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こだまの世界

2002年6月中旬号

『しっぺ返し』のゆるぎない成功は、上品さと、怒れることと、 心の広さと、単純明快さの賜物である。 上品さとは、自分の方から先に裏切らないことであり、 この性質のおかげで、不必要ないさかいに巻き込まれずにすんだのである。 報復的性質は、相手がこちらのスキを狙って裏切ろうとすることを諦めさせる。 心の広さは、協調しあう関係を回復するのに役立つ。 そして、単純明快さは、こちらの行動パタンを相手に知ってもらいやすいし、 一度知ってもらえば、『しっぺ返し』とつきあういちばんよい方法は協調する ことだということが相手にわかりやすい。

---R・アクセルロッド、『つきあい方の科学』、ミネルヴァ書房、1998年、182-3頁

もう一つ現代人の精神安定剤になっているものがある。 ヘロインほど習慣性がなく、アルコールほど害もない偉大なトランキライザー、 だが環境面から見ると問題ありと言わざるをえないもの、 それはショッピングである。 ショッピングの目的は必要なものを買うことではなくて、 その娯楽性にあることは多くの人が認めるだろう。 大量に服用すれば、それは抑鬱を解消するのに役立つように思われる。 ショッピングは、伝統的な狩猟や採取活動の代替物として現代が提供するものである。 昔の狩りの場が現代のショッピング・モールである。 乾燥した地帯で木の根や種、実を集める作業は一日かかったが、 ショッピングも一日の膨大な時間を占める。 そこで人は特殊な知識や技術を発達させることができる (いかにいい品物を選ぶか、いつ、どこで買ったら本当にお買い得なのかというのも、 一つの技術、知識である)。 ショッピングはまた、きちんとした目的のある活動だと言っても通用する。 一日ゴルフをして遊んだ場合にはとうてい無理だが、 ショッピングなら、 遊びの部分を隠したり否定したりすることもできるからである。

---ピーター・シンガー、『私たちはどう生きるべきか』
山内友三郎監訳、法律文化社、1999年改訳、260頁

倫理的に生きるとは、自分が誤りを犯すという可能性を認めつつ、 直接的で実際的な仕方で、 世界をよりよい場所にするために自分にできることをするということである。 正しい政治家に投票するというだけでは十分ではない。 政治についてはいったん脇におき倫理を第一に考えて人を評価するときには、 私たちはどのような基準で考えるべきだろうか。 その人が誰に投票しているかとかどんなことが起こってほしいと望んでいるか ではなく、 現在何をしているかがその基準となるべきである。 豊かな国と貧しい国に対して現在のような形で資源が分配されていることに あなたは反対しているか。 もし反対しており、しかもその豊かな国の一つに住んでいるならば、 あなたはそのことに関して何をしているのか。 あなたの余分の収入のどれくらいを、 発展途上国に住む最も貧しい人々に援助を与えている多くの団体のどれかに 寄付しているか。 世界の飢餓の問題を解決しようとすれば、 地球の人口が年々増加しているという問題をまず解決しなければならない、 とあなたはたぶん考えているのではないだろうか。 それならそれで結構。 しかし人口抑制を促進する団体にあなたはどれほどの援助を与えているのだろうか。 あなたは、森林が木のチップに加工されていることに無関心だろうか。 無関心でないとすれば、 あなたは不用の紙をリサイクルしているだろうか。 あなたは、動物を歩き回ったり手足を伸ばせないくらいに狭いところに閉じこめて おく畜産工場に反対であろうか。 しかし、畜産工場の企業が生産するベーコンや卵を買うという形で、 動物をこのような状態にする企業を支持しているのではないか。 倫理的に生きるということは、 正しい態度をもち正しい意見を発表することではつきないものである。

---ピーター・シンガー、『私たちはどう生きるべきか』
山内友三郎監訳、法律文化社、1999年改訳、260頁


主な話題


11/Jun/2002 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

Time waits for no one. 勉強しよう。

上の一行を書いてから、 `Time waits for no one, but Tom Waits for everyone.' というフレーズを考えてみたが、 Googleで調べるとすでに先人がいるようだ。 originalityというのは簡単ではない。

