10月上旬号 / 10月下旬号 / 最新号

こだまの世界

2001年10月中旬号

Thousands are dead, thousands more orphaned, widowed, childless or friendless. Nothing can justify any of it. The only response possible is to use measured, appropriate military action against the terrorist groups that launched this attack and the countries that funded it. At this point, if they hate us, it's too damned bad. We hate them.

---from Letters Section,
in The Guardian Weekly,
September 27-October 3 2001.

今もイラクでは罪のない子供たちが殺されているのに、 それを糾弾する声は聞かれない。 イスラエルの戦車がパレスチナで破壊行為を続けているのに、 だれもそれを直視しようとしない。 なのに剣が米国に振り下ろされると、 偽善者たちは悲しみを表明する。

---オサマ・ビンラディン
「ビンラディン氏、テロ称賛」
朝日新聞2001年10月9日朝刊

私がやっていること[分析的倫理学]は、 たとえばいじめのように分かり切ったことしか例に出さない。 で、何をやっているかというと、「いじめは悪い」と直観的に僕等が判断するときに、 僕等は何をやっているのだろう。悪いと思っていながら全然行動がかわらないと、 なんとなくおかしいと思う。なんでおかしいと思うのか。要するに、 僕等がやっていることを僕自身がもうちょっとちゃんと理解したいから、 よい、悪いと判断するときに実は何をやっているのだろうね、 ということを半分は自分に向けながら、こういうことをやっているのかしら、 ああいうことをやっているのかしら、という話を延々とやっている。 それでまだパターンが確立していない様々なコンフリクトのケースにおいて、 どういうパターンを読みとるべきだ、という提案をしていくべきか、 というふうなこと[応用倫理学]は、 これは市民が共同のディスカッションでやる、 まさに政治的な事柄であって、そこでは、法律家は法律家、 おばちゃんはおばちゃん、お医者さんはお医者さん、 それぞれの職分の持ち味をいかして、 それぞれに市民として公共的に議論する。 まさにres publica、いい意味での政治的な問題なのであって、 それを倫理学者が自分たちこそが決定できると言うのなら、 それはおめでとさん。せいぜい頑張って、と。

---大庭健、 第15回FINE千葉フォーラムにて

彼[ヴィクセル]は聖母マリアだけが原罪の汚れを蒙っていないという考え (Immaculate Conception) --それは明らかに一つの差別待遇である-- を不合理だと断定した。 当時は教会の力はまだ非常に強かった。 一九〇八年--彼はすでに五七歳(!)になっていた--、 聖母を侮辱したかどで二か月入獄されたほど、 彼の精神は若かった。 投獄された学者の多くが研究生活を獄中で楽しんだように、 彼もまた楽しんだ。 だから投獄は彼への懲罰にならず、彼は悔悛せず、 一生過激であり続けた。

---森嶋通夫、『思想としての近代経済学』
岩波新書、1994年、89頁

米国では、たとえば、ユーモアを売り物にするコラムニストがぼやいている。 「以前はブッシュ大統領のことを書けば皆大笑いしてくれた。 いまは彼をリンカーン大統領みたいに扱わなければならない」 (A・バックウォルド)。
確かにあれは笑いを凍りつかせる事件だった。 その事態が依然として続く。 しかし一方、笑いや皮肉やユーモアのない世界はつまらないだけでなく、 危険でもあるだろう。 笑いにもいろいろあるにせよ、 多くは対象を突き放して見るところから生まれる。 大げさにいえば批評精神の産物だ。 笑いを封じ込めることはしばしば批評の抑圧につながる。

---朝日新聞、天声人語、10月19日朝刊


主な話題


11/Oct/2001 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

夜明け前

バトル・ロワイアル

をビデオでようやく観た。近未来、 大人を軽蔑し凶暴化した中学生をおとなしくさせるために、 全国で暴力的なクラスを選んで離れ島に送り、 そこで最後の一人になるまで殺し合いをさせる、というような話。

