トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

62Taikaihoukoku

第62回東海公衆衛生学会学術大会の報告

(印刷用PDFファイルのダウンロードはこちら)

 1. 大会の概要


第62回東海公衆衛生学会学術大会は、超高齢社会・人口減少社会を迎える中でも市民の方々が元気にいきいきと暮らせる社会の実現を目指して、「健康なまちづくり」をメインテーマに、平成28年7月16日(土)豊橋駅前の穂の国とよはし芸術劇場プラットにおいて開催した。大会長は佐原光一豊橋市長、大会事務局は豊橋市健康部健康政策課が担当した。
午前は一般演題36題(口演20題、示説16題)を4会場で発表いただいた。ヘルスプロモーション、生活習慣病対策、母子保健、感染症対策等々、地域での実践活動や研究の報告に対し活発な討論や意見交換が行われたほか、本年4月に発生した熊本地震に関しても公衆衛生的視点から活発な議論が展開された。
午後は学会評議員会並びに総会、佐原光一学術大会長のあいさつに引き続き、特別講演、シンポジウムを開催した。特別講演は四国医療産業研究所長、日本医師会総合政策研究機構客員研究員の櫃本真聿先生に「健康なまちづくり〜今こそヘルスプロモーション〜」と題して講演をいただいた。公衆衛生活動を「課題解決型」から「目的達成型」にギアチェンジし元気高齢者を育成支援すること、ヘルスプロモーションの理念である、その人らしい生き方を実現するための健康なまちづくりに地域ぐるみで取り組むことで地域包括ケア時代を乗り越えられることなど、地域で活動している保健医療従事者にとって大変示唆に富む講演であった。続いて「健康なまちづくりの実践報告」と題したシンポジウムでは、今大会では総合討議の時間を確保するねらいで3人のシンポジストに発表していただいた。大澤裕美氏(一般社団法人元気づくり大学副学長)から「「元気づくりシステム」で地域を元気に〜全国6市町の取組みから〜」、荻野勉氏(三島市健康推進部長)から「スマートウエルネスみしまの取り組みについて〜三島市が挑戦する「健幸都市」づくり〜」、後藤文枝氏(東海市市民福祉部健康いきがい対策監)から「市民が自ら健康づくりを実践できる環境づくり」と題して、それぞれ実践されている活動について報告された。総合討論では、―電聖楮として取り組むこととなった経緯・転換点、∋楮実施における克服した点、今評価すると・・・、次の展開は?、そ嗣韻琉媼渦革、ゥ▲Ε肇蝓璽舛諒法の5点を主な論点として討論を行った。3つの報告は、それぞれ地域の特性を踏まえて異なる手法で健康なまちづくりに取り組まれている事例であり、先進的で斬新なアイディアに富んでいて、参加者が多くのヒントを得る機会となった。

Logoに使った写真の使用については東海4県の観光連盟などの許可をいただいています