靈蘭之室 茶餘酒後

   ……休息している閑な時間

桂林

桂林の桂が、実は金木犀のことだと知って以来、この季節になると、一度、満開のころに桂林を訪問したいものだと思う。でも、満開の期日なんて、本当はだれにも予想できないことを口実にして、やっぱり実現しそうにない。
桂林には二度行っている。二度目は、そのころ広東にいた森川君と春節のころで、不思議なものを見た。街路樹に何だか黄色いものがちらほら。現地の人にきいたら、十年ぶりの雪で、この季節には雨なんか降らない地方だから、そのおしめりを感受して、金木犀が狂い咲きしたのだという。いわれて見渡すと、どの街路樹にも庭木にも公園の植え込みにも、金粉まがいが......。で、そのときあらためて、桂林の樹木のほとんどが金木犀であるのに気がついた。これが全部満開になったら、ちょっともの凄いことになる。

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