一人しか生き残れないという限界状況においては共存共栄を説く 通常の道徳は成立せず、生徒たちは各人各様の戦略を採ることを余儀なくされる。 ある生徒は最初から同級生を殺すことを選び、 別の生徒は他の生徒たちと徒党を組むことを選び、 また別の生徒は恋人同士で自殺することを選ぶ。 他人に対して甘い認識を持っている人間から順に死んでいく。

しかし、 なぜか最後にあまあまのカップルが助かってしまう。 この終わり方は、まあ一般向けの映画だから仕方ないものの、 ちょっといただけない。二人の間には一度も猜疑心が湧かず、 終始おしどり夫婦を決めこんでいる。 他のカップルもそうだが、恋人同士の信頼関係を強調しすぎている。 最後に信じられるのは恋人だけ、というメッセージなのかも知れないが、 メッセージの表現の仕方がストレートすぎる。 最後の方でもう一ひねり欲しかった。

まだ何か書きたいことがあった気がするが、忘れてしまった。 自分があの状況になったらどうするかということを考えるのはおもしろいだろう。 おれは自殺するか、なんとかみんなの協力を取り付けるかを考えているあいだに 誰かに撃ち殺されると思う。あるいは女子生徒にだまされて殺されるか。 他人を殺せるかというと、現在の直観では無理な気がする。 現在心積もりをしておかないと、 きっと実際の場面では決心をするまもなく殺されてしまうだろうが。

あ、そうだ、この映画全体のメッセージはなんなんだろう。

  1. そんなものはない。
  2. 周りの人間をやっつけて生き残れ。
  3. 愛が勝つ。あの状況における合理的戦略は恋人を作ることだ。
  4. 過保護な環境で甘えてないで、現実の厳しさを知れ。 自立したときにどうやって生きるか今から考えろ。
  5. 自然状態では「万人の万人に対する戦い」になり、 やっぱりロックではなくホッブズが正しい。
  6. 大人をなめるな。

やっぱり4が主要なメッセージだろうか。

ところで、中学生が主役の映画なのに15歳未満は観れないというのはすごい。 米国では過激すぎてまだ放映されてないそうだ。 英国ではおれが帰国する直前から放映されだしていた。

ちょっと終わり方に不満はのこるものの、 いろいろ考えさせられるところも多かったし、 映像も音楽も印象深かったのでB+。

お昼に起きる。夕方に某ルネに買い物に行く。本と、CD-R用ソフトなど。 そろそろ科研費をどのぐらい使用したかを調べる必要あり。というか、 書類を出さないと事務に怒られる。

それから研究室に行き、すこしUtilitasをコピー。 そのあと某助教授にADSLについていろいろ教えてもらう。 某スーパーで買い物をしてから帰宅。 今日はしめじをバターで焼くつもり。

というわけで今日はまだ勉強していない。こんなじゃだめだ。 ちゃんと計画を立てて勉強しよう。しろ。

「自己嫌悪ってどのような仕掛けで生じるんですかね。 自分を嫌うって不思議なことですよね、よく考えると」

「それはやはり、自分の中に理想というか『かくあるべし』という像があり、 それに全然到達できてないとか、その努力すら怠っている自分に嫌気が差す、 ということだろう」

「人を嫌うっていうのと自分自身を嫌うっていうのはだいぶ事情が 異なるんでしょうか」

「他人の性格が悪いから嫌いというときと、自分の性格が悪さに嫌気が差す、 というときは似てるんじゃないの。だけど、 個人的にはだいたい自分が嫌いになるのは意志が弱いとか容姿が悪いとか 考えるときで、そういう理由で他人を嫌いになることはあんまりないと 思うんだけど。まあ自己嫌悪なんかしてる暇があるんだったら勉強したら。 人生は短いんだし」

「そですね」


12/Oct/2001 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

ようやくCD-Rが動くようになったので(パケットライターがなくて困ってるが)、 明日現像所にデジカメで撮った写真の何枚かを持っていってみようと思い立ち、 CD-Rを焼いていたらあっというまに夜明け前になってしまった。あほだ。 勉強しろってば。

