第2回 日本高度実践看護学会学術集会

ご挨拶

学術集会長 石川 幸司
第2回日本高度実践看護学会学術集会
学術集会長 石川 幸司
(北海道科学大学 保健医療学部 看護学科/急性・重症患者看護専門看護師)

この度、第2回日本高度実践看護学会学術集会の集会長を拝命しました北海道科学大学の石川幸司でございます。2026年6月6日(土)・7日(日)の2日間、札幌市教育文化会館(札幌市中央区)にて開催する運びとなりました。

私たち日本高度実践看護学会は、2025年4月に日本専門看護師協議会から学会化し、高度実践看護の探究及び学術的発展を図り、国民の健康維持及び増進に寄与することを目的としています。学会化したことで、学会員は専門看護師に限らず、高度実践看護師や高度実践看護師の育成に関わる教育者、および高度実践に興味のある看護師など多くの方が対象となり、様々な視点から高度実践看護について学術的に議論していくことが期待されています。

そこで本学術集会のテーマを「高度実践看護の道標-実践・教育・研究で描く新たなビジョン-」といたしました。高度実践看護師としての実践能力強化や役割開発などにおける成果を踏まえつつ、高度実践看護とは何か、高度実践看護という未来に向けて進むための道標について議論していければと思います。また、実践・教育・研究はどれも高度実践に不可欠な領域です。各領域から専門的視点で議論し、協働してく方向性を可視化することで、これらから高度実践看護の発展や革新に向けた未来志向を感じてもらい、新たなビジョンを見出していく学術集会にしたいと考えています。

また、専門看護師の更新制度が変更となり、実践報告の発表や研修の受講などが必要となりました。本学術集会では、研究だけではなく実践報告という枠を設け、日々取り組まれている成果を発表しやすくします。そして、学術集会内において研修(修了証発行)を開催し、資格更新とともに研鑽できるように準備いたします。

本学術集会は札幌での開催となります。学会を終えた後は、初夏の陽気で、食べ物だけではなく観光なども楽しんでいただけます。会場のある大通りの周辺は、札幌駅とススキノのちょうど中間に位置しており、新鮮なグルメを楽しむことができるエリアです。

参加される方々みなさんが有意義な学びを得られるように企画委員一同、鋭意準備を進めておりますので、ぜひ、ご参加いただけますと幸いです。
札幌の地で皆さんにお会いできることを楽しみにしております。

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