ここアテナイでは、各個人は自分自身の事柄に関心を持つだけではなく、 国家の事柄にも同様に関心を持っている。 大方はみずからの事業に忙殺されている者でさえ、 政治全般にきわめて通暁している。 ----これこそが私たちアテナイ人の特性なのだ。 私たちは、政治に関心を持たない者のことを、 自分のことで頭がいっぱいになっている、とは言わない。 そういう者はここアテナイでは役立たずだ、と言うのである。
---ペリクレス
ひっ、12月。
君のように急いでいたときもあった
私も君のようだった
自分の意見を主張しなければならなかったときもあった
私も君のようだった
君に嫌な思いをさせたいわけじゃない
ただ気楽になってほしいだけ
ねえ、穏やかな気持ちになったことはないかい?
心からの慰めを見つけようとしたことは?
自分の歌を聞くだけで幸せになったことは?
他の人に道を譲ったことは?
君のように頭は雲の上で走り回っていたこともあった
私も君のようだった
ゆったり寝そべり、靴を脱ぎ捨て、目を閉じる…なんて時間はなかった
私も君のようだった
君を理解するのは難しいことじゃない
君には誰か手を握ってくれる人が必要なんだ
ねえ、穏やかな気持ちになったことはないかい?
心からの慰めを見つけようとしたことは?
自分の歌を聞くだけで幸せになったことは?
他の人に道を譲ったことは?
Sung by Olivia Newton-John
リベラリズム。デモクラシー。世論。コモンモラリティ。
朝起きてちょっと勉強したあと、大学へ。朝の勉強会。
だいぶ寝てしまった。逃避行動だ。
昨日の活動。
調子はいい。しかし時間がない。
そういえば書き忘れていたが、 鳥取にいるときに某スーパーで買って食べた和菓子(名前は忘れた) をたくさん食べた次の日から、舌の奥が麻痺したようになり、 その日一日は食べるのにもしゃべるのにも困った。 今はだいぶましになったが、まだちょっと痛い。 何が問題だったのかよくわからないが、 たしかに食べてるときにも何か変な感じがしたので、 食べものには注意しよう。
昨夜からまだ一睡もしていない。 〆切という薬は、 やはりよく効く(一日前にしか効かなくなってるけど)。
昨日のこと。
この研究室は暖房が効かなくて本当に困る。 一応一枚上着を持ってきておいたのだが、寒い。
いかん、もうプリントアウトして製本しないと間に合わん。
人生で初めて製本機を使う。 製本機の中にファイルを置きっぱなしにしといたら、 あやうく溶けそうになっていた。 おそろしく原始的な機械だな。
まだ東京にいるんだけど、大丈夫なんかな。
新幹線の車内にて。 取りとめもない考えが湧き出てくるのでとりあえずメモ。
おなかが減った。寝てない。のぞみ。窓側も通路側も空いてなかったけど、一 応指定席を購入。おなかが減った。時間がなかったけど、一応お土産を少し買 う。おなかが減った。思考が単純化してきた。メモに書きとめようかと思った けど、いろいろ書く気がしたのでエディタを開いた。しかし、コンピュータを 前にすると思考が止まるようだ。おなかが減った。不思議なものだ。
昨日はお昼過ぎに東京を出発。東京駅まで某氏とご一緒する。おなかが減った。 自由席の切符を買って新幹線に乗る。なんとか座れた。おみやげを買う時間は なく、弁当だけ。おなかが減った。名古屋までは爆睡。名古屋からはなぜか寝 れず。夕方の木曽川が美しかった。4時前に京都に着き、地下鉄で今出川、タ クシーに乗って百万遍へ。タクシーに乗ると線香のにおいがしたので、「いい においですね」と言うと、初老のタクシーの運転手は「先週身内を亡くしまし てね」と一言。今後は線香のにおいをほめるのはやめようと誓う。
〆切30分ほど前に大学に着き、某助教授に印をもらい、ついでに某教授のお部 屋にも挨拶に行ったあと、無事に事務にD論を提出する。しかしあまりに出来 が悪いので、提出した瞬間から後悔の念に苛まれる。なんとかしなければ。
