平成9、10年度 課題研究
『 被検者被曝線量の実用的な測定方法 』
平成9年度は、血管撮影領域で実用的な線量計と思われる面積線量計と米国マクマホン社製のリアルタイム積算皮膚線量計、それに透視撮影条件から計算で被曝線量を推定するNDD(Non DosimeterDosimetry)表面線量簡易換算法
1)について、その特性の評価と問題点を整理した
2)。
被検者の皮膚線量を測定する場合、精度の上から、面積線量計やリアルタイム積算皮膚線量計などを用いることが望ましいが、現状では、これらの線量計を所有している施設は極めて少ないと考えられる。そこで平成10年度は、線量計を持たない施設でも、被検者の皮膚線量を推定できるNDD法をさらに検討し、血管撮影領域で使い易いプログラムを開発することを目的とした。
1)森剛彦、村田勉、村田正夫、他:X線診断領域における患者の皮膚入射線量簡易換算式
-NDD法-、(社)茨城県放射線技術学会茨城支部 被曝低減委員会、1996
2)江口陽一、木村均、土佐鉄雄、他:被検者被曝線量の実用的な測定方法、全国循環器
撮影研究会誌、11、34-39、1998
山形大学医学部附属病院 江口 陽一
弘前大学医学部附属病院 木村 均
秋田県成人病医療センター 土佐
鉄雄
岩手医科大学附属循環器医療センター 瀬川 光一
NTT 東日本東北病院 大久 敏弘
東北大学医学部附属病院 佐藤
州彦
福島県立医科大学医学部附属病院 久保田浩之
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江口陽一氏までお寄せください。きっとですよ。