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TSUSHIN2023

学会通信 令和6年1月

 令和6年1月発行号のダウンロード

今年度の学会通信は、A4版カラー6枚で編集しました。
ぜひPDF版をご覧下さい。PDFファイル(ここからダウンロード)

事務局より

2005年度より理事会通信を、2016年度からは評議員の先生、昨年度からは名誉会員の先生にもご寄稿いただき、学会通信を年1回発行しています。各地域各分野から選ばれた公衆衛生のエキスパートである理事、評議員の先生方、そして、本学会の発展にご尽力いただきました名誉会員の先生方から会員の皆様へのメッセージをお届けいたします。ぜひ、学会通信を通して、東海公衆衛生学会ならびに役員の先生方の活動を身近に感じていただけたら幸いです。

<メールアドレス登録のお願い>
通信費の削減のために、事務局から会員の皆様への情報提供は、ご登録のメールアドレス、ホームページ:http//tpha. umin ac.jpを通して行なっております。メールアドレス未登録の方は、事務局:tokai-ph@med.nagoya-u.ac.jpまでご連絡ください。 

 2023年度 各理事・評議員・名誉会員からのメッセージ

理事長:浜松医科大学医学部健康社会医学講座 教授 尾島俊之

東海公衆衛生学会理事長としての3期9年間のお礼

東海公衆衛生学会理事長を2015年度から3期9年間務めさせていただきましたが、2023年度をもって退任させていただくことにいたしました。私の前任の浜島信之理事長は2009〜2014年度、その前の徳留信寛理事長は2003〜2008年度とそれぞれ2期ずつ務められていまして、私もそのくらいでと考えていましたが思いがけず長期となりました。この間、私の理事長就任前ですが、2013年の静岡県掛川市での第59回学術大会を機に、それまでの学術大会抄録集を模様替えして、東海公衆衛生雑誌が創刊されました。編集委員や査読の先生方等には多大なご尽力をいただいていますが、投稿数や閲覧数も伸び、ニーズの高さを感じています。2020年度の第66回学術大会からはコロナ禍での大会となりました。中止もやむなしかという状況の中で、大縄飛びのようにちょうど波が下がったタイミングで開催することができました。2021年度の第67回から2023年度の第69回はオンラインを併用したハイブリッド形式の開催となりました。学会長また運営に関わられたみなさまのご苦労はいかほどだっただろうかと思います。ここまで何とか運営できましたことは、ひとえに、理事会、評議員会、一般会員、そして事務局、関係者のみなさまのお力のおかげであり、とても感謝いたします。
最後になりますが、2025年10月29日(水)〜31日(金)に、第84回日本公衆衛生学会総会が静岡市で開催されます。予定表に書き込んでいただき、是非大勢ご参加いただければと思います。理事長退任後も東海地方の公衆衛生の展開のための活動ができればと思っています。東海公衆衛生学会関係者のみなさまの引き続きのご発展、ご健勝を祈っております。

副理事長:名古屋大学大学院医学系研究科国際医療保健学・公衆衛生学 教授 八谷寛

感謝と学会によるソーシャルキャピタル

2001年に個人会員制に移行した東海公衆衛生学会は、2003年に存続について議論される事態に陥りましたが、『公衆衛生の原点は「グローカル」な活動であり、地域に根ざし、地元住民のニーズに応えるものでなければならない(第4号ニュースレター: https://plaza.umin.ac.jp/~tpha/cgi-bin/wiki3/wiki.cgi?page=news4)』、すなわち「公衆衛生」は地方学会こそ重要であるという観点から、構成員一丸となって再興が図られ、現在に至っています。特に2013年には、東海公衆衛生雑誌が創刊され、学術大会と並ぶ本学会の主要な活動となっただけでなく、学会全体の財政的な基盤の安定化にも繋がりました。現在、学会ホームページおよびJ-STAGE(https://www.jstage.jst.go.jp/browse/tpha/-char/ja)からは、1〜11巻掲載論文と早期公開論文の計98編の論文が閲覧できます。2024年には、第70回の学術大会が予定されていますが、学会ホームページには第47回大会以降の23回の大会の記録(の一部)(本学会の歴史の約1/3)を確認することができます。学会活動の主体は会員ですが、その縁の下を支えているのは、尾島俊之理事長のリーダーシップと名古屋大学予防医学(若井建志教授)の渡邉優子さんのプロフェッショナルで、献身的かつ効率的な事務局業務であり、会員、学会役員の一人として、この場を借りて、心より感謝の意を表したいと思います。さて、構成する4県1市の地域性、研究報告を行うことの重要性、種々の学会活動を通した人材育成の視点は本学会の重要なキーワードですが、これらの学会活動は、公衆衛生現場のソーシャルキャピタル醸成に繋がるものであるとも言えます。健康危機を含む種々の公衆衛生上の課題に対して本学会の継続的な活動がその科学的実践の基盤となることが望まれます。