ADSLはまだつながらない。生協さっさと登録してくれないかな。

夕方

朝、現像所にCD-Rを持っていく。 明日の夕方になる予定。

まだ生協は手続が済んでいない。

昼、寝すぎてしまい、4コマ目の授業に出そこねる。あかん。 不登校炸裂(学校には来たけど)。

あ、生協から手続完了のメイルが来た。さっそく試してみよう。

げ。下宿に戻ってさっそく試したところ、つながらないのでよくメイルを見てみたら、 翌朝9時からサービス開始って書いてある。く、くそ。だまされたっ。

もう寝よう。

真夜中

ダンサー・イン・ザ・ダーク

というのは冗談で、今日中に返却しないといけない映画をビデオで観た。 ビョーク主演の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』。

チェコから米国に移民してきた母と子は、 二人とも遺伝的に失明する可能性がある。 ミュージカルが好きで夢見がちな母は、自ら目を患いながらも、 子供の治療のために工場で働いてお金をせっせと貯めていた。 しかしある日、金に困っていた大家の男(警察官)に大事なお金を盗まれ、 二人でもみあっているうちに銃で撃ち殺してしまう。 裁判では彼女の沈黙と周囲の人間の偽証のせいで死刑判決が下り、 彼女は友人の助けを断って死を選ぶ。

この映画のテーマは何だろう。枚挙してみよう。

  1. 米国社会の理不尽さ。
  2. 親子愛。
  3. 友人を大切にしないとこういう目に遭います。
  4. 障害者、移民に対する無理解。
  5. 社会にとけこめない移民の悲劇。
  6. 子供や友人のために不当な運命を甘受するヒロインの悲劇。
  7. 悲劇のミュージカルを作ってみました。

やっぱりキーワードは悲劇か。純粋で利他的で不幸なヒロインが、 利己的であくどい人々にはめられて死んでいく姿がお涙頂戴ということだろうか。 もうちょっと深読みすれば、この話はソクラテスの死を下敷きにしており、 ヒロインの死は歪んだ米国社会のあり方を告発しているとも考えられる。

映像はマル。音楽はまあこんなところか。別にビョークは好きではない。 ミュージカルの部分はかなりキワモノだと聞いていたが、 それほど話から浮いているわけでもなかったので、まあ悪くない。 助演のカトリーヌ・ドヌーヴもマル。物語は伏線がよく張られていてうまくできている。 最後、すこし泣く。というわけでB。


13/Oct/2001 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中 (午前)

某友人の披露宴で余興をやることになった。 友人と二人でギターを抱えて歌を歌うことになりそうなのだが、 どういう曲をやるかで悩んでいる。 Shrekでも使われていたモンキーズの`I'm a Believer'な んかどうかと考えているのだが(`Daydream Believer'とは違う曲。念のため)。

I'm a Believer

愛なんておとぎ話に出てくるだけだと思ってた
ほかの人はともかく、ぼくには無縁だろうって
愛が始まるのかなと思ったときでも
いつだってぼくの夢は破れてばかり

そのとき彼女の顔を見たんだ
今は愛を信じてる
ひとかけらの
疑いすらない

彼女を愛してる
そう、ぼくは愛を信じてる
もう彼女から離れられない
どうしようもないぐらい

愛ってなんていうか一定の大きさのもので
自分から与えれば与えるほど受け取る量は少なくなると思ってた
がんばってみてもどうしようもない
得るものといえば苦しみだけ
お日さまが必要なときに雨が降りそそぐ

だけど彼女の顔を見たんだ
今は愛を信じてる
これっぽっちの
疑いすらない

彼女を愛してる
そう、ぼくは愛を信じてる
もう彼女から離れられない
どうしようもないぐらい

Sung by the Monkees

ようやくフレッツを使うことができた。 しかし、測定サイトに行くと、どうもスピードが出てないようだ。 なんでなんだろう。

夕方

お昼はまた海親子丼。そろそろ新しいメニューを考える必要がある。

ロビー・ウィリアムズがニコル・キッドマンのホテルから朝3時に出てきたらしい。 どうでもいいが。

米国を騒がせている炭そ菌もビンラディンの仕業と考えられているらしい。 なんでもビンラディンのせいにして、まるで動物農場の 「すべてスノウボールが悪い」みたいだな。まあ便利なので、 これからおれも何か悪いことが起きたら「ビンラディンの仕業だ」 と言い逃れをすることにしよう。

