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こだまの世界

2003年6月下旬号

阪神ファンは関西のすべてを代表して声高に語り、 他の人にも同調を迫る。 経済人も芸能人も生まれながらの阪神ファンを装う。 「阪神ファシズム」に苦しむ関西人もまた多いのだ。

---黒田勇、関西大教授(スポーツ社会学)

Once all computers were ugly, utilitarian machines.

---Neil McIntosh, `How the iMac became a style icon in a beige world'
in The Guardian Weekly, June 12-18, 2003 (19).

最近の学生は何故かペットボトルと称する小瓶を常に携へてゐて所構はずそれで 咽喉を潤す癖がある。校内でも、通学の車内でもそれをやつてゐる。 私はその小瓶を教室内で机の上に置くことを許さない。

---小堀桂一郎、東京大学名誉教授


主な話題


物欲リスト


21/Jun/2003 (Saturday/samedi/Sonnabend)

昼下がり

まだ風邪気味。軽い頭痛と鼻水が止まらず。だるい。熱はないようだが。

駒沢の某香港料理屋で食事をしてから本郷へ向かう。 永田町駅を歩くと赤坂見附駅に出る。 が、本郷に行くときは、 半蔵門線から丸の内線に乗り換えるのは大手町の方が速いようだ。

夕方

本郷での某学会。超満員。遅れていったので、地べたに座って聴くことに。 文学者や哲学者や科学者やホスピスケアの方が発表していたが、 「新しい死のかたち」というのであれば、 生物学者とか最先端の医療を研究するような人も連れてくるべきだったのでは。 今ひとつ実りのある議論にならず。

体調すぐれず。というか悪化。

シンポ終了後、本郷を出て、渋谷へ。 アジアン家庭料理を食べる。辛いものを食べたら鼻が通った。 が、まだ頭が痛い。

それから帰宅。

真夜中

朝食がないので、ちょっとマルエツに買物に行く。

今日届いた古本。


22/Jun/2003 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中 (午前)

一昨日の新聞を今ごろ読んでいる。文化国語庁の世論調査によると、 「流れに棹さす」の意味を正確に理解している人は12% (勢いを止める行為ではなく、さらに勢いを増す行為をすること)、 「役不足」は28%(自分の力量が足りないのではなく、 役目が自分の力量では軽すぎること)、 「確信犯」は16%(悪いとわかっていてやることではなく、 宗教的・政治的信念から正しいと信じて行なう行為、犯罪)、 「閑話休題」は24%(話を本筋から脇道に移すさいではなく、 脇道から本筋に戻すときの「さて」)等々だそうだ。 オレも間違えないように気をつけよう。

ラジオで聞いた笑い話。 Powergenという英国と米国がベースの電気会社があるが、 これがイタリアにも支社があり、 なんとその支社のウェブサイトのアドレスが www.powergenitalia.comというものらしい。 何がおかしいかわからない人は辞書を参照のこと(ただし、下ネタなので注意)。 googleで調べると、たしかにこのサイトは存在するようだが、 現在は見れなくなっている。原因は不明。

そういえば昨日、本郷のどこかで「Bar Jin」という名前のバーを見かけた。 これもすごいなあ。

真夜中2 (午前)

昨日の産経社説。日本語の乱れについて。 「[正しい国語を守るために] ひとつは、古典や優れた文学作品などに親しむことにより、 目や耳を通じて正しい言葉を身につけることだ。 そうすれば、文法違反の言いまわしには自然と抵抗感が生まれるし、 意味を取り違えることもすくないだろう」(6月21日「流れに棹ささぬ日本語を」) とある。やはりこういう側面は言語と道徳は似ていて、 これなんかは、アリストテレス的な道徳教育の話につながる。以上メモ。

