提言「生活習慣病予防のための良好な成育環境・ 生活習慣の確保に係る基盤づくりと教育の重要性」が公表されました。(日本学術会議 臨床医学委員会・健康・生活科学委員会合同生活習慣病対策分科会より)
日本学術会議 臨床医学委員会・健康・生活科学委員会合同生活習慣病対策分科会は、2020年8月11日に、提言「生活習慣病予防のための良好な成育環境・生活習慣の確保に係る基盤づくりと教育の重要性」を公表しました。
生活習慣病の基盤となる生活習慣の乱れや代謝等の変化は幼小児期や胎児期にまで遡ることが知られるようになってきており、より早期からの、より根源的な対策の実施が求められています。そのため、日本学術会議生活習慣病対策分科会は、地域・学協会等と連携した学校での健康教育の深化および高校卒業後以後の健康教育の機会保障、若年女性・妊産婦の栄養改善、さらに幼小児期・若年世代を対象とした研究の充実、医学部における栄養・身体活動・生活指導教育の強化、を提言しています。同分科会は、今後その実現に向けて、関係省庁、地方行政機関等への周知や働きかけを行っていくとしています。
提言のポイントへのリンク
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/kohyo-24-t293-3-abstract.html
提言全文へのリンク
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-24-t293-3.pdf
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