/ こだまの(旧)世界 / 読み物 / こだま美術館 / ゲソダイ哲学リンク集 / weakly news / web diaries / このサイトの検索 / indexにもどる

KODAMA'S (NEW) WORLD

hume, pron. (1) Indefinite personal and relative pronoun, presupposing no referent. Useful esp. in writing solipsistic treatises, sc. "to hume it may concern." v. (2) To commit to the flames, bury, or otherwise destroy a philosophical position, as in "That theory was humed in the 1920s." Hence, exhume, v. to revive a position generally believed to humed.

The Philosophical Lexicon


昨日 / 明日 / 2016年9月 / 最新 / はてな

この日の出来事


23/Sep/2016 (Friday)

帰国、風邪など

夜中

長いフライトだったが比較的あっという間に到着。 喉が痛くて声が枯れていた。飛行機は健康に悪い。

朝、関空。みなと別れてはるかでお昼前に帰洛。

お昼、シャワーを浴びて某病院へ。某委員会に出席するつもりで某病院に行くと、 実は以前に欠席で返事をしていたことがわかる。しかも開始時刻も間違えてメモしており、30分前に来てしまったので、一度外に出て近所のうどん屋で昼食。

お昼すぎ、あらためて某会議へ。ほとんど徹夜状態だったので、眠くてうとうとする。 終了後、帰宅して夕方まで仮眠。

夕方、娘を保育園に迎えに行ったあと、某診療所に行き薬をもらう。

夜、夕食。新聞。夜中、娘とシャワー。もう寝るべし。


23/Sep/2013 (Monday/lundi/Montag)

プール、娘と自転車など

少し遅めに起床。シリアル、朝刊。快晴。祝日。

午前中は某妻が娘を買い物に連れていっている間にプール。1.3キロほど。もう ちょっと足繁く通いたいところ。

お昼を自宅で食べたあと、昼下がりまで昼寝。それからしばらく仕事のメールなど。

夕方、娘と一緒に堀川通りのあたりまで自転車で行って遊ぶ。

夜、帰宅して夕食。ワイン。

夜中、娘とシャワー。食器を洗い、娘の寝かしつけ。かなり時間がかかった。

これから映画の続きを観て寝る予定。


23/Sep/2012 (Sunday/dimanche/Sonntag)

『フィフティフィフティ』

京都駅ナカのホテルでよく寝てから起床。シャワー。チェックアウトしてから朝食。

午後、新幹線で東京に戻ってくる。車内では勉強など。お昼はうどん。雨。

疲れたのか体調が悪くなったので夕方まで寝る。それから娘の相手など。

夜、夕食。娘を風呂に入れ、食器を洗う。

夜中、某オンライン研究会。

真夜中、『フィフティフィフティ』を見る。20代後半でがんにかかった男性の 物語。感想はここ。それなり。


23/Sep/2011 (Friday/vendredi/Freitag)

定時起床。チェックアウトするまで、 某氏たちのコメントを読む作業。 時間になったので、シャワーを浴びて、 急いでチェックアウト。 朝食を食べるのをすっかり忘れる。

タクシーで急いで京都大学へ移動。 時間ギリギリに会場へ行く。 午前中、『功利と直観』の合評会。 某氏たちや会場の方々のコメントや質問に十分にこたえられなかったが、 色々と勉強になった。感謝。

お昼は、某先生や某氏たちと 百万遍の某和食店で。

お昼過ぎ、某先生にも色々コメントをいただく。

昼下がり、京都御所を通ってホテルに戻り、 荷物を回収した後、京都駅へ。色々と締め切りがあるので、 さっさと帰ることにした。

新幹線の車内では、少し寝たり、 色々と用事を済ませたり。 行きの新幹線ではwimaxのwifiサービスが使えなかったが、 帰りは使えた。

夜に帰宅。 巣鴨の某喫茶店で読書しながら簡単に夕食。 それから春日の本屋に行き、 ついでに漫画喫茶でしばらくくつろぐ。 タバコ臭くなる。真夜中に帰宅。

2005年に酒の席の話題についてという話を 書いているが、いきなり「今、幸せか」という質問がいいのではないかと 最近は思っている。くだらない話をするのも大事だが、やっぱり人生について 核心部分を語った方がおもしろい気がする。まあ、そんな話ばかりしていたら、 誰も一緒に飲んでくれなくなるかもしれないが。