もちろん上のような記述が「不謹慎だ」と叱りつけるメイルが来たら、 「ビンラディンによるマインドコントロールの可能性も否定できません」 と応えるつもり。

ちょっと用事で研究室へ。ついでに現像所に寄って写真をもらってくる。 基本料500円(40枚まで)と1枚19円*40枚で、1300円ちょい。 画質は130万画素なので写真と比べるとちょっと見劣りするが、 まあこんなものか。

夜2

夜はスーパーで買ってきたウナギ。近く野菜炒めに挑戦する予定。

そういえば、 夕方にNetTune というのをインストールして試してみたが、 あまり速くならなかったようだ。

SKK式のIMEでないとどうしてもやりにくいので、 これだけはなんとかする必要がある。

夜3

あれ、なんかしてるうちにskkime1.0-win2Kが動くようになった。めでたい。 このアプリケーションについてきたREADMEが98用のやつだったのでいろいろ 試行錯誤したのだが、98の場合と同じようにinfファイルをインストールしたあと、 skkiserv.exeをダブルクリックして起動させてやると動くようになった。

あ、あと、98と同様に、 SKK用の辞書をどっかから拾ってきてimeのプロパティのところに
(setq skk-aux-large-jisyo "C:\\foo\\SKK-JISYO.L")
とか書く必要がある。とにかく動くようになってめでたい。 skkiserv.exeはショートカットを作ってスタートアップに入れておこう。

真夜中

某君が友人からもらった本棚をもらう。 だんだん文化的な生活が送れるようになってきた。

ああ、SKK最高。しびれる。:)

国民年金を払えと通知が来た。今月末までに10万近く払えと書いてある。 いくら学振もらってても、そんなの無理だってば。


14/Oct/2001 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中 (午前)

日記の整理

真夜中2 (午前)

セキュリティが心配だったので、 とりあえずZoneAlarmというソフトを 入れておいた。個人使用はフリーのようだ。

あれ、ファイアウォールを入れたとたん、いろいろなところから 不正アクセスの試みがなされていることがわかった。 すでに何かやられてるかもしれないなあ。大丈夫かな。

真夜中3 (午前)

ZoneAlarmを入れて再起動したら、ネットに全然つながらなくなったので、 とりあえずアンインストールする。困った。ルータを買うか、 ノートンのお世話になるか。

昼下がり

早朝までセキュリティに関していろいろ試したがうまく行かないので、 気絶するようにしてお昼すぎまで寝てしまった。

起きてからとりあえずネットワークのプロパティから マイクロソフト共有関係のサービスを削除し、 WINSの設定でNETBIOS over TCP/IPを無効にした。 よくわからんが。もっと勉強しなければ。

夕方

Tine Personal Firewallを 入れたり、もう一度ZoneAlarmを試したりしてみたが、 いずれの場合も再起動するとネットに繋がらなくなってしまう。 トロイの木馬もMooSoftのThe Cleanerを 試用させてもらい、一応チェックしておいたが、今のところは大丈夫。 まあ、あまり神経質にならずに、やられたらやられたということ諦めるか。

今朝遅くまで起きていたせいで体調が悪い。

さらにMTUなどもSpeedGuide.netを利用して多少調整してみたが、 もう面倒なのでやめた。 ちょっと遅い気がするが、 とりあえず動いているのでしばらくはこれで行こう。


15/Oct/2001 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (午前)

「もうやらない」と言いつつ、 昨晩はずっとADSL関係のことをやっていた。 RASPPPOEという 接続ソフトを入れてみる。これは便利。

MTUなどをもうすこしいじってみたが、ぜんぜん速くなっていないようだ。 現在はモデムに毛が生えたぐらいの速さの気がする。なんでだっ。

真夜中2

某君にkyoto-u.comを教えてもらった。 掲示板を含め、なかなか京大情報が充実している。 u-tokyo.comというのもあるが、 こちらはあまり娯楽性を追及していないらしい。

