「基本献立」のケトンフォーミュラ、生クリーム、植物油を以下の変換ルールに従って、相互に変換したり、マヨネーズやバター、マーガリンなどに変換して毎日の献立に必要な食材に変換していきます。
1.ケトンフォーミュラ 5gとの脂質食品交換
ケトンフォーミュラ 5g | 生クリーム 8g |
2.生クリーム 5gとの脂質食品交換
生クリーム 5g | マヨネーズ 3.5g | |
バター、マーガリン 3g | ||
植物油 2.5g |
3.植物油 5gとの脂質食品交換
植物油 5g | マヨネーズ 7g | |
バター、マーガリン 6g | ||
ラード 5g | ||
ショートニング 5g |
4.具体例
昼食用の「基本食材」に、ケトンフォーミュラ 10g、生クリーム 40g、植物油 10gがありますが、サラダ用のマヨネーズ 14g、ケトンパンケーキ用のケトンフォーミュラ
20g、生クリーム 15gに変換したいと思います。
(1) 生クリーム 40gのうち、15gをケトンパンケーキ用に確保します。
(2) マヨネーズ 14gのために植物油 10gを変換します。
(3) 生クリーム 16gをケトンフォーミュラ 10gへ変換し、ケトンフォーミュラ 20gを確保します。
(4) 生クリーム 9gが残りますので、コーヒーと混ぜて、コーヒーミルクにします。
基本食材 | 変換後食材 | ||||
ケトンフォーミュラ 生クリーム 植物油 |
10g 40g 10g |
ケトンフォーミュラ 生クリーム マヨネーズ 生クリーム |
20g 15g 14g 9g |
ケトンパンケーキ用 ケトンパンケーキ用 サラダ用 コーヒーミルク用 |
「治療食指針(昭和63年5月5日発行)兵庫県立こども病院給食課」からの抜粋