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こだまの世界

2003年6月中旬号

「イスラエルのメッセージを受け取った。パレスチナの民間人が標的になる以上、 イスラエルの民間人も例外ではない」

「フセイン大統領が見つかっていないから、 イラクにフセイン大統領が存在しなかったと言えます? 言えないでしょう」

---小泉純一郎、共産党の志位和夫委員長との党首討論のさい、
イラクの大量破壊兵器が発見されていないことを追及されて

動物は人間と平等であると言うピーター・シンガーは間違っています。 うちでは猫が明らかに進化の階梯の頂点に立っており、 われわれはさまざまな役割を果たすべくよく調教されています。 家禽は高度に労働組合化されており、 朝の熱いポリッジや晩の氷入りの水など、 つねにもっと良い労働条件を要求しています。 それどころか野生のカンガルーでさえ、 毎日オーツの食事を要求してきます。 つかれはてたわたしの夫とわたしができることと言えば、 動物と平等でありたいと夢想することだけであります。

---ガーディアン・ウィークリーの投書欄から
(タスマニアに住むオーストラリア人)

「イキのいい時代だよ、たぶんアングラと革命にとってはニクソン以来の 一番実りのある時代じゃないかな。 オレは政治的な革命のことを言ってるんじゃない。 ただ一般的な、文化の革命を言ってるのさ。 ブッシュは米国を二極化することによって、反体制派の温床を作っている。 もう数ヶ月もすれば民主党員であることが非国民のしるしになるさ。 まったくとんでもない時代だよ」

---ニール・ヤング


主な話題


物欲リスト


11/Jun/2003 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中 (午前)

勉強。もう寝よう。

本音という言葉はキーワードだ。 すくなくとも研究においては建前ではなく本音で語ること。

お昼

う。遅寝遅起き。さっそく喫茶店に行って勉強しよう。

お昼すぎ

某ファーストキッチンにて昼食を食べながら新聞。 ロードマップは「行程表」とも訳されるようだ。 「対話と圧力」というのもおもしろい表現だ。 「制裁を伴った外交」というのが本音だろう。

昼下がり

スタバに移動。

今日の日本語: ダイナミック

「ダイナミック」「ダイナミズム」というのは、 哲学の論文においては肯定的に用いられる場合が多い。 たとえば弁証法的歴史観は、 歴史の発展をダイナミックに捉えたものとして評価される。 社会構造における複雑な相互作用を正確に分析できない場合でも、 「ダイナミックな関係がなりたっている」と書けば評価される。 これは、「静的」よりも「動的」、「ある」よりも「なる」の方が、 より優れた、正しい把握と考えられているためであろう。 また、一般にも、「スタティック・プロ」と聞いても興奮する人は少ないが、 「ダイナミック・プロ」と聞けば興奮する人が多い。 そこで、論文を書くときには、 「ダイナミックな関係」「ダイナミズムが作用している」 などの表現を随所に挿入することが望ましい。

夕方

まだスタバ。

いささか疲れたので、スタバを出て某大戸屋で食事。眠い。


12/Jun/2003 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

早寝早起き。さあ、今日こそは勉強せねば。

昨日届いた古本。4月ぐらいに注文したやつだ。

そういえば、去年出たTrainのアルバムをAmazon.co.ukで注文したが、 もうすぐ次のアルバムが出るようだ。

お昼前

あれ、もうこんな時間。

お昼前2

小雨の中、スタバへ。今日の産経の正論で曾野綾子が「他者が与える平和は偽り」 「国連であろうが、他国の軍事集団が駐留しなければ保てない平和は本物ではない」 と述べているが、たしかゲーム戦略で二国間が対立しているときに第三者の仲介が 有効だという話があった気がする。要チェック。

