「基本献立」に使われているプロセスチーズ、木綿豆腐、あじ、牛肉(脂身付き)、鶏卵を、具体的な献立に必要な食材に変換します。

1.木綿豆腐 20gとのタンパク質食品交換(K / AK 交換)

木綿豆腐 20g 鶏卵 10g
あじ 10g
牛肉(脂身付き) 10g
チーズ 5g
油の量の調整なし

2.あじ 20gとのタンパク質食品交換(K / AK 交換)

あ  じ 20g さ  ば 20g
さ  け 20g
え  び 20g
ツナ缶 15g
油の量 -1g
油の量調整なし
油の量 +1g
油の量 -1g

3.牛肉 20gとのタンパク質食品交換(K / AK 交換)

牛肉(脂身付き)20g ベーコン 30g
牛ひき肉 25g
豚ひき肉 25g
豚  肉 20g
ソーセージ 20g
ロースハム 20g
油の量 -10g
油の量 -4g
油の量 -3g

油の量 -3g
油の量 -1g

4.具体例

 昼食用「基本献立」で使用できる基本食材である牛肉 30gと鶏卵 40gを変換していきます。献立は、牛肉のスタミナ炒めとしますと、牛肉 30gを確保します。ケトンパンケーキ用に鶏卵 15gを確保します。牛肉が少ないので、鶏卵 10gを牛肉 10gに変換します。残った鶏卵 15gのうち、5gをロースハム 5gに変換し、サラダに使います。残った鶏卵 10gは生クリーム5gとともに炒り卵にしてサラダに加えます。

基本食材 変換後食材
牛肉
鶏卵
30g
40g
牛肉
鶏卵
ロースハム(※)
鶏卵
40g
15g
5g
10g
牛肉のスタミナ炒め用
ケトンパンケーキ用
サラダ用
炒り卵用

※ 油の量の調整は無視しています。

「治療食指針(昭和63年5月5日発行)兵庫県立こども病院給食課」からの抜粋