ご挨拶

この度、第31回日本眼瞼義眼床手術学会を担当させていただく機会を与えていただき、本学会の役員ならびに会員の皆様に感謝申し上げます。

会期は令和2年2月22日(土)、会場は阪神甲子園球場を抱える兵庫県西宮市にあります兵庫医科大学構内の平成記念会館です。

本学会の良さは、専門性の異なる眼科医、形成外科医、義眼師の方々が、共通のテーマについて意見をぶつけ合う場が提供されることだと思います。そのような観点から、今回のテーマは「様々な視点から」とさせていただきました。

本学会のルーツであります義眼床をはじめ、眼瞼腫瘍、眼瞼下垂、眼瞼内反症などの他、顔面神経麻痺における問題についても、取り上げさせていただく予定です。

参加者の皆様には、それぞれの視点から、講演会場、ロビー、懇親会などで、存分にディスカッションしていただければ幸いです。

兵庫県での開催は、平成18年に第17回眼瞼・義眼床手術研究会を神戸大学 形成外科の田原真也先生が神戸市内でされて以来14年ぶりとなります。

寒い時期ではありますが、三連休の初日ですので、翌日以降は少し関西観光を楽しんでいただけるのではないでしょうか。

本学周辺は住宅地のためホテルがありませんが、大阪市の中心部から電車で10数分の駅前ですので大阪市内に泊まっていただいてもよいですし、会場から阪神電車に乗って数分のところにも複数のホテルがあります。

皆様のご参加を、教室員一同、心よりお待ち申し上げます。

第31回日本眼瞼義眼床手術学会
兵庫医科大学 形成外科学講座 主任教授
会長 垣淵正男