お昼すぎ

やばい。準備が。

昼下がり

買物を済ませてから家に戻ってきて昼食。ぎょうざ、その他。

一応宣伝。あさって京都でミル父子をネタに発表する予定

夕方

ちょっと寝る。さて、またスタバで勉強しよう。

またスタバへ。う〜ん、いつもながら時間がない。

帰宅。冷凍庫に入っていたさわらを食べる。法蓮草も食べる。 熟したキウイも食べる。ヨーグルトも食べる。

なぜ『ニコマコス倫理学』と言うか。 授業で扱うときに、二コマでは十分に教えきれないからである。


13/Jun/2003 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

う、やばい。

「シュムペーター」という表記はまだいいとしても、「イムパクト」はどうか。

早朝

や、やばい。しかしもう行かねば。

お昼前

徹夜のまま、南大沢へ。電車とスタバで少し寝る。 ちょっとショックなことが。

新幹線に乗って移動中。

午前中、某氏の発表を聞く。功利原理と快楽の価値評価をめぐって。 昼食を食べたあと、明日の発表の予行演習をやらせてもらう。 ライアンがこの論文を書いた背景や、 ライアンの理解を元にどういう思想史的研究ができるか、 など、いくつか有益な示唆をいただく。

それから某氏とご一緒して新横浜へ。 クレジットカードが使えなかったり、 駅前に某銀行がなかったりしてなかなか新幹線の切符が買えず、 徹夜で疲れているのも重なってイライラする。 指定席は塞がっているので自由席券を購入し、 なんとか席にありつく。

名古屋まで爆睡したあと、 外を眺めながら横浜で買ったしゅうまいを食べる。

自由席はなぜ自由なのか

彼氏がいない女性がフリーなのと一緒か。 予約、予定が入っていないことを自由と言うわけだ。 ただし、女性の場合は選択の自由があるのに対し、 自由席に選択の自由はない。 ということは、 両親が娘の結婚相手を決める社会における女性の自由と同じ意味での自由か。

真夜中

夜、五条のホテルに着く。思ったよりアクセスの悪いところにあるな。 建物の構えは立派だが、中は狭い。まあ安いから文句は言えないが。

某氏と一緒に食事をしながら、ミルについて教えてもらう。感謝。 三条のスタバまで行ったので、帰りは京阪で戻ってくる。 つかれているので早寝早起きして発表の準備をしよう。

支配人と支配者

今日はどうも言葉が気になる。 ホテルの「支配人」。 ホテルの「支配者」だとこわいイメージがあるのに、 「支配人」だと紳士のイメージがあるのはなぜか。 「世界の支配人」「帝国の支配人」とは言わないからか。 米国も「世界の支配人」になればいいのに。


14/Jun/2003 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

朝、なかなか起きられず。 お昼前にようやく起きてからパワーポイントを作成。 タクシーで某女子大へ。

朝食も昼食も食べないまま、3時ごろから発表。 いろいろ答えられない質問を受ける。要修業。 自律、アレントについてもっと勉強しよう。

発表のあと、飲み会へ。 さらに某助教授と某氏と一緒に飲む。 ちょっと飲みすぎた。

それから歩いてホテルへ。もう寝よう。


15/Jun/2003 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼すぎ

朝遅くまでホテルで爆睡したあと、 某女子大まで歩いていく。 すこし遅れて午前中の発表に参加する。集団責任論。 責任があるのは企業か個人かという議論は、 環境か個人かという議論とパラレルの部分があると思うのだが、 どうなのだろう?

そば屋で和風冷麺を食べたあと、 午後の発表に参加。

昼下がり

元国連大使による、最近の国際情勢についての発表。おもしろい。

国際政治は「力」Realismの議論が主流であり、 「倫理」(「国際正義」等) の議論は問題とされない傾向にある、と聞く。 「力がすべて」という(マキャヴェリ的?)見方も一つの倫理観だと思うのだが、 「倫理」と言うと、どうも「理想主義」「理念主義idealism」 と同一視されるようだ。

某先生の発表を途中で抜けて、帰宅。 新幹線は帰りも自由席。 ホームに来たひかりに乗ったら、新横浜には止まらないやつだったので、 名古屋で降りて乗り換える。名古屋からは座ることができたので爆睡。

