ああ、不死の神さまがた! 人間どもは、倹約がどんなに大きな収入源であるかを、 悟ることができないのでしょうか!?
---キケロ
カレーを一晩でお米にして二合ほど食べる。
朝、机と不動産屋が一緒に来る。 不動産屋は契約書とエアコンのリモコンを持ってきてくれる。 机を組み立ててからしばらくすると、 昨日来るはずだったYahoo! BBのモデムも来る。
昼、うどんを食べたあと、 駒沢大学駅のあたりをうろついてみる。買物をしてから帰宅。
夕方、調子が悪いので少し寝る。起きたらサーバが復活していた。ありがたい。
夜、カレー。明日ダンボールを処分したいので、 コンビニでビニールヒモを買ってくる。
さて、勉強せねば。しかし、椅子に座って勉強するのは久しぶりだな。
風呂。あれ、そういえば科研費の書類も出さねばならないのだった。 金曜日の午前中にやること。
机に座ったものの、なかなか勉強を始められず。いかん。
今流行っている`Big Yellow Taxi'は、 Counting Crows featuring Vanessa Carltonによるもののようだ。
腹が減ったので、先日作ったツナトマトソースをレンジであたため、 パスタ。うまい。 反則技の気がするが、パスタをゆでたあと、 ザルに入れてオリーブオイルと塩をかけておいた。
眠い。
メモメモ。「危害」という概念があいまいだと、 「世論がある行為を不道徳と考えていることが、 その行為を禁止するもっともな理由になる」というリーガルモラリズムが、 「不道徳なことをすることによって、人々が危害を受けるから」という理由で 危害原理によって正当化される可能性がある。 こういう風に問題設定をすればいいか。
起きてゴミ(ダンボール)を出す。強風。誰もゴミを出していないので、 曜日を間違えているのかと思い、強風の中しばらくまわりを歩いてみたら、 やはり正しい様子なので、せっせとアリのようにアリさんマークのダンボールを 外に出す。アリさんマークのダンボールには「ご利用いただきましてアリがとう ございます」と書いていて笑える。こういうのをpatheticな冗談と言う。
眠い。もうすこし寝かせて。
お昼まで寝てしまう。不覚。
昨夜、サーバが復活したがメールがぜんぜん来ないので、 さてはCIAにぜんぶメールを止められているのではと想像をたくましくしていたが、 お昼に起きて見てみると、メールが大量に届いていた。 もっともらしい説明は、CIAが止めていたというよりは、 文学部のメールサーバか何かが起動されていなかったというものだろう。
午後は某論文のための勉強。明日までに仕上げなければならないが、 間に合うか。
もう某集会に行かねば。
御茶の水に行き、某集会(翻訳の顔合わせ)に出席してくる。 行きは渋谷から山の手線と中央線を使ったが、 渋谷から半蔵門線を使って神保町に行くのが正解だったようだ。 帰りは(某氏に教えてもらって)そうした。
戻ってきてから某論文の執筆。論文の文章を書くのはひさしぶりだ。
うどんを作って食べる。 今月号の『中央公論』(クローン)と『思想』(立岩)を買って読む必要あり。
昨日の新聞。サウジアラビアでは、飲酒などの軽犯罪はむち打ち、 窃盗は両手足の切断、姦通は石打ちの死刑、殺人や麻薬密輸は斬首刑だそうだ。 ある姦通した男は、地面に腹まで埋められ、 判事、姦通した女性の父親、そして女性の夫の三人に石を投げつけられて 殺されたとのこと。い、痛そう。
サウジの王族は7千人から8千人いると推測されているそうだ。お、多い。
「(現在の日本の)問題は「どんなに優秀な人材でも六十歳にならないと トップになれない」という点にある。実際、大企業では、 四十歳代のきわめて優秀な人材が社内にかなり存在するはずだが、 彼らは「どうせ当分社長のポストは回ってこない」と考えてしまうから、 課長職や部長職のような限定された仕事で満足してしまう。 その結果、若いときからCEOにふさわしい見識を持とうとする意欲もなく、 心構えもできないのである」(中谷巌「出よ! 40歳代の若きリーダー」)。
これはその通り。60歳になるまで順番を待っててはいけない。 さっさと大局的なモノの見方を身に付ける必要がある。
World Social Forumについて。ぜんぜん知らなかった。 国連のオルタナティヴとして、World Bankの新自由主義に抵抗し、 参加民主主義型の民主主義の構築を目指す市民団体の集まりとのこと。
新聞。某編集委員会の準備。眠いがやらねば。
大学の卒業生のこと。単数形はalumnus(女性はalumna)。
