アドバンス・ケア・プランニング(ACP)と人生会議

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Advance Care Planningと人生会議

日常生活の中にこそACPはある

アドバンス・ケア・プランニング(ACP)や人生会議の実践にあたって、ACPファシリテーターも関わりながら、多職種連携を通じて、地域の中でつなぐ意識が重要です。ACPには、チームでの医療・ケアが欠かせないのです。コロナ禍で、より重要性が高まっています。患者・利用者さんとの何気ない会話の中にちりばめられた、その人の人生の物語の中にある価値観、大切にしていること、譲れないこと、気がかり、目標、選好等の想いのかけら(ピース)を丁寧に拾い上げ、それらをパズルのようにつなぎ合わせる。それらを多職種で共有し合い、支援していく姿勢がACPには必要です。生活の中にちりばめられたピース(Piece)を大切にしたい。この思いから我々は、ACPの研修プログラムをACPieceと名付けました。その人が想いを表明できるようになる支援を目指して、ACPiece研修や、その他のACP研修のお手伝いを行っています。  

PIECE:ACPiece研修を2か月毎に実施しています。
登録:ACPiece研修を規定回数終了された方は登録後に自らACPiece研修を開催できます。
その他:その他のACP研修等のお手伝いもしています。
ACP関連領域:最近力を入れているのはACPiece研修×法律です。
お気に入り:私たちがリスペクトする活動とリンクしています。 

ACPiece研修はこちら

愛知、静岡、徳島、大阪、東京、三重、茨城、北海道、福岡、広島、兵庫、神奈川、愛媛等から参加 

ACPiece×法律 研修はこちら

ACPiece×法律の研修会から以下のような本が生まれました!

このサイトの説明

  • 2019年11月30日、ACPと人生会議のホームページを開設しました。開設者は、愛知県知多半島北部で活動する、地域ACPを推進する有志、大城京子(主任介護支援専門員)と西川満則(医師)です。 
  • 2019年6月、日本老年医学会が発表したACP推進に関する提言では、ACPとは、将来の医療・ケアについて、本人を人として尊重した意思決定の実現を支援するプロセスである、と定義されました。 2018年11月30日、厚生労働省は、ACPの愛称を人生会議とし、11月30日を、人生会議の日と定めました。 このサイトでは、ACP・人生会議に関する情報を掲載します。  
  • 2020年2月22日以降は、 新型コロナウイルス感染症の拡大を鑑み、研修会については、集合型研修ではなく、ZOOM(=パソコンやスマートフォンを使って、研修会等をオンラインで開催するために開発されたアプリ )を用いた研修のみを、順次、掲載しております。

私たちのイメージするACPの様々なステージ

  • 意思形成:形を成していない、本人の意思の断片(ピース:piece)を言葉にするステージ
  • 意思表明:ピースをパズルのようにつなぎ合わせ、価値観、大切にしていること、譲れないこと、気がかり、目標、選好等を表明するステージ
  • 意思決定:表明された価値観等に照らして、将来の医療ケアの2つ以上の選択肢から1つ以上を選ぶステージ
  • 意思実現:決定した本人の意思を、関係者の意向や状況認識や価値の対立等に配慮しながら、実現するステージ

私たちのACPを実践する上での座右の銘

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 私たちはどんな時も、あなたの人生の物語の中にあるピース(思い)を集め、繋ぎます。