名誉会員 青木國雄

回想:野辺地慶三教授、家庭訪問実習と公開セミナー

野辺地教授は医学部最終学年、3、4年生の教育を担当された。当時医学部の3年生だった筆者らは、まず大教室での合同講義を予想していた。しかし講義はなく、学生を2〜3人の少人数グループに分け、家庭訪問による公衆衛生状態の調査を実習として課せられた。名大病院で治療を受けたことのある家庭にお願いし、学生に、患者の医療とその後の状態、家庭全体の健康状態、生活習慣、家族の労働状態、日ごろの医療機関への接触態度も調べさせ、レポートとして提出するのである。これは予想外であったが、講義と短時間の実習だけの単調な学生生活には大きな刺激だった。大学の支援の下に学生が医療職として調査ができるからである。教室員から具体的な調査方法の説明を受け、恐る恐る指名された家庭を訪問すると、あらかじめの説明があったのであろう、非常に協力的で、どのグループも調査は順調にいった。この調査時間は公衆衛生学に振り当てられた時間では不足であり、学生たちは暇を見つけては訪問調査をつづけたようである。
提出したレポートは公衆衛生学セミナーとして公開討論され、指導教官だけではなく、招待された県下の保健所を含む衛生行政関係の医師、衛生研究所のスタッフから、専門的、実際的な立場から多くのコメントをいただいた。これは学生側だけでなく、招待された専門家にも大きなインパクトで、エキサイティングな討論会となり、会場は熱気にあふれるものとなった。公衆衛生とは家庭単位から始まるということを改めて実感、学生は眼が開かれた思いであった。筆者のグループは昭和区のとある八百屋さんが訪問先であり、朝から夜まで、商売と2人の子供の世話で忙しすぎる母、子供の日常生活の実態、台所など住居空間、つまり間取りと生活との問題が分かった。食生活までは立ち入る実力はなかった。
公衆衛生学の学生セミナーの評判は高く、教室員は増加、学生には県や市の衛生関係医師の地位が高くなったように思った。野辺地教授は世界的な疫学の権威であり、教育内容も高度であったが、先生のお人柄も周辺に大きな影響があったように思われる。
(訂正:前回学会通信での「野辺地恵三教授」はパソコンミスで、「野辺地慶三教授」が正しい。)

至学館大学健康科学部栄養科学科 教授 今枝奈保美

2024年、21世紀に入ってから既に干支が二巡しました。ミレニアムベビーだった赤ちゃんも、今や立派な社会人。最近は、世代が違うと、共通の話題がなくて…どうしようと思うときは、学校給食の話題はいかがでしょうか。
日本では、ほとんどの子ども(だった人)が給食の経験者。給食の「大きいおかず」と「ちっちゃいおかず」は主菜と副菜を指し、誰でもわかるバランスの良い食事の象徴です。「揚げパン食べたかい?」「ソフト麵は?」「御飯給食は週に何回でしたか?」「牛乳は瓶?紙パック?それとも脱脂粉乳?」とネタは尽きません。
鯨の肉が給食にでた世代は、最近のランチ給食や地産地消への取り組みを若い人から教えてもらうと、「給食を残すなんて、昔はねぇ」と言いたくなるかもしれません(せっかくの共通話題でケンカしないでくださいね)。給食に限らず、健康教育やスポーツ指導は、根性論ではなくて、自己効力感を引き出す理論が重要視されるようになってきました。みんなで仲良く一緒に食べる給食は、グループダイナミクス効果も期待できるのですが、コロナ渦で黙食が習慣になった小さな人には、これからどんなリカバリー方策があるでしょうか…。公衆衛生は、幅の広い領域において調査研究・実践報告を奨励しています。ぜひエネルギッシュな投稿を!

