助かるはずのない命

 

 

ある患者さんから学んだこと

 

 この活動をはじめた動機は純粋な気懸かりだった。大学病院は高度な医療や研究活動や教育の場であることはよく理解しているので、患者さんが次々と転院していくことは日常的な光景であり、また、それが必要であることもわかっている。しかし、たとえそれがわかっていても、転院していく患者さんの姿を見ると、一体これからどのような道のりを辿るのだろうかと心配になってしまう。早期臨床体験の期間が終わってもその気持ちは消えなかった。その気持ちにできる限り忠実でありたいと願い、今回のような活動を行った。

 

次へ

 

作成:飯塚徳重 nori-osk@umin.ac.jp