唾液腺腫瘍病理研究会は、1998年に「サリバリークラブ」として唾液腺腫瘍に興味のある国内の病理医、口腔病理医、細胞検査士6名が集まって症例検討を行ったのが始まりです。それ以降、毎年12月の日本唾液腺学会前日の金曜日に都内で開催されており、2020年で23回目を迎えます。それに加えて、日本病理学会総会(春期大会)時には、毎回その時々の時代のニーズに合わせた特定のテーマを設定してコンパニオンミーティングを開いています。本研究会の発足当初は10名程度で行っていましたが、毎年少しずつ会員数が増え、現在では150名を超えています。また最近では、上記の職種に加え、頭頸部外科医も参加しています。