大学にとって卒業生は寄付をしてくれる重要な顧客。 米国の有名私立大学では10億ドル以上の寄付を募って 達成してしまうほどだそうだ。卒業生にとっても、 自分の出身校の評判が高まるのは損にならないので、 寄付をする理由があると言える。
独法化にともなって、 日本でも重要な存在になってくるものと思われる。
う〜ん、燃えるゴミを出してから寝るべきか…。
ゴミは出したが、それからまたお昼すぎまで寝てしまった。
新聞。読んでる場合ではないのだが。
火星の温度を何百年もかけて地球と同じレベルまで上昇させ、 砂漠のような火星に海を作り、 人類が移り住めるようにする研究のドキュメンタリーをテレビで見たときは あきれた。 そんなことをしてまで、人類は生き延びる必要があるんだろうか? もちろん命は重い。しかし、火星を第二の地球にしようとする考え方は、 人間の傲慢である。(大石静「人はなぜ宇宙に行くのか?」産経本日付)
こういう議論は何がおかしいのかな。
勉強中。カレー。うまい。しばらくジャワカレー辛口にしよう。 甘辛味にするためにカボチャを入れること。
都立の某東急ストアへ。 改装セールということで人がうじゃうじゃいた。 ついでに本屋で『中央公論』3月号を購入。
クローズアップ現代。QOL治療について。 摂食嚥下障害とか失禁を解決することによって生活の質を上げる試みや、 乳癌学会のQOL追跡調査を紹介。患者一般ではなく、 個々人の生活の質を上げるためには患者の価値観を医療に反映させることが大切。
風呂、カレー。カレーは食べ終わる。
勉強。この机はなかなか快適。もっとしっかり勉強しよう。
勉強中。やるべきことは山ほどある。Companion to Political Philosophyに入っている論文も、できれば一日一本ずつくらい読みたい。 うう。
今日は昼から研究会があるので寝ないとやばい。 しかし、勉強しなければ…。
今20才だったらなあ。もうすぐ成人式を迎えるんだったらどれだけいいだろう。 ほんと、少年老い易く学成り難し、ars longa, vita brevis (Art is long, life is short). 寸暇を惜しんで勉強すべし。もうすぐ眠ると思うけど。
けど、研究する人生だけが人生ではないという話もあるし、 ほんとに人生って大変。いや、やはり今はD論を書け。
早朝に燃えないゴミを出してから寝る。なんとか起きて、 ヒゲを剃り、朝食。
行かねば。ひさしぶりにスーツを着たら、ネクタイの結び方を忘れていた。 ううう。
大学。科研費の書類を作成中。
大学で科研費の書類を出し、某研究会に出席。 ニーズ(必要)について。一つ目の発表は、 グローバル化した社会においてニーズ概念をどのように構築するかというような話。 二つ目の発表は、ニーズ基底的な分配的正義について。 ホワイトボードで説明するときに何でも記号で書くので驚いた。デカルトだ。 オレも記号で書けるように修業しよう。
懇親会はパスさせてもらい、夜は自由ヶ丘でフランス料理。 うまかった。
さすがにつかれた。よく寝て明日からまた勉強しよう。寸暇を惜しんで勉強せよ。
電話。風呂。
某校正を早急にやる必要があるようだが、まだ原稿が手元にない。 やっぱりちょっとまずいかな。
昨日の産経の投書欄に「自己決定によって許されないこともある。 たとえば、学校の教師が隠しビデオを使って盗撮したが、 彼にとっては自己決定だったかもしれない。同様に、 援助交際も自己決定では許されない。倫理を無視して 欲望を満たす自由ではなく、倫理を守って欲望から自由になることを教えるべきだ」 というものがあった。 最後のあたりはなかなかいいことを書いているが、 言うまでもなく、学校の教師が悪いのは 他人の権利を侵害している(他者危害)からで、 被害者のいない犯罪である援助交際とは悪さの種類が違う、 と一応コメントしておこう。
これまで小学校で行なわれていた色覚異常を見つけるための色覚検査が、 強制ではなく任意になるようだ。
速報(でもないけど)。ドリーが死んだそうだ。 年寄り(11〜12才)の羊がしばしばわずらう進行性の肺病にかかっていたため、 安楽死させられたとのこと。享年6才。合掌。 ドリーが6才だったのか12才だったのか、遺体の解剖結果が待たれる。
寝よう。もっと早く寝るはずだったのだが。
電話で起きる。洗濯物を干し、朝食。
いけね、メガネをふんづけたらレンズが割れてしまった。 やばい、替えがないんでなんとか駅前にたどりついて新しいのを買わねば…。
