靈蘭之室 茶餘酒後

   ……休息している閑な時間

良馬易御

『素問』気穴論に、岐伯が「聖人易語,良馬易御」と言い、黄帝が「非聖人易語也,世言其真數,開人意也」と応える。「聖人には話をしやすいのは、良い馬は乗りこなしやすいようなものです。いやいや、聖人にだから話がしやすいのではなくて、その内容が真実であるから人の意を開くのですよ。」まあ、じゃれあっているようなものだけど、考えてみると不思議な文章じゃないですか。岐伯が黄帝を乗馬扱いにしている。これって不敬じゃないのかね。古代中国人の感覚は、現代日本人とは違うということですか。

Comments

Comment Form