風邪でしんどいので、コンビニでスポーツ飲料を買ってがぶのみする。 ついでにコーヒー牛乳も買ってみたが、甘すぎて飲めない。 血糖値も気をつけないといけないしなあ。健康、健康。

いや、健康は自己目的ではなく、研究するための手段なのだ。 勉強しよう。

研究は内在的価値があるとともに、 生活するための道具的価値もあると思う。

真夜中2 (午前)

「インドとパキスタンの大軍が集結し、 一触即発の状況にあるカシミール情勢に緊張緩和の兆しが出てきた」 (朝日6月10日社説より)。

点の打ち方が悪い。これでは「大軍が集結したので、緊張緩和の兆しが出てきた」 という風に読める。むしろ、もし点を打つなら、 「インドとパキスタンの大軍が集結し一触即発の状況にあるカシミール情勢に、 緊張緩和の兆しが出てきた」とすべきだろう。

いや、こんなことを書いている場合じゃない。というか、 社説を読むなら表現ではなく内容を読めってば。

鼻水がとまらない。洪水状態。

真夜中3 (午前)

引き続き鼻水洪水注意報発令中。頭痛もしてきた。 授業があるし、薬を飲むべきか。とりあえず寝よう。

風邪薬があったので、薬を飲んで寝ることにする。

引き続き、頭痛、鼻水、喉の渇き。しかし、頭痛以外はましになってきた。 ちょっと体温計を買ってみようかな。

朝食。トースト、ヨーグルト、牛乳、カゼ薬。

お昼前

ちょっと買物。郵便局にも寄る。

体温計を買って計ってみる。36.9度。平熱だな。

お昼

授業の準備中。

37.3度。う。

お昼すぎ

授業の準備中。

「あなたが浮気をしないかぎりわたしも浮気をしないが、 あなたが浮気をしたらわたしも浮気をする」というのもお返し戦術だな。 問題は実際にこのようなことが起きたとき、 それ以降も継続的な関係を築けるかだよな。

昼下がり

30分ほど寝る。37.7度。う、くすりくすり。

とりあえず食事をする。

昼下がり2

やっと準備ができた。シャワー、シャワー。

37.7度。まあ何とかなる。

授業終わり。前日から大量に水分をとっていたので、 移動中や授業中にトイレに行きたくなり困る。 行きは雨が激しかったが、帰りはほとんど上がっていた。

レポートの回収と、「授業の自己評価アンケート」を行なう。 しかし、学生が評価するのになぜ「自己評価」なんだろうか?

買物をしてから帰宅。38.0度。寝よう。

さっき買ってきたバナナを三本食べてカゼ薬を飲み、 フトンに入って今日の授業のアンケートを読んだり。

38.2度。う〜ん。

机に向かっている時間…6.25hr
今日の勉強時間…5.5hr
マルクス係数…60.5


12/Jun/2002 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中 (午前)

「ゴール前での際どい接触プレーに怒ったカメルーンの主将DFソングが、 ゴリラのような形相のドイツの守護神カーンに、後ろからつかみかかる」 (読売新聞)。 こういう表現って大丈夫なのかな。 ポリティカル・コレクトネスに加担するわけじゃないけど、 ちょっと気になる。

真夜中2 (午前)

寝れないので、そうめん(ネギ、カイワレ入り)、 豆腐(かつをぶし、ネギ入り)を食べる。 コーヒー牛乳は牛乳で割ると良いという話を聞く。

37.7度。ようやく下がってきた。

お昼前

よく寝る。37.3度。まだノドが痛いが、 峠は越したようだ。

朝食。ヨーグルト、バナナ(3本)、野菜ジュース。

お昼すぎ

新聞を読む。汗だらだら。

36.8度。

お昼すぎ2

新聞。37.1度。

お昼すぎ3

新聞。37.0度。暑い。

もうすぐ大阪でイングランド対ナイジェリア戦が始まるが、 英国では試合開始は朝7時半なので、 みな会社に遅刻してでもテレビを見るようだ。 b(BBC News)

昼下がり

そうめん、豆腐。

36.7度。

夕方

イングランド対ナイジェリア戦を見てしまう。 0-0で引き分け。パッとしない試合だった。

37.4度。あれ?