夕方、なんとか自由ヶ丘駅前にたどりつき、メガネを購入する。 安くあげるつもりだったが、結局高い買物になった。
買物を済ませ帰宅。米も買う。夜はサバ、その他。 つかれているのか、食後はうとうとしてしまう。
テレビを見ていると、 「霊長類最強のゴールキーパー、カーン」とか紹介されていた。 ドイツやヨーロッパでもそんな風に言われてるのかな。 高原は「ズシ・ボンバー(Sushi-Bomber)」と呼ばれているそうだ。
先日のニーズの問題に関連してWelfare概念についてちょっと勉強。 A Companion to Political Philosophyの`Welfare'の項を読んだ。 とりあえずGriffinを読め。
あんまり眠くなくなってきたが、 健康を考えてなるべく今のうちに寝るようにしよう。
しかし、今日のメガネも高くついてしまったし、来月のカードの請求が恐い。 どうしよう。ぶるぶる。
そういえば、メガネを買うのは2年半ぶりのようだが (2000年7月の日記参照)、 左目は4度数ほど悪くなっていたそうだ (右目はレンズが壊れていたのでわからなかった)。 明らかにコンピュータの見過ぎだ。 そのうち失明してしまうんじゃないかと心配になってきた。 なるべく無理をしないように注意しよう。
お昼まで起きられず。どうも体調がおもわしくない。 お昼はパスタ。ツナトマトソース。 前回よりはうまくなった。
風呂。眠い。
放送大学。ギリシアのポリス(市民共同体国家)について。 アテネのアゴラ、民衆法廷、劇場、ピレウス港、 アクロポリスのパルテノン神殿、ラウリオン銀山等々。 アテネの大きさは日本の佐賀県ぐらいで、 ペロポンネソス戦争直前の最盛期432BCの人口は市民(ポリータイ) が4万(その家族が12万)、 在留外人(メトイコイ)が1万(その家族が2万)、 奴隷(ドゥーロイ)が10万で、 全部で約30万人ぐらいだそうだ(ちょっと多めに見積っているそうだ)。 4万もいたら直接民主政は難しいんじゃないか。
在留外人の代表はアリストテレス。 財産に応じて兵役に服する場合があったが、 政治活動にはまったく参加できず、 土地の所有権も持っていなかった。 市民権を得る者もいたが、虚偽の申立をして市民権を得ようとした者は、 裁判で敗訴すると奴隷になることもあった。
ペリクレスの市民権法(451BC)によって、 両親がアテネ市民でなければ、 その息子は市民権を得られなくなるようになった。 それ以前は父親が市民であればよかった。
ギリシア・ローマ文化が開花した理由の一つには、 自由市民の活動が奴隷制度によって支えられていたという事実があるが、 よく考えてみると、 戦後日本のサラリーマン文化も主婦の無賃労働によって支えられていたわけだ。 とフェミニストなら言うかもしれない。
スパルタ。スパルティアータイ(ドーリア人)、ペリオイコイ(周辺の民)、 ヘイロータイ(ヘロット)の三身分。
アテネ。624BCドラコンの立法(慣習法の成文化)、594BCソロンの改革 (市民が奴隷身分に転落することを禁止。家柄ではなく財産所有額によって市民の 身分を区別)。
夕方、少しウトウトしたあと、ちょっと買物に行き、 夜は海親子丼とかぼちゃとひじきを食べる。 そのあと、動物についてのクイズ番組を見る。
新聞。24日から27日、フジテレビ系の『タモリの未来予測TV』を見ること。
こないだの川崎市の、古本屋が万引少年を警察に引き渡したら逃走して 踏切で電車ではねられたという事件(1月21日夕方)は、責任の問題を考える上で とても良い例になると思う(こう書くとちょっと不謹慎かもしれないが)。 はたして道義的には古本屋には責任があるのか。 もちろん産経の読者の論調は「店長を『人殺し』などと非難するのは本末 転倒もいちじるしい。世も末だ」というものだ。 責任の論点とはすこし異なるが、 「この事件で店長を責めることは、万引の補導に対して萎縮効果を生み出す」 というまっとうな意見もある。
「直観的にはとくに責任はありませんよね。 だって、逃げたのを店長が追っかけたら電車にひかれたというのではなく、 中学生は自発的に逃げ出して、ひかれたんですから」
「しかし、自発的と言っても、元はといえば店長が万引を見咎めたうえで、 警察を呼んだから、中学生はこわくなって精神的に追いつめられたわけだろう。 精神的に追いつめたのは店長だとも言える。ここで反実仮想に入るわけだが、 もし店長が警察を呼ばないで、自分で諭すだけに留めておけば死ななかったわけだ。 店長だってそういう風に考えて悩んでいたんだろう。 『もし自分が警察を呼ばなければ…』とね」
