PHOTOACOUSTIC IMAGING FOR PROSTATE CANCER

研究概要

我々は,厚生労働科学研究委託費「革新的がん医療実用化研究事業」における「微小血管ネットワークを可視化する光音響画像化技術を用いた前立腺がん検出システムの開発(H26‐革新的がん‐一般‐114)」の研究を実施しております。

2030年には患者人口が世界で約2,220万人と予測されている前立腺がんにおいて,「生検の苦痛を軽減し患者に優しい医療技術」の確立を目指し,臨床研究可能なプロト機と経直腸光音響プローブを実現し,医師主体の臨床研究では光音響画像による腫瘍内および腫瘍周囲の血管構築異常をランドマークとして前立腺がん診断及び狙撃生検の精度を向上させます。加えて,現状で前立腺がんの質的診断、および局在診断に対する精度が最も高いMRIでがんが疑われている部位と光音響画像を比較して整合性を確認し,即時性に優れた光音響画像による前立腺がん診断技術の確立を目的としています。

本研究を支える医工連携研究の推進はプロジェクトの総合的推進そのものとなっております。

研究代表者
防衛医科大学校医用工学講座
研究代表者 石原美弥

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