(ぽすとこうぞうしゅぎ post-structuralism)
構造主義は、 個体ではなく、個体と個体のあいだに成り立つ関係あるいは構造を重視し、 極端な言い方をすれば「存在するのは個体ではなく、構造である」 というように構造を実体視する傾向があった。
それに対して、ポスト構造主義は、 これまた極端な言い方をすれば、 「存在するのは個体でも、構造でもなく、差異である」と考える。 個体も構造も常に流動的なものであり、 あるのは個体と個体のあいだの差異だけである。
というような考え方だと理解しているが、 現代思想は苦手なのであまり責任は持てない。 ポストモダンの項も参照せよ。
01/Jul/2003