生態学的全体論

(せいたいがくてきぜんたいろん ecological holism)


道徳的に重要視されるべきなのは、 個体としての人間や動植物ではなく、 生物圏全体や生態系一般である、とする立場。 この立場では、ときに、 人間や動植物は全体の一部分にしかすぎず、 真の意味で個体と呼べるのは環境全体だけだ、 と主張されることもある。 人間中心倫理動物中心倫理生命中心倫理生物平等主義などを参照せよ。 (05/19/99)


KODAMA Satoshi <kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp>
Last modified: Fri Jan 28 05:04:19 JST 2000