23/Sep/2010 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

秋分の日。少し遅めに起きる。ゴミ出し、シャワー、シリアル。

終日雨。終日校正作業。夜、某うどん屋で某妻と一緒にうどんをすすってから、 地下鉄で大学に行き、さらに校正作業。

真夜中に帰宅し、また校正作業。あと少しだが、とりあえず寝る。 明日の午前中に、直接、某出版社に持って行こう。

それにしても、明日もいろいろ仕事があるのでまずい…。


23/Sep/2009 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

定時起床。ゴミ出し。髭剃り、朝食。

連休最終日だが、定時出勤(少し遅刻)して、午前中は某予習。

お昼から夕方まで、某先生らと某相談。

夕方、しばらく雑用と功利主義アワー。

そういえば、日が短かくなってきた。 彼岸花は先々週ぐらいからきれい。秋の虫の鳴き声もよく響いている。 日中はまだセミの鳴き声も聞こえる。

夜、帰宅して夕食。夕刊。

夜中、一瞬ソファで寝たあと、功利主義アワー。 某妻にも少し付き合ってもらう。それにしても勉強不足。

真夜中、少しWiiで汗をかいてからシャワー。もう寝よう。

国境なき医師団、Save the Childrenなどに少し寄付。


23/Sep/2008 (Tuesday/mardi/Dienstag)

お昼すぎ

朝、起きてシリアル、朝刊。某妻を見送ってから二度寝。お昼ごろに起きる。

秋分の日。今日はいくつか仕事があるが、ゆっくりできる日。

夕方

昼下がりに某スピーカーを持って大学へ。 某仕事を片付ける。

夕方2

お腹が減ったので、本三のラーメン屋へ。店名が変わっていた。 味はそれなり。

外で喫煙中の某氏と話していたら、蚊に刺される。

研究室で引越しの作業。ダンボール6箱分。

真夜中

夜、千石の某讃岐うどん屋で某氏と夕食。よく食べる。

そのあと、某所に寄ってから帰宅。もう寝なければ。


23/Sep/2007 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼すぎ

よく寝て、お昼前に起きる。シリアルを食べたあと、朝刊。 安倍総理辞職の舞台裏、横山やすし、汗の話、いびき防止まくらの記事などが おもしろかった。あと、性同一性障害の話の最後に、 「次は、父のカツラに揺れる家族の物語です」という一文があったのが笑えた (→たぶん、「揺れる」という表現で、カツラが揺れているようなイメージが 思い浮かぶからだろう)。来週が楽しみだ。

今日は曇りで風もあり涼しい。現在の二階の室温は26度、湿度68%。

真夜中

お昼、某妻が作った焼きそばと焼きうどんを食べる。 そのあと少し昼寝。それから大塚に行き、喫茶店(某タリーズ)で読書。

喫茶店で読んでいたのは、図書館で借りている例の星新一の伝記だが、 たいへんおもしろく書きこみをしたくなったので本屋で買うことに決め、 大塚駅前の本屋で(しばらく探すのに手間取ったあと)購入。 ついでに新書やら雑誌やらも買う。雨が降ってきたので某古本屋に入り、 そこでも数冊新書を購入。それから帰宅。

帰ってから某妻作成のカレーを食べる。それから夜中まで読書。 夜中、一人でジョギング。30分でどのくらい走れるか試してみたところ、 白山通り→共同印刷→播磨坂下→南大塚(巣鴨小)→ラブホのある坂→江戸川橋 →千石と、だいたい6キロ弱ほど走れた。帰宅してシャワー。


