カンティアン

(かんてぃあん Kantian)

Much of the most interesting recent work in moral philosophy has been of basically Kantian inspiration.... This is not of course a very pure Kantianism.... It differs from Kant amont other things in making no demands on a theory of noumenal freedom, and also, importantly, in admitting considerations of a general empirical character in determining fundamental moral demands, which Kant at least supposed himself not to be doing.

---Bernard Williams


カント的、カント主義的な。 自分をカンティアンと呼ぶ人は、自分がカントを正確に理解し、 カントの立場を継承していると自負している人である。 他人の立場をカンティアンと呼ぶ場合は、 その人の俗流カント理解をせせら笑うために使われる。

同じように使用される語に、ヒューミアン(ヒューム)、 ロッキアン(ロック)、 ヘーゲリアン(ヘーゲル)などがある。

28/Aug/2002


上の引用は以下の著作から。


Satoshi KODAMA <kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp>
Last modified: Fri Jan 23 12:54:47 JST 2004