名古屋市立大学大学院医学研究科環境労働衛生学 教授 上島通浩

化学物質の健康問題を考える視点

私たちの身の回りに溢れる化学物質には、(1)人為的に生み出した合成化学物質、(2)人間活動により非意図的に生成される物質、(3)自然界にもともと存在する物質、(4)自然がつくりだす物質があります。(1)の物質にはプラスチック製品、農薬、食品添加物などが、(2)には燃焼により生じるダイオキシンなどが、(3)には土壌中の鉛やヒ素などが、(4)にはカビ毒や二枚貝が持つことのある貝毒などがあります。
私たちの目標は、すべての人が安全・安心を感じつつ質の高い生活を送る社会の実現です。そして、化学物質の管理を考える際には、リスクと便益・コストを天秤にかけて考える視点が必要です。毎日の食生活で合成化学物質の含有のみに注目するようになったら、必要な栄養素の摂取という視点が忘れ去られてしまうでしょう。また、ある物質を代替品に切り替えたときに、想定外の健康問題が生じたことも過去にはありました。
化学物質に関わる問題の正解は、時代により、また、人により異なります。私たちはさまざまな情報や考え方に触れ、考えを深めていきたいものです。

名古屋市健康福祉局 医監・保健所長 小嶋雅代

新型コロナウイルス感染症パンデミックは、まさにウイルスという敵を相手にした戦争でした。幸い早期のワクチン開発と、ウイルスの弱毒化により、多くの人は平常の生活に戻ることができましたが、国内においては、この間に社会格差が拡大したと言われ、女性、若年層の自殺者が増加し、少子化が一層進みました。今後、コロナ禍により受けた心理的ストレスの増大と身体活動量の低下等による健康面への影響が、全世代で顕在化してくるものと心配されます。今こそ産官学民一体となって、これからの健康づくりに真剣に取り組まねばならないと感じます。今年の第70回東海公衆衛生学会は「平時からの健康危機管理」をテーマに、国立感染症研究所の斎藤智也先生をお招きし、7月6日(土)に名古屋市立大学にて開催されます。ぜひみなさま久しぶりに会場に足をお運びいただき、熱い議論を交わしていただきますようお願い申し上げます。

愛知県瀬戸保健所 所長 澁谷いづみ

つくばの日本公衆衛生学会総会に参加して

今回第82回の学会では、モニタリング・レポート委員会の稲葉静代先生(岐阜県)にお誘いいただきシンポジウム23「薬事DXで公衆衛生はどう変わるか」の座長をしました。スーパーサイエンスシティつくばでデジタルトランスフォーメーションを語る日が来るとは思いもよりませんでした。これを機に遠隔の服薬指導は、在宅医療・地域包括ケア、災害医療、感染症対策、離島・へき地医療、薬剤師の働き方改革等の視点で議論と改革がいたるところで展開されればと願います。
ところで“思いもよらない”には理由があります。遠い記憶の中でつくばには平成元年の日本公衆衛生学会(第48回・小町先生)に参加していたことを思い出していましたが、当時は今のようなマンションやビルの立ち並ぶ景色でもなく、バスで出かけていったように思います。行政に入り日のまだ浅い私には、どの発表も新鮮で著名な先生方の意見に触れられる興味深く貴重な時間でした。その同じ町で自分がシンポジウムをしているなんて夢のようだったからです。
これからも町も人もシステムも“進化”していくのでしょう。かつて同じ公衆衛生学教室にいた玉腰教授が北海道で次期日本公衆衛生学会大会長を、第84回は愛知県の保健所長だった尾島教授が静岡県で大会長を務められるとのこと。なんと嬉しいことでしょう。感無量です。ご活躍心から応援しています。