夕方、某助教授や某後輩らと某居酒屋で飲み会。いろいろ話す。日帰り のつもりだったが、結局遅くなってしまい、帰れなくなる。ホテルの予約もし てなかったので、京阪で四条に出たあと、三条までもどって某マンガ喫茶へ。 なぜか朝まで一睡もせず、『One Piece』などを読む。早朝に店を後にして、 烏丸まで歩いて地下鉄に乗り、京都駅へ。
さて、東京に戻ったらしばらく寝て、ジムに行こう。週末は某シンガーの翻訳 の校正をやらないといけない。某リバイズもやろう。某研究会はちょっと無理 かなあ。某論文は提出したが、ちっとも気分が晴れない。まだ終わったわけで はなく、終わりの始まりというか、これからが地獄であることを知っているか らというか、ほんともうヘコむなあ。とにかく元気だそう。今年は正月はあり ません。
新幹線ではひたすら爆睡。考えてみれば一昨日ぐらいから2時間かそこらしか 寝ていなかった。東京駅に着くと首が痛くて回らなくなっていた。
自転車を取りにいったん大学に寄ってから自宅に戻り、 まもなく爆睡。夕方、某氏からの電話で目覚める。しまった、 今日は研究会が二つあったのになあ。
先日某氏にいただいたヨークシャープディングなるものをレンジで温めて 牛乳をかけて食べてみる。胃にもたれるが、なかなかおいしい。
雨。八百屋で買物をしたあと、ひさしぶりにジムに行き、ワークアウト。 なかなか調子がよかったが、しばらくさぼっていたので無理をせず。 ジムを終えて帰ろうと思ったら、傘立てに置いておいた傘がなくなっている。 う〜ん、間違えて持って帰ったのか、故意に持っていったのか。
羊を盗んで死罪になっていたベンタムの時代だったら、 傘を盗んでも縛り首だっただろうかなどと考えながら帰宅。 おかげで少し濡れた。
半日寝てしまう。
たまっていた新聞を読む。切り抜きもしなければ。
`Live Aid'のDVDを見ながら、夕食は自宅で適当に。 そのあと、レイチェルズの`Can Ethics Provide Answers'という論文を読む。 基本的にはElements of Moral Philosophyと同じ話だが (この人もコピペが多い)、おもしろい。
"the life that is unexamined is not worth living."に続けて、 "the intuition that is unexamined is not worth believing." と加えるとどうだろうか。
「リーガル・マインド」って、和製英語なんだろうか。 これとアナロジーで、「エシカル・マインド」というのが 何かを考えてみたいのだが。 まあ、別に和製英語でも何でもいいわけだが。
いや、やっぱり和製英語ではないのかな? よくわからん。 ネットで検索すると、英語のサイトもあるが、 あまりフレーズとして定着していない感がある。 日本語では某専門学校関連のサイトばっかり出てくるし。
ようやく、某翻訳の校正に取りかかる。週末中に終えるはずだったのだが…。 なんとか今日中にやって送るべし。
なんとかお昼前に起きて大学へ。翻訳の校正の催促が来たので、 どうにかして今日中に出したいところ。 あと、翻訳がもう一本あるし、テキスト書きもあるし、 某学会誌からの催促もあるし、困った。
研究室が寒い。 エアコンの調子が悪いようだ。 セラミックヒーターでも買ってくるか。
一日中翻訳の校正。あと少し。
夜、ジムに行く。今日もあまり無理をせず。 そろそろ泳いでみようかなあ。
某シンガー原稿の校正が終わった。集中して一気にやるというのは、 潜水をするというか、トレッドミルで走り続けるというか、 けっこうつかれるが、やり終えると気分の良いものだ。 最近、続けてやる根性というか気力が欠けているので、 トレッドミルで足腰だけでなく根性も鍛えよう。
水曜の授業の準備もすべきなのだが、さすがにそこまでやる気力はないな。 明日早起きしてやるか。
日記の整理をする。Procrastination kills.
