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「京都探検隊 二条城へゆく」 京都保健衛生専門学校 小澤優

 平成19年6月16日(土)京都探検隊第1回が開催されました。参加者は第一臨床検査学科10人、第二臨床検査学科臨床学科5人、看護学科三年課程1人、検査学科教員4人のあわせて20人でした。
当日は梅雨入りしたとは思えない良い天気で、学校玄関前に集合する時も太陽を避けて日陰を自然に選ぶくらいでした。二条城まで徒歩で約10分、さあ二条城東大手門です。さすがに京都の代表的観光地、外国人観光客の多いこと。他府県から来て京都はほとんど知らない学生や京都に生まれながら二条城は行った事がないとか、幼い頃に行ったらしいが覚えてない教員も含め、ややどきどきです。
二の丸御殿の中を順路にそって、うぐいす張りの廊下を進み、数千人の大名が控えることができた「遠侍」や大広間、黒書院、白書院と部屋の襖絵、格天井に書かれた障壁画や厚さ35cmの檜の一枚板を透かし彫りにした豪華な欄間など、流石、天下を統一した徳川家康が築城を命じただけの事はあります。しかし日本にいなかった虎を描くため毛皮を見ながら書いた襖絵は体型がちょっとユーモラスでした。
次に本丸庭園をぬけ、急な石段を登り天守閣跡へ上りました。日差しは強いのですが風通しの良い場所で約400年前には家康や選ばれた武将たちだけが目にしたであろう景色を眺めながら一時休憩しました。
その後清流園などの庭園をとおり東大手門に戻りました。学校を出てからの所要時間およそ2時間。あらためて二条城の広さを実感しバテ気味のメンバーでしたが、次回は紅葉狩りでも計画しようか、他に行きたいところがあれば教えてねと第2回京都探検隊を楽しみに解散としました。学校のこんなに近くで歴史的文化財に触れられるのは京保ならでは。次回はもっとたくさんの参加を待っています。行き先のリクエストもどしどしお願いします。

二条城メモ 1601年 徳川家康が西日本の大名に二条城の築城を命ずる。
1603年 二条城完成
1866年 徳川慶喜が第15代目の将軍職を継ぐ
1867年 慶喜、二の丸御殿大広間にて大政奉還を上表
1994年 ユネスコ世界遺産に登録
「二条城観覧資料」「週間京都を歩く」より一部抜粋

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