、一年の始まりはこんなもんでしょ。

ここに来てMacを見たら、外づけのハードディスクがない。やややられた、ホー ムページが更新できないっ、と思って5分ほどおいおいむせび泣いてから、気 を取り直してMacをよく調べたところ、ぼくのフォルダは内蔵のハードディス クに移されていた。さすがは江口さんっ。


告白

年末に『エリア88』を古本で全巻買って読んでしまいました。ううう。

だめだだめだと思いつつも『ロッキー2』を見てしまいました。ううう。

院に行けなくなると思いつつも『ロッキー3』を見てしまいました。ううう。

卒業できなくなると思いつつも『スタンリーアンドアイリス』(Jane Fonda, Robert De Nilo)を見てしまいました。ううう。

もうすべてをあきらめようかと思いつつ『アキラ』を見てしまいました。ううう。

『映像の世紀』も昨日おとついと見てしまいました。ううう。

筒井康隆『幻想の未来』『筒井順慶』も読んでしまいました。ううう。

清水義範『国語入試問題必勝法』も読んでしまいました。ううう。 

...今日から心を入れ替えて卒論に取り組みます。ううう。

(三箇日で卒論の字数が減ってしまった)

(しかし今夜も『映像の世紀』があるんだよなあ)


・夜・

もう帰ります。次に来るのはいつのことやら。(たぶん10日の金曜日--この日 までに卒論を90%完成してなかったら終わりです)


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Sun Jan 13 20:21:48 JST 2013