23/Sep/2006 (Saturday/samedi/Sonnabend)

よく寝て、起床。

夜中

今日のこと。


23/Sep/2005 (Friday/vendredi/Freitag)

ひさしぶりに大学に泊まってしまう。二時間ほど大きい机の上で仮眠。 朝起きて、某集中講義の様子を少し覗きに行く。無事に始まった様子。

さて、お昼までもう少しだけ勉強しよう。

お昼前

うう、さすがにしんどくなってきた。

昼下がり

まだ準備中。一段落したので、そろそろ行かねば。 パワーポイントは京都で作ろう。

ホテル着。バスですぐ側の停留所(神宮道)に降りたのだが、道を誤って、 1分で着くところを15分ほど歩いてしまう。 新幹線では新聞を読んだあと、名古屋まで爆睡。 それからしばらく勉強。

腹が減ったので何か食べに行こう。

真夜中

夜、バスに乗って百万遍に行き、 某氏と食事。歓談。 遅れて某氏も参加したので、喫茶店に場所を変え、 明日の発表についていろいろ議論。勉強になった。

夜中遅くに、歩いてホテルまで戻ってくる。眠いが、 先にスライドを作ってから寝るべきか…。

真夜中2

どうも眠くて勉強できそうにないので明日起きてからやることにしよう。 寝坊しないといいけど…。

酒の席の話題について

酒の席では、政治や宗教や論文の〆切の話は良いと言われるが、 どういう話だと無難でしかも楽しめるんだろう? 今日は「自分より(明らかに)賢い異性と付き合いたいかどうか」 というような話が出た気がする。

う〜ん、難しいな…。やっぱり異性の話か。しかし、 異性が好きでない人だと困るし…。もっとメタな話が良いか。

「好きな動物」というのは無難かもしれない。犬か猫というやつか。 血液型や星座とかもそうか。いつも思うが、 どうでもいい話題って、やっぱり場合によっては大事なんだよな。 いきなり「あなたはどのように魂の世話をしているのか」 なんて話はできないしな。話のネタを日頃から集めるように努力しよう。

今日のニュース(日曜日に記録)


23/Sep/2004 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

ちょっと翻訳。捗らず。論文と、テキスト執筆も並行してやる必要がある。 がんばれ。

わ、目の下にくまができていることに、人生で初めて気付いた。 う〜ん、自分で思っている以上につかれてるんだなあ。

夜明け前

DVDで『マグダレンの祈り』を見ようと思ったら、 その元になるドキュメンタリー番組が収録されていたので、 それを見ていたら1時間かかってしまった。 つかれたので少し寝よう。


23/Sep/2003 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

某原稿をとりあえず書いたので、伝書鳩であちこちに送っておく。

よく考えたら昨日は何もまともなものを食べていなかったので、 野菜炒めを作って食べる。

それから某氏に借りているビートルズのDVDを少し見る。 見れば見たでおもしろいのに、 返さないといけない時分になってようやく見るというのはなぜなのだろうか。 prudentではないということか。 もっと計画的に生きなければ。

政治についてはよく知らないが、一応メモ。 株価の上昇、今回の総裁選の結果、および意表を突いた閣僚人事で、 民主党が次回の総選挙で勝つ可能性はかなり低くなったんじゃないかと思う。 やはり野党は与党が失策をするのを待つしかない。

マキャベリの『君主論』を読んでいると、 彼が偉大だったのは、 当時の君主たちを聖人ではなくマフィアのボスと見立てて、 どうやったらマフィア同士のなわばり争いに勝ち残れるかという 問いを立てて答えようとしていた点に求められる気がする。 メディチ家とかボルジアとか、 君主や貴族ではなくヤクザやチンピラなので、 「メディチ組」とか「メディチ一家」、 「ボルジア親分」とか呼ぶべきだと思う。