2時間ちょっと寝てた模様。37.2度。

新聞ばかり読んでないで、 明日の授業の準備をしないと。

わ、ラモーンズのメンバーがまた一人死んだそうだ (ananova)。 解散してから力尽きたように一人また一人と死んでいくな。

机に向かっている時間…5hr
今日の勉強時間…2.5hr
マルクス係数…15.6


13/Jun/2002 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

36.8度。

FINEニューズレターの新聞記事をまとめていたら日付が変わってしまった。 さっさと今日の授業の準備をしなければ。

  1. 英国の環境大臣、買物のポリ袋に課税を検討中
  2. 英国で遺伝子操作を受けている動物は毎年50万頭以上
  3. ロシアでHIV感染者の急激な増加
  4. 欧州議会でデータ・プライバシーを大幅に制限する法案が通過
  5. 米国、公立図書館でのフィルタリングソフト使用の法的強制に違憲判決

35.9度。平熱。治った。

授業の準備をして行かなければ。

朝2

勉強、シャワー。

37.0度。あれ?

授業の準備がまだ済んでないが、もう行かねば。こんなのばっかり。

お昼前

わ、地下鉄でリブレットをヒザにのせて授業の準備をしていたら、 四条で降りるのを忘れてしまい、京都に来てしまった。 仕方ないのでJRで大阪に行くことにする。

お昼すぎ

今回は遅刻せずに南海電車に乗れた。 ちょっと心配なのは急行にはトイレがないこと。 先日から水分をかなり取っているから2時間近くもつかどうか心配。

駅で弁当を買う。フレッシュジュース屋でキャロットミルクも買って飲む。

昼下がり

食後、電車に揺られて40分ほど気持ちよく寝る。やばい、準備が。

36.7度。体温計を持ち歩く男。

昼下がり2

う〜ん、まだ準備が済んでない。

ケーブルカー。座席が傾いていて気持ち悪い。

夕方

授業終わり。今ひとつだった気がする。 台本

授業のあと、 某知り合いの知り合いの方と知り合いになり、夕食をご一緒する。 いろいろ楽しいお話を聞かせてもらう。 チューハイを二杯飲んでクラクラする。

36.7度。バスの中で体温を測る男。

夕方2

トイレの鏡で顔を見ると、目のまわりが赤い。 チューハイ二杯でよっぱらい。

電車で帰る3時間。まず寝て、それから勉強しよう。

南海ですこし寝たあと、今日配ったアンケートを読む。 動物実験の種類をもっと説明すべきだったと反省。 先週やった生命の神聖さと話をつなげるのも忘れた。

梅田に着くと汗だらだら。高野山は涼しい。

夜2

やっと帰ってきた。12時間の長旅。シャワー。

36.8度。

机に向かっている時間…7hr
今日の勉強時間…6hr
マルクス係数…64.2


14/Jun/2002 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

うどんを食べながら某君と雑談。そのあと新聞を読んだり。 もう寝よう。

起きた。よく寝た。

36.3度。

シャワー、洗濯、読書会の準備。

朝2

シャワーを浴びているときに、 「そういえば、今朝、 自分のコンピュータが友人から送られてきたメイルで ウイルスに感染した夢を見たよな…」とか考えていて、 今日がHIV検査の結果発表日であったことを思い出す。

終了の時間がせまっていたので急いで食事と洗濯を済まし、 全速力で某左京区保健所へ。 10分遅刻したが、結果を教えてくれた。 院生。じゃない、陰性。一安心。

実は先日、尿検査と血液検査で他の性病の検査 (クラミジア、淋病、B型肝炎、梅毒など)もして、 そのどれにもかかっていないことがわかっているため、 これで晴れて無罪放免ということになる。

