宮城県摂食障害支援拠点病院は、東北大学病院心療内科に設置され患者さんとご家族、周囲の方々からの相談をお受けします。

〈研究の対象〉

宮城県摂食障害治療支援センターにて相談された方

〈研究目的〉

摂食障害治療支援センターで相談された方について、また相談内容について調査します。調べた内容は摂食障害の治療に関する相談や支援をよりよいものに改善するため、また相談・支援のガイドラインを作るために役立てられます。

〈方法〉

摂食障害治療支援センターでの相談記録から患者さんの性別、年齢や、病気の状態、相談者と患者さんとの関係、居住地域（市町村単位）、相談内容、相談に対する支援センターでの対応について調査します。
患者さんや相談された方を特定できる情報は調べません。ですから患者さんや相談された方の個人情報が外部に漏れることは一切ありません。連結不可能匿名化した相談事例個票を2028年3月まで東北大学病院心療内科研究室にて保管します。
調査票は摂食障害全国基幹センター（国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所　内）に集められデータ化されたあと全体の集計が行われます。
本研究による成果は研究報告書、学術学会、論文等で発表する予定です。その際も地域毎、施設の分類毎、各内訳毎の集計数で発表しますので、あなたの個人情報が公表されることはありません。

研究期間：倫理審査承認後　～　（西暦）2018年　3月31日

調査期間：平成28年3月～平成30年3月

〈研究結果の説明を希望される方〉

研究全体の成果の説明を希望される方は以下の問い合わせ先までお申し出ください。

〈研究費用について〉

この研究は、精神保健等国庫補助金で賄われます。その他、研究の信頼性に影響を与えうるような利害関係を有する企業、団体からの資金は受けておりません。

人を対象とする医学系研究に関する倫理指針の規則に則って公開する。

平成28年3月