一度はないものとされた命がこうして続いているという事実を真摯に受け止めることが、大怪我から立ち直る原点だと感じました。そして、リハビリは技術よりもまず、気持ちが大切だと感じ取りました。この子のために、この命のためにという気持ちがリハビリを次に動かしていることを知りました。それは些細な努力の積み重ねからなりたっていました。少しでも時間があれば関節を動かしてあげる。理学療法士さんがしていたことを真似して家でもやってみる。そうした家族の小さな努力の積み重ねと思いによって初めて、救命された命は開花するものだと目の当たりに感じました。