あ〜、勉強勉強。こんなことをしてたら脳が溶けてしまう。 体調がすぐれないので、いったん寝てから勉強しよう。

真夜中3

といいつつまだ起きてる。なぜか知らないが、 通信速度がかなり上がったようだ (それでも1.5Mbpsの半分くらいで、ADSLでは遅い方だが)。 原因は、(1)MTUの設定、(2)みんな寝た、(3)その他、 といろいろ考えられる。まあ気長に試してみよう。 明日は短い電話線でも手に入れるか。

お昼すぎ

また夜ふかししてしまい、お昼まで起きられず。

起きてネットにつなぐと、やたら速い。 やはり時間帯も一因か。

昼下がり

蚊に刺される。

今度は新聞など一部のサイトを見ることができないという問題が生じている。 う〜ん、どの設定で問題が起きているんだろうか。

昼さがりからちょっと用事で大学へ。郵便物投函、文房具購入。 研究室に行き、某後輩の草稿にコメントしたりする。

そのあとルネでルータとコンピュータ机を見る。ルータはそれほど必要でないが、 ちょっと姿勢の問題があるのでコンピュータ机を買うべきかどうか思案中。

今日は炊きこみご飯とチンゲンサイの野菜炒めに挑戦。

朝から体調が悪い。明日にでも京大の診療所に行ってみよう。 しかし今夜は実哲研の編集作業をせねば。

夜2

炊きこみご飯(ツナ、しいたけ)はなかなかおいしかった。 チンゲンサイはニンニク、しょうゆ、米酢を使ってみたが、 いまひとつ。要修業。

実哲研の第23号を パラパラと読んでいると、加藤先生がまた過激なことを書いている。

われわれにとって、もう新しい哲学の製造元は不要である。 われわれは十分にたくさんの哲学原理を持っている。 現代の思想でまったくいいところがないのは現象学だけで、 それ以外の思想はみな正しいと私は思う。 自分が自分の内面性にかかわる限りでは実存主義の言葉は私の胸にひびく。 人間存在の社会性に思いを致せといわれればマルクス主義の正しさを 認めないではいられない。分析哲学も正しい。 解釈学もすばらしい。構造主義も文化の解釈に不可欠だと思う。

おれもこんな文章を堂々と書けるくらいに偉くなりたい :)


16/Oct/2001 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

ちょっと寝てしまう。いまから編集作業。

う〜ん、ネットおそすぎ。 ADSLモデムをアダプタ類から離すようにとの助言をいただいたが(感謝)、 今はこんな風になっている(汚ない)。

あ、なんか写真をサーバに送ってたら遅すぎて腹が立ってきた。 なんでだっ。

真夜中2

先月20日に買った5キロのお米を使い切ってしまった。 毎日だいたい1合半食べると、15日ほどで5キロ食べることになるようだ。 まあ1日100円だな。

実哲研の編集をしてロックの勉強をするはずが、まだ何もやっていない。 どうしてこうなんだろうか。いやになる。

早朝

なぜかまだ起きている。

Vectorで、webbench, winhand, NetTime, Copernic2001, ffftp, donutなどを入手する。 ffftpとdonutを試用してみている。

この時間帯になると通信速度が速くなる。 やっぱり時間的なものが大きいのか。 どの設定をいじってしまったのか、 いまだに読売や産経といったサイトにつながらない。 Virgin Radioにもつながらなくて難儀している。

Windows 2000を入れたと思ったら、11月にWindows XPが出るんだそうな。 しまった。ちゃんと情報を仕入れておくんだった。まあ、 しばらくはこのままで行くつもりだけど。

朝4時間ほど寝てお昼に起きる。しんどい。

実哲研の編集作業をしばらくしたあと、 大学に行き、授業を受ける。ロックの所有論。

そのあとまた編集作業。


17/Oct/2001 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中 (午前)