自由ヶ丘に戻ってきてからパスタ。無事に帰宅する。

書き忘れていたが、先日、グレゴリー・ペックが死んだそうだ。 ミッキー・モストも死んだらしい。 さきほど、バーナード・ウィリアムズも死んだという話を聞いた。 合掌。

真夜中

ちょっとコンビニまで行き、おにぎりを買ってくる。 今日は朝食でも新幹線でもおにぎりを食べたな。

げ、emacsがabortしたのでもう一度立ちあげたら、 mewのinboxのメールがごっそりなくなってしまった。 どうしたらいいんだろう…。

あ、sコマンドで解決した。よかった。


16/Jun/2003 (Monday/lundi/Montag)

お昼すぎ

早寝早起き。起きてから洗濯し、たまっていた新聞を読むために 駒沢公園駅前のドトールまで足を伸ばす。新聞を読んだあと、 某ブックオフで100円の本を少し本を買い、 近くのスーパーで買物をしてから帰宅。

机の上にプリントがたまりつつある。 手遅れになるまえにどうにかしなければ。

昼下がり

ぶっかけうどんを食べる。

ビッグブラザー・ジャパン2003についての記事。 日本人は自己の情報の自己管理とか、 自己決定とかいう意味でのプライバシー観がない、とかそんな話もある。 6月29日に有楽町で授賞式が開かれるらしい行ってみようかな。

昼下がり2

あれ、午前中は有意義に過ごしたのに、午後はだめだな。 喫茶店に行くか。

そういえば、今度の司法改革で、 英国のLord Chancellor(大法官)制度がなくなるかもしれないそうだ。 大法官とは、最高裁長官と上院議員議長を兼ねる偉い役職のことで、 ベーコンやトマス・モアもやったやつ。ベンタムもこれを目指していた (というか、父親のジェレマイア・ベンタムが息子に期待していた)。

次の話。 「破綻」を「破たん」のように書く「交ぜ書き」について(産経2003年6月14日9面)。 オレもあまり好きじゃない(ルビをふればいいと思う)のだが、 ファナティックな保守主義者は反対の仕方が怖い。曰く、 「漢字仮名交じり文は先人が工夫して作り上げた読みやすく、 理解のしやすい唯一の国語の正書法である」(自分が「読みやすく、理解のしやすい」 だけじゃないのか?)、 「交ぜ書きのような醜い表記法を続けていけば、 国語表記は輪郭がぼやけて読みにくくなり、 読みにくいものは次第に読まれなくなるから、日本人の国語力はますます衰微し、 とどのつまりは日本文化を根腐れにしてしまうであろう」 (醜いかどうかは慣れの問題だと思う。旧仮名遣いや、旧字体に慣れた人からすれば、 今の表記もきっと醜いだろう。保守主義者の困ったところは、 自分も変化の過程にいるにもかかわらず、自分の基準を伝統と同一視するところだ)、 「戦後の国語表記の悪習を断つ千載一遇のチャンスの芽を摘み、 交ぜ書き温存に力を尽くした人々は歴史によって処断されなくてはなるまい」 (まあ処断されるのはどちらかわからないが…)。

さらに次の話。フランスの教育制度は詳しくしらないが、 日本の大学入学試験にあたるバカロレア試験(中等教育卒業試験かつ大学入学資格試験 という性格を持つようだ--米国で言えばSAT、 英国で言えばAレベルとかなのかな)の哲学の今年の出題は次のような ものであるそうだ(産経2003年6月15日5面)。

以上から一題を選んで四時間で答えるそうだ。 科学専攻だと次のような出題。

日本だと院試レベルの問題だ。基本的にテストを受けるのは18才の学生だそうだから、 単純に考えれば日本の哲学の学生とは4年の差があることになる。う〜ん。

夕方

うが。寝てた。

「観客民主主義」といった場合、 観客は見るだけで主体的に参加しないものと考えられている。 しかし、一つの理想としては、観客が参加することによって劇 (ライブ、スポーツ、学会発表、他) 全体が完成するという見方もあるのではないだろうか。

