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東海公衆衛生学会の趣旨


 公衆衛生の目的

 公衆衛生の目的は健康増進、疾病予防、健康寿命延長であり、人びとの生活の質の向上、幸福の追求、自己実現、人生の完成をサポートすることです。公衆衛生従事者は保健・医療・福祉・介護・リハビリテーションなどの活動・貢献・サービスに取り組まねばなりません。公衆衛生活動はそのような対人保健・地域保健に限らず、健康危機管理、学校保健、産業保健、環境保全、地球・生態系保全など多岐にわたります。

 「健康日本21」

 最近「健康日本21」策定ののち、健康増進法が施行され、地方公共団体の現場では、住民の健康増進・疾病予防のための一次予防、疾病早期発見・治療のための二次予防が推進されています。そのなかで生活習慣病の一次予防が大事です。主なライフスタイルは栄養、嗜好(タバコ、アルコールなど)、労働、身体活動、休養、睡眠、ストレスです。健康増進・疾病予防の実践には、リスク要因を回避し予防要因を取り入れることが重要ですが、ポストゲノム・ポストシークエンスの世紀にあっては、宿主要因とライフスタイルとの相互作用に基づく予知・予防が可能となります。

 官・学・民の連携・協調

 公衆衛生は学(サイエンス)と術(アート)だといわれます。サイエンスに基づかないアートは普遍性に欠けます。アートをともなわないサイエンスは机上の空論です。公衆衛生活動は、まず、地域に根ざし、地元住民のニーズに応えるものでなければなりません。そのためには現場における官・学・民の連携・協調が必要です。

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