昨夜は、研究室で実哲研の編集作業をしたあと、 某助教授に夕ごはんをごちそうしてもらう。感謝。

帰りに某古本屋で本を買う。

下宿に戻ってすこし仮眠したあと(母からの電話で起こされる)、 またADSLの設定をいじる。いろいろ実験した結果、 読売や産経につながらないのは、MTUをいじったからではなく、 意外にもRASPPPOEを使っていたせいだということがわかる。 朝日は見れたことから推測すると、 おそらくRASPPPOEは左翼ソフトなのだろう。

しかし、スピードはあいかわらず遅い。 生協に入ったことを激しく後悔する。 一年分払っちゃったもんなあ。

夜明け前

某君と某密談。 これから忙しくなりそうだ。

またやってしまった。気づくと朝。こんな生活をしていたら死んでしまう。

マイ・スウィート・シェフィールド

朝まで映画を観てしまう。Pete Postlethwaite, Rachel Griffiths主演の 『マイ・スウィート・シェフィールド』 (Among Giants)という英国映画。 Postlethwaiteは『ブラス!』でバンドの団長役をやっていた人。

映画の紹介を宣伝風に書くと以下のようになる。

英国のシェフィールド郊外で鉄塔に登ってペンキ塗りをする一組の労働者たち。 その頭であるバツイチ中年のレイは、 ヒッチハイクで旅を続ける若きオーストラリア女性のジェリーと恋に落ちるが…。 中部イングランドの美しい風景を背景に、 労働者の姿、恋愛、友情、 そして別れがユーモアを交えながらせつなく描き出される、永遠の名作っ。

この映画は評価が大きく分れる作品らしいが、良い映画だと思う。 たしかに展開はゆっくりとしているが、 ときどきはっとさせられる美しい映像があるし、 なぜかよく合うカントリー音楽も味わいがあってよい。

Pete Postlethwaiteはとにかく存在感がある。名優。 英国の寅さんという感じなのだろうか。 50代にしてすっぱだかになるなど、ちょっと変な役だが、 恋愛や仕事に対するストイックな態度が渋い。 Rachel Griffithsの役は過去を語らないので今一つ理解できないが、 流浪の旅人という感じをうまく出している。 他の脇役もよい。

名作ではないかもしれないが、味わい深い作品。 みなみ会館とかで見る映画。B。

お昼すぎ

やっと起きる(母からの電話で起こされる)。しんどい。今夜こそは早寝すべし。

昼下がり

一昨日賞味期限が切れてしまったうどんを食べる。今のところ無事。 あと一玉あるのでさっさと消費せねば。

いつのまにか夜。

いろいろな問題をクリアしたので、 今日からようやく情報研の翻訳の仕事に取りかかることにする。 約30ページあるので、 一日3ページペースで今月末までに第一稿を上げるつもり。

それにしても眠い。

うどんを食べる。今日はうどんしか食べていない。

英国ではカイリー・ミノーグの`Can't Get You Off Of My Head'が ずっと流行っているようだ。おれが帰国する前からかかっていたと思うが、 いまだにVirgin Radioでも毎日えんえんとかけられている。 まさに歌のタイトルにあるように、 「ラ〜ラ〜ラ、ラ〜ラ〜ララ〜ラ、ラ〜ラ〜ラ、ラ〜ラ〜ララ〜ラ」 というサビが頭にこびりついて離れない。


18/Oct/2001 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

昨夜、用事でちょっと大学に。途中、某ディスカウントストアで米5キロを買い、 自転車の前カゴに入れていく。

下宿に戻ったあと、チンゲンサイ炒めその他を食べる。

NHKのネット配信制限はおかしい。 金払ってるんだからちゃんとサービスすべきだ。 あれ、払ったことあったかな。まあそれはともかく。 とくに、 「ニュース配信はテレビ放送されたものの2次利用情報に限る。 配信期間も例えば放送後3カ月以内といった一定期間に限定し、 データベースのように利用されないようにする。」(朝日新聞より) というのは何だ何だ何だ。 なぜデータベースとして利用したらだめなのか。 他の民営企業との競争になるからダメだとしても、 最悪でもその場合は過去のデータを売るとかにしないと、 貴重な情報が埋もれることになってしまう。 なぜ情報をしまいこもうとするのか。