こういう記述を学生に見られるとちょっと恥ずかしいが、 一応、情報公開の原則にしたがって晒すことにする。 さあ、みんなも性病の検査に行こう。

昼下がり

メタ倫理学勉強会。ブラックバーン。終わらず。

メタ倫理のせいか、風邪のせいか、頭がクラクラしている。

夕方

応用倫理学の授業。売春について。

しんどい。

夕方2

某所でサッカー観戦(後半から)。中央食堂で買った弁当を食べる。

鼻がつまって息ができない。

あ、2-0で勝った。おめでとう。

生命倫理学勉強会終わり。competenceについて。

スケジュール管理に困りだしたので、 Schedule Watcher Version 2.35というのをしばらく試すことにする。

鼻がつまって息ができない。はあはあ。

机に向かっている時間…6.25hr
今日の勉強時間…5.5hr
マルクス係数…60.5


15/Jun/2002 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中 (午前)

そうめんを食べたり、シャワーを浴びたり。 勉強しないと。しかし眠い。

よく寝た。まだ鼻が出るが、ほぼ完治。だと思う。

お昼前

げ、ミック・ジャガーがナイトに叙されたようだ (BBC News)。 キース・リチャーズには何もないのか。

お昼

すこしウトウトする。

夕方

36.4度。まだ頭がぼんやりする。鼻。

自由主義勉強会終わり。まだデヴリン。 量刑の根拠は危害だけか、など。

ちょっと寝る。

買物をしに某所に。たこ焼を食べ、某ユニクロで自分探し(下着篇その二)をし、 すこし本屋で立ち読みをしたあと、キャベツその他を買う。 小さな手下げ袋を二つ買ったので、 これからはなるべくビニール袋をもらわないようにしよう。

戻ってきてからイングランド対デンマーク戦。 いきなりベッカムのコーナーキックから一点。

夜2

前半終了。雨。ベッカムのアシストがすごい。3-0。

Humans more likely to trust those who look like themselves. 人間は顔の似た他人をより信じる傾向にあるという研究。 biological nepotism (生物学的な親族びいき)の一例だという話。

マダガスカルは内戦の危機を回避したようだ(毎日新聞)。 大統領選以降、 二人の大統領候補が自分が選ばれたと主張して争っていたが、 22年間大統領だったラチラカ大統領がフランスに亡命したので一段落着きそうだ。

夜3

イングランド、ベスト8進出。岩のようなディフェンス。

机に向かっている時間…4.5hr
今日の勉強時間…4.5hr
マルクス係数…56.3


16/Jun/2002 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中 (午前)

髪を梳くようのハサミでチョキチョキやっていると、 ぼさぼさの髪の毛になる。 う〜む、やっぱり一月に一度は床屋に行くべきか。

真夜中2 (午前)

そうめんと豆腐。ちょっと栄養が足りないので、 野菜ジュースを二杯。まだ栄養足りないだろうけど。

真夜中3 (午前)

シンガーを読んだり。

お昼前

遅起き。

こないだいくつか野菜や花のタネをもらったので、 ちょっと植えてみる。まず青しそから。 発芽するまではコップで育ってもらおう。

お昼すぎ

某スタバにてアクセルロッドを読む。おもしろいなあ。

夕方

某合評会。 某君にこないだの『倫理学研究』に掲載された論文を批評してもらう。 感謝。

合評会後、某氏と某氏と一緒にお好み焼き。

下宿に戻ってきて、バジル、トマト、朝顔、トルコキキョウも苗をつくる。 これからは趣味を聞かれたら「園芸です」と答えよう :)

真夜中

ついスペイン対アイルランド戦に見入ってしまう。

真夜中2

あ、アイルランドPKで負けちゃった。残念。

机に向かっている時間…6.5hr
今日の勉強時間…6hr
マルクス係数…69.2


17/Jun/2002 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (午前)

ひさしぶりに日記の整理をする。 ずいぶん時間がかかった。

真夜中2 (午前)

そうめん、豆腐。そうめん、うまいのでおかわりを作ってしまう。 なんぼでも食べられる。あれ、「なんぼ」は大阪弁か。

BBモバイルに登録。京都には一軒もないけど :) 無線LANを買おう。

ゴミを出しそこねる。

喫茶店に行って勉強しよう。

「父親の愛情度は必ずしも、子供と接する時間に比例しない。 父親がいなくても子供は母親の言うことを聞き、母親をてこずらせたときには、 父に帰ってからしかられるという週間をふだんからつけておく必要がある。 それが一家の大黒柱としての父親の威厳であり、存在感というものであろう。