まあ、その昔は、 ヤクザと君主の区別が今ほど明確では なかったということなのだろう。 いや、今でも区別できないと主張する人もいるかもしれないが。

お昼前

遅寝遅起き。電話で起こされる。

The Philosophical Lexicon。 ダニエル・デネットがずいぶん以前に作った、 哲学者の名前を使ったダジャレ集のようだ。 初めて知ったが、けっこうおもしろい。このダジャレが全部わかる人は、 かなりの哲学通なんだろうと思う。 哲学者の思想を知るためにも有益かもしれない。 たとえば以下はヒュームについて。

hume, pron. (1) Indefinite personal and relative pronoun, presupposing no referent. Useful esp. in writing solipsistic treatises, sc. "to hume it may concern." v. (2) To commit to the flames, bury, or otherwise destroy a philosophical position, as in "That theory was humed in the 1920s." Hence, exhume, v. to revive a position generally believed to humed.

もう二三。ローティ、オースティン、クリプキ、スクラー。

a rortiori, adj. For even more obscure and fashionable Continental reasons.

austintatious, adj. Displaying in a fine sense the niceties of the language. "I'm not sure what his point was, but his presentation was certainly austintatious."

kripke, adj. Not understood, but considered brilliant. "I hate to admit it, but I found his remarks quite kripke."

sklar, adj. (contraction of German sehr klar) Balanced and comprehensive, as in "His article was sklar - every conceivable position was explained and none adopted."

昼下がり

談合の倫理性について勉強中。エシシスト(ethicist)は大変だ。

「ドーハ閣僚宣言では、 第5回閣僚会議において交渉のモダリティについて明確なコンセンサス で合意した後に競争ルールに関する交渉を行うこと、 競争政策における技術支援及びキャパシティ・ビルディングを強化すべく 他の機関などと協力して活動すること、などが決定されました」。 検索で引っかかった某外務省の某メールマガジンから。 がんばって読めば意味がわからないことはないのだが、 「モダリティ」(現代という意味ではない)とか 「キャパシティ・ビルディング」(ビルの一種ではない)など、 不要なカタカナが使われている気がしてならない。 特に、コンセンサスは合意という意味であることを考えると、 「明確なコンセンサスで合意」という表現には首をかしげざるを得ない。 なぜ「交渉の枠組(形式)について明確な合意が得られたあとに」 などと書けないのか。

夕暮れ

昼下がりはずっとネットで談合について調べていた。

夕方、すこし寝ているとNHKの集金が来て起こされる。おとなしく払う。

知らなかったが、母音と子音というときの子音は、父音(ふいん)とも呼ぶそうだ。 子なる音でありかつ父なる音でもあるなんて、神の三位一体説みたいだな。

「母音と父音の結合なら良いが、母音と子音の結合というのは関心せんな。 近親…」

「やめてください、そういう話は。まだ夕方ですから」

ウェブで検索していると、「予断は許せない」という表記を見る。 思うに、「予断を許さない」あるいは「予断は許されない」というのは、 「事態が人々に楽観を許さない」ということで、 「許さない」の主体が事態となっている無生物主語構文なのだろう (英語などからの直訳なのだろうか)。 が、「許せない」だと人間の意図によって予断を禁ずることになってしまう。

夜中

夜は某中華料理屋でラーメン。


23/Sep/2001 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中 (午前)

昨夜の食事は、そうめん。さすがにこれだけでは死んでしまうので、 夜中に某君にご飯をおすそわけしてもらい、キムチと海苔をおかずにして食べる。 おいしくてしかたがないが、 これでは栄養失調で倒れてしまうかもしれない。 昼も抜いてしまったし。