駒沢公園駅前の某パスタ屋で食事。 ここが一番おいしいな。

真夜中

某ドトールで閉店まで勉強してから帰宅。シャワーを浴びる。 省エネを心掛けるべきだが、どうにも蒸し暑いので、 この夏はじめて冷房(ドライ)を入れる。

それからいろいろメール。ガーディアンの定期講読も延長。


17/Jun/2003 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

Philosophers' MagazineのIssue 23が来る。 動物論の特集。リチャード・ライダーのpainismの議論は一貫性がまったくなく、 気違いだと思う。苦痛は主観的なものであるがゆえに効用の個人間比較は 不可能であり、したがってシンガーのように快苦の総和最大化(足し算) はできないと言いつつ、 行為の不正さは「最も被害を受けた主体の苦痛」によって決めるべきだという。 (`I believe that the experience of different individuals cannot meaningfully be added up... Pain is an experience. It is subjective. Unless I can directly experience the pains of others it makes no sense to add their sufferings to mine.' (42))

しかし、苦痛は主観的なものなのに、どうやってそれを決めるのか。 さらに、個人間のトレードオフ(Yの苦痛を和らげるためにXに苦痛を科す)は 正当化されると書いてあるが、 これも苦痛の主観性を主張するなら不可能だろう。 さらに動物の苦痛も同様に考慮すべきだと言うのだからあきれる。 (`X amount of suffering in a dog is as important as X amount of suffering in a rat or a rat catcher.' (42)) なんで誰も間違いを指摘してあげないのだろう。

「ライダーが日本語は読めないことをいいことに、強気に出てるな、君は」

「いや、これははなはだしく誤った議論に見えるからちょっと頭に来てるんですよ。 本人の前でも言いますよ。それともぼくが何か勘違いしてるんでしょうか」

「う〜ん」

遅寝早起き。眠さ8ぐらいだったが、テレビをつけてなんとか起きる。

外はくもり。また草抜きをしないと、庭が大変なことになりつつある。

職員採用試験で非喫煙者を優遇 神奈川・大和(朝日)。 これはちょっとまずい気がする。 喫煙者が他人に危害を加えないかたちで喫煙することができると仮定するなら、 当人の嗜好によって職業差別するのはおかしい。 とくに私企業ではなく市の職員の採用だったらなおさらだ。

大和市のウェブサイト

お昼

某スタバで新聞。最近、 勉強のために英語のクロスワードをやるようにしているが、 産経のやつもなかなか手強いし、ガーディアン・ウィークリーのものは ほとんど歯が立たない。修業が必要だ。

昼下がり

ファーストキッチンでお昼を食べたあと、 某大学に来る。暑い。眠い。

夕方

まだ大学。

キース・ホリオーク他の『アナロジーの力』を読む。おもしろい。 J・J・トムソンの例も(intuition pumpの一つとして)挙がっているが、 考察が今ひとつ足りない気がする。 もっとよく考えてみよう。 う〜ん、認知科学もおもしろいなあ。

真夜中

夕方、自由ヶ丘に戻ってきてしばらくスタバで勉強したあと、 夜に渋谷で某友人らと会って喫茶店ですこし話す。 それから帰宅。つかれた。

真夜中2

駒沢公園のそばにある某大学にコピーさせてもらいたい本があるので、 明日ちょっと行って貸してもらえるか訊いてみよう。 大岡山にある大学にもあるようだが、研究室所有のようで面倒。 駒場にもあるようだが、これも附属以外のところにありそう。


18/Jun/2003 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

ちょっと遅寝、ちょっと遅起き。風邪を引いたのか、鼻が出る。

ヨーグルト、キウイ。

お昼前

あれ、ベッカム(さま)、日本に来てるの? リアル・マドリッドに移籍することが決まったそうだ。

英国では帝王切開する妊婦は50年前には10人に1人だったが、 現在ではほぼ3人に1人になっているそうだ。 出産の危険が減るが、NHSの財政を圧迫するとのこと。 しかし、女性にとっては体のラインとかいろいろあるからな…。