「家庭教育への支援策を検討する文部科学省の懇談会はこの三月、 企業戦士としての父親像を批判し、企業側に父親が子育てに参加 できるよう環境整備を求めた。「父親を早く帰宅させてほしい」 と言いたいようだが、ちょっと違うのではないか。 仕事に打ち込む父親の姿を子供が知ることも大切である。 むしろ、それに誇りをもたせるような家庭教育が必要だろう。

「最近は優しくて物分かりのよい父親がもてはやされているが、 それはかえって子供の将来を損なうことになりかねない。 父親はもっと恐い存在であらねばならない。父性は強さと厳しさ、 母性は温かさと優しさが必要だといわれる。 家庭教育では、父性と母性のバランスが大切だが、 今は父性の教育力の回復が一層求められている」(産経6月16日社説)。

ジェンダーによる役割分担を肯定している文章。 この旧来の仕方で子供がちゃんと育ってきたという仮定があるようだが、 それはホントか。

お昼前

朝食、シャワー。げ、もうお昼前。勉強勉強。

お昼

某スタバ。ニューギニアピーベリー。にがうす。今いち。

昼下がり

アクセルロッド、ざっと読み終わる。8章の理論の応用がおもしろい。 政・官の協調(なれあい)関係を作らせない方法、 最後の最後の裏切りを減らす方法など、考えさせられる点が多々ある。 繰り返し読むべき名著だ。

昼下がり2

某サンジェルマンデプレ。マクドで食事を買って、シンガーを読む。 寒くてあまり長居できない。

夕方

ちょっと某研究室に来て、『週刊アスキー』を読んでみたり。 ここは暑すぎず寒すぎず、快適。

夕方2

文学部新館の中庭のベンチに座って、シンガーを読んでみたり。 さまよいながら勉強。これも生活の実験。

夕方3

附属図書館でレポートの採点。おもしろいがたいへん。一向に終わらない。

「具体例を用いてわかりやすく説明せよ」と課題を出したら、 けっこうみなちゃんと具体例を挙げてうまく説明しているが、 中にはただ単に「例えば甲と乙」という風に名前を挙げて 済ましている学生もいる。それでは不十分。

前に座っている人はドイツ語の辞書片手にヘーゲルの精神現象学を勉強している…。

閉店まぎわの某ルネで無線LANのアクセスポイントとカード、 およびCD-RWを購入したあと、 ふたたび某スタバでレポートの採点を続け、それから買物をして下宿へ。

CD-RWはすぐに動いたが、無線LANの方は苦心のすえ、やっとつながる。 たいへん。

机に向かっている時間…5.5hr
今日の勉強時間…5hr
マルクス係数…56.8


18/Jun/2002 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

眠い。CD-RWと無線LANの設定が終わったので、 ごはんと納豆と豆腐を食べる。

タイ国で、つりをしているときにエサをかえようとして、 持っていた魚を口に入れたところ魚が暴れてのどにつっかえ、 死にそうになって病院に行ってのどの切開手術を受けたという話 (Ananova)。 考えただけでのどのあたりが苦しくなる。

真夜中2 (午前)

やっとレポートを見終わった。 早起きして授業の準備をせねば。

無線LANカード、ちょっと熱くなりすぎてこわい。火がつくんじゃないか。

遅くまで起きていたせいか、早朝に起きられず。 同じ夢をくりかえし二度見た気がするが、内容は忘れた。

お昼すぎ

授業の準備中。今日はサッカーで学生が来ない可能性があるから、 あまり進まないようにしよう。

某合宿の班分けについて、手続的正義の問題でもめている様子。 共感と一般的観点の発動が望まれる:)

