研究成果Result

Tomoyuki Takura, Sayaka Horiuchi. Cost-effectiveness analysis of infliximab for the treatment of Kawasaki disease refractory to the initial treatment: A retrospective cohort study. Journal of Cardiology, 2022;80;172–178.

レセプトデータを用いて、初回治療不応の川崎病に対する急性期治療の費用対効果を分析した論文です。不応時の追加治療としてインフリキシマブを使用した群では、使用していない郡に比べて、再入院の頻度が減少していました。また、インフリキシマブ使用群では非使用群に比べて医療費全額が低くなっていました。川崎病不応症例に対する急性期のインフリキシマブは他の治療選択肢に比べて費用対効果が高い可能性が示唆されました。