お昼すぎ

風邪気味。某氏にお借りしたビートルズのアンソロジーDVDを少し観る。 某大学に行くべきなのだが、どうしようか。

アマゾンから『ぼのぼの(22)』が届く。つい惰性で買ってしまう。

昼下がり

業者の人が庭の低木を切りに来てくれる。感謝。

夕方

調子悪いので少し寝てた。某大学へは明日行こう。

さて、喫茶店に行って勉強するか。クーラーにやられないように 上着を持っていこう。

夕暮れ

某ドトールにて。思うんだけど、こういう喫茶店の客はみんな監視されていて、 長居している客のところに強い冷房の風が当てられるんじゃないだろうか。 「こいつ、もう1時間以上いるな。冷房を強にして集中的に当ててやろう」とか。

真夜中

ドトールが閉店するまで勉強し、それから帰宅。 ゴーヤ、キャベツその他を使って野菜炒めを作って食べる。

まだ風邪気味。

某長電話。


19/Jun/2003 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

某オンライン読書会のまとめを作ってポストする。 最近は抜き書きをするだけで、まとめを作る練習をしていないから ちょっと訓練しないとダメだ。

風邪がちょっと悪化。もう寝よう。

ひさしぶりの快晴。ゴミを出し、洗濯を始める。

まだ風邪気味。熱はないが鈍い頭痛と鼻水。扁桃腺も少し腫れているようだ。

お昼前

朝食。さて、そろそろ行かなければ。

お昼すぎ

of the people, by the people....

シャワーを浴びているときに考えていたが、リンカーンの `government of the people, by the people, for the people'は、 「人民の、人民による、人民のための政府」と訳すと今一つ実感が湧かないので、 「われわれ人民が、自分たちのために、自分たちの手で作る、自分たちの政府」 と訳すべきだな。 ここには人民の利益だけでなく、 国づくりに参加することの重要性(「自分たちの手で作る」)が強調されている。

ところで、「われわれ学生が、自分たちのために、 自分たちの手で作る、自分たちの祭」というのを、 某大学が毎年11月に開く祭の今年のスローガンに立候補させられるといいのだが…。

お昼すぎに某大学に行き、二時間ほど某教授と相談。 こないだの発表についていくつかコメントをいただく。 文献も教えていただく。

それから帰宅。帰りにファーストキッチンで食べてしまう。

イギリスからCDが届いた。

まだ頭痛が続く。

ちょっと論文読む。

真夜中

政治思想史の本をぱらぱら読んだり。ちょっとごはんを食べる。

カント的には、「わたしは子どもを産むことができるが、 産まないつもりである」という格律は道徳的に正当化されるんだろうか。 そんなことは意欲できないとかいうことになるんだろうか。


20/Jun/2003 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

なぜかまだ起きて、ゆっくり勉強中。眠い。

今日、ハリーポッターの第五巻が出るそうだ。 今日金曜日に、全世界で1300万部売りに出されるそうだ。 主要登場人物のだれか一人が死ぬらしい。

エアコンのドライを入れて寝るとよく眠れた気がする。 しかし、喉が痛くなるな。

いかん、早く行かないと遅刻だ。

お昼すぎ

南大沢へ。ちょっと遅刻。ミルの自由主義を自由、個性、進歩といった概念間の 関係に着目して読み解くという作業。

お昼はパン。体調は9割回復。

真夜中

午後もひきつづき某授業に出る。 グリーン、ホブハウス、リッチーなど。予習不足。

授業が終わってから急いで電車を乗り継ぎ、 某神田で開かれている某先生の授業に出席させていただく。 ブラックバーンの投影説の話。 テキストを緻密に読んでいるので勉強になる。

それからまた急いで地下鉄に乗り、 日比谷から走って有楽町の映画館へ。 『めぐりあう時間たち』を見る。 そこそこ。 ちょっと展開がゆっくりで眠かったが、 三つの時代をうまく切り変えて話を進めている。 病的なヴァージニア・ウルフを演じるキッドマンは迫力がある。B

そのあと、銀座のスペイン居酒屋で食事をしてから帰宅。つかれた。


何か一言

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KODAMA Satoshi <kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp>
Last modified: Tue Dec 30 19:50:41 JST 2003