「しかし、店長はそこまで見通せなかったわけでしょう。 警察だって逃げるとは思ってなかったから、 店長が中学生が逃げ出すことを合理的に予期できたと考えることはできないですし、 ましてや事故に遭って死ぬことを意図していたわけでもありません。 過失でも故意の殺人でもないわけです。 店長が自分を責める気持ちはわかりますが、 この場合に店長に責任があることになったら、 自分がかかわったあらゆることに責任が生じてしまって大変ですよ」
「その通りなのだが、この店長を非難する人々の直観にも一理あるものとして 考えてみるべきだ。君は想像力が足らんよ」
「そうでしょうか…」
う、早く寝るつもりが、勉強したり、 コンピュータの設定をしてたりしたらもう朝になってしまった。
ThinkPadにメディアプレーヤ9を入れる。 リブレットのXPをSP1にアップデートし、 さらに無線LANのカードとアクセスポイントのファームウェア やユーティリティをアップデートしようとすると、 いろいろはまってしまった。 教訓: アクセスポイントのファームウェアのアップデートは、 無線を通してではなく、イーサケーブルでつながっているThinkPadの方から やればうまくいくので、覚えておくこと。WEPなども設定。
クイントンの`Conservatism'をパラパラ読む(A Companion to Political Philosophy)。 社会契約を否定し、 漸進的な仕方(コンヴェンション)で正義が生まれたとするヒュームの立場は 保守主義的なものだ、という説明があり、 ベンタムの位置づけについて考えさせられる。 保守主義の特徴である「安全」の優先という特徴もあてはまってるしなあ。
起きる。放送大学の古代のアテネの直接民主政について。アリストテレスの 『アテナイ人の国政』に基いて説明。デーモス(区)が最小単位になる濃密な 小共同体。それが集まってトリュッティス(都市部、沿岸部、 内陸部の三つに分けた30の区域)が作られ、 さらに都市部、沿岸部、内陸部からそれぞれ一つずつ集めたヒュレー (10部族制)が作られる。
民会や民衆法廷では財の多寡によらず、市民は平等な一票を持つ。 行政上は独裁を生みだすのを防ぐために権限を分散。
民会(市民総会)はプニュックスの丘あるいはディオニソス劇場で開かれた (年40回ほど)。一種の代表制の議会であった500人評議会(10部族*50人)は 毎日開かれていた。任期は1年、一人2回まで。行政長官のアルコン(9人)は抽選制 なのであまり権力がなく、実質は10人のストラテゴス(将軍)が握っていた。 民衆法廷には6000人の審判人。裁判は原告・被告の弁論が二回ずつあり、 そのあと市民が合議抜きでただちに判決を出した (したがって雰囲気に流されやすいという問題があった)。
なぜこのような民主政が長続きしたのか(マケドニアの植民地になるまで)。 一つの大きな理由は富の再配分が行なわれ、富裕階級の増長、 低所得層の没落が妨げられたから。
ポリスの奴隷制について。アテネ最盛期には人口30万人のうち、 10万人が奴隷。なぜ奴隷制が発展したのか。 (1)流通経済の発展により、奴隷の需要が増えた。 (2)奴隷の豊富な供給があった(トラキア、スキュティア、フリュギアなど)。 (3)奴隷制を認める社会・文化構造。
祭(供犠、演劇)、スポーツについて。 オリンピア、ギュムナシオン(体育場)などなど。
今日の産経抄から。
いまイラク問題をめぐって欧米は分裂寸断だが、国際関係を考えるとき、 善悪(道徳)のモノサシで計るのはナンセンスなのだ。 たとえば仏独は正しくて、米英は間違っているといった判断は意味がない。 計るべきモノサシはただ一つ、何が国益なのかである。 日本の国益はどうすれば守ることができるか、これである。
なぜ国際関係を考えるときは道徳はナンセンスになると考えているのか、 考えること。「自国の利益」基準ではなにがダメなのか。
新聞。
今日朝7時からロンドンでは交通税(congestion charge)が導入されるそうだ。 今後は一日5ポンド払えば市内に自動車で入ることができる。 BBCラジオのニュースでは、大きな問題もなく始まったとのこと。 しかし、これを実行するためにカメラ(CCTV)で自動車を認識するだけでなく、 「テロ対策も兼ねて」ドライバーの顔の認識も行なうんだそうだ。 ロンドンに自動車で入る人にはプライバシーはなさそうだな。 (Guardian Weekly, `Security role for London's congestion-charge cameras' Feb. 13-19 2003 p. 10を参照)