夜明け前

やっと新聞を読み終わった。 なにか小説も読みたいなあ。

お昼前

起きてシャワー。

昨晩から腰が痛いと思ったら、 昨日本郷のシンポで4時間近く地べたに座っていたのが原因だと思い当たった。

夕暮れ

お昼から昼下がりまで某ドトールで産経とガーディアンを読む。 それからちょっと自転車で三軒茶屋まで散歩。 ここは雑多な感じでなかなか良い。 喫茶店で軽く食事。

それからまたドトールへ。勉強勉強。

シンガーの翻訳。早くやらんと間に合わんなあ。 シンガーの文章は明快なので、一回読めば一発でわかる文章を目指したいが、 それはやはりむずかしい。何度も翻訳文を推敲して洗練させないと。

翻訳は楽しいが、今抱えてる二つの翻訳以外には頼まれても断ることにしよう。 いや、もし『ハリー・ポッター』を訳せと言われたら断わらないけど:)

真夜中

日曜のため9時にドトールが閉まったので、ブックオフに行き本を数冊買い、 某中華料理屋で夕食。常連になりつつある。

まだちょっと風邪ぎみ。


23/Jun/2003 (Monday/lundi/Montag)

早寝早起き。エアコンを付けて寝てしまったが、今朝は涼しい。朝食。 洗濯が済んだらスタバに行こう。

産経抄がIWC(国際捕鯨委員会)への分担金をやめ、「脱退も視野に入れよ」 と述べている。これは民主的な思考法ではない。 なぜなら、民主的な態度は、 自分が賛成しない決定であっても正当な手続きを経た結論であるならば、 それを受け入れるというものだからだ。…と思うのだが、産経抄は そもそもIWCの決定は民主的な決定ではないと言うのかもしれない。 国際連盟脱退を思い出した。以上メモ。

お昼前

某スタバに来る。眠い。

正論は正論で、日本の国連脱退を勧めている(産経本日付)。 金を払うばかりで日本の国益に一向に役に立たない国連は脱退して、 政府の意向をより反映させられるODAを使って外交を展開した方がよいと述べてある。

この「国連を利用できるだけ利用して、使えなくなったら脱退すればよい」 という考え方は、産経によく出てくるが、非常に近視眼的で幼稚だと思う。 武力解決を回避し、経済問題や環境問題などの世界的問題を解決するために 国際的な合意形成の場が不可欠だとすれば、国連があるいは国連に代わるものが 必要だろう。現在はG8サミットが徐々に第二の国連化しつつあるように見えるが、 これも今のところ、ほとんど象徴的役割しか果たしていない。 とすれば、当面は国連に代わる合意形成の場は存在しないわけで、 現在の国連が機能不全に陥っているのだとすれば、 それを率先して改革していくのが長期的に見ても日本の国益にかなうだろう。 日本の思うようにならないから脱退するというのでは短絡的すぎる。 捕鯨問題にしろ拉致問題にしろ、 もっと国内外の世論を動かす努力をするのが先決だろう。 以上メモ。

お昼

どうも体調がすぐれないので、いったん帰宅。

昼下がり

昼寝。だいぶ寝てしまう。

それから近くのスーパーで買物。郵便局にも用事で行く。

そば。

夕暮れ

喫茶店に行かずに部屋で勉強。部屋にいるとつい掃除とか始めてしまうので 時間がつぶれてしまう。

シンガーの翻訳。一日2ページずつぐらい訳さないと間に合わない。

Yahoo! BB下り最大26Mのコースが来月ぐらいから提供されるそうだ (Internet Watch)。 う〜ん、300円増しだったら乗り換えてもいいような気がする…。

夜2

思想史の勉強。リカードとマルサスなど。

夕食。イカのステーキ、大量のトマトなど。 冷蔵庫の中を見ると、賞味期限が切れているものが多い。 時期が時期だけに気をつけねば。

そういえば、先週のガーディアンウィークリーの投書欄に、 「最近、米英首脳は、フセインがイラク戦争の前に大量破壊兵器をすべて破壊した 可能性がある、と主張している。しかし、そもそもそれこそが米国や国連が 望んでいたことではなかったのか」と皮肉な調子で書いてあった。 たしかにその通りだよな。

ドイツの社会倫理学会長が、 「75才以上の人が延命治療をする場合は、 保険でカバーせず全額自費でやるべきだ」 と発言して問題になっているそうだ。 75才以上の人に延命治療をしても元が取れないという「功利主義的」 な発想だそうだ (読売)。 この「功利主義的発想」は「単なる経済的考慮に限定した思考法」という意味だな、 おそらく。