昼下がり

シャワー。

やばい、ギターを弾いている場合ではない。

昼下がり2

う、行かねば。

夕方

授業終わり。サッカーは負けたようだ。やはり学生数は少なかった。

行きは時間がなかったので、バス停まで自転車で行ってしまう。 授業の調子は今いち。もっと予習をすること。

某所でピザ、その他。 夜に一人で外食するのはひさしぶりの気がする。

真夜中

そうめんを食べながら韓国対イタリア戦の延長を見る。 韓国2-1。すごい。

AnitaRoddick.com。 The Body Shopを作った人。

机に向かっている時間…7.25hr
今日の勉強時間…6.25hr
マルクス係数…67.3


19/Jun/2002 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

よく寝る。快晴。風邪も完治したと思う(36.0度)。

シャワー、洗濯、朝食。

お昼前

下宿を出ようと思ったら、自転車の前輪がパンク。 押して某スタバまで来る。

先日買った本。記録をつけるのを忘れていた。

昼下がり

某スタバで昼食も食べ、ひたすら本を読む。 新しい本を買うことは大事だ。読むから。 しかし、本を読んでばかりでもいけない。 書かねば。じっ、自己表現せねば。

夕方

某スタバで4時間ねばってから、某サンジェルマンなんとかへ。 タコ焼。

夕方2

やっと本にざっと目を通し終わった。新聞も読まねば。 しかし、読んでるだけではダメなのだ。か、書かねば。

夕方3

自転車の修理をしてから下宿に戻ってくる。 天気が良いので散歩でもしたいところだが、眠い。

Open OfficeでMicrosoft Officeのファイルを読もうとするとよく失敗するので、 リブレット用にOffice XPを買おうと思っていたが、 Officeは本人用なら二台までコンピュータにインストールできると書いてあるので、 早速ThinkPad用に買ったやつをインストールする。 早まってもう一つ買わなくてよかった。

某勉強。

apacheがバージョンアップされたそうなので、すこしいじってみる。 apachectlというコマンドを覚える。

リブレットとThinkPadのあいだでファイルの同期をしないとやばい状態に なってきた。どのソフトを使うか。

真夜中

The Isaiah Berlin Virtual Liberary. バーリン狂のサイト。

真夜中2

む、今日はよく勉強したな。

机に向かっている時間…9.75hr
今日の勉強時間…8.75hr
マルクス係数…98.1


20/Jun/2002 (Thursday/jeudi/Donnertag)

真夜中 (午前)

ネットで新聞を読む。

起きる。雨。ゴミ出す。シャワー。

お昼前

朝、大学に行き、科研費の書類(こないだ使った分)を提出。

一時帰国されている某先輩にお会いする。いろいろお話を伺う。 オレも勉強しようという気になる。決めた。賢くなろう。

風雨。郵便局で各種支払い。日本生命倫理学会、 市民税・府民税、年金二ヶ月分。 あと、下宿に戻ってから家賃も払う。 散財(とは言わないだろうが)。

お昼すぎ

東京に向かう新幹線の中。 今回はインターネットで新幹線の切符を予約してみた。 京都駅だと中央3階のみどりの窓口でないと発券してもらえないので注意。

時間ぎりぎり。お腹が減っていたので、 弁当を買って新幹線に飛び乗る。

昼下がり

新聞を読む。すこしウトウトする。外は雨。

ニュースが遅いが、 ロンドン市長のケン・リヴィングストンが父親になるらしい。 彼は56才で、彼のパートナーは34才。

夕方

新横浜から東急線に乗り、 某駅周辺を迷った末に(人に訊かないのがダメなところ--けど、 探していればいずれ見つかるし--ついでにソバを食べる)、 某旅館に到着。 旅館というか、下宿の貸間のようなところ。 しかし、安いので文句は言わない。

今年はじめて蚊に刺される。かゆい。

真夜中

雨。夕食はパスタ。

本を一冊買う。生協以外で本を買うのはひさしぶり。

帰り、ちょっと道に迷う。ここの旅館のおかみさんは、 そばに下宿もやっているようだ。

真夜中2

風呂に入らせてもらう。シャンプーとリンスを買う必要あり。

机に向かっている時間…3.75hr
今日の勉強時間…1.5hr
マルクス係数…7.5


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KODAMA Satoshi <kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp>
Last modified: Wed Jul 10 19:22:52 JST 2002