昨日の残りのツナトマトソースを使ってパスタ。うまい。
個人主義的自由主義に対する保守主義者のいきどおりの一つは、 「自由主義はなんでも選択の問題に還元しすぎる」というものかもしれない。 結婚も離婚も選択の問題、仕事も選択の問題、育児も選択の問題、 性差も選択の問題というように…。 共同体主義についてもっとよく勉強すること。
ちょっとウトウトしてしまう。どうも逃避気味だ。
本格的に逃避中。風呂、食事。なぜこんなに眠いのか。
シカゴのクラブで20数名が死亡。 警備員が催涙スプレーを使ったところ、 千人あまりの客がテロと思ってパニックに陥り、 入口のあたりで将棋倒しになったとかなんとか。合掌。
う。寝すぎた。大学に行こうと思っていたのだが、自宅で勉強しよう。
新聞。川崎の市立小で小一に「過激な性教育」が行なわれたとのこと。 授業参観のときに、性器の名称(ペニス、ワギナ)を教え、ワークシートに 書かせたそうだ。校長や市教委は、「教えるのはよかったが、 書かせたのはまずかった」と述べているそうだが、 この答はまるで神学論争か何かのようだ。文科省の立場は、 性教育は3、4年からだそうだ。こういうネタが第一面にあるのは産経だけ。
あ、放送大学見るの忘れてた。ヘレニズム。この言葉を造ったのは 19世紀ドイツのベルリン大学教授のドロイゼン。コスモポリタニズム。 ポリス同盟の結成→連邦組織の萌芽。
勉強。
雨の中、某東急ストアへ。こないだダンボールをひっくり返してたら、 昔買った買物袋が出てきたので、それを持っていく。 タマゴパックも持っていったが、あそこの東急ではタマゴパックのリサイクルは やっていないようだ。
帰り、部屋に入ろうとすると、お隣さんにはじめて会う(まだ挨拶していなかった)。 「研究者で、自宅によくいますが、怪しい者ではありませんので…」 などと、言わなくてもいいことを言ってしまう。
クローズアップ現代。カタカナ語の氾濫について。国立国語研究所では 「インフォームド・コンセント」を「納得診療」にするか 「診療前同意」にするかという議論があったそうだ。
晩ごはん。ホウレン草、もずく、キャベツなど。ついプロジェクトXも見てしまう。 光ファイバーの海底ケーブルを敷設する話。すごいなあ。
BBCのラジオのニュースによると、 1994年にビートルズの三人がアンソロジーアルバムのために ジョージの家に集まってセッションしたときの様子が、 1時間ほどのDVDになって来月販売されるそうだ。 かなり売れることが見込まれるとのこと (BBC News)。 ビートルズの解散以後、3人が集まってセッションしたのはこれが最初で最後らしい。
どうでもいいが、 イタリア人が所有しているバービー人形の方が、カナダの人口よりも多いそうだ。 BBCラヂオ2のfactoidsから。
勉強してるようなしてないような…。 ちょっと早いが、ダンボールをまとめて捨てに行く。
うひゃー、また寝すぎた。
放送大学、ローマの勃興。イタリア統一、カルタゴのハンニバルとの抗争。 ハンニバルは戦略の天才だったんだろうなあ。 『ローマ人の物語』、買ってみるか。
ローマの帝国化。戦争には勝ち続けたが、相次ぐ戦争によって自営農民が没落し、 プロレタリーに。市民兵→傭兵制に。 市民兵を増強するためにティベリウス・ガイウス兄弟が農地改革を図ったが失敗。 マリウスがプロレタリーも志願兵にすることによって改革に成功。しかし、 プロレタリーは有力貴族の私兵化する。
あれ、もうこんな時間か。
勉強、晩ごはん。鮭をレンジのグリル機能でやってみたが、 ちょっと焼く時間が短かったようだ。
やたらと眠い。新しいメガネの調子が悪いのか、ネムイネムイ病か。
ちょっと某氏に電話してアドバイスをもらったり、 風呂に入ったり。
「東大ポポロ事件」というのはなんだか名前がおもしろいなと思って調べてみると、 大学自治の話だった。お菓子はポポロン。
あれ、徹夜になってしまった。もう行かねば。
京都着。新幹線は指定席がなかったので自由席に乗って戻ってきた。 車内ではすこししか眠れず。 あとで体調が悪くなりそうだ。
京都駅からバスで大学へ。途中、猛烈に臭い老人が隣に来たので、 たまらず下車してしまう。いや、ほんとに死臭かと思った。
メタ倫理学研究会。ハーマンによるスタージョンの批判への応答。