トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

64Taikaihoukoku

第64回東海公衆衛生学会学術大会の報告

(印刷用PDFファイルのダウンロードはこちら)

 1. 大会概要


第64 回東海公衆衛生学会学術大会は、平成30 年7 月7 日(土)にアクトシティ浜松研修交流センター(静岡県浜松市)において開催された。学術大会長は新村隆弘(浜松市健康福祉部医療担当部長)が担当した。東日本大震災や熊本地震を踏まえ、災害時の保健医療分野における支援・受援体制が課題となっていることから、メインテーマを「災害時における支援・受援マネジメント」とした。

午前は、一般演題24 題(口演16 題、示説8 題)を3 会場で発表いただいた。地域での実践活動や研究の報告に対し、活発な討論や意見交換が行われた。

午後は学会総会及びシンポジウムを開催した。シンポジウムは「災害時の保健医療分野における支援・受援体制の課題と展望」について、6人のシンポジストに発表していただき、座長は尾島俊之氏(浜松医科大学)及び犬塚君雄氏(豊橋市保健所)にお務めいただいた。眦塚硫雹瓠焚山大学大学院)から「災害時における支援者支援」、唐川祐一氏(名古屋市健康福祉局)から「東日本大震災における陸前高田市での受援マネジメント」、柴田隼人氏(総合大雄会病院)から「熊本地震における災害医療コーディネートサポートチームの活動」、犬塚君雄氏(豊橋市保健所)から「災害時健康危機管理支援チーム(DHEAT)活動要領について」、松本珠実氏(大阪市阿倍野区保健福祉センター)から「大規模災害時における保健師活動」、尾島俊之氏(浜松医科大学)から「災害対応における研究成果活用と研究者に期待される支援」と題して、それぞれ実践された活動等について報告された。過去の震災における実態や活動報告、受援・支援マネジメントを主眼においた事例などについて情報共有し、これからの公衆衛生活動の実践や教育・研究に役立てていただける内容となった。

なお、大会参加者は179名であった。その内訳は、学会員96名、非学会員36名、学生6名、その他41 名、地域別では愛知県71名、岐阜県13 名、三重県1名、静岡県64 名、名古屋市25 名、その他5名であった。
また、大会の開催にあたっては日本公衆衛生学会から助成をいただくとともに、多くの方々にご尽力、ご支援を賜った。深謝いたします。

 2. 参加者へのアンケート調査結果

51名から回答を得た。大会全体の評価は「良かった」84%、「普通」16%、「良くなかった」0%と概ね良好であり、公衆衛生活動・研究に対する「知識」が向上したと回答した者が100%、「意欲」が向上したと回答した者が88%、「自信」が向上したと回答した者が78%、等であった。回答者の61%が本学会員、53%が日本公衆衛生学会の学会員であり、日本公衆衛生学会の認定専門家あるいは認定を目指している者が24%であった。

Logoに使った写真の使用については東海4県の観光連盟などの許可をいただいています