と思ったが、総務省にも言い分があるのかもしれない。 もうすこし調べてみよう。

米国ツアー中のボブ・ディランが、 コンサート会場のセキュリティを強化するように命じたところ、 自分がバックステージパスなしにコンサート会場に入ろうとしたら 警備員に止められて入れなかったそうだ。 いや、一悶着したあとには入れたそうだが。

しかし、このネタはやはり「エルヴィスそっくりさんのコンテストに 本物のエルヴィスが出たら三位入賞に終わった」という(真偽のわからない) 話にはずっと劣るな。

お昼前

朝、母と会う約束だったが、約束の内容を取り違えており、けっきょく会わず。

寒い。至急こたつかストーブを準備する必要あり。

昼下がり、某スーパーに行き、いろいろ買物をする。 50cmの電話線を買い、6万円のAptivaいいなあと思って買わず(そんな金はない)、 本棚やコンピュータデスクいいなあと思って買わず(同上)、 ピロケースを買い(「ピロ」ってなんか変だ)、 こたつ布団やふつうの布団いいなあと思ってぐっとこらえ (こたつ布団にはこたつカバーはどの程度必要なのだろうか)、 そのあとちょっと食料品売場で食べ物を買う。

そういえば、クロネコで母に荷物(おみやげその他)を送った。

夜、Hotmailのアカウントにたまっていたメイルを、 Outlookを介して転送してみた。めんどう。 Yahooのmailは自動的に転送してくれるんだけどなあ。

真夜中

何もしないうちにとりあえず真夜中になってしまうのは、 いったいどういうことなのか。

ふたたび海親子丼を作る。 今回は(中国の)山からしいたけも友情出演。 しかし、早急に「食卓に多様性を」運動を開始する必要あり。

さて、翻訳翻訳。


19/Oct/2001 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

翻訳、1ページちょい。う〜ん、やっぱり翻訳は時間がかかるなあ。 (いや、まだ一時間ぐらいしかやってないけど)

さ、寒い。

早朝

あと2パラ。数時間前に、今年はじめて湯ぶねにつかった。 ちょっと風呂の掃除もしておく。

遅くまで起きていて腹が減ったので、 昨日買った冷凍の讃岐うどんを作る。 こしが入っていてうまい。

早朝2

できた。寝よう。

昼下がり

お昼すぎに起きる。 寝てるあいだに留守電が入っており(まったく気づかなかった)、 母に送った荷物は届いた様子。速い。

新聞を読む。 今日は翻訳を早目に始めよう。勉強勉強。


20/Oct/2001 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中 (午前)

昨日は夕方ごろ、実哲研の仕事をしに大学へ。 原稿をすこしだけ校正し、買物をして下宿に戻る。

夜は昼も食べた炊きこみご飯。それと、うどんと。

テレビでやっていたインディ・ジョーンズ2を観てしまう。 娯楽度が高い映画だ。

夜中、腹が減ったので、買ってきたお好み焼きの粉を使い、 某君の指導を仰いでお好み焼きを作ってみる。まずまず。

翻訳はあと1ページで今日(昨日)のノルマがこなせる。 今日は早く寝るぞ。

それにしても、ぜんぜん勉強していない。 やっぱり読書会をしないとだめだ。 いや、読書会をしてもだめかもしれないけど。

真夜中2

一応終わり。さて、寝よう。

変な姿勢でタイプをしているので肩が痛い。 やっぱりコンピュータ机を買うか? あるいはコタツで作業するか。 本棚は中古で手に入れたいところ。 春まで待てば安く入手できそうなものだが。

明日ぐらいにコタツ布団を買おう。


何か一言

your name:

subject:

body:

/


KODAMA Satoshi <kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp>
Last modified: Tue Oct 18 00:09:38 JST 2005