24/Jun/2003 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

マルサスとリカードの勉強。『人口論』の話とか、 穀物法の話とか、帰納と演繹という方法論の対立とか。おもしろい。 『人口論』との関連で『成長の限界』を思い出したのでこれも読むとおもしろい。 『成長の限界』では、ミルの定常状態の話も扱われている。

環境問題も人口問題もあいかわらず深刻だと思うのだが (まあ先進国の出生率は劇的に下がってしまったが)、 最近はこの本が扱っている問題が深刻に論じられないのは、 戦争とかテロとか、エイズとかの方が深刻だからだろうか。 あるいは、やはり技術による解決の方にみなが 期待を抱いているからだろうか。 いや、それともただ単にオレに切迫感が足りないだけか。 もうちょっとよく考えてみる必要がある。

真夜中2 (午前)

経済学の勉強。もう寝ないと。

お昼

遅寝遅起き。朝食。

お昼すぎ

散髪に行こう。

今日の産経の社説。 沖縄の集団自決は日本軍によって強制されたのではないという主張。 「沖縄戦をはじめ、教科書の戦争に関する記述も、イデオロギーを排し、 あくまで正確を期すべきである」とある。 産経の主張も立派な右翼イデオロギーのように聞こえるが、 この場合のイデオロギーは「左翼イデオロギー(を排し)」と読むのだろう。 思想のイデオロギー性を暴露したのはマルクスだが、 その左翼がイデオロギーを体現する代表的団体として語られるのは皮肉だ。

最近は日本でも、 企業が無過失責任を問われて訴訟を起こされないように、 商品のラベルに馬鹿げた但し書きが書かれてあることが多いが、 英国では、睡眠薬に「眠気を誘うかもしれません」、 袋入りピーナツに「警告…ピーナツを含みます」 アイロンに「人が着用中の服には使用してはいけません」などと書いてあるそうだ (産経本日付「ロンドンの甃--訴訟社会のギャグ!?」)。

夕方

散髪。何も注文しなかったら、いきなりバリカンで刈られてしまう。 まあ夏だしいいけど。

適当に昼ごはん。眠い。 ラジオ4でヒラリークリントンの朗読を聴いてみたり。

真夜中

夕方、ちょっと寝てしまう。それから某ドトールで勉強。 某大戸屋で夕食。そのあと、しばらく自分の昔の論文を集めてみたり。 いろいろ書き散らしている…。


25/Jun/2003 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

夜明け

スミスの勉強。公共精神とか、自己利益とか。

やっぱり勉強は夜中が一番はかどるな。 いや、一見はかどっているように思えても、実際はそうでもないんだろうけど。

雨。そういえば、今週のガーディアン・ウィークリーがまだ来ない。

お昼すぎ

遅寝遅起き。電話、意味不明のファクス、セールスマンに起こされるが、 お昼まで寝続ける。シャワー、朝食。

昼下がり

ラジオ4でアニマル・ファームの朗読もやってる。

昼下がり2

新聞。ブッシュは毎朝3マイル(約5キロ)を21分で走っているそうだ。 すごいな。

昼下がり3

1973年の米国最高裁の判決(ロウ対ウェイド) で人工妊娠中絶が女性のプライバシー権となったわけだが、 その訴訟を起こしたジェイン・ロウ(Jane Roe--本名はNorma McCorvey)が、 今度はその判決を覆すために訴訟を起こすそうだ (Reuters)。 どういう経緯か知らないが、 ロウは1973年の判決のあと、中絶反対運動の方に回ったそうだ。

プロチョイス派はこの動きをあまり深刻に受けとってないようだが、 保守派の盛り上がりを感じる動きだな。

夕暮れ

ベッカリーアを読んだあと、ちょっと寝てしまう。

今日の英語: be sexed up

魅力的に見えるように誇張されていること。 英国議会においてブレア首相が議員を説得するために用いた、 イラクの脅威を記した報告書はsex upされていたのではないか と現在問題になっている。ちょうど今日のクローズアップ現代でも この話が取り上げられている。

