一月から始まったＴＶドラマ。頭の悪そうなドラマだな−というのが、最初の印象。ところが実際見てみると、これが結構おもしろい。「本当の恋」をして「本当の幸せ」をつかむ！そんな言葉に共感している自分がいた。

本当の恋をして、本当の幸せをつかむ！
わからないことだらけである。もっとも、そういうことは人それぞれ違うのだろうけど。
つい最近、一つの恋が終わった。ここ一年くらいは、恋と呼べるような関係ではなかったけれど・・・。私のお給料だけで二人暮らしていくのは結構大変だった。それでも、本当の幸せをつかめると信じてがんばっていたのだ。

ある日、私がいつものように酔っ払っていたとき、「○○くんの彼女にして。」と後輩君にからんでいた。もちろん、ただの酔っ払いである。ただ、このときに『がんばらなければ』と張り詰めていた何かが緩んだようで、『もういいかなぁ』と、・・・。『そろそろ、新しい恋をしよう。ていうか、もっと自分のため生きてみよう！』そう思ったのだった。

女は、気持ちのきりかえが早い。まず両親に報告し、引越しの手配をして実家に帰った。それから、別れ話である。突然のことにとてもびっくりしていたけど、なんとか円満解決。ただ、向こうに先に泣かれてしまったので、私は泣くタイミングがなかった。そのせいか、結構大丈夫なつもりだったのに、嘔吐を繰り返すストレス胃炎になり、職場にも迷惑をかけてしまった。とりあえずは無事に引越しも完了し、新たな生活をスタートさせた。

別れてからわかったのだけれど、彼は働いていなかった。いろんな事が嘘だったのだ。あきれて、何にもいえなかったし、もうどうでもよくて何もいわなかった。
男を見る目がないのだろうか・・・。高校生のときが初恋で、そんなに恋愛経験はないけれど。そういえば、思い当たらなくもない。

「本当の恋」はわからないけれど、ときめきは必要だ。うきうきしたり、どきどきしたり、はらはらしたり。少なくとも、後ろ向きだった気持ちが前を向くことができる。自己嫌悪に陥って、ため息をつくこともあるけれど、そんなことでは戦えない。へこんでもすぐに浮上する。歩き出さなければ何も始まらないのだから。
どうかこのときめきが、本当の恋でありますように。「恋は戦い！」