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多発性硬化症
多発性硬化症は、中枢神経系の慢性疾患です。 この病気は、中枢神経系にあるミエリン (神経細胞を保護する皮膜状の蛋白質) の損傷を引き起こします。 ミエリンが損傷すると、神経の中を伝わる信号が、途切れたり遅れたりして、体中のさまざまな部位で、いろいろな神経障害が起こります。 現在のところ、病気の進行速度、重症度、発現する症状などを予測することは不可能ですが、研究と治療法の進歩により、今後の展望が望めます。
多発性硬化症には、症状が定期的に重くなったり軽くなったりするという特徴があります。 軽い症状の例として、四肢のしびれ、重い症状の例として、麻痺や視覚障害などがあります。 この他にも、疲労、失調症、筋肉の麻痺、けいれん、しびれ、不明瞭言語、視覚障害、麻痺、筋痙直、膀胱もしくは腸の障害、性機能障害などがありえます。 多発性硬化症の初期症状は歩行困難がもっとも多く見られます; しびれなどの違和感や、「足元がおぼつかない」感覚; 神経炎 (視神経の炎症) による痛みや視覚障害など。 比較的まれな初期症状の例として震えの他、以下のようなものがあります; 失調症; 不明瞭言語; 脳卒中の症状に似た突然の麻痺発作; 認知能力の低下。
環境整備は個別対応を基本に検討します。 よくある環境整備の場面に対応するため、機能障害のリスト (完全なリストではありません) を用意しています。 また、「多発性硬化症患者のための環境整備案」というタイトルの総合的文献も参照してください。
機能障害はこの他にも存在します。 疑問点がある場合はJob Accommodation Network (1-800-526-7234 (V/TTY) ) までお問い合わせください。
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