ご挨拶

大会長 鈴木 俊明(関西医療大学)
―評価から始まる理学療法の深化―
第66回近畿理学療法学術大会の大会長を拝命いたしました、関西医療大学の鈴木俊明です。2027年3月28日、大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)にて、皆様をお迎えできることを心より楽しみにしております。
なぜ、今「原点に戻る」のか
医療技術が高度化し、情報の溢れる現代だからこそ、私たちは今一度、理学療法の本質を問い直す必要があると考え、本大会のテーマを「原点に戻る」といたしました。
理学療法の原点、それは「適切な評価」に他なりません。数値化されたデータを得るだけでなく、患者さんの病歴、症状、そして何よりその方の「人生の背景」に深く耳を傾けること。そのプロセスこそが、患者さん一人ひとりに最適化された治療計画を生む揺るぎない基盤となります。
「評価」は、患者さんとの対話そのもの
本大会が提唱する「原点」とは、単なる機能回復の追求ではありません。
• 患者さんが何を望み、どのような生活を取り戻したいのか。
• 主観的な声と客観的な評価をどう結びつけるのか。
• その「人らしさ」を尊重した目標設定とは何か。
患者さんと真摯に向き合い、対話を深めることで導き出される評価こそが、治療を成功へと導く羅針盤となります。本大会では、この「理学療法の核」を再認識し、明日からの臨床を劇的に変えるきっかけを提供したいと考えています。
全ての理学療法士が「満足」できる研鑽の場を
本学会では、このテーマを具現化するため、各領域の第一線で活躍する講師陣を招き、多角的なプログラムを用意いたします。
• シンポジウム: 各専門領域における評価の最前線
• 教育講演: 原点を臨床に活かすための思考プロセス
• ハンズオンセミナー: 実践的な技術の再確認
「最近、自分の評価に自信が持てない」「手技に走りがちで、評価を疎かにしていないか」そんな思いを抱える皆様にとって、本大会が自信を取り戻し、新たな一歩を踏み出す場所となることをお約束します。
皆様のお力添えをいただきながら、実り多き大会にしたいと考えております。大阪の地で、熱意ある皆様とお会いできることを心よりお待ち申し上げております。


