靈蘭之室 茶餘酒後

   ……休息している閑な時間

おそらくは……

古典著作を読むにも、やっぱり文脈において読むというのは大事だと思う。そんなことをすれば,望文生義の危険は有る。「おそらくは……」とか「……だろうか」と言う箇所では,眉に唾したほうが無事である。しかし,訓詁の書を積み上げて,ジグソーパズルにいそしんだところで,完成に近づくかどうか,これも当てにはならない。パソコンの翻訳ソフトを運用して,とんでもない文章に苦笑した経験くらいはあるでしょう。字句の対応は適当であっても,全体としてどうにもならない。結局は読書量と,あとは想像力とか展開力とかに頼るしかない。でまあ,結果的に大間違いをしでかしていたら,望文生義と嘲られてもしかたがない。

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