事業の概要

事業の概要

在宅医療推進事業
 この「在宅医療の見える化」プロジェクトは、平成25年奈良県在宅医療推進事業、平成27年度奈良県在宅医療体制整備事業として、天理地区における在宅医療の現状分析を目的として行われた調査です。このホームページには、医療・介護従事者を中心とした専門職向けの情報とともに、地域住民の方々を対象とした情報も掲載していますので、どうぞご活用ください。

在宅医療の見える化プロジェクトの目的
 本プロジェクトは、天理地区における在宅医療の現状、問題点、そして可能性について調査、分析を行うことで、当該地区における在宅医療発展の一助となることを目指しています。

天理地区における在宅医療を取り巻く環境 
 現在、我が国は人類史上経験したことのない超高齢社会に向かっています。そして、認知症患者は2015年の約345万人から2025年には約470万人に増加し、死亡件数も現在の年間100万人から2040年のピーク時には160万人強に到達すると予想されています。このような状況に対して、特に団塊の世代が75歳を超える2025年に向けて、在宅医療を含めた地域包括ケアシステムが求められています。
「地域」という言葉には、「Aging in Place」または「Aging in Society」という言葉に示されるように、高齢者はまず「その適切な生活の場で暮らし続けていく」という意味が込められており、その意味においても各地域の生活の場において医療を提供することができる在宅医療の必要性は、今後、益々高まることが予想されます。 
 天理市は人口67,611人(平成26年11月)の地方都市であり、平成25年10月の地区医師会調査によると、8つの在宅療養支援診療所を含めた計16医療機関が在宅医療を提供しています。

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