ベッカリーアの勉強の続き。

町会費を徴収される。


26/Jun/2003 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

シンガーの翻訳を少し。一日があっという間に終わっていくのはどうしたことだ。 あ、寝すぎか。

真夜中2 (午前)

Kathleen Edwards、なかなか良い。 カナダ人のジョニ・ミッチェル風弾き語り。

真夜中3 (午前)

Here, There And Everywhere

よい暮らしを送るには
彼女がここにいてくれないと

ここで
一年の毎日を作りあげる
彼女が手を振るだけでぼくの人生が変わる
否定できない、そこには特別な何かがあるんだ

そこで
彼女の髪に指を走らせる
二人ともどんなに幸せになれるか考えている
誰かが話している、けど彼女はそれに気付かない

どこでも彼女にいてほしい
彼女がそばにいれば、心配いらないってわかってる
だけど愛することは必要とすることなんだ

どこでも
愛は分かちあうものと知っている
二人とも愛は死なないって信じている
彼女の目を見て、いつも一緒にいられるようにと願う

どこでも彼女にいてほしい
彼女がそばにいれば、心配いらないってわかってる
だけど愛することは必要とすることなんだ

どこでも
愛は分かちあうことと知っている
二人とも愛は死なないって信じている
彼女の目を見て、いつも一緒にいられるようにと願う

ぼくは一緒にいるよ、どこでも一緒に
ここに、そこに、そしてどこにでも

---the Beatles

そういえば、この詞は訳しにくいから何度も挫折してたんだった。 ラジオで女性のカバーバージョンがきれいだったのでつい訳してみた。

夕方

遅寝遅起き。頭痛がするという理由で寝すぎてしまった。

トースト。

夕方

某スタバ。新聞を読み、シンガーの翻訳。

どうにもめまいがする。モニタをまともに見られない。 風邪か栄養不足か、あるいはそれ以外の病気か。 とりあえずツナサラダピタを食べることにする。

左目の奥が痛いので、帰宅。 これまでの経験からすると、また風邪らしい。 本を読むのはやめて寝よう。

夜2

ちょっと心配だったのでネットで調べたところ、 群発頭痛ではなく、眼精疲労の可能性が高い。 目をよく休ませるようにしなければ。

夜3

ちょっと吐き気がして気分が悪かったが、しばらく寝ているとましになる。 ご飯(鮭の塩焼、サラダなど)を食べる。

集団レイプする人はまだ元気がある 自民・太田議員」(朝日新聞)。 クビだ、クビっ。

サッチャー元英国首相の夫のデニス・サッチャー男爵が死んだそうだ。 彼女は彼のことを`the golden thread running through my life'と 形容していたらしい(ananova)。合掌。


27/Jun/2003 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

ひさしぶりに風呂に入ってみる。

知らなかったが、 Ravemetalのファームウェアアップデートが出ていた。 なぞのMPEファイルがMediaPlayerで再生できるようになった。 これでずいぶん便利になった。

早朝

遅寝早起き。眠い。


28/Jun/2003 (Saturday/samedi/Sonnabend)

昼下がり

昨日は南大沢で某ゼミに出席。コモンズ、クレイについて勉強。 夕方に東京に行き、 夜に某友人とひさしぶりに会っていろいろ話す。 それから帰宅。昼まで寝る。

夕方

駒沢公園近くの某サンマルクで昼食。雰囲気はよいが(子連れが多い)、 食事はちょっと油っこい。

真夜中

夕方からちょっと某ダイエーに行き、買物など。 戻ってきてからテレビでやっていた『タイタニック』の後編をつい見てしまい、 そのあと塩鮭を焼いて食べる。 あと、ゴーヤ入りみそ汁など。


