第32回くらしと健康展が9月17日（土），18日（日）の両日に，京都府総合見本市会館（パルスプラザ）で開催され、そのＰＲのため、9月10日（土）ＫＢＳ京都のラジオ番組「早川一光の人間ばんざい」に出演した。

当日は、早朝6時にＫＢＳラジオのスタジオに入った。出演時間は8時であるが、時間を作って頂いた以上はスタジオに足を運んで待機している事が礼儀だと思ったからである。

ラジオでの内容は以下の通りである。

★ 暮らしと健康展とはどんな催しですか？

1．今回で32回目を迎える健康展は、京都府、京都市、京都府医師会、京都府臨床衛生検査技師会などの各医療団体が主催し、多数の協賛・後援を頂き・・・、ＫＢＳ京都さんの後援も頂いています。一人一人が、生き生きとした健康的な生活を送り、生活習慣病の予防や、寝たきりの方の介護に関する事について全般的に催しをしています。

★ イベントの趣旨や今年のテーマは？

2． 府市民の健康づくり運動推進のために取り組んでいる事業です。今年のテーマは「めざそう健康長寿日本一」です。

★ 展示全般の内容は？

3． 健康相談コーナー、禁煙指導、看護、糖尿病、食生活、放射線、行政関係、そして私たちが担当する検査コーナーもあります。

★ 検査コーナーではどんな検査ができるのですか？

4． 17、18日の両日に渡り、心電図検査、血糖検査を行います。さらに今年は、貧血に関する検査を実施します。これは、指先１本を光にかざすだけで血液濃度の指標とされるヘモグロビンを測るもので、採血を行わないので痛みを伴いません。

★ 検査結果からわかることは？　

5． 心電図検査では、心臓の肥大や、不整脈、心筋硬塞の疑いなどです。血糖検査では、高血糖、低血糖が判別でき、糖尿病の可能性を指摘できます。また、ヘモグロビンを測定することによって貧血の程度がわかります。

★ 結果はその場でわかるのですか？　異常があった場合の指導やアドバイスも受けられるのですか？

6． その結果はすぐにわかりますし、もし、異常があった場合にはそのデータを持って健康相談コーナーに行き、医師から指導やアドバイスを受けて頂くことが出来ます。

最後になりましたが、検査コーナーだけではなく、多くのイベントを開催しています。フリーマケット、舞台での催し、有名落語家さんの講演もあります。

どうぞ、会場にお越しになって下さい。　ありがとうございました。

　司会の方（北出真紀恵アナウンサー）とは、上記の内容で話を進めていく予定でしたが、早川先生はその間に、色々と話をふって下さるので、その対応にも「とんちんかん」な事を言わないように、また自分の言葉で話しているか、気をつけながら話したつもりですが不安である。いつも反省です。

ＫＢＳラジオ出演も5月の第54回日本医学検査学会の「市民フォーラム」の宣伝に来て以来ですが、会場の見学者の方々とも顔見知りになっています。私の職場とＫＢＳが近所であるために見学者の方々とは何処かで会っているのかも？ラジオと言わず、テレビでも臨床検査技師の知名度アップに貢献しますよ！

-----------　そして、「暮らしと健康展」当日　-----------

暮らしと健康展の今年のテーマは「めざそう健康長寿日本一」であった。

併催の『ＳＫＹふれあいフェスティバル2005』も盛会であった。テープカットを見る機会にも恵まれた。

京都府臨床衛生検査技師会は，検査コーナーを担当し、心電図検査と血糖検査、貧血検査を実施したところ、初日から長蛇の列が出来た。

両日で検査コーナーに来られた方は、心電図検査（631名），血糖検査（1389名）、貧血検査（954名）で昨年と比較して全ての検査で大幅増であった。

当会会員の出務者は、17日は18名、18日は17名で、(株)日本光電と(株)ロシュ・ダイアグノスティックス、（株）シスメックスの方のサポートを受け検査を行った。

17日は、ラジオ出演の甲斐があって、スタジオ見学者の方々から声をかけて頂いた。また、「ラジオを聞いて来ました」という人がおられたので満足した。

先日、新入・転入研修会で講師をお願いした、石塚眞里さんも会場に来られた。私たちの活動も石塚さんのHPで紹介して頂いているようである。

KYOTO　MEDICAL NET　特定非営利活動法人「 医療情報の開示を推進する会 」
http://www.npo-medical.net/

住民の市民検診受診への啓発は行政と共に、医療に携わる職域団体が頑張っていかなければならないと思う。くらしと健康展のような場所で私たち検査技師会の活動を深く理解して頂けるように活動していく事が大事である。

「めざそう健康長寿」「めざそう臨床検査技師知名度アップ」