外宮の杜クリニック 副院長 鈴木まき

公衆衛生の対象とは

2023年の大河ドラマ「どうする家康」は、この原稿を書いている現在(12月15日)もうすぐ最終回を迎えます。
1年前、第1回の放送で、桶狭間の戦いが描かれ、今川義元が討ち死にしてしまいます。
今川義元役は野村萬斎さんです。「ほんの少しの時間しか出演しないなんて、なんともったいない」と感じていたところ、その後も家康の回想の中で、今川義元は大事なシーンで何度も登場するので「なるほど」と思いました。
特に私が印象深く思ったのは、第8回の三河の一向一揆のシーンです。家康が本證寺攻めに自ら出陣するも、本多正信に銃撃されてしまいます。今川義元から授かった兜が弾丸を受け止め、一命を取り留めた家康が気を失っている間に、今川義元との記憶がよみがえります。
それは5年前のある日、駿府の今川館でのこと。義元から「この国の主(あるじ)は誰ぞ」と問われ、「もちろん太守様(義元)にございます!」と家康は答えますが、義元は「否!」と否定。そこで義元は、家康にこの天下の主は老若男女問わず全ての民で、「あの者たちが汗水垂らして得た米と銭で我らは生きておるのじゃ。我らは民に生かしてもらっておるのじゃ。よく覚えておけ」と言い聞かせるのです。
ちょうど2020年1月から3年以上、新型コロナウイルス感染症の対応が続く保健所で勤務している最中の台詞でした。当時は、「何のために仕事をするのだろうか」と思うこともあり、心にしみました。
公衆衛生は民のためにあるもので、私達は民の幸せにために仕事をしているのだと思います。このことをずっと胸に、決して忘れずに今後も過ごしていきたいです。

浜松医科大学医学部地域医療支援学講座 特任教授 竹内浩視

新興感染症対策の難しさとマスク雑感

現在、各都道府県で策定作業が佳境を迎えている次期医療計画では、今般の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応を踏まえ、「新興感染症発生・まん延時の医療体制」が6事業目として追加されました。今後、改正感染症法を受けて都道府県と医療機関との間で締結される協定に基づき、平時からの感染症医療及び通常医療の提供体制の確保が図られることになっています。
一方、本年11月に開催された日本公衆衛生学会のシンポジウムでは、COVID-19とは病原性や伝播性が異なる感染症の出現を想定した対策の重要性が強調され、新興感染症対策の難しさを改めて感じました。
振り返って、巷ではマスク着用が個人の判断となりましたが、その場の「空気」や「顔隠し」のような風采でマスクを着用している場面に遭遇すると複雑な気持ちになります。これからは、メリハリのある感染症対策を行いながら、「顔の見える関係」が自然にできる世の中になればと願っています。

人間環境大学大学院看護学研究科 教授 巽あさみ

2023年11月11日(土)に日本産業衛生学会東海地方会学会が日本福祉大学看護学部(東海市)で開催され、座長及びシンポジストとして参加しました。従前からある「中小規模事業場や事業主への健康支援」という課題に対して、東海地方における、地域・職域連携活動での健康経営の事例(津島保健所)や、東海市保健師からの事業場表彰活動、市町保健センターと協会けんぽとの協働など様々な多機関の連携による取り組みや特色が提示され、サービスが手薄になっている中小規模事業場等への支援の可能性について議論ができました。中小規模事業場等の労働者の多くが地元の住民です。次期健康日本21(第三次)においても「保険者とともに健康経営に取り組む企業数の増加」が目標値となるなどの後押しもありますので、誰一人取り残さない全ての労働者(住民)に保健サービスが行き届くよう、今後本学会でもこの課題を取り上げていけると良いと思います。

静岡県東部健康福祉センター 技監 古谷みゆき

東海公衆衛生学会の皆様へ

皆様、こんにちは、2023年はどんな1年でしたか?
私は学会と大会の1年でした。7月8日に第69回東海公衆衛生学会学術大会(運営・シンポジウムの座長)、10月31日には第82回日本公衆衛生学会(共同研究者)、12月9日には第44回むし歯予防全国大会(実行委員・シンポジスト)として参加しました。
東海公衆衛生学会学術大会は静岡県立大学の栗木教授が学術大会長に就任されましたので、地元会員としてできるだけのお手伝いと思いながら、どれだけサポートできたのか反省ばかりが思い浮かびます。
学会・大会に関わるのは、なかなか大変でしたが、勉強になることが沢山ありました。
学会や大会を一緒に創ってくださった皆様、ありがとうございました。
12月9日の全国大会は、当学会のホームページでもPRさせていただき、195名の参加で盛会に開催できました。ありがとうございました。
それぞれの学会・大会が「誰一人取残さない健康づくり」につながれば、本当にうれしいです。