29/Jun/2003 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼すぎ

早寝遅起き。寝ていると、新聞の集金が来たのと、 昨日買った扇風機が届いた。快適。 そういえば、昨日はエルヴィスのDVDも買った。

洗濯、買物。新聞を読まないと。

昼下がり

某ドトールにて。

昨日の新聞。26日、米国連邦最高裁で、 同性愛を禁じるテキサス州法が合衆国憲法の認める プライバシーの権利を侵害しているとして違憲判決が出された。 これにより、 アラバマやフロリダなど12州で制定されている同様の法律も無効になるため、 ついに同性愛が米国で正式に合法になったそうだ。

昼下がり2

まだドトール。今日の新聞。香港の議会で「国家安全条例」 という報道の自由や人権を制限する法律が成立する見込みとなり、 香港ではストが盛んに行なわれているそうだ。大丈夫かな。

夕方

まだドトール。京都府警がFBIの得意技であるプロファイリングの手法を取入れ、 ひったくり犯罪の検挙と防止に成功しているそうだ。大規模なデータベース化が 鍵とのこと。EBMにもつながるものがあるな。

説明は省略するが、次のフリーデンの権利概念の説明には蒙を啓かれる思いが したので、忘れないようにメモ。要するに権利概念はあるイデオロギー(政治思想) の中心概念ではありえず、権利とは中心概念(たとえば自由主義における自由) を特権化ないし優先化するような概念だということ。 自動車のエンジンにおけるターボというか、そういうもの。

`the concept of rights cannot be part of an ideological core, being definitionally attached to any political value or concept it is designed to protect and prioritize. A right is a prioritizing concept which deliberately secures a specific configuration of the core concepts of a given ideology. In classical liberalism this occurs typically through linking together life, liberty, and property. More generally, rights serve as a device that identifies and protects whatever attributes of individuals and groups are regarded by their societies as significant.' (Freeden, Political Theory and Ideology, 162)

某香港厨房で早目の夕食を腹一杯食べたあと、しばらく駒沢公園で休憩し、 ふたたびドトールに戻って勉強。シンガー。

真夜中

某ドトールが閉まるまでねばり、 それから某ブックオフと某マルエツに寄ってから帰宅。 サクランボ、キウイなどを食べる。


30/Jun/2003 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (午前)

エルヴィスのDVDを観る。あのもみあげはどうしても納得が行かないが、 やはり歌はすごい。エンターテイナーとしても超一流だ。

それから勉強。アートとサイエンスについてメーリングリストにポストしたり。

フリーデンの本はかなりおもしろいことがようやくわかってきた。

早朝

まだ起きてる。

ある言語において、ある概念を指す言葉がないからといって、 その概念が存在していないとは言えない、と誰かが書いていた気がするが (某名誉教授だっけ…まあ誰でも言いそうなことだが)、 英語の「アイデンティティ」に当たる言葉が日本語にないからといって、 日本語にはその概念(あるいは考え方)がないというのは変だと思うがどうか。 「おらは〜村の〜だ」という考え方は、アイデンティティ理解だと思うのだが。 そもそも、「日本人としてのアイデンティティ」といったような意味で 英語のidentityが使われるようになったのはいつごろからなのだろうか。 OEDで調べる必要があるな。 Merriam-Websterによれば、 self-identityという語は1866年、 identity-cardは1900年、identity-crisisは1954年だそうだ。

昨日買った本。全部105円。

昼下がり

遅寝遅起き。う〜ん。

ドアベルが鳴ったので返事をすると、 「宗教の勧誘ではありません」と言って、 ものみの塔の信者がパンフレットを配りに来た。

昼下がり2

朝日のハッピーシングル宣言の連載が終了したようだ。 産経的にはケシカラン連載だが、たいへんおもしろい。

夕方

某スタバ。新聞を読む。

夕方2

シンガーの翻訳。がんばって一日2ページずつこつこつ進もう。

夕方に家に戻り、少し庭の草を引く。蚊におでこ、腕などを刺される。

それから駒沢の某タイカレー屋で食事。なかなか。 そのあと、某ドトールに来て勉強。眠い。社会学の勉強。

真夜中

某ドトールが閉店したのち、帰宅。部屋にも蚊がいる。

猛烈に眠い。なぜだ。


何か一言

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KODAMA Satoshi <kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp>
Last modified: Wed Jun 29 09:47:20 JST 2005