起きる。
今後、絶対にためずに毎日やること。
「めんどうなことは明日以降の自分に任せる」という格律は、 普遍化可能か? 結局何も行なわれなくなるという理由から普遍化できないか。
「めんどうなことは他人に押しつける」 という格律が普遍化可能かどうかもよくわからんな。 みなが家事をやらなくなると、一家が崩壊するから普遍化できない、 とかか。しかし、これは帰結主義だよな。
英国の内務大臣(Home Secretary)のデヴィッド・ブランケットが いろいろ叩かれているようだが、 あの人は政治学者のバーナード・クリックの弟子に当たるんだそうな。
お昼すぎに大学へ。明日の授業の相談をしたあと、 昼下がりから某ミーティング。インフォームド・コンセント、 倫理理論。
夜、適当にインスタントのものを食べて、たまっていたメールを片づける。 眠いが、明日の授業の準備をしないと。
弁当を買って帰宅。明日の準備をせねば。
「医療ミス」オレオレ詐欺(読売)。 息子も医師の71才の医師が、息子が医療ミスで人を死なせたので、 お金を振り込めと言われて、計2500万円だまし取られたそうだ。
こだま「ここまで来ると、 政府も騙される方が悪いと傍観してはいけないんじゃないですか。 いいかげん銀行側になんらかの対策を取るよう指導すべきではないでしょうか」
Mr D.「またパターナリスティックなことを。それに、そう簡単には行かないから 銀行もなかなか動かないんだろうとか考えないのか」
「よくわかりませんが、そんな架空口座を作れるところにも問題があるん じゃないんですか。プリペイド携帯だって規制強化してるし、 訪問販売などについてはクーリングオフ期間が設置されてるし、 ほんとになんとかならないんでしょうか」
「個人情報が漏れてるところも問題だよな。 なんでそんなに細かい情報まで知られてるんだ」
「う〜ん、どうしたらいいんでしょうねえ」
やっぱり、 自分でテキストを書くことになって初めて既存のテキストの よしあしを評価できる気がするが、まあそれは言いすぎか。 それはともかく、 P.H. Nowell-SmithのEthicsの序章はおもしろい。 こういう風に「倫理学に何ができて、何ができないのか」 を自信を持って書けるようになりたい。
というか、自分でテキストを書くようになるまで、 こういう序章はわかりきったこととして読み飛ばすんだよな、たぶん。
明日の授業の準備。そろそろ寝ないとやばいんだけど。
ようやく準備が終わった。もう寝なければ。
朝の勉強会、昼のラーメン、お昼すぎからの某勉強会、 夕方からの某授業(功利主義、義務論)終わり。 疲れたが勉強になった。
お昼前まで快眠 (「爆睡」と書くのは幼稚なのでもうやめよう。社会人だし)。
古い(修士時代の)某翻訳のゲラもできたそうなので、 年末はそれも見ないといけなくなりそうだ。 翻訳ラッシュだな。
そういえば、昨日、直輸入の某ワインをいただいた。 感謝感激。今夜授業が終わったら宴会だな。
昨日のこと。夕方、某卒論指導。夜は某授業に参加。 授業のあと、いただいたワインを飲みながら同僚たちと歓談。 そのあとさらに、某居酒屋で一杯飲んでから帰宅。
よく寝て、やっと起きる。今日はナスの日。
お昼は某氏と蕎麦。大学に来てから、 新聞の切り抜きなどをする。
そういえば、先日本をいただいた。
「遺伝病の告知」、「人工生殖の規制問題」、「末期医療のあり方」、 「生体肝移植をめぐる問題」など、13の医療倫理のトピックについて、 医学的視点、法的視点、倫理的視点から専門家がコメントしている。 Hastings CenterのCases in Bioethicsのような感じの本。 しかし、基礎的な知識や情報も押さえてあるので、それよりもよくできている。 医療倫理の入門書としても使えそうだ。 不満を言えば、若干「倫理的視点」が何なのかわからないという難がある。 (生命倫理の四原則について何度か言及があるが、詳しくは説明されていない)。 情報も新しいので、これは手元に置いておいた方がよい。
やっと夕方から心を落ちつけて勉強…と思ったら、 某発送作業に付き合わされる。 今夜はしっかり勉強しよう。
ジムは明日行くことにした。ぜったい行くこと。
「余暇」って何だろうか。オレは余暇を持っているんだろうか。 アリストテレス的には、 余暇は公共の事柄を行なうために当てるべきはずだが、 土日は政治に関わるべきなのか。 多くの人は土日は家族とゆっくりするという 私的な時間として使っているようだが(たぶん)。 結局、われわれは資本主義によってちっとも余暇を 得るようにはなっていないのか。 いや、「われわれ」というのが適切な表現なのかどうかわからないが。
あ、自分のよくわからない大きな話をしてしまった。
適当に食事してからまた大学に戻ってくる。
どうにも首が凝っている。姿勢をよくしてストレッチも頻繁にやること。