株式会社 平甚 相談役 松原史朗

第二の人生を始めて

新型コロナウイルス感染症は、2023年5月8日、5類感染症に移行しました。流行はその後も繰り返していますが、社会経済活動を平常に戻すモードに変わったのだと思います。これまでコロナ対策にご尽力・ご協力いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。
さて、私は2023年3月末に、約40年勤めた名古屋市を定年退職いたしました。「コロナとともに去る」のが夢でしたが、残念ながらその前に退職することになりました。しかし、優秀な後輩の皆様にバトンを渡すことができたことは幸いだったと思います。
4月からは兄の会社の相談役になるとともに、複数の健診機関で非常勤医師として働いています。かつて名古屋市の保健所は直営で住民健診を行っていましたので、私も健診の結果判定や胸部X線写真の読影、保健指導などに長年従事してきました。その経験があるので「健診医なら務まるだろう」と甘く考えていましたが、いざなってみますと新たに覚えなくてはならないことも多く、診察もスピードが求められます。まだまだ一人前の健診医にはなれていませんが、新しい体験をする楽しさもあり、充実した日々を過ごしています。これからは人生を楽しみつつ、微力ながら社会のお役にも立てたらと思います。衛生行政から予防医療の現場に勤務場所は変わりましたが、今後も変わらぬご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 事務局通信

事務局スタッフ 渡邉優子

2023年7月8日、第69回学術大会は緑豊かな自然に囲まれた静岡県立大学(草薙キャンパス)にてハイブリッドで開催されました。沢山の皆様にご参加いただき、お陰様で盛会裏に終えることができました。参加された皆様、大会事務局の皆様、本当にありがとうございました。ご協力とご尽力に心よりお礼申し上げます。
さて、この12月、久々に年末ジャンボ宝クジを買いました。結果はまだ見ていませんが、クジ運はいたって悪く、ほとんどがハズレか残念賞、おみくじは末吉か凶。以前アウトレットの催しで家族の分も合わせ24枚の福引券を手にワクワクしながら列に並ぶこと30分。1等3万円のお買い物券、2等園内ホテル宿泊券、3等温泉招待券等々、周りで続々と当たりが出る中、いざ出陣!と気合を込めてガラガラを回すこと24回、結果は・・・。残念賞の「うまい棒」22本、5等の「うまい棒プレミアム」2本、主催者のお心遣い(同情)の「うまい棒」1本、合計25本のうまい棒で埋まったスーパー袋(これも主催者のお心遣い)を手に、我が身のクジ運のなさを痛感した苦い思い出があります。しかしながら、人とのご縁、仕事の運にはとても恵まれている私。人とのご縁がきっかけで入った名古屋大学予防医学分野には31年、この東海公衆衛生学会でも15年勤めさせていただいております。クジ運は悪くとも、同じく31年一緒に事務職をしている気の置けない仲間達と毎日笑顔で仕事ができることに本当に感謝です。感謝を忘れずこれからも精進してまいります。今後ともご指導のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

事務局よりお知らせ

先日は役員選挙にご協力を賜りありがとうございました。
2024年度からの新役員が決まりましたら、ホームページにて発表いたしますので、3月初旬メールでお知らせ申し上げます

さて、学会通信お楽しみいただけましたでしょうか。
学会通信に関するご意見、ご感想等がございましたら、是非事務局までお寄せ下さい。
各理事、評議員へのご質問・ご相談も承ります。
また、東海公衆衛生学会の活動全般、学術大会のあり方等への要望などもお待ちしております。

東海公衆衛生学会事務局:名古屋大学大学院医学系研究科予防医学分野内
〒466-8550 名古屋市昭和区鶴舞町65
Tel: 052-744-2132 Fax: 052-744-2971
E-mail: tokai-ph@med.nagoya-u.ac.jp

Logoに使った写真の使用については東海4県の観光連盟などの許可をいただいています