ヘアのMoral Thinkingのイントロを読む。 一日一章ずつ読めたら読もう。

真夜中、某君にこないだ書いたDissertationを読んでもらい、議論をする。 勉強になった。

お昼

夜明け前に寝たのに、なぜか早朝に起きる。朝食はごはん。洗濯もする。 運動靴も昨晩洗っておいた(新聞を中に入れると速く乾くことを某君に教えてもらう)。

すでにメイルで回覧されているようだが、 某名誉教授の報復戦争反対の声明をウェブに掲載しておいた。 英訳つき。

昼下がり

雑用。関倫に何を書くかがいまだに決まらず、困る。どうしよう。

オフィスXPを入れてみる。 そろそろ12GBあったハードディスクが残り少なくなってきた。


23/Sep/2000 (Saturday/samedi/Sonnabend)

記載なし。


09/23/99 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

まだトゥーリー。死ぬ。

ハーマンズ・ハーミッツの「ヘンリー8世君」って初めて聴いたけど、 想像していたよりパンクっぽくてかっこいい。 今度バンドでコピーしてみようかな。


眠い。 いちおうトゥーリーの今日の(正確には昨日の)ノルマが終わったので、 下宿に戻って寝る。続きは起きてから。

ええと、昨日も善良な市民の方々から心のこもったメイルを数通いただきました。 どうもありがとうございます。 初心に立ちかえり、みなさまのために一層励んでいく所存でございます。


昼下がり

昨夜、下宿に戻ると、日米教育委員会から封筒が来ていた。 震える手で開けてみると、面接の通知が。 読むと10月上旬に行なわれると書いてある。 また東京に行かねばならんのか。 英国に行くお金がなくなる。

というわけで、 ふたたびフルブライト経験者の人々の助けを乞うことになると思いますが、 よろしくお願いします。

朝、久しぶりにゴミを出す。お昼過ぎまでぐうぐう寝る。 シャワーを浴びて大学へ。今日もトゥーリー。


夕方

トゥーリー。

9月10月11月の予定を考えるとクラクラしてきた。 忙しい。助けてけろ。


そういえばこないだ兄の奥さんに、 某有名歌手が某コロンビア大学の哲学科を受験するという話を聞いた。 ファンの人々も必死に勉強してコロンビア大学に入学しようとするんだろうか。

トゥーリー、今日のノルマの5分の2が終了。たいへん。


真夜中

夕方、倫理学史読書会。マルクス・アウレリウス〜プロティノス。 プロティノスの説明はあんまり倫理学的じゃなかったけど。

それから某所で食事。 昨日某君が応用倫理学の授業でやった少年犯罪の実名報道に関する発表の レジメを見ながら、いろいろ話をする。

そのあと、某所に行き、モーニングとチャンピオンを買う。 マンガを読んでいるとすっかり遅くなってしまった。 トゥーリーの残りを急いでやらねば。

明日スクラーの授業があることをすっかり忘れていた。やばい。


今日やったこと


09/23/98(Wednesday/mercredi/Mittwoch)

昨日は某師匠と某先輩と某所で夕ごはんを食べた後、 下宿へ戻った。 食事中の議題は、 「いかに非常勤講師が虐げられているか: レポートを無料で添削する辛さを語るつどい」であった。

下宿に戻ったら、一階の某部屋が雨漏りしていたのでびびる。 同居人がビニールのゴミ袋を部屋一面に敷いていた。 こういう場合はバケツを置くものかと思っていた。

それから夜中まで爆睡。 起きてから少し勉強。

夜中にちょっと外に出たところ、 高野川が台風の影響でかなり増水していた。

それから昼下がりまで爆睡。疲れていたらしい。 起きてからちょっと勉強。シャワー。 ちょっとゲーセン。んで、研究室へ。


ちょっとベンタムの勉強。 腹減った。 よく考えたら昨日の夕ごはん以来、 何も食べていない。


09/23/97(Tuesday/mardi/Dienstag)

・真夜中・

夕方に下宿に戻って横になったり縦になったりし ながらルネちゃんの『方法序説』を読み終える。なんだあ、世界の名著にも同 じのが入ってるんじゃん、と気付いて後悔したりする。ついでに情念論も飛ば し読みして、内容が馬鹿々々しいので少し笑う(特に「笑い」や「涙」の説明)。

・『方法序説』は、第六部まであるが、第二部で述べられる四つの規則、すな わち明証性の規則、分析の規則、総合の規則、枚挙(数え上げ)の規則を持ち出 すところと、第三部の暫定的道徳の説明までが面白い。

・その後はどんどん話が怪しくなって行って、眉に唾を付けて読む必要が出て 来る。第四部にようやく「わたしは考える、ゆえにわたしはある」Je pense, donc je suis.が登場するが、残念ながら内容はどんどん荒唐無稽になる。

・一番の問題は、デカルトが

「われわれがきわめて明晰に判明に理解するところのものはすべて真である」 ということを、一般的規則として認めてよいと考えた。

と、まるで直観主義者のようないい加減なことを述べる段である。なんでそう なるのっ。

・このあと、デカルトは「理性の明証」とかなんとか言いながら、神と精神の 存在という第一真理から彼が演繹したという真理を示すのだが、その内容が現 在の視点から見れば無茶苦茶である。

・たとえば、心臓の中には光なき火があって、その熱が血液を蒸気にして肺に 送り込み、肺が蒸気となった血液を冷やして再び心臓に送り込む、というよう なことが書いてある(第五部)。

・しかも、ご丁寧に「なお、数学的論証の力を知らず、真の推理を真らしい推 理から区別することに慣れていない人々が、わたしのここに述べたことを軽は ずみに否定するということのないように、次のことを注意しておきたい」など と書いてある。あきれるほどの理性盲信である。

・そのほか、動物は理性をまったく持たないとか、物体の本質は延長であり、 空間も延長だから空間は物体であり、したがって空虚(真空)は存在しないだと か(この二点および生得観念はジョン・ロックが執拗に批判している)、現在の 科学知識からすればあきらかに誤った主張が堂々と胸を張ってなされる。

・まあ、デカルトは解析幾何学の基礎を作ったり、光学の発展にも貢献したそ うだから、あまり欠点ばかりいうのは不公平であろう。けれども、「理性の明 証」という発想にもう少し慎重であれば、より正しい推論や発見を行なえたの ではないかと残念に思う。やはり明証性の規則が一番問題だよな。

・『方法序説』を何度か読むとデカルトというおじさんは、果して人が良いの か人間嫌いなのか、慎重なのか軽率なのか、名誉を重んじるのか軽んじるのか、 よくわからなくなる。たぶんちょっと理屈っぽいが人の良いおじさんだったと 思うんだけど…。


・その後、遅い晩ごはんを食べながら『お〜い竜馬』を十四巻まで読む。武市 半平太と岡田以蔵がついに殺された。無念。

・そろそろ死刑廃止論を進めないと…。


・夜更け・

・もうそろそろ朝が来る。ので下宿に戻って寝よう。ロック読書会の予習も済 んだことだし。ではまた。


・昼下がり・

・あ〜、よく寝た。さ、しっかり勉強しなきゃ。これからロック読書会。


・ロック読書会終わり。明日もやる。ちょっとごはん。


・夜・

・目的の中華料理屋が開くまで時間がいくらかあったので、○くだくんとつ○ たさんとつるんで吉田山をさまよったり、古本屋を物色したりして時間をつぶ す。

・その中華料理屋はカウンターだけの小さな店で、混んでいたため少し待つ。 なかなかおいしいのではないだろうか。


・木曜の倫理学入門書読書会の準備。「現代義務論」の次は「徳理論」をやる つもり。

・なんか疲れたので(腰が痛い…)、下宿に戻ってSFでも読む。勉強しろって。ば。


9/24/96

記載なし。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